問題一覧
1
嫌気的な解糖では、1個のグルコース(ブドウ糖)から2個のATPと『2個のNADH』が生成する。
2個の乳酸
2
ナトリウムイオンの大部分は『細胞内液』に存在している。
細胞外液
3
血糖値が低下した時には、『筋肉』に保存されているグリコーゲンが分解されて血液に戻される。
肝臓
4
プロスタグランジンは『飽和脂肪酸』の一種であるアラキドン酸から合成される。
不飽和脂肪酸
5
HDLは、『肝臓から末梢組織』へコレステロールを運ぶ働きがある。
抹消組織から肝臓へ
6
ATPの大部分は細胞の『核の中』で作られる。
ミトコンドリア
7
脂肪酸は『ミトコンドリア内』でβ酸化されて多数のアセチルコエンザイムAを生じる。
○
8
ケトン体とは、『ピルビン酸』から生じるアセト酢酸、βヒドロキシ酪酸、アセトンの3種のことである。
アセチルコエンザイムA
9
アミノ酸からアミノ基を切り取るアミノトランスフェラーゼという酵素が働くには、ビタミンB6から作られる『ピリドキサールリン酸』という補酵素が必要である。
○
10
鉄の約 60%は『白血球中』に存在しているヘモグロビンというタンパク質に存在している。
赤血球中
11
グルカゴン、成長ホルモン、グルココルチコイド(糖質コルチコイド)は血糖値を『下降』させるホルモンである。
上昇
12
糖新生の原料は、アミノ酸(糖原アミノ酸)、グリセロール、『ピルビン酸』である。
乳酸
13
肝細胞が障害されているときは、ビリルビンの肝臓への取り込みの低下や、グルクロン酸と結合した直接ビリルビンを作る作用が低下しているため、『黄疸』を起こすことがある。
◯
14
ビタミンDは『ナトリウム』の濃度を維持する働きに関与している。
カルシウム
15
アミノ酸の代謝で生じたアンモニアは、『腎臓で尿酸』に変えられて尿から排泄される。
肝臓で尿素
16
酵素反応の速度はpHや温度によって『影響されない』。
影響される
17
ペプチドホルモンは『細胞の内部』にある受容体(レセプター)に結合して作用を発揮する。
細胞膜
18
血漿の『ナトリウム濃度』が上昇すると心筋の興奮性が上昇して不整脈を起こすことがある。
カリウム濃度
19
遺伝子の転写は、DNAの『鋳型鎖』のヌクレオチドと相補的なものを連結して行われている。
○
20
ヒトはセルロースを消化する酵素を『もっているのでエネルギーとして利用できる』。
もっていないのでエネルギーとして利用できない
21
メチオニン、フェニルアラニン、ロイシンは『非必須アミノ酸』である。
必須アミノ酸
22
タンパク質の変性とは『一次構造が壊れること』である。
立体構造が壊れること
23
胆汁酸は肝臓で『脂肪酸』から合成される。
ビリルビン
24
血液中に逸脱してきたアイソザイムは『疾患臓器の特定に役立つ』。
○
25
アドレナリンは『肝臓のグリコーゲン』を分解して血糖値を上昇させる。
○
26
へムから生じたビリルビンは肝臓でグルクロン酸と結合して『間接ビリルビン』となる。
直接ビリルビン
27
血液のリポタンパク質で一番比重が小さいキロミクロンは、主に『コレステロール』を輸送する。
中性脂肪
28
脂肪酸のβ酸化は『細胞質』で行われる。
ミトコンドリア
29
エイコサノイドは不飽和脂肪酸である『パルミチン酸』から合成される。
アラキドン酸
30
ビタミンEは抗酸化作用のある『水溶性』のビタミンで、抗酸化ビタミンとも呼ばれる。
脂溶性
31
成熟した赤血球にはミトコンドリアは『存在していない』。
○
32
肝臓に保存されているグリコーゲンは、血糖値が低下した時には『肝臓だけで使用される』。
肝臓でも使用されるが全身の組織でも使用される
33
膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌されるインスリンはグリコーゲンの『分解』を促進する。
合成
34
VLDL(超低比重リポタンパク質)のほとんどは『脂肪細胞』で合成される。
肝臓
35
HDL(高比重リポタンパク質)はコレステロールを『肝臓から末梢組織』へ運ぶ働きがある。
抹消組織から肝臓
36
胆汁酸は、肝臓で『脂肪酸』から合成される。
ビリルビン
37
ショ糖には還元性という性質が『あるので、フェーリング液を青色から赤色に変化させる』。
ないので、フェーリング液を青色から赤色に変化させることができない
38
体内で必要なコレステロールは『全て食物から摂取しなくてはならない』。
およそ2/3は主に肝臓で作られ、1/3は食物から摂取する
39
生体膜(細胞膜)の脂質二重膜は『中性脂肪』の疎水性部分が向き合った二層構造である。
リン脂質
40
ビリルビンは『水溶性』のため、血液中ではアルブミンに結合して肝臓まで運ばれる。
難溶性
41
クエン酸回路では、ATPは直接的に生成されず、 『NADHやFADH2を生成する』。
○
42
成人では、細胞内液の水分より細胞外液の水分の方が多い。
細胞外液の水分より細胞内液の水分の方が多い
43
食物中のカルシウムは、『濃度が高くてもほとんど全てが小腸から吸収される』。
濃度が高くても1日に0.15g程度しか小腸から体内に吸収されない
44
DNAは2本鎖、RNAは『1本鎖』である。
◯
45
動脈硬化の危険因子であるLDLは、『末梢組織から余剰のコレステロールを肝臓』に運ぶ作用がある。
コレステロールを肝臓から末梢組織
46
副甲状腺ホルモン、カルシトニン、活性型ビタミンDは、『ナトリウム』の濃度を一定に保つように働いている。
カルシウム
47
アセチルコエンザイム A からコレステロールを合成するような連続した反応系で、その系全体の速さを調節するよう酵素は律速酵素と呼ばれ、一般的には『反応速度が速い』。
反応速度が遅い
48
脳細胞は、『中性脂肪』からのエネルギー依存度が極めて高い。
グルコース
49
糖新生は、食間にグルコースを合成するしくみで、『筋肉』と腎臓に備わっている。
肝臓
50
肝臓に存在するシトクロム P450 は、基質特異性が『高い酵素』である。多種類の薬が期待したほど効果が得られないのは、この酵素によって薬物が代謝されて『脂溶性』となり、素早く体 外に排出されるためである。
低い酵素, 水溶性
51
RNAが分解されて生じた核酸のプリン塩基が代謝されると『尿素』という物質が生じるが、この物質は『水に溶けやすい性質』があるため痛風という疾病の原因になる。
尿酸, 水に溶けにくい性質
52
炭素数16個からなるパルミチン酸が分解されるときには、『切断が8回おきるため8個のアセチルコエンザイムAを生じる』。
切断が7回おきるため8個のアセチルコエンザイムAを生じる
53
糖質、脂質、タンパク質、酵素のうち、必ず窒素が含まれているのは『タンパク質のみ』である。
タンパク質と酵素
54
食物中の中性脂肪(トリグリセリド)は脂肪酸とグリセロールに消化された後に再度トリグリセリドに合成され、『門脈』を介して血液へ合流する。
リンパ管