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政治学(模試)
  • 伊波時億

  • 問題数 44 • 2/22/2024

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    問題一覧

  • 1

     アメリカでは、上院議員は西暦が偶数である年に3分の1ずつが改選され、下院議員選挙も西暦が偶数である年に実施される。また、大統領選挙の2年後に実施される連邦議会議員選挙のことを、中間選挙という。

    ⭕️

  • 2

     イギリスの下院議員選挙は、小選挙区制で実施されている。しかし、得票数第1位の候補者の得票数が有効投票総数の過半数に達しなかった場合には、得票率が所定の水準を超えた候補者による決選投票が実施される。

  • 3

     フランスの下院議員選挙は比例代表制で実施されているが、最も得票数が多かった政党や政党連合には、たとえ得票数が有効投票総数の半分に満たなくても、定数の過半数の議席を自動的に与える制度が導入されている。

  • 4

     ドイツの下院議員選挙には小選挙区比例代表併用制と呼ばれる制度が導入されており、465の定数のうち、289議席を小選挙区選挙で選出し、残りの176議席を比例区選挙によって選出することになっている。

  • 5

     カナダでは義務投票制が導入されており、投票を棄権した者には罰金が科される。また、下院議員選挙は小選挙区制で行われているが、候補者に優先順位をつける方式による投票が導入されている。

  • 6

     トクヴィルは、(A)は画一化と集権主義をもたらすものであり、個人の自由を抑圧するとした一方で、(B)の政治や社会の考察から、(A)と自由が両立する可能性があることも主張した。

    A.民主主義 B.アメリカ

  • 7

     ミルは個人の自由を擁護した一方で、国家による積極的な福祉も主張したことで知られている。ミルは、トクヴィルの議論の影響を受けて、(A)に危険性を感じたため、『代議政体論』では(B)の導入に賛同した。

    A.労働者の政治参加 B.比例代表制

  • 8

     伝統的リーダーシップは、古くからある慣習に従って人々を導くものであり、制度的リーダーシップとも呼ばれている。

  • 9

     代表的リーダーシップは人々への利益配分を志向し、それが実現すればさらに成熟した創造的リーダーシップへと移行する。

  • 10

     創造的リーダーシップは既存の社会に対する大衆の不満が高まった時期に登場するので、独自性を発揮する余地は小さい。

  • 11

     投機的リーダーシップと創造的リーダーシップは、既存の価値体系が揺らいでいる時期に登場する点では共通している。

    ⭕️

  • 12

     投機的リーダーシップは、安定した社会においてだけでなく、不安定な社会においても登場する普遍的なものである。

  • 13

     アリストテレスは、統治者階級が知恵、防衛者階級が勇気、生産者階級が節制の徳をそれぞれ発揮することによって、国家全体に正義の徳が実現するとした。

  • 14

     ボーダンは、君主が神法や自然法の下にありながらも絶大な権力を持っている点において、国家と他の社会集団を区別した。

    ⭕️

  • 15

     ヘーゲルは、国家を下部構造である経済に対する上部構造の一つと捉えており、この国家観はマルクスにも影響を与えた。

  • 16

     アンダーソンは、ナショナリズムは近代国家に特有のものとする見解を批判し、前近代から存在する文化的共同体であるエトニがネイションに発展したと主張した。

  • 17

     ロールズは国家の機能を最小限度とすべきであると唱えているが、こうした政治思想はリバタリアニズムと呼ばれている。

  • 18

     リースマンは、現代アメリカ人の社会的性格は自己指向型であり、政治的なことにおいても世論や周囲の意見に流されずに自律的な判断を行おうとするので、民主主義国家の担い手として理想的であるとした。

  • 19

     アイゼンクは、人々の政治意識は保守や革新という現状に対する評価や心の硬さによって違いが生じると考え、強固な共産主義者よりも穏健な自由主義者の方がファシストに転向しやすいとした。

  • 20

     アドルノは、強者には卑屈で弱者には強圧的な態度をとる権威主義的パーソナリティを民主主義的パーソナリティに対置される心理的傾向として捉え、F尺度を考案した。

    ⭕️

  • 21

     ラスウェルによると、脱政治的態度とは自分の趣味などに関心が奪われてしまうことによって政治への関心を失うことであり、無政治的態度とは現実の政治に幻滅して政治への関心を失うことである。

  • 22

     リップマンは政治的無関心を伝統型と現代型に分類したが、このうち現代型の無関心とは、政治に関する知識や有権者として政治参加の手段を持ちながらも、政治とは距離を置いている態度のことをいう。

  • 23

     アメリカ連邦議会は、立法においては上下各院は対等だが、大統領による条約締結や連邦裁判所裁判官などの任命に対する同意権、大統領らの弾劾訴追権は上院のみが有している。

  • 24

     イギリス議会において、議員が予算や法案の採決に当たって党議拘束に反した行動をとることを、ログローリングという。

  • 25

     フランスでは、厳格な三権分立制が導入されており、大統領は議会の解散権を持っておらず、議会も内閣不言任決議権を持たない。

  • 26

     ドイツでは、首相は、連邦議会による首相に対する信任の有無に関係なく、連邦議会をいつでも解散する権限を持っている。

  • 27

     中国の最高権力機関である全国人民代表大会は一院制の議会であり、全代表による会議は年に1回開催されるが、閉会中は全国人民代表大会常務委員会がその権限を代行する。

    ⭕️

  • 28

     政治学者のデュヴェルジェは、政党の構造に着目して、政党を地方幹部らによる連合体である幹部政党と、多くの党員を抱える(A)に分類している。また、労働組合や知識集団によって作られる(B)があるという。

    A大衆政党 B間接政党

  • 29

     ミヘルスによると、どのような政党でも規模を拡大するに当たり、(A)は免れない。ミヘルスはこのことを(B)の政党の考察から明らかにしている。

    A少数者による支配 Bドイツ

  • 30

     フロムは、ドイツ哲学には政治参加につながる積極的自由を重視する一方で強制からの解放である消極的自由を軽視する伝統があり、これがドイツにナチズムによる支配をもたらしたとした。

  • 31

     バーリンは、自由を「国家からの自由」と「国家による自由」に分類し、「国家による自由」は「国家からの自由」を侵害する危険があるとして、「国家による自由」をより積極的に保障すべきだとした。

  • 32

     ハイエクは、マルクス主義やケインズ主義を設計主義的合理主義と呼び、人間が意図的に社会秩序を作ろうとして自生的秩序を破壊するならば、個人の自由は抑圧されるとした。

    ⭕️

  • 33

     ベンサムは、『自由論』を著して、個人の自由を制約できるのはそれが他者の自由や権利を侵害する場合に限られるとし、個人はたとえ周囲には愚かに見える行為であってもそれをなす自由があるとした。

  • 34

     ロールズは、機会均等の原理と格差原理を正義の第一原理とし、基本的自由の平等な配分を正義の第二原理としたが、この基本的自由とは言論の自由や身体的自由などのことである。

  • 35

     リップマンによると、人々はステレオタイプと呼ばれている時間をかけて形成された固定的なイメージに基づいて物事を認識している例が多いため、マスコミが世論形成に及ぼす影響力は限定的である。

  • 36

     ラザースフェルドとマートンによると、マスコミには社会規範を強制する機能があり、たとえば、たばこの副流煙による健康被害が報道されると、それまで容認されていた公共の場所での喫煙が周囲から批判を浴びるようになる。

    ⭕️

  • 37

     マスコミが選挙結果に影響を及ぼすことをアナウンスメント効果というが、そのうち、投票日前にある候補者の優勢がマスコミによって報道されると、その報道が優勢と伝えられた候補者にとって有利に働くことを、アンダードッグ効果という。

  • 38

     コロンビア大学の研究グループは、エリー郡での実態調査の結果に基づいて、マスコミによる情報伝達はオピニオンリーダーを介して間接的に大衆に影響が及ぶとし、これをフレーミング仮説と名づけた。

  • 39

     ノエル=ノイマンが唱えた「沈黙の螺旋」とは、世論調査の結果をマスコミが伝えると、周囲から凡庸な人と見られるのを嫌って、多数派の意見の人が自己の見解を表明しなくなる現象のことである。

  • 40

     ラスウェルは、権力概念には実体概念と関係概念があるとしながらも、実際の権力はいずれの概念にも解消しきれるものではないとした。

  • 41

     ミルズは、権力を関係論的に把握し、「普通ならばBがしないであろうことをAがBにさせることができるとき、AはBに対して権力を持つ」とした。

  • 42

     アレントは、『監獄の誕生』において、近代の権力は権力作用を受ける側の者が自らを規律するように仕向けているとした。

  • 43

     バクラックとバラッツは、時の支配者に不利になる問題を争点から排除するように作用する権力が存在すると主張し、こうした権力を非決定権力と名づけた。

    ⭕️

  • 44

     ルークスは、これまで政治問題として議論されてこなかったことを新たに政治問題として議論させる権力があるとし、こうした権力を三次元的権力と名づけた。