日本における死因の第一位は悪性新生物（癌）、第二位は心疾患であり、第三位は老衰、第四位は脳血管疾患、第五位は（ア）である。

近年、肺炎とは別に、（1）性肺炎が急増している。

誤嚥性肺炎とは気管に（ウ）や（エ）が侵入することで生じる。

誤嚥性肺炎の原因は、（オ）障害である。

加齢とともに（カ）の活力（運動機能や認知機能）が低下し、生活機能が障害され、心身の（キ）性が出現した状態をフレイルという。

摂食・嚥下障害の患者に対して歯科衛生士の求められる役割は、口腔機能の（ク）、（ケ）、（コ）である。 そのための手法として（サ）ケアと摂食・嚥下リハビリテーションがある。

高齢者施設での調査で、入居者に口腔ケア介入することで、肺炎発症者を（シ）％、肺炎での死亡者を（ス）％減らすことができたとの報告がある

咽頭と喉頭の違いは、咽頭は（ア）と（イ）の通り道で喉頭は（ウ）の通り道である。

咀嚼運動は（エ）、頬粘膜、口唇の協調運動により、食物を咬合面に効率よく乗せて、噛み砕き、すり潰す運動である。 この時食物を唾液と混ぜてまとまりを作り飲み込みやすい状態にする事を（オ）形成という。

摂食嚥下運動は（カ）期に分けられ、食物を認知して口腔に運ぶ先行期、食物を口に取り込み咀嚼する（キ）期、舌で食物を咽頭に送る（ク）期、咽頭を通過し食物を食道に送る（ケ）期そして食道を通過して胃へ送る食道期がある。

喉頭の構造は、上方は舌骨、下方は気管によって固定され、大型の軟骨である（コ）軟骨、輪状軟骨、喉頭蓋軟骨が存在する

（サ）反射は口腔内の雑菌や食が気道やに落ちるのを防ぐ気道防反射である

嚥下時には呼吸が停止する（嚥下時無呼吸） 嚥下反射の呼吸活動の停止期間は健常成人で約 0.3~1秒くらいである。 またヒトでは呼気相、吸気相いずれにおいてもの下が引き起こされるのに対し、嚥下後の呼吸は90%が（シ）相から開始される

原始反射のうち口に入って来たものを吸う動きを（ア）反射という

離乳期～幼児期の嚥下機能発達において、生後5~6ヶ月頃になると（イ）開鎖が可能になる。 嚥下時に口から舌が出なくなり、（ウ）の位置が安定し、スムーズな嚥下運動が可能になる。

生後6~7ヶ月ごろになると、形のある食べ物を押しつぶして食べる動きが発達する。 左右の口角が頬方向に（エ）に引かれて赤唇部が薄くなる動きが見られる。

小児の摂食嚥下障害の原因として、形態発育異常があるが、口唇・口蓋裂の患児は裂により（オ）障害や構音障害が起こる。 脳性麻痺やダウン症患児は（カ）により舌が口蓋に接触できないため、食塊の送り込みができなかったり、口腔内に食物の残留を認めるようになる。

摂食嚥下障害のある患児には摂食姿勢を整えることが重要である。 姿勢保持困難は（キ）位にすることで姿勢が安定し、口腔～咽頭への食移送がスムーズに。

生後8ヶ月頃になると、介助のもとで液状品をスプーンやコップから摂取するようになり、（ク）が液状食品に触れてから取り込む動きが見られ、水をすする動きが発達する。 発達のポイントは、上下唇で食器を（ケ）こと、上唇が濡れることである。

生後9ヶ月頃になると、すり潰し機能を獲得するようになり、これにより食べ物の硬さと形によって4つの違った食べ方①そのまま飲む②（コ）で潰す③（サ) で漬す④（サ） で噛む　ができるようになり、摂取可能な食品の種類が飛躍的に広がる

脳性麻痺児の摂食の下時の問題点としては、安定した（シ）保持が困難、口唇閉鎖困難、舌の協調運動が困難なため、食形成がうまくできないこと、などがある。

先行期障害には食べ物自体を認識できない認識障害や、食べている途中で忘れてしまう注意力低下、食べたこと自体を忘れる（ア）障害がある。

準備期が障害されると、食物を噛み砕いたり、すり潰して唾液と混ぜたり出来ないため、（1）ができない。

口腔期が障害されると舌で食べ物を口腔から咽頭に送り込めず、食べ物を口腔内に（ウ）様子が観察される。

咽頭期が障害されると、鼻咽腔閉鎖、嚥下反射惹起、（エ）挙上、気道閉鎖などが障害されるため（オ）するようになる。

食道期が障害されると、胃食道逆流、嘔吐、（カ）が生じるようになる。

アルツハイマー型認知症は誤嚥をしない認知症で、（キ）型認知症は誤感をよくする。

脳の血管が血栓などの塞栓で詰まり、脳細胞の血液供給が途絶える状態を（ク）といい、脳の血管が破けて、出血する状態を脳出血という。 これらと、くも膜下出血を合わせて（ケ）という。

パーキンソン病は手足が震える振戦、動きが遅くなる無動、筋肉がこわばり硬くなる（コ）、体のバランスが悪くなる姿勢反射障害を4大徴候とする。

パーキンソン病では嚥下障害の自覚に乏しく、（サ）誤嚥が多いのが特徴である。 窒息による（シ）を起こすことがあるので注意が必要である。

健康寿命を延ばすためには要介護になってからではなく、（ア）の段階での介入が重要である

健康寿命を延ばすために必要なものは（イ）と社会参加、運動がある。

高齢者の口腔乾燥の原因として最も多いのは、（ウ）である

咀嚼能力測定法について、 グミゼリーを30回咀嚼して、その断片の状態を10段階で評価する（エ）法と、グミゼリーを20秒間咀嚼して、断片から溶出する（オ）の濃度を測定する成分溶出法がある

誤嚥には、誤嚥した際にむせて誤嚥したと認識できる（カ) 誤嚥と、誤嚥してもむせないため 誤嚥したかどうか判別できない（キ）誤嚥がある。

老人の誤の性肺炎の70~80%は、夜間の（ク）の不顕性誤嚥で生じる。 したがって、口腔ケアは（ケ）前に行うことが推奨されている。

成人の口腔内では1日に唾液が約（コ）ml産生されており、その唾液を随時嚥下している。 その回数は約（サ）回とされる。この生理的唾液嚥下機能により口腔内は清潔に保たれている

口腔機能を悪化させる要素には歯の喪失や唾液分泌の低下、嚥下機能の低下などがあるが、口腔機能低下症を放置すると（シ）状態が悪化し、全身の機能が低下し衰弱していく。

頸部聴診法とは、の下時の音を聞くスクリーニングテストであるが、その音とは、 （ア）音と嚥下前後の（イ）音のことである。

嚥下造影検査ではバリウムを含んだ検査食を使用するため、口腔・咽頭・食道での残留が確認可能。 しかし、（ウ）や（エ）の貯留・誤嚥は確認できない。

反復唾液の嚥下テスト（RSST）は人さし指と中指で甲状軟骨を触知し、（オ）秒間に何回嚥下出来るかを見るテストであり、嚥下障害患者では嚥下の間隔が延長すると報告されている

改訂水飲みテスト（MWST）は、冷水（カ）mlを口腔底に注ぎ、嚥下を命じる。

嚥下内視鏡検査（VE検査）のメリットは（キ）がないことと、検査場所に制限がなく（ク） でも検査が可能な点が挙げられる。

咳テストは、1％濃度の（ヶ）生理食塩水を用いてネブライザー噴霧をする。 気道の防反応の有無を反映し、むせない場合は（コ）誤嚥の存在を疑う。

口腔機能低下症の検査の1つに舌・口唇運動機能の検査があるが、（サ）を発音して評価する。 これらの運動速度や巧みさを評価する方法を（シ）という。

理学療法士（PT）は身体の基本的動作能力の回復を図るため、運動療法を用いたリハビリを行う。 摂食嚥下に関しては、誤嚥物や痰の喀出能力を高めるための（ア）リハビリテーションを行う

言語聴覚士（ST）は言葉の問題などコミュニケーション障害と（イ）障害のリハビリを行う。 摂食嚥下に関しては、口腔周囲の機能や認知機能を評価して原因や解決策を探る中心的存在。

誤嚥性肺炎の予防には口腔ケアの徹底と、口腔内の（ウ）の量を減らす事、摂食嚥下能力を向上させて誤嚥する量を減らす事が挙げられる。

摂食嚥下障害患者に対する歯科衛生士が担う役割としては、口腔ケア、口腔リハビリ、摂食嚥下リハビリ、多職種との（エ）がある。

重度要介護になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで送れるための住まい、（オ）、介護、（カ）、生活支援を一体的に提供できるシステム構築を目指す取り組みを（キ）という。

摂食嚥下リハ訓練には、食物を用いる（ク）訓練と、食物を使わない間接訓練がある。

間接訓練には、口唇や舌のトレーニングの他、嚥下反射の遅延を改善するための（ケ）マッサージ 頭部を挙上する事で舌骨上筋群を鍛え、飲み込みの改善が期待できる（コ）訓練がある。 直接訓練では嚥下を（サ）化する方法や、喉頭を挙上させた状態をキープし、咽頭残留物の除去を試みる（シ）手技がある。