血液の循環は、心臓を中心に体循環と肺循環、リンパ循環がある。

心臓は、上部に心室、下部に心房がありそれぞれ左右に分かれている。

左心室には、肺動脈が接続する。

右心房と右心室の間にある房室弁は、三尖弁である。

安静時の心筋細胞は、静止電位を示す。

心筋細胞の脱分極は、K+ チャネルの開口で起こる。

心筋細胞の活動電位は、骨格筋より長い。

心臓の刺激伝導系は、電気的変化で伝わる。

刺激伝導系のスタートは、洞房結節である。

洞房結節の活動電位は、交感神経により早くなる。

房室束(ヒス束)の伝導速度は、刺激伝導系の中で最も遅い。

心室筋細胞間の興奮は、ギャップ結合のNa+イオン移動で起こる。

双極肢導出では、左足をアースとして使用する。

心電図のQRS群は、心室筋全体に興奮が広がる時間である。

心電図のT波は、心室筋の興奮が回復する時期である。

病棟での心電図は、ホルター心電図である。

1分間の心拍出量は、約70mL(40〜100mL)である。

迷走神経の興奮は、心拍数と心拍出量を増加させる。

正常な心臓で大動脈圧の上昇は、心拍出量を減少させる。

等容性収縮期では、左心室の血液量が一定である。

心室の収縮期では、左心室圧と右心室圧は等しい。

心房収縮期では、僧帽弁が閉じている。

大動脈弁の閉鎖は、心音の1音を形成する。

左心室の血液は、駆出期に全て拍出される。

大動脈の血管は、筋性血管である。

静脈の血管は、伸展性が大きい。

最低血圧は、心室の拡張期(弛緩期)の圧力である。

聴診法による血圧測定では、血液の層流音を聞く。

血圧の触診法では、最低血圧(拡張期血圧)を測定できない。

血圧は、心拍出量、循環血液量、末梢血管抵抗で規定される。

血圧上昇は、厚受容器を介して交感神経を興奮させる。

血管運動中枢は、延髄にある。

腎血流量低下は、レニン分泌を亢進する。

高血圧の拡張気圧の基準値は、90mmHgである。

起立性低血圧は、下半身の血流の減少で起こる。

急心不全は、後方障害である。

リンパ液は、静脈角で静脈血に流入する。