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甲種ガス主任技術者試験_技術_製造

問題数50


No.1

LNG一次受入基地におけるアンローディングアームは、オーステナイト系ステンレス鋼およびアルミニウム合金が使用される。

No.2

アンローディングアームにおけるスイベルジョイントのシール部は、ステンレス鋼製スプリングを装着した低分子樹脂製パッキンが用いられる。

No.3

LNG一次受入基地用アンローディングアームに関して、ESDSとは、LNG船の不測の移動や火災時の安全対策としてあるシステムであり、ESD1はLNG受入基地のカーゴポンプの停止および緊急遮断弁の閉止、ESD2はアンローディングアームの緊急離脱装置の作動である。

No.4

LNG受入設備について、ESDSは、手動による操作はできず、アンローディングアームの角度センサーによる船舶係留位置情報システム、またはリミットスイッチによる自動の二つの方式で作動するのが一般的である。

No.5

LNG受入設備に関して、サテライト基地では、アンローディングアームだけでなく、フレキシブルホースも利用され、特徴として、位置調整、熱収縮の吸収に優れる。

No.6

LNG受入設備に関して、桟橋にある保安防災設備は、防消火設備、侵入監視装置、通信装置、キャプスタン、オイルフェンスがある。

No.7

LNG受入設備について、2次受入基地の桟橋には、LNG船が比較的小型であることから、クイックリリースフック、ギャングウェイ、潮位波高計はない場合がある。

No.8

LNG受入設備について、リターンガスブロワは、LNGの払い出しによりLNG船タンクの気相部が減少し、タンクの圧力が上昇することを防ぐため、発生したBOGの一部をLNG船に低圧で返送する設備を言う。

No.9

LNG受入設備のリターンガスブロワに関して、ガイザリングを起こさずにLNG船のタンク内圧の低下を防止するために必要なガス量を戻すことである。

No.10

LNG受入に関して、サンプリング装置は1次、2次、サテライトの受入基地に設置され、燃焼性を測定される。

No.11

LNG貯槽について、これらに要求される項目は、「貯蔵温度の-160度付近で良好な機械的性質を持つこと」「外部入熱を防ぐ保冷剤が、LNGの液圧に対して適切な強度があり、低温での熱伝導率が小さい、給水率が小さい、難燃性・耐熱性に優れること」「漏えい時の安全性の確保」が挙げられる。

No.12

LNG貯槽に関して、地上式の種類は「金属二重殻式平底円筒形」「PC式平底円筒形」「真空断熱式円筒形」「常圧断熱式円筒形」の4種類あり、前者二つは内槽と外槽の素材が同じで、さらにブリージングタンクにより、内外槽間の窒素ガスの圧力変化を吸収される。

No.13

LNG貯槽について、真空断熱式は、内槽と外槽の間は、支持材のみで真空に保たれている。内槽はステンレス鋼、外槽は炭素鋼である。 現地で組み立てられるため、比較的大きさが制限されづらい。

No.14

常圧断熱式円筒貯槽は、内外槽間にパーライトという断熱材が充填され、さらに窒素ガスが封入される。内槽は9%Ni鋼やアルミニウム合金、外槽は炭素鋼である。

No.15

地下式LNG貯槽について、構造は、周辺地盤の水圧、土圧を鉄筋コンクリートで支え、その内側に硬質ウレタンフォームの断熱材、さらに内側にコルゲーション加工されたメンブレンが設置される。 PC式のように、屋根部からLNGの受入・払出しが行われる。

No.16

地中式LNG貯槽について、構造は、鉄筋コンクリートの躯体を地下に入れ、その内側に金属二重殻式を設置したものであり、LNGの受入・払出しは底部から行われる。

No.17

BOG処理設備に関して、LNG1次受入基地では往復式と遠心式、2次受入基地では回転式、サテライト基地では回転式が採用される。

No.18

BOG圧縮機について、往復式はシリンダーとピストンを用い、場合により中間冷却器を必要とする。サージングは起きないが、摩耗も多く、またガスの脈動を抑えるブリージングタンクを設置する場合もある。

No.19

BOG圧縮機について、遠心式は低圧で大容量のものに使用され、低温仕様のものが用いられやすい。吐出量を絞るとサージングを起こし、比較的効率も低い

No.20

BOG圧縮機のサージングについて、防止する方法としては、放風弁からのガスを圧縮機の吸込み側へ戻して循環し、バイパスする方法、吸込ダンパーやペーンを絞ることでサージング限界を狭くする方法がある。

No.21

BOG再液化に関して、BOGを圧縮機を用いて送出圧力まで昇圧させるのは電力コストが大きいため、再液化に必要な圧力まで減圧し、LNGで冷却することで液化させてからLNGポンプを用いることで、コスト削減が可能である。また、再液化させたBOGをLNG貯槽に戻すことで、LNG濃縮を防止することもできる。

No.22

キャビテーションは、LNGポンプにおいて、吸込圧力が低い時に局所的に高圧となる羽根車入口で気泡が発生し、羽根の圧力が低いところで気泡は押しつぶされて消える。これにより、ポンプに振動や騒音が加わり、効率や吐出量が低下する。

No.23

LNGポンプの特徴は、温度、圧力等に十分適合した機械的性質を持つ材料を使うこと、軸封部からのガス漏れがないようポンプとモーターをケーシングに入れるかサブマージド式を用いること、軸受やモーターの冷却はLNGを使用すること等があげられる。s

No.24

LNG気化器の条件として、物理的条件に基づき、低温特性に優れた材料を用いること、伝熱面の氷結を解決できること、LNGの膜沸騰や飛沫同伴に対する配慮があることがあげられる。

No.25

オープンラック式気化器は、LNG一次受入基地のベースロード用として使われ、伝熱管表面の氷結の対策として、チューブの大径管と内外面フィンの形状工夫LNG蒸発部から内管を離した構造がある。

No.26

シェルアンドチューブ気化器は、シェル側にLNGを、チューブ側に加熱流体を流すことで熱交換する。さらに、中間熱媒体型はランニングコストが低廉で、LNG一次受入基地のベースロード用として用いられる。 温水直接交換型はボイラーで作った温水で熱交換し,二次受入基地で使用される。

No.27

サブマージド式気化器は燃焼ガスを水槽中のスパージ管から放出させ、その水槽内を通るチューブに入っているLNGを加熱する。一次受入基地のピークシェービング用として使用される。

No.28

エアフィン式気化器は、LNGサテライト基地で用いられる。熱源は大気であり、運転日が低廉のため、ベースロード用として使用される。気化後のガスは、冬季は霧状の空気を伴うこともあるため、加温するか、敷地境界まで距離を取る、ファンを設ける等の対策が必要である。大気は際限なく利用できるため、ガスの熱量は基本的に安定である。

No.29

サテライト基地で用いられる気化器は、中間熱媒体型シェルアンドチューブ式、エアフィン式、バス式の三つであり、ベースロード用として使用されるのはエアフィン式である。

No.30

球形ガスホルダーの貯蔵能力は、体積に最高使用圧力の10倍と1の和を乗じて求めることができる。

No.31

LNG配管は、低温靱性に優れるオーステナイト系ステンレス鋼を用いることで、熱収縮や熱膨張を吸収するための配管ループを必要としない。 保冷材料として、硬質ウレタンフォーム保冷剤が用いいられる。

No.32

フランジに挟まれるガスケットは、弾性があり、内部流体や外部環境からの耐食性を持つこと、温度や圧力に耐えられることが必要である。

No.33

配管に用いられる弁のうち、中間開度で使用できるものは、玉型弁、バタフライ弁、減圧弁である。

No.34

LPGについて、LNGと違い、常温・常圧であっても、加圧もしくは低温にするのみで、液化貯蔵可能である。大容量で建設する場合は、加圧貯槽の方が有利である。

No.35

LPGローリーからのLPG受け入れ方法について、ポンプを用いるものは、LPGローリーと貯槽との液相間を繋いで均圧として、気相間にポンプを連結して行う。

No.36

LPGは圧力を上げるか温度を下げるかで保存される。地上式低温貯槽では、内槽の材料としてアルミニウム合金かオーステナイト系ステンレス鋼が用いられる。また、蒸気を再液化させて貯槽に戻すなどの工夫が必要になる。

No.37

LPG気化器について、シェルアンドチューブ式、バス式が一般的である。熱源として、温水、水蒸気、電気が用いられる。

No.38

海水設備に関して、水路用除塵設備のトラベリングスクリーンは、粗大塵芥除去のために水路の先頭に設置され、バースクリーン、スプレー水と続く。

No.39

LNGのローリーについて、充填の計量には、トラックスケールが用いられる。

No.40

計装制御について、追値制御は、一つの調節計の目標を他の調節計により制御する方式をいう。

No.41

計装制御について、比率制御は混合ガスの熱量が一定にするために使われる。

No.42

計装制御に関して、フィードフォワード制御とフィードバック制御では、制御遅れが起こらず、オーバーシュートが起きないのはフィードフォワードである。

No.43

PID制御は、比例動作、積分動作、微分動作をくみあわせた制御動作で、積分動作は偏差の変化速度に比例した修正動作を行うことである。

No.44

制御システムについて、インターロックとは、設定値を逸脱した際に、自動的に機能を停止するシステムをいう。

No.45

制御システムの信頼性向上のために、冗長化と、電磁リレー方式がある。電磁リレー方式は、シーケンス制御を用いた方式で、異常発生時に、初期の監視装置からインターロック回路やトリップ回路へと直接つなぐ方式である。

No.46

保安電源の自家発電設備に関して、常用発電設備は、電気事業法の発電所に相当し、発電所としての工事・維持・運用がされている。

No.47

保安電源の非常用発電設備は、短時間で起動する必要があるため、ディーゼル機関、ガスタービン、ガスエンジンが用いられる。デュアルフュエル型は、ガス燃料で起動した後、ディーゼル燃料で長時間運転する。

No.48

非常用発電設備に関して、ガスタービンを原動力にする場合、発電効率が低い点、性能が外気温が低いほど落ちてしまう点に注意すべきである。

No.49

保安電源に関して、蓄電池設備のUPSとは、交流入力を整流部で直流に変換し、蓄電池に充電し、出力時は、インバータで一定電圧、一定周波数の交流に変換して出力する原理である。

No.50

保安電源に関して、直流電源装置は単純な回路構成で、重要設備の計装・制御回路、通信機器、非常照明等の電源として使われる。

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