問題一覧
1
『史記』の作者は誰?
司馬遷
2
三国志の三国でない国は次のうちどれ?
趙
3
劉備が生涯をかけて復興させようとした王朝 は次のうちどれ?
漢
4
三国時代の魏の初代皇帝は誰?
曹丕
5
漢詩春暁 「春眠暁を覚えず」 に続く第2句は?
処処啼鳥を聞く
6
三顧の礼さんこのれい) 目上の人が、礼を尽くして人を迎える時に使 われる言葉。 劉備が① を得るために三度も山を訪れたことに由来する。
諸葛亮
7
苦肉の策 くにくのさく) 敵を欺くために、 自分の身や味方を苦しめて まで行うはかりごと。 赤壁の戦いの際、曹操に 偽りの投降を信じさせるために、呉の老将軍 (2) を棒打ちの刑に処したことに由来する。
黄蓋
8
水魚の交わり すいぎょのまじわり) 劉備が3と自分との間柄をたとえた言葉。 水と魚との切り離せない関係のような、 非常に親密な交友。
諸葛亮
9
髀肉の嘆 (ひにくのたん) 活躍の場を得られないことを表す言葉。 到 表のもとに身を寄せていた④が、馬に乗って戦場に行くことがなかったため、内股についた賛肉を嘆いたという故事による。
劉備
10
月旦評 (げったんひょう) 人物の論評や、品定めをすること。 後漢の ⑤が、毎月1日に行っていた人物批評会に 由来する。
許劭
11
登竜門(とうりゅうもん) 「古来、 「竜門」 という峡谷をさか登った鯉 は竜になるという。そこから後漢末、難関 を越えて ⑥ という人物の推挙を得ることを登竜門というようになった。
李膺
12
白眉 (はくび) 多数あるもののうち、最も優れているものや のたとえ。 蜀の馬氏五兄弟はいずれも優秀で あったが、中でも眉毛が白かったが最も優 れていたという、「⑦伝」の故事から。
馬良
13
鶏肋(けいろく) たいして役に立たないが、捨てるには惜しいも の。鶏のあばら骨には食べるほどの肉はないが、 スープが取れるので捨てるにはもったいない。 漢中を指して、8がいった言葉。
楊 修
14
良禽択木(りょうきんたくぼく 〉 良禽は木を択 (えら)んで棲み、 賢臣は主を挟ん で事つかう。 楊奉の配下だった徐晃に対して、⑨が曹操陣営に降るように説得した言葉。
満寵
15
刮目相待 (かつもくそうたい) 呉の孫権に忠告された ⑩ は猛勉強して、 その進歩の速さに魯粛は驚き、 それに対して ⑩は、 「男子たるもの別れて三日たてば刮目して 見なければならない」と言ったという故事から。
呂蒙
16
泣いて馬謖を斬る (ないでばしょくをきる) 全体の規律を守るためには、たとえ愛する者で あっても私情を捨て、涙をのんで処分すること。 ①は魏と戦ったとき、腹心の部下馬謖が命令に背 き布陣したため大敗したエピソードに由来する。
諸葛亮
17
危急存亡の秋 (ききゅうそんぽうのとき) 生き残れるか滅びるかの大きな瀬戸際に立たさ れているときのこと。 諸葛孔明が( )に上奏した 『出師の表』にある言葉、「今天下三分して、益州 疲弊す。 此れ誠に危急存亡の秋なり」に基づく。
劉禅
18
破竹の勢い (はちくのいきおい) 勢いが激しくて、とどめることができないこと。 晋軍が呉の建業に迫った際、 晋の大将軍 13 が 「あと一押しすれば、竹を割るように建業 に到達できる」 といった言葉から。
杜預
19
英雄は英雄を知る 実力のある人は他人の隠れた才能を見抜いて しまうこと。曹操から宴席に招かれ、「天下の英雄」 は私と君だけだ」と評価された際、 14 は折か らの雷に驚いた振りをして耳を塞ぎ、 その言葉を 聞かなかったの逸話に由来。
劉備
20
白眼視 (はくがん) 人を冷淡な目で見ること、軽蔑する目つきで 見ること。 晋の 15 が気に入らない人を見る時は白目を見せ、冷たい態度をとる様子に由来。
阮籍
21
狼を除いて虎を得る 「狼を除いても、危険な虎を太らせては意 味がない」というたとえ。 袁術の参謀が、狼を董卓、 虎を 16にな ぞらえていった言葉。
孫堅
22
後人、 再び青嚢を見る事なし 「名医になっても、 牢屋で殺されては仕方がない」 という意味。 曹操の怒りを買った名医 17が獄中で殺された際、 その奥義が記された医学書「青嚢の書」を譲り受けた牢番の妻がいった言葉。
華佗
23
郭公が鵲の巣を奪う かっこうがかささぎのすをうばう) 遼東の公孫康が曹操に敗れた袁熙・袁尚に頼ま れた際、叔父の⑩ にいわれた言葉。 カッコウが カササギの巣を奪うことになぞらえて、 袁尚も遼東を奪う野心があると忠告している。
公孫恭
24
死せる孔明、生ける仲達を走らす (しせるこうめい、いけるちゅうたつをはしらす) 諸葛孔明が没した際、 その死を悟った 20 が 持久戦の構えを解いて攻撃を仕掛けた。 ところが 孔明に似せた人形が現れ、 本物と見間違えた魏 軍が退却したことに由来。
司馬 懿
25
矛を逆さまにして柄を相手に与え (ほこをさかさまにしてがらをおいてにあたえる) 張譲ら宦官を倒すために、 各地の英雄に上洛を要請しようとした19の考えに対して、陳琳がいっ また言葉。 天下を伺っている群雄に飛躍の機会を与 えるというたとえ。
袁紹