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社会学入門
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  • 問題数 60 • 7/25/2023

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    問題一覧

  • 1

    社会学とはどのような思考法のことか

    私たちが生きている世界のことを、複雑なヒト、モノ、制度の関係性に注目して理論的、実証的に捉えようとする思考法

  • 2

    「社会」の概念を定義するための他の概念との比較4つ

    「自然」との対立概念、「個人」の対立概念、「国家」との対比、「市場」との対比

  • 3

    社会学とは?その特徴は?

    社会の構造と人間関係の在り方について体系的に考える学問のこと 人々の活動を集団や個人の相互作用の結果として捉える特徴を持つ

  • 4

    ゴフマンが生涯対象としたテーマは?

    共在

  • 5

    相互行為秩序とはなにか

    ある相互行為場面において存在する秩序のことであり、明示的に意識されていないものが多い

  • 6

    ドラマトゥルギーとはどのような考え方か

    日常的な相互行為を劇場のパフォーマンスとして見て、日常生活という劇が滞りなく進行する構造を分析する考え方

  • 7

    印象管理とはなにか

    ドラマトゥルギーとしての日常生活を円滑化させるもので、演技者としての行為者がとるパフォーマンスを指す(客と店員、結婚式の来賓など)

  • 8

    違背実験とはなにか

    質問に対して本来の文脈では有り得ない受け答えをすることで普段気づかない暗黙のルールを明るみに出す実験のこと

  • 9

    相互行為秩序を維持するのに必要なこと3点

    相応しい振る舞いとはなにかという共通理解が存在する状況の定義、学校や会社のような境界に囲まれた共在、印象管理の失敗や失言などの状況の攪乱要素がないこと

  • 10

    相互行為儀礼とは

    自尊心を守り、他者の尊厳を守るための儀礼

  • 11

    回避儀礼と呈示儀礼について説明しなさい

    回避儀礼が個人の領域を侵害しないのに対して呈示儀礼は個人に対して適切な関心を示す、儀礼的無関心とは反対の儀礼

  • 12

    われわれは普通、最初に目につく外見から、彼の( )とか属性、すなわち彼の社会的( )を想定することができる

    カテゴリー、アイデンティティ

  • 13

    2つのアイデンティティとその特徴

    対他的な社会的アイデンティティ(相手の人にわれわれが帰属させている性格) 対自的な社会的アイデンティティ(実際に彼/彼女が持つ社会的アイデンティティ)

  • 14

    スティグマが構築される原理

    ある特徴に対する周囲のステレオタイプな反応と、当事者との相互行為から構築される。

  • 15

    スティグマ化された人間へどう対応すれば良いか

    ①スティグマの客観的基盤と見なされるものの矯正 ②努力によって通常閉さされている活動へ参加 ③相対的に低いスティグマの演出 ④世界の二分法 ⑤恒常的な告白、積極的な自己開示

  • 16

    パッシングとは

    スティグマをもつ人が一般人のように振る舞うこと

  • 17

    規範とは

    社会あるいは集団の成員が共有する指針や規則のこと

  • 18

    サンクションとは

    社会あるいは集団の成員を規範に従わせるための賞罰(正、負、公式、非公式がある)

  • 19

    個人に対する集団の3つの意義

    個人でできないことを達成出来る 集団に所属することによる社会的欲求の充足 他の集団や社会からの保護

  • 20

    社会に対する集団の2つの意義

    社会的分業(社会全体にとって必要なものごとを分担して達成する) 価値や規範への同化による社会の維持

  • 21

    公的組織とは

    構成員の役割と権威が規定されており意思伝達経路や手続きも正式に決められている集団

  • 22

    群衆、公衆、大衆の説明

    群衆は共通関心をもつ人々が大多数で密集している状態 公衆はマスメディアを通じて間接的な相互作用を行う人びと、空間的に一つの地点にいるとは限らない 大衆は20世紀の資本主社会に見られる人間集団、マスメディアによって行動や意見を左右される人びと

  • 23

    コミュニティとは

    地域に根ざした自生的な生活共同体 あらゆるアソシエーションの基礎となる集団

  • 24

    アソシエーションとは

    ある共通の関心の追及のために設立された社会生活の組織体

  • 25

    ゲマインシャフトとゲゼルシャフトとは

    集団を構成する契約の意志が、親密な本質意志に基づく(ゲマインシャフト)か、契約的な選択意志に基づく(ゲゼルシャフト)かによって分類 ゲマインシャフトが共通の価値観や文化に基づいた伝統的な共同体を指す一方、ゲゼルシャフトは合理性や個人の利益に基づいて結びついた現代的な社会を指す

  • 26

    第1次集団と第2次集団とは

    第一次集団:成員間の直接的、对面的で親密な関係性に基づく集団(家族・友人・地域) 第二次集団:成員間の間接的な接触に基づく大規模な集団(企業・学校・政党)

  • 27

    準拠集団とは

    個人の意見や行動、判断に対して影響を及ぼす集団

  • 28

    非所属準拠集団とは

    まだ所属していないが、いずれ所属したいと思う集団

  • 29

    自殺の3つの種類

    集団本位的自殺、自己本位的自殺、アノミー的自殺

  • 30

    集団本位的自殺と自己本位的自殺について説明

    集団本位的自殺は古いタイプの社会に多く、社会によって義務として課される自殺と不名誉を避けたり尊敬を得るための自殺がある。 自己本位的自殺は近代社会に増加するとされている集団の凝集性が弱まることによる自殺。道徳的共同体の喪失によって生起する。

  • 31

    アノミー的自殺を減らすには

    社会による欲望の統制、人々の自発的な服従が必要

  • 32

    機能主義とは

    ある事象を、それ以外の事象ないし、それらを合む定義された全体的事象に対する、何らかの貢献的/非貢献的な作用によって把握する立場のこと

  • 33

    デュルケムにとっての刑罰と犯罪の有用性について

    傷つけられた集合意識に対する、「社会」の反作用 社会的連帯の強化

  • 34

    予言の自己成就とは

    社会現象において予言が、因果的に予言された事態に影響を及ぼして実現される事態 実際には誤った予言であっても、それがなされたことによって実現してしまう その反対は予言の自己破壊

  • 35

    経営家族主義とは

    日本の経営管理に見られる特質で、具体的には集団主義的な企業風土、企業内平等・不平等、終身雇用・年功序列・手厚い福利厚生など個人よりイエを重視する日本的家族の特徴と似ている

  • 36

    集団思考の説明とそれが起こる状況

    集団で意志決定する際に、不合理・危険な意志決定が行われること 強固に団結している集団、構造的な組織の欠陥(平等な発言権がなかったり規範がなかったり)、刺激過多の状況で起こりやすい

  • 37

    構造機能主義とは

    普遍的、安定的な社会の構造を分析する構造分析と、構造に対して可変的・動的な各要素がどのような機能を果たすのかを分析する機能分析を併せた社会学的分析手法

  • 38

    パーソンズ理論の長所と短所

    すべての社会現象を説明可能な包括性がある 一方で日常的( 経験的)な事象と彼のモデルが乖離しているため反例がある またシステム維持という事態が前提とされているため社会の変動、変革を軽視している、という懸念がある

  • 39

    社会有機体説の説明とそれを唱えた人2人

    社会を生物有機体のアナロジーで捉える社会理論 A.コント社会動学、H.スペンサー社会進化論

  • 40

    パーソンズの社会システム理論における問いは

    社会の秋存はいかにして可能になっているのか 社会秩序はいかにして維持されているのか

  • 41

    パーソンズが社会秩序の形成に必要としたものは

    社会成員が共有し、ともに目指す究極的目標の存在 能率的規範だけではなく、人間の義務としての道徳的規範の存在

  • 42

    究極的目標と道徳的規範への同調へむけて努力する人間像は何理論

    主意主義的行為理論

  • 43

    実証主義的行為理論と理想主義的行為理論の説明

    各人の設定する「行為目的」と、その達成のための「手段」を想定、目的の設定がランダムなので社会秩序の成立を説明できない 規範的要素/理念の「流出」によって個人の行為を説明、個人は単に規範から影響を受ける存在として理解される

  • 44

    行為システムの構成要素は

    行動システム、パーソナリティーシステム、社会システム、文化システム

  • 45

    規範とサンクションとは

    社会あるいは集団の成員が共有する指針や規則のこと 社会あるいは集団の成員を規範に従わせるための賞罰

  • 46

    文化的接触理論とは

    犯罪・非行は遺伝的、先天的に決定されるものではなく、学習により後天的に習得されるものという説

  • 47

    社会病理とは

    「社会」を「人間」のアナロジーで捉え、その病的形態を指摘するものの見方

  • 48

    ラベリング論とは

    H.G.ブルーマーが提唱した、人間はあらゆる物事に意味や象徴を付与して「世界」を理解するという説

  • 49

    一次的逸脱と二次的逸脱

    単に逸脱的な行為をおこなうこと。この段階では、当人の社会的役割に変化はない。 「不良」「ヤンキー」というラベルを貼られた人物が、本人もその反応に応じた役割に治って行動し、周りの人もその役割に反応し、応答する状態。一次的逸脱が、一定の社会的役割にまで構造化された段階

  • 50

    構築主義とは

    あらゆる社会現象は、それを認識する主体との相互作用を通じて社会的に構築されると見なす社会学的立場

  • 51

    理論社会学を提唱した人は

    M.ウェーバー

  • 52

    カルヴァンの予定説で強調されたものは

    神の絶対性と人間の無力性

  • 53

    「価値自由」を堅持しつつ研究する方法のことを何という

    理念型

  • 54

    個人が社会に埋没・従属した状態と個人が個性化し、異なる機能を果たす状態をなんと言う

    機械的連帯 有機的連帯

  • 55

    デュルケムが固有の自殺率を導くために着目したのは

    社会の統合力(凝集力)と規範(日々の行動を秩序づける価値観)の状態

  • 56

    E.フロムの主著と業績は

    自由からの逃走 集団的パーソナリティ(性格)と社会変動の関係を分析

  • 57

    D.リースマンの孤独な群衆に見られる志向型3つ

    伝統志向型、内部志向型、他人志向型

  • 58

    現代におけるメディアの3つの用法

    マス・メディア、コミュニケーション・メディア、テクノロジー一般

  • 59

    属性主義と業績主義の評価対象は

    性・年齢・身分・家柄など生得的特性によって本人を評価 当人の実力、能力、業務達成度などによって評価

  • 60

    文化威信とは

    支配階級の文化(正統文化)が持つ社会的なカ