問題一覧
1
Ca2+チャネルを遮断することで抗不整脈作用を示すのはどれか。1つ選べ。
ベラパミル
2
Ca2+チャネル遮断作用により効果を示す抗不整脈薬はどれか。1つ選べ。
ベラパミル
3
活動電位持続時間を短縮するのはどれか。1つ選べ。
メキシチレン
4
意識障害を伴わないてんかん発作はどれか。
単純部分発作
5
消化性潰瘍とその治療薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
十二指腸潰瘍患者の心窩部痛は、空腹時よりも食後に発生しやすい。
6
潰瘍性大腸炎に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
軽症例にはインフリキシマブによる初期治療が第一選択である。
7
C型慢性肝炎の治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
ウイルスのジェノタイプにより、インターフェロン治療の有効性が異なる。, アスナプレビルは、CYP3Aにより代謝される。
8
本患者において、以下の所見が認められた。肝性脳症に関連が深いのはどれか。2つ選べ。
羽ばたき振戦, 高アンモニア血症
9
56歳女性。夕食後2時間位から上腹部に不快感を生じていたが、突然心窩部から右側腹部にかけて激しい痛みが起こった。痛みは数時間で自然に消失したが、心配になり翌日受診した。ウルソデオキンコール酸錠100mg、6錠、1日3回、毎食後が処方された。 この症例と処方から推察される疾患はどれか。1つ選べ。
胆石症
10
虚血性心疾患とその治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
不安定狭心症は、心筋梗塞に移行しやすい。, 硝酸薬は耐性を生じることがあるため、テープ剤や軟膏剤の場合には休薬期間を設けることが推奨される。
11
双極性障害の躁状態の症状として誤っているのはどれか。
希死(自殺)念慮
12
次の抗うつ薬のうち、緑内障を合併している患者に使用できないのはどれか。
フルボキサミンマレイン酸塩
13
気分障害に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
うつ病性障害の症状の1つに、微小妄想がある。, 双極性障害の躁状態には、バルプロ酸ナトリウムが用いられる。
14
精神疾患に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
タンドスピロンクエン酸塩は、セロトニン5-HT1受容体に作用して抗不安作用を示す。, ヒステリーは、心的原因が身体症状として現れる疾患である。
15
55歳男性。身長165cm、体重80kg。前胸部痛と胸やけを主訴に来院した。運動負荷心電図検査では異常は認められなかった。胃・食道pHモニター検査で、夕食後、就寝中、朝食後の食道pHの低下が認められた。 この患者の治療薬として、適切なのはどれか。
ボノプラザン
16
55歳男性。身長165cm、体重80kg。前胸部痛と胸やけを主訴に来院した。運動負荷心電図検査では異常は認められなかった。胃・食道pHモニター検査で、夕食後、就寝中、朝食後の食道pHの低下が認められた。 本患者に対する生活指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。
減量指導, 就寝時、Fowler体位を指導
17
統合失調症とその治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
主な症状として、幻覚、自閉、感情障害などが見られる。, 精神病末治療期間(DUP)の短縮は、治療反応性に良好な影響を及ぼす。
18
アルツハイマー型認知症の病因・病態として、正しいのはどれか。2つ選べ。
アミロイドβオリゴマーが、神経細胞周囲に蓄積する。, 大脳皮質を中心に、老人斑と神経原線維変化を認める。
19
82歳女性。以前より意識清明であったが、記 銘力の低下を指摘されていた。今回、トイレに行こうとして転倒し、大腿骨骨折のため整形外科に入院した。入院中に認知機能の低下、パーキンソニズム、レム睡眠行動障害が現れたほか、PETにて後頭葉の血流低下を認め、アルツハイマー型以外の認知症が強く疑われ、ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠による治療が開始された。 この患者の認知症の病態と症状に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
幻視が現れることが多い。, 病理組織学的には、大脳にレビー小体が認められる。
20
てんかんとその治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
脳に器質的な損傷があるために起こる症候 性てんかんと、脳に明確な障害がなく原因が特定できない特発性てんかんがある。, 原発性てんかん患者において抗てんかん薬を中止するには、2年間以上の発作消失が必要である。
21
片頭痛に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
本疾患には性差があり、男性に比較して女性に多く発症する。, 発作予防薬として、バルプロ酸ナトリウムを使用する場合がある。
22
脳血管障害に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
ラクナ梗塞では、軽度の運動障害や感覚障害を呈し、意識障害はほとんど見られない。, 脳出血では、意識障害を高頻度に認める。