問題一覧
1
古代ギリシャ ローマの復興を通して、〇〇の回復をめざした運動を〇〇という。
人間らしさ ルネサンス
2
ルネサンスにおいて理想とされた人物像を持つ人を、〇〇と言い、〇〇がその代表格である
万能人 レオナルド・ダ・ヴィンチ
3
宗教改革とは、キリスト教・〇〇教会が腐敗したことと、〇〇への批判から起こった。また、宗教改革により〇〇が生まれた。
カトリック 権威主義 プロテスタンティズム
4
ルターは、人々に〇〇を求め、各自が〇〇に直接向き合うことを説いた。
信仰のみ、聖書
5
カルヴァンが説いた説は何か。
予定説 人間の救済は神によって事前に決められている
6
カルヴァンの予定説は、真面目に働いて稼いだ金を神が認めたご褒美だと見なすようになったことから、〇〇を中心に広まった。
商工業者
7
科学者たちは〇〇と〇〇によって自然の解明をめざした。
観察 実験
8
(あ)万有引力の法則 (い)望遠鏡により地動説を検証 (う)従来の天動説に対して、地動説を提唱 (え)惑星の運動法則を導く コペルニクス、ガリレイ、ケプラー、ニュートンの4人のそれぞれと最も関係のある法則を、(あ)〜(え)の中から選べ。
(あ)ニュートン (い)ガリレイ (う)コペルニクス (え)ケプラー
9
ルターの運動により、キリスト教の派閥〇〇と〇〇があたらしくできた。
カトリック、プロテスタント
10
ルネサンスは古代ギリシャ・ローマの芸術を再生した。古代ギリシャ・ローマには、人間とは程遠い神が多いことから、ルネサンス期の絵は神を賛美しており、平面的である。 上の文について、ルネサンスの絵の特徴と考え方として間違えているところを訂正せよ。
人間とは程遠い神→人間くさい神が多い 神を賛美し→(書かなくて良い) 平面的→写実的
11
絵において、肉体美が求められているのは中世、ルネサンスのどちらか。
ルネサンス
12
遠近法が取られているのはルネサンスかちゅうせどっちか
ルネサンス
13
絵の人(神などもある)の肌が隠されているのはルネサンスか中世どっちか?
中世
14
メメントモリとはなにか
死を忘れるな的な意味を持つ芸術
15
ルネサンスとは、〇〇という意味であり、具体的には〇〇・〇〇の文化の復興をいみしている
再生、ギリシャ ローマ
16
知識は感覚的な経験を元に成り立つとする〇〇と、知識は元々人に備わっている〇〇の働きにより成り立つとする〇〇が近代ヨーロッパにあった。
イギリス経験論、理性、大陸合理論
17
理性とは?
正しく判断し、真偽を見極める能力
18
経験論の先駆者は誰か
ベーコン
19
ベーコンは、神や協会の権威を学問的に裏付けることを主題とし、そのために理性に対する信仰の優位性が主張されたという〇〇哲学を批判し、「〇〇」と述べた
スコラ哲学、知は力なり
20
べーこんにとっての知識とは、なんの力か
自然を思い通りに作り変える力
21
観察と実験から一般法則を導く方法をなんというか。提唱した人は?
帰納法、ベーコン
22
ベーコンは、〇〇や〇〇をイドラと呼んだ。また、それらを(受け入れる/除去)すべきと考えた。
先入観 偏見 除去
23
(あ)感覚の誤り (い)個人の価値観を一般化 (う)言葉の不適切な使用 (え)権威や伝統を信じ込む これらのそれぞれと最も関係の深いイドラをあげよ。
種族の 洞窟の 市場の 劇場のイドラ
24
イドラとは、〇〇を意味する
偶像
25
錯覚、うわさ、権威のある人の発言を信じ込む、自分の好きな物は相手も好きに違いないと思い込む。 これらの具体例に、最も適当なイドラをそれぞれ言え。
種族、市場、劇場、洞くつ
26
〇〇とは、知識は元々備わっている〇〇の働きによって成り立つとする立場であり、この論と先駆者はフランスの〇〇である。
大陸合理論 理性 デカルト
27
理性によって得られた確実な心理を元に個々の事象を検証することを〇〇という
演繹法
28
方法的懐疑とは、〇〇ことであり、確実な真理を得るために行われる
全てを疑う
29
方法的懐疑により、デカルトはある結論に到達した。それは、デカルトの有名なセリフであるが何か。
我思う故に我あり
30
我思う故に我ありを、なんというか
コギト・エルゴ・スム
31
我思う故に我ありとは、つまりどういうことか。
全てを疑って考えているこの私が存在することは疑うことのできない事実
32
デカルトは〇〇的な〇〇、〇〇を確立し、科学の発展に貢献した。
近代、自我、機械論的自然観
33
機械論的自然観とはなにか。
自然の変化をひたすら物理的な因果関係で説明しようとする見方
34
(時代)では信仰が重視された。(時代)では人間の理性への信頼が高まった。
中世、近代
35
デカルトによって提唱された、物質と精神は別物とする考え方をなんというか。
物心二元論
36
次の文章と最も関わりが深い考え方を 演繹法 帰納法 からそれぞれ選べ。 (文1) Aは、Bは、Cは、.............は死んだ。 →Aは、Bは、Cは、..............人間である。 →ゆえに全ての人間はしぬ (文2)全ての人間は死ぬ。 →Aは人間である。 →ゆえにAは死ぬ。
文1:帰納法 2:演繹法
37
次の文に"誤りがあれば"訂正せよ ・近代の中頃に、ルネサンスや宗教改革が起こった。 ・観察や理論が導いた真理は、聖書に基づく真理と矛盾・対立した。 ・ベーコン、デカルトの思想は、知識のあり方や世界観を変化させた。
近代の中頃→中世から近大への転換期
38
フランスの思想家パスカルは、己の著書〇〇において、人間の尊厳は〇〇にあるとし、人間を〇〇と表現した
パンセ、考えること、考える葦
39
パスカルはまた人間は自然の中で最も弱い存在であり、悲惨で虚無だとした。が、思考の力で偉大になったり、いくらでも強くなれると解いた。どっちつかずのその間の人間を、〇〇と呼ぶ。
中間者(でないかも)
40
ドイツの哲学者カントは、〇〇の働きと限界を検討する〇〇を確立した。
理性、批判哲学
41
カントは理性を、〇〇と〇〇に分けた。 〇〇(前)は、認識に関わる理性。 〇〇(後)は、行為に関わる理性である。
理論、実践
42
カントの論は、デカルトの大陸合理論とベーコンのイギリス経験論を融合させたものであり、これを〇〇という。
観念論
43
カント以前は物とその認識について、物があり、それを見てから認識するというような、〇〇が〇〇に従うと考えられていた。 カント以後は、ものを見て、理性を働かせ、頭の中のカテゴリーボックスからものの情報を仕分けて、最後に認識するという考え方に変わった。これを、〇〇が〇〇に従うという。
認識、対象、対象、認識
44
対象と認識が独立しているのは、対象が認識に従うと考える時である。 〇か✕か。
✕(認識が対象に従うと考えるとき)
45
対象は人間によって構成されるという考え方は、かんと以後の考え方である。 〇か×か
〇
46
現象と物自体の特徴を説明せよ。
現象とは、感覚を通じて理性が働き"認識によって把握されたもの"。 物自体とは、認識を得させる起源となるが、それ自体は"理性では認識できないもの"
47
幽霊や神は物自体か、現象か。
物自体(何やっても理性では認識できないから)
48
カントは物自体とかはどう頑張っても知れないし何やっても特に意味ないから、知れる物だけを突き詰めていこう(学問としよう)とした。〇か✕か
〇
49
カントは神や魂などの認識できないものは、その存在も否定できると考えた。〇か✕か
✕(存在の否定は出来ないと考えた)
50
これまでのカントについて述べた内容は、理論理性と実践理性どちらの内容か
理論理性(認識する力について述べたもの)
51
カントは動機か、結果どちらが大事と問われたら動機を大事と答える。この事を〇〇という。
動機説
52
実践理性とは、人間に先天的に備わる〇〇を行おうとする意志
善行
53
条件なしの実践理性の命令(人として〜すべき)のことを、〇〇という。 条件付きの命令(もし…ならば、〜せよ)というのは〇〇と言われる。
定言命法、仮言命法
54
実践理性が働いてるのは定言命法か、仮言命法か。
定言命法(仮言命法は働いていない)
55
〇〇は、実践理性によってたてられ、〇〇の形式で働く
道徳法則、定言命法
56
カントにとっての道徳法則とは?
あなた自身の行動基準がいつでも、どこでも、誰にでも通用するように行動すること
57
自ら道徳法則に従うことを〇〇といい、これこそが人間の〇〇である
自律、自由
58
空腹の人に、おにぎりを盗む、おにぎりを盗まないの二択がある。自律的に行動し、真の自由を重んじるとしたら、どちらを選ぶべきか?
盗みをしない。 (現実の条件に左右されず、道徳法則に従い自律的に行動することが真の自由だから)
59
人格とは?
自律的な人
60
自立的な人とは、〇〇の命じる〇〇に従って、〇〇的に行動する〇〇のこと
実践理性、道徳法則、自律、自由な主体
61
人間を手段として扱うのではなく〇〇として扱うことをカントは推奨した
目的
62
カントは、互いの人格を目的として尊重し合う社会を〇〇とよび、この社会をめざした。
目的の王国
63
この理想を実現するために、国際平和を確立すべきだと考えたカントは、国々はどのように扱われるべきだと説いたか。
国も人格を持つもの「目的」として扱うべきだと、「永久平和のために」で説いた。
64
カントの思想は20世紀前半における〇〇の成立に大きな影響を与えた
国際連盟
65
〇〇は、カントの考えを批判した。カントの実践理性と自由の関係を、〇〇的、〇〇的、〇〇的として批判し、自由の実現は内面的なものでは無く法律や社会制度といった〇〇的・〇〇的な姿をとって実現させなければ意味がないとした。
ヘーゲル、内面的、抽象的、主観的、具体的、客観的
66
ヘーゲルは、理性を(現実的/仮想的)なものとして捉えた。
現実的
67
止揚とはなにか
矛盾や対立を解消・発展させること。
68
ヘーゲルは、全てのものは〇〇・〇〇を契機に変化・発展していくと考えた。この法則を〇〇という。
矛盾・対立、弁証法
69
理性は、対立する個々の物を〇〇としてとらえ発展させることが可能
全体の要素
70
人倫とはなにか。(誰により考察され、何と何を、何したものか。)
ヘーゲルにより考察され、個人の主観に基づく道徳と、社会で客観性を持つ法を止揚したもの
71
法は客観的自由か、主観的自由か。
客観的自由
72
カレーが食べたいという正(テーゼ)と、とんかつが食べたいという反(アンチテーゼ)があった時、このふたつは矛盾・対立している。これを、弁証法に基づき止揚することで対立を解消させるとすると、何を食べれば良いか。
カツカレー(カレーという正と、とんかつという反を解消(止揚)し、高い次元にすすむ)
73
ヘーゲルは、社会の中に自由を実現する共同体を目指した。最高の〇〇が最高の自由であると考えた。
共同性
74
真の自由(人倫)を実現するためには何が必要だとヘーゲルは考えたか
具体的な制度、組織
75
人民と市民社会を止揚した、人倫の最高状態は何か
国家
76
個人の幸福と社会全体の幸福を結び付けた主義は何か
功利主義
77
功利主義では、善悪の基準を何に置いたか
快楽
78
ベンサムはどのような道徳を批判したか。
神の意志や良心に基づく、あいまいな道徳
79
幸福量はどのような計算で算出されるか
快楽量-苦痛量=幸福量
80
すべての快楽の量は計算できるとした人物は、ミルとベンサムのどちらか
ベンサム
81
快楽において、量よりも質を重視した人物は?またその逆を重視した人は?
ミル、ベンサム
82
快楽を最大化させることが幸福であるとといた人物は?
ベンサム
83
ベンサムによれば、正しい行為とはどのような行為か
快楽計算の結果が最も大きくなる行為
84
最大多数の最大幸福を提唱した人は?
ベンサム (ベンサムは、社会全体で最も多くの人が最も多くの幸福を得るような行為、最大多数の最大幸福を重視すべきだとした)
85
もし良心に反して他人を裏切っても、良心が傷つくはずであるから、精神的な苦痛を制裁として重視すべきだと考えたのは誰か
ミル
86
ミルが唱えた制裁は、〇〇制裁である。
内的
87
制裁(内的制裁とは異なる)による強制力が必要だとしたベンサムは、何故それを必要としたのか
社会の幸福と個人の利己的快楽を一致させるため
88
ベンサムが提唱した4つの制裁をのうち、刑罰などが当てはまる制裁はなにか
政治的制裁
89
イギリス民主主義発展に寄与したのはミルである。〇か×か
ベンサムだからばつ
90
ミルは全面的にベンサムの考えを否定した"訳では無い"。〇か×か
〇
91
キリスト教の教え(隣人愛)に道徳な精神を見いだし、功利主義の道徳原理を〇〇から位置づけ直したのは〇〇である。
利他心、ミル
92
最大多数の最大幸福では、不幸な人を出しては行けない上、そのような行動を行わないから一部の人に不本意な結果になることは無い。この文章は〇か×か
全体として幸福になれば良いというのが最大多数の最大幸福であるから、不幸な人は出ちゃうかもしれないし、そのような行動を行うこともある。よって本文は間違えており、一部の人に不本意な結果になることもある。よって✕
93
ベンサムゆえの功利主義では、親しい人や地位の高い人は関係なく、一人の人として扱われ、幸福の計算も他人と変わらない。 〇か✕か
〇
94
他人に危害を加えなければどのような行為も認められるべきという考え方をなんというか。また、これを提唱した人は誰か
他者危害の原則、ミル
95
〇〇は、〇〇を交えずに、定められた〇〇に近代社会の特徴を見いだした
ウェーバー、私情、官僚制
96
デンマークの思想家、キルケゴールは近代社会における何を見抜いていたか。
個性の喪失
97
産業革命後が個性のない時代とも言えるのは何故か
機械文明が発達し、人間が機械化・平均化された存在になっているから
98
キルケゴールとウェーバーの考え方が元になった主義をなんというか
実存主義
99
実存主義とは〇〇を強調し、〇〇を探究する思想的立場
個としての人間の立場、この私
100
キルケゴールは、1回限りの人生を生きる自己のあり方を〇〇とよび、なんにでも当てはまる一般的な真理ではなく、この「私」にとっての〇〇を探究し続けた
実存、主体的真理