問題一覧
1
血液凝固因子の第II、VII、IX、X因子、プロテイン C、プロテイン S はビタミン K 依 存性蛋白であり、ビタミン K 欠乏時には活性が著減する
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2
免疫とは、自己と非自己を鑑別し、非自己を排除して自己を守ろうとする生体防御機構のことである
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3
ヘパリン投与ではプロトロンビン時間(PT 時間)、活性化部分トロンボプラスチン 時間(APTT 時間)が延長する
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4
B細胞の関与する免疫機構を細胞性免疫という
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5
水疱性類天疱瘡は高齢者に多く、表皮下に水疱を形成する
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6
エリスロポエチンは赤芽球に作用して赤血球の分化に関わっている
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7
急性白血病の完全寛解とは治療により骨髄中の芽球が5%未満で、骨髄像と末梢血が正常化し、すべての臨床症状が消失した状態である
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8
皮膚は3層からなり上層から表皮、真皮、皮下組織の順である
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9
鱗屑は肥厚した夏季質が表皮に付着した状態である
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10
角層(角質細胞層)の細胞の間は細胞間脂質で覆われ、細胞間脂質の主成 分はセラミドで、角質の水分保持とバリア機能の役割がある
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11
貧血の症状は頭痛、頻脈、息切れ、めまい、易疲労感などがある。
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12
薬剤性過敏性症候群は内服開始後3〜4週以降に発症することが多い。
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13
成熟赤血球は約 120 日間体内を循環した後、網内系(脾臓、骨髄など)でマクロファー ジに貪食され、崩壊する
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14
HIVに感染すると全ての人が1年以内にAIDSを発症する。
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15
白血病は癌ではないので悪性疾患ではない。
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16
蕁麻疹の発症には主に1型アレルギーが関与する
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17
病原微生物などの異物が侵入すると生体内は凝固系が抑制される。
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18
アナフィラキシーショックは1型アレルギー機序で発症する
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19
白血病は分化・増殖能をもたない前駆細胞が増殖していれば急性白血病、分化・増殖能を保持しほぼ正常の形態の細胞が増殖していれば慢性白血病と呼ぶ。
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20
慢性リンパ性白血病は一見正常な形態を示す成熟小リンパ球が緩徐に増殖し、リンパ 球増加、リンパ節腫脹、肝脾腫をきたす B 細胞系の疾患である。
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21
抗凝固因子のアンチトロンビンはトロンビン、血液凝固第Xa、IXa 因子などに結合 し、その凝固活性を阻害する
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22
抗血小板薬のアスピリンは高用量で血小板細胞内のアラキドン酸カスケードにおい て COX(シクロオキシゲナーゼ)を不可逆性に阻害しトロンボキサン A2 の産生を阻害し血 小板凝集抑制をする。
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23
アレルギー性結膜炎では、アレルゲンの同定が重要である
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24
一次止血は、血管損傷によりコラーゲンが露出した部位で血小板粘着および血小板 凝集が起こり、血栓が形成される
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25
腎性貧血は腎臓で合成・分泌されるホルモンであるエリスロポエチンの産生低下によっ ておこる。
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26
慢性骨髄性白血病では造血幹細胞の一部が突然変異を起こし染色体にフィラデルフィア染色体の出現をみる。
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27
アレルギー性鼻炎の3主徴
くしゃみ, 鼻漏, 鼻閉
28
尋常性乾癬は頭部、肘、膝、臀部など機械的刺激を受けやすい部位に紅色丘疹から次第に拡大して銀白色に鱗屑をつける紅斑性局面が多発する。
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29
鉄の欠乏により、赤芽球の Hb 合成が低下して起こる貧血を鉄欠乏性貧血と呼ぶ。
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30
アナフィラキシーショックの治療にアドレナリンが使用される
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31
悪性リンパ腫は Hodgkin リンパ腫と non-Hodgkin リンパ腫に分けられ、non- Hodgkin リンパ腫はさらに T 細胞系、B 細胞系に分かれる。表在性のリンパ節の腫大を認 め、発熱、盗汗、体重減少を認める。
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32
基底細胞が分化して皮膚表面から脱落するまでの時間(ターンオーバー タイム)は、正常で 4-5 日である。
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33
線溶系は血管の損傷部位の修復後に凝固血栓は不要になりプラスミンにより過剰な フィブリンが分解されて溶解する
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34
発疹のうち膨疹は真皮の限局性浮腫でかゆみを伴い、一過性で痕跡を残 さない。
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35
多発性骨髄腫は T リンパ球系列の最終分化段階の形質細胞が腫瘍性、単クローン 性に増殖する疾患である。
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36
血小板は、核を持たない微小な細胞で直径は約2μmの円盤または碁石状の形をして いる。その細胞内にはα顆粒、濃染顆粒が存在している。寿命は8~10日である
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37
巨赤芽球性貧血は巨赤芽球が骨髄に出現する貧血で、大球性正色素性貧血を呈する。
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38
Stevens Johnson症候群(SJS)では失明の原因となり得る
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39
凝固系検査のプロトロンビン時間(PT)は内因系(I、II、V、X、VIII、IX、XI、 XII)の活性化を観察している。
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40
急性骨髄性白血病ではミエロペルオキシダーゼ(MPO)染色陽性率が低い。
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41
急性骨髄性白血病が抑制する正常増血の3系統はなに?3つ答えて
赤血球, 白血球, 血小板
42
乾癬性関節炎では侵される関節は関節リウマチと同じ PIP 関節が多い
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43
天疱瘡は抗表皮細胞間抗体(デスモゾームの構成成分である Dsg1、3 に対する自己抗体)により全身の皮膚、粘膜に表皮内(弛緩性水疱)、びらんを きたす疾患である。
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44
赤芽球性貧血は赤芽球内のヘム合成障害によって、鉄の利用障害をきたし、さらに無効造血をきたす病態である
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45
再生不良性貧血は造血幹細胞の減少による貧血で、赤血球系のみの造血が抑制されるこ とにより発症する
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46
生体において線溶系は血管損傷修復の最終段階にありフィードバックする機構はな い。
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47
自己免疫性溶血性貧血では赤血球の細胞表面抗体によるIII型アレルギーにより、赤血球 が寿命を待たず破壊されることで起こる。
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48
尋常性魚鱗癬は後天的に発症する角化異常で四肢の伸側に乾燥、鱗屑が みられる。
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49
貧血の定義は、赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値すべてが基準値以下にな った状態をいう。
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50
CMLの治療の第一選択はチロシンキナーゼ阻害薬(イマチニブ、ニロチニブ、ダサニチブ、ボスチニブ)である
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