問題一覧
1
ハヴィガーストが提唱する成人期の発達課題はどれか
経済的に自立する
2
エリクソンが提唱する発達理論において、学童期に達成すべき心理社会的課題はどれか
勤勉性 対 劣等感
3
健康日本21ー第二次!における1日の塩分摂取量の目標値で正しいのはどれか
8.0g
4
メタボリックシンドロームの診断基準において男性の腹囲で正しいのはどれか
85cm以上
5
糖尿病の急性合併症はどれか
ケトアシドーシス昏睡
6
インスリンを過剰に投与したときに現れる症候で正しいのはどれか
手足のふるえ
7
Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当識障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛、嘔吐、めまいはない。 現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。 身体所見:身長170cm、体重100kg。体温38.6℃、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64mmHg。対光反射(+)、瞳孔不同(-)。歩行可能。右第1趾に発赤、腫脹、異臭がある。 検査所見:白血球19,200/μL、血糖904mg/dL、Na 131mEq/L、K 3.4mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dL、CRP 22mg/dL。動脈血液ガス分析pH 7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン体(±)。 Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。
高浸透圧高血糖状態(HHS)
8
Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当識障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛、嘔吐、めまいはない。 現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。 身体所見:身長170cm、体重100kg。体温38.6℃、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64mmHg。対光反射(+)、瞳孔不同(-)。歩行可能。右第1趾に発赤、腫脹、異臭がある。 検査所見:白血球19,200/μL、血糖904mg/dL、Na 131mEq/L、K 3.4mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dL、CRP 22mg/dL。動脈血液ガス分析pH 7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン体(±)。 Aさんはインスリン療法、糖尿病足病変に対する抗菌薬治療で全身状態は改善した。退院へ向けて、看護師はAさんに食事指導をすることにした。Aさんに勧める1日の摂取カロリーで最も適切なのはどれか
1800kcal
9
Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当識障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛、嘔吐、めまいはない。 現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。 身体所見:身長170cm、体重100kg。体温38.6℃、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64mmHg。対光反射(+)、瞳孔不同(-)。歩行可能。右第1趾に発赤、腫脹、異臭がある。 検査所見:白血球19,200/μL、血糖904mg/dL、Na 131mEq/L、K 3.4mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dL、CRP 22mg/dL。動脈血液ガス分析pH 7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン体(±)。 Aさんの糖尿病足病変の悪化を防ぐ目的で看護師が行う指導で正しいのはどれか。2つ選べ
「靴下を履きましょう」, 「暖房器具に足を近づけないでください」
10
正常な糸球体で濾過される物質はどれか
ミオグロビン
11
血液透析について正しいのはどれか
導入初期には不均衡症候群が起こる
12
室内空気下での呼吸で、成人の一般的な酸素療法の適応の基準はどれか
動脈血酸素分圧PaO2 60 TOrr未満
13
経皮的動脈血酸素飽和度SpO2の測定値に影響を及ぼすのはどれか
末梢循環不全
14
禁煙指数ーブリンクマン指数を算出するために、喫煙年数のほかに必要なのはどれか
1日の平均喫煙本数
15
成人の気管支喘息に対する副腎皮質ステロイド薬の吸入で正しいのはどれか
吸入後は含嗽を促す
16
右肺尖部の肺がんの胸壁への浸潤による症状はどれか
上肢の疼痛
17
Aさん(62歳、男性)は呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症による間質性肺炎と診断され、呼吸機能検査を受けた。 換気障害の分類を図に示す。 Aさんの換気障害の分類で当てはまるのはどれか。
A
18
CO2ナルコーシスの症状で正しいのはどれか
意識障害
19
Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し、子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作時に息苦しさが出現することもあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず、週に1回シャワーを浴びていた。 1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。 受診時の身体所見:体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。 動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45 Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58 Torr。 検査所見:赤血球420万/μL、Hb 10.3g/dL、白血球9,500/μL、総蛋白5.8g/dL、アルブミン3.4g/dL、空腹時血糖98mg/dL、CRP 10.1mg/dL。 医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。 Aさんは入院し、抗菌薬の点滴静脈内注射と酸素投与が開始された。病棟内の歩行の許可が出て、食事も全粥食を半分程度は食べることができた。 Aさんに起こりうる症状で最も注意が必要なのはどれか。
CO2ナルコーシス
20
Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し、子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作時に息苦しさが出現することもあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず、週に1回シャワーを浴びていた。 1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。 受診時の身体所見:体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。 動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45 Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58 Torr。 検査所見:赤血球420万/μL、Hb 10.3g/dL、白血球9,500/μL、総蛋白5.8g/dL、アルブミン3.4g/dL、空腹時血糖98mg/dL、CRP 10.1mg/dL。 医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。 Aさんは順調に回復したため、退院が決まった。退院後の慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の治療は、在宅酸素療法〈HOT〉は導入せずに薬物療法を継続することになった。Aさんは、看護師に「退院後も自宅で生活したい」と話している。近隣に家事を手伝ってくれる親戚や友人がいない。 Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
肺炎球菌ワクチンの接種を勧める, 配食サービスの利用を勧める
21
Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し、子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作時に息苦しさが出現することもあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず、週に1回シャワーを浴びていた。 1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。 受診時の身体所見:体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。 動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45 Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58 Torr。 検査所見:赤血球420万/μL、Hb 10.3g/dL、白血球9,500/μL、総蛋白5.8g/dL、アルブミン3.4g/dL、空腹時血糖98mg/dL、CRP 10.1mg/dL。 医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。 心臓の刺激伝導系で最初の興奮部位はどれか
洞房結節
22
心周期に伴う心臓の変化で、収縮期の初期には心室の容積は変わらずに内圧が上昇していく。このときの心臓で正しいのはどれか
左心室の内圧は大動脈圧よりも低い
23
Aさん(58歳、男性)は外国籍の妻(40歳)と10年前に結婚し、2人で暮らしている。虚血性心疾患と診断され、外来看護師による生活指導を妻と一緒に受けることになった。初回の面談で、Aさんは「10年間で体重が10kg増えました。妻の母国の習慣で味が濃いおかずや揚げ物とご飯を1日に何度も食べています。最近、2人とも運動をしなくなりました」と話した。 このときの外来看護師のAさんと妻への最初の対応で適切なのはどれか。
生活習慣の改善についてAさんと妻に考えを聞く
24
下血がみられる疾患はどれか
大腸癌
25
便の性状と原因の組み合わせで正しいのはどれか
タール便ー上部消化管出血
26
胃から食道への逆流を防ぐために、成人が食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか
座位
27
薬物動態で肝臓が関与するのはどれか
代謝
28
重度の肝硬変で基準値よりも低い値を示す血液検査項目はどれか
血清アルブミン(Alb)
29
Aさん(57歳、男性、無職)は妻(55歳、会社員)と2人で暮らしている。Aさんは、飲酒が原因で仕事での遅刻や無断欠勤が続いたため1年前に職場を解雇された。その後も朝から自宅で飲酒する生活が続き、体調が悪化したため受診し、アルコール性肝硬変とアルコール依存症と診断された。医師から断酒を指導されていたが実行できず通院していなかった。 Aさんは最近、倦怠感が強く食欲がなく、1週前から飲酒もできなくなった。妻に付き添われて受診した際、外来のトイレで吐血し倒れ食道静脈瘤破裂と診断され入院した。 身体所見:呼びかけに応じるが反応が遅い。腹水や浮腫はない。手指の振戦はない。体温37.0℃、呼吸数22/分、脈拍98/分、整、血圧92/50mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)。 入院時、Aさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
身体を側臥位にする
30
Aさん(57歳、男性、無職)は妻(55歳、会社員)と2人で暮らしている。Aさんは、飲酒が原因で仕事での遅刻や無断欠勤が続いたため1年前に職場を解雇された。その後も朝から自宅で飲酒する生活が続き、体調が悪化したため受診し、アルコール性肝硬変とアルコール依存症と診断された。医師から断酒を指導されていたが実行できず通院していなかった。 Aさんは最近、倦怠感が強く食欲がなく、1週前から飲酒もできなくなった。妻に付き添われて受診した際、外来のトイレで吐血し倒れ食道静脈瘤破裂と診断され入院した。 身体所見:呼びかけに応じるが反応が遅い。腹水や浮腫はない。手指の振戦はない。体温37.0℃、呼吸数22/分、脈拍98/分、整、血圧92/50mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)。 入院当日、Aさんは緊急に内視鏡的治療を受けた。入院7日、Aさんは食道静脈瘤の治療のため、食道静脈瘤硬化療法を受けることになった。治療前のバイタルサインは、体温36.7℃、呼吸数16/分、脈拍72/分、整、血圧126/70mmHgである。検査所見は、血小板15万/μL、プロトロンビン時間〈PT〉10秒85%である。入院後は吐血していない。 Aさんが食道静脈瘤硬化療法を受けた直後に注意すべき症状はどれか。
胸部痛
31
健康な成人の白血球中に占める割合が高いのはどれか
好中球
32
成人の正常な赤血球の説明で正しいのはどれか
酸素の輸送を担っている
33
輸血用血液製剤と保存温度の組み合わせで正しいのはどれか
赤血球成分製剤ー2〜6℃
34
体温変化をとらえ、体温調節の指令を出すのはどれか
視床下部
35
放射線治療で人体の吸収線量を表す単位はどれか
Gy
36
Aさんはステロイドパルス療法の後、副腎皮質ステロイド薬の内服治療が開始された。入院3週ころこら満月様顔貌がみられたため、外見の変化に気持ちが落ち込むようになった。Aさんへの対応で適切なのはどれか
薬の量が減れば満月様顔貌は軽減すると説明する