問題一覧
1
VE対象を構成要素に分割する場合には、VE対象の規模を考慮して分割レベルを決める
○
2
VE投資倍率とはVEの適用によるコスト低減効果とVE代替案を実施するための初期投資額との比率である
✕
3
提案では、現行方法と代替案の相違点を明確に示すことが重要である
✕
4
対象分野の選定では、現行方法のコストに基づいて、コストの高い機能分野を優先して選定する
✕
5
VEを適用して価値の向上を図るためには、まず適用対象と適用段階を明確に決める必要がある
○
6
VEを適用する対象テーマによっては、実施手順の基本ステップを変更することになる。
✕
7
VE提案書は、活動の苦労話や変更案のよさを詳細に表現することが大切である。
✕
8
コスト低減余地=①-②
現行コスト, 機能評価値
9
企業が利益を確保する主な方法
売上高の増大, 原価の低減
10
詳細評価の留意点 技術性3つ、経済性3つ
内外の専門家や関係者からの情報を集め正しい評価をする, 代替案の提案には十分な裏付けをする, 代替案の技術性にまつわるすべての要素について評価する, 代替案の実施時点を想定し経済性を評価する, 原則として計上外コストの回収は実施後1年間とする, 年間適用数量によって変化するコストに注意し、経済性の評価を行う
11
情報とは
目的達成に役立つ知識である
12
VE適用の管理の種類
総合的な管理, 特定対象へのVE適用の管理
13
アイデア発想を阻む関所
認識の関, 文化の関, 感情の関
14
アイデアを阻む関所は、人間が生まれながらにもっているものなので、訓練などでは取り除くことは出来ない
✕
15
対象テーマの機能を明確にすることは「その働きは何か」と言う質問に答えることである
○
16
チームリーダーの役割
実施手順、日程計画の立案, 出欠状況の確認と記録, チームメンバーに対する動機づけと問題事項の明確化, チームメンパーの意思統一, 各会合の進行と司会, 各会合における所要時間の記録, VE実施手順の推進と実施統制, 進捗状況の確認と遅延対策, 各会合におけるチームの活動のとりまとめ, チームワークを高めるよう努力する
17
概略評価では、活動の効率化を考えて実現可能性の低いアイデアは不採用にすべきである
✕
18
機能評価の詳細ステップ、VE質問
機能別コスト分析、そのコストはいくらか, 機能の評価、その価値はどうか, 対象分野の選定、その価値はどうか
19
既存の製品やサービスを改善するためにVEを適用する場合、まず対象テーマの情報を収集する
○
20
VE対象テーマの選定では、投資倍率を考慮して対象テーマを選ぶべきである
○
21
VE基本原則
使用者優先の原則, 機能本位の原則, 創造による変更の原則, チームデザインの原則, 価値向上の原則
22
概略評価のステップでは、アイデアの①と②を評価する
技術的可能性, 経済的可能性
23
具体化のステップでは、アイデアの利点欠点を分析し、欠点の多いアイデアを廃却する
✕
24
機能系統図の上位レベルからアイデアを発想した方が抜本的な改善案が得やすい
○
25
機能の重要度からみると、機能は使用機能と貴重機能に分類される
✕
26
代替案作成段階におけるアイデア発想のステップでは、とくに、特有情報が必要になる
✕
27
アイデアの利点欠点分析、欠点克服の発想や調査、洗練化といった活動を繰り返す過程を①と言う
具体化のサイクル
28
具体化の手順
具体化の着手順位決定, アイデアの組み合わせ, 利点欠点分析, 欠点の克服, 洗練化, 機能別代替案の総合化
29
対象分野の選定では、機能評価値が高くコスト低減余地の高い機能分野を優先して選定する
✕
30
VEの情報分類
特有情報, 一般情報
31
製品やサービスの価値を向上させるためには、VE実施手順の各ステップを省略すべきではない
○
32
機能的研究法というVE固有の技術を適用しさえすれば、大きな価値改善の成果をあげることができる
✕
33
機能別コスト分析の目的は、現行方法について構成要素の機能ごとのコストを明確にすることである
✕
34
機能の性質からみた分類方法
使用機能, 貴重機能
35
開発設計段階にVEを適用する場合、機能評価段階のインプットは機能系統図と対象テーマ全体のコスト目標である
○
36
VEでは対象テーマにおいて意図した○○を機能としてとらえる
特定の働き
37
VEは資源の有効活用を図ることによって、社会に貢献するための効果的な方法論である
○
38
概略評価のステップの目的は、コスト低減が期待できるアイデアを選択することである
✕
39
アイデア発想技法を3つ説明せよ
ブレーンストーミング法、何人かの人が集まり、集団の効果を生かして、アイデアの連鎖反応を巻き起こし、自由奔放にアイデアを発想する方法。以下の4つの規則によってアイデア発想を阻む関所を取り除き、多くのアイデアを生み出す。 ①批判厳禁 ②自由奔放 ③アイデアの量を求む ④アイデアの改善結合, チェックリスト法、ある問題を考える時に、予めチェックすべき項目をリスト化し、抜け落ちないように考えていく方法。特に有名なものに、オズボーンのチェックリストがある。, 希望点列挙法、「こうあってほしい」、「こうなったら良い」と思う夢や希望を出し合い、それをヒントにしてアイデア発想を行う方法。問題やものに対する夢や希望を出すことによって、本来の目的に焦点を合わせて考えることが出来る。
40
機能の評価において、機能を評価する方法
実績価値基準による評価, アイデア想定による評価, 機能の重要度比較による評価
41
詳細評価の経済性の評価で代替案のコストを見積る時は、現時点でのコストというより、代替案の実施時点のコストを想定して見積もるほうが良い。
○
42
VEは製品やサービスの価値を向上する方法であって、環境や組織、手続きの改善には役立たない
✕
43
具体化のステップでは、チームメンバーの持っている技術や知識だけを活用するのではなく、広範囲の情報収集を行うことが必要である
○
44
代替案作成の詳細ステップ、VE質問
アイデア発想、他に同じ働きをするものはないか, 概略評価、そのコストはいくらか、それは必要な機能を確実に果たすか, 具体化、そのコストはいくらか、それは必要な機能を確実に果たすか, 詳細評価、そのコストはいくらか、それは必要な機能を確実に果たすか
45
機能的研究法とは、常に果たすべき機能をもとに価値あるサービスを生み出していく方法で、VE活動の中心をなす問題解決法である
○
46
詳細評価にて使用する評価技法を3つ述べよ
強制決定法, DAREシステム, AHP
47
情報とは、果たすべき目的や行動の達成に役立つ知識である
○
48
VE推進組織が果たすべき役割は、計画、統制、支援、報告に大別できる。
○
49
VEでは、価値を○○でとらえる
機能とコストとの関係
50
アイデア発想においては、①にアイデアを生み出すことが重要である
機能本位
51
提案の留意点
事実にもとづく内容を述べる, 価値の側面から検討することの必要性を訴える, 代替案の内容が円滑に理解出来るように配慮する, 変更への抵抗を和らげる, 熱意ある態度で説得する, 相手を意識し、謙虚な態度に努める, 相手の関心の高い面に重点をおいて説得する, 被提案者との仲間意識を示す, 質問は誠実に答える
52
VEの特徴は撤底したコスト分析であり、このことによって他の管理技術と区別することができる
✕
53
特定の対象テーマへのVE適用の管理では、代替案の提案までが管理の対象である。
✕
54
提案の主な目的は、代替案の内容を関係者に詳細に説明することである
✕
55
製造段階VEにおける機能定義段階の活動は、構成要素の機能を定義し、定義した構成要素の機能を整理することである
✕
56
機能定義段階の目的は、現行方法の機能を明確にすることである
✕
57
詳細評価において代替案の経済効果は何で表されるか
年間正味節約額
58
代替案を実施するために新たに必要となるコストを①と言う
経常外コスト
59
WSSの日程計画では、基準となる日程の他に、参加者の自主的な活動のための日程を確保することが必要である。
○
60
アイデア発想のステップの目的は、必要な機能を果たす具体案を生み出すことである
✕
61
WSSでいうVEの専門家とは、VEを専門的に実施する人という意味である
✕
62
機能定義の詳細ステップ、VE質問
VE対象の情報収集、それは何か, 機能の定義、その働きは何か, 機能の整理、その働きは何か
63
VEの定義における組織的努力とは、特定の部門が組織をあげてVEに取り組むことを意味している
✕
64
概略評価の技術的可能性の評価は、必要な機能の達成水準(制約条件)を達成できる可能性を評価する
○
65
効率的なVE活動を進めるためには、必要な情報の全てを当初の段階で収集しておくことが必要である
✕
66
具体化の方法
機能とコスト両面からの達成度追求, 収束と発散の分離, 挑戦的態度での運用
67
VEでは、製品やサービスの○○を目的としている
価値向上
68
提案の手順
提案報告書のまとめ, 提案の準備, 提案
69
VE適用の実践活動についての管理とは、一定期間の実践活動についての計画と統制のことである。
○
70
VEでは、使用者が「何を要求しているのか、何を欲しいと思っているのか」を正しく把握し、常に使用者の満足を願って活動しなければならない
○
71
アイデア発想では、機能についての制約条件をはなれて、名詞と動詞で表現された機能にもとづいてアイデアを生み出すべきである
○
72
特定の目的があり、その達成にコストが費やされている製品やサービスは、すべてVEの適用対象になる。
○
73
機能別コスト分析において、現行方法のコストを複数の機能分野に配賦する場合には、消費によってコストを配賦することが望ましい
○
74
詳細評価における経済評価の目的は、個々の代替案のコストを詳細に見積もることである
✕
75
VEとは、
最低のライフサイクルコストで、, 必要な機能を確実に達成するために、, 製品やサービスの機能的研究に注ぐ組織的努力である
76
価値の程度=①/②
機能評価値, 現行コスト
77
詳細評価の目的のひとつは、複数の代替案の中から、①が期待できる代替案を選択することである
価値向上
78
チーム活動と個人の参画形態は「相互作用型」が理想的である
○
79
VEチームの編成にあたっては、対象テーマを管理する部門の担当者を選ぶことが望ましい
✕
80
VEを製品の製造段階で適用する方が、設計段階で適用するよりも大きな成果が期待できる
✕
81
VEで対象にするコストは、開発から販売に至る企業がかけるコストと、顧客がそれを入手して使用するためのコストである
✕
82
概略評価では、全てのアイデアについて
技術的可能性と経済的可能性を評価したうえで, 総合的な評価を行って, アイデアの採否を決定する
83
概略評価の留意点
アイデアを育てることに重点をおく, 可能性のあるアイデアをできるだけ多く選択する
84
機能別コスト分析のステップでは、顧客の立場でコストを分析することが重要である
✕
85
アイデア発想のステップでは、機能定義で明確にした制約条件を満足するアイデアのみを発想するように心がける
✕
86
具体化のサイクル
ブイイー実施手順詳細ステップの「具体化」では、「具体化の着手順位決定」〜「機能別代替案の総合化」までの手順があるが、手順を一通り実施しただけでは、価値向上の期待できる代替案が得られることは少ない。価値の高い代替案を得るには、利点と欠点の分析、欠点克服のための発想や調査、洗練化といった活動を粘り強く繰り返す必要がある。この繰り返しのプロセスを「具体化のサイクル」という。