問題一覧
1
直腸の構造で正しいのはどれか
陰窩には杯細胞が存在する
2
蠕動運動がみられるのはどれか.2つ選べ.
尿管, 腎盂
3
排便反射の反射弓を構成するのはどれか.2つ選べ
骨盤神経, 仙髄
4
排便時の努責で正しいのはどれか.2つ選べ
呼息位で呼吸が止まる, 内肛門括約筋は弛緩する
5
膀胱で正しいのはどれか
粘膜は移行上皮である
6
排便のメカニズムで正しいのはどれか
内肛門括約筋の弛緩
7
排尿時に収縮するのはどれか
膀胱平滑筋
8
腎臓について正しいのはどれか
腎静脈は下大静脈に合流する
9
腎・泌尿器の機能について誤っているのはどれか
排尿筋の弛緩により排尿が行われる
10
膀胱の蓄尿と排尿反射で正しいのはどれか
蓄尿時に内尿道括約筋は収縮する
11
女性の骨盤腔内器官について腹側から背側への配列で正しいのはどれか
尿道──腟──肛門管
12
健康な成人における1日の平均尿量はどれか
1,500mL
13
マズロー,A.H.の基本的欲求の階層で,食事・排泄・睡眠の欲求はどれか
生理的欲求
14
水・電解質の調節で正しいのはどれか
循環血漿量の減少はレニンの分泌を増加させる
15
腎臓でナトリウムイオンの再吸収を促進するのはどれか
アルドステロン
16
尿量の調節に深く関わるホルモンはどれか
バソプレシン
17
ナトリウムイオンが再吸収される主な部位はどれか
近位尿細管
18
S状結腸に造設されたストーマから通常排泄される便はどれか
固形便
19
交感神経系の緊張で弛緩するのはどれか
気管支平滑筋
20
排泄行動が自立している入院中の男性高齢者が,夜間の排尿について「夜は何度もトイレに行きたくなります.そのたびにトイレまで歩くのは疲れます」と訴えている. この患者の看護で適切なのはどれか
夜間の尿器の使用
21
Aさん(85歳,女性).左側の人工股関節置換術後10日である.日中は看護師の援助によって車椅子でトイレまで行くことは可能であるが,夜間はポータブルトイレを使用している. Aさんの夜間の療養環境を整える上で適切なのはどれか
ポータブルトイレはAさんのベッドの右側に置く
22
7時から翌朝7時までの24時間尿を採取する方法として正しいのはどれか
24時間の全尿の一部を採取する
23
成人の正常尿で正しいのはどれか
尿比重が1.025である
24
交感神経の作用はどれか.2つ選べ
散瞳, 精神性発汗
25
成人の膀胱の平均容量はどれか
500mL
26
生体検査はどれか
脳波検査
27
床上で排便しやすい体位はどれか
Fowler〈ファウラー〉位
28
便の性状と原因の組合せで正しいのはどれか
タール便──上部消化管出血
29
グリセリン浣腸の効果で正しいのはどれか
腸管の蠕動を促進する
30
Aさん(80歳,男性)は,1人暮らしで以前から軽度の物忘れがある.かかりつけ医から「Aさんは便秘がちで改善しない状況が続いている.訪問してケアして欲しい」と訪問看護の依頼があった.訪問看護師が訪問したところ,腹部に便塊を触知し,腸蠕動音は微弱であった. 訪問看護師の対応で優先度が高いのはどれか
腹部の温罨法を実施する
31
大腸の狭窄による便秘はどれか
器質性便秘
32
排便を促す目的のために浣腸液として使用されるのはどれか
グリセリン
33
弛緩性便秘を予防するための指導で適切なのはどれか
適度な運動
34
弛緩性便秘の患者に対する食事指導で適切なのはどれか
食物残渣の多い食品の摂取の推奨
35
弛緩性便秘予防の指導で適切なのはどれか
適度な運動
36
弛緩性便秘の原因はどれか
運動不足
37
男性に導尿を行う際,カテーテル挿入を開始するときの腹壁に対する挿入角度で最も適切なのはどれか
80~90度
38
骨盤底筋訓練が最も有効なのはどれか
腹圧性尿失禁
39
成人男性の間欠的導尿においてカテーテルを挿入する長さで適切なのはどれか
18~20cm
40
膀胱留置カテーテルを挿入し,尿がカテーテル内を流れ始めた. バルーンに滅菌蒸留水を注入する方法で正しいのはどれか
カテーテルをさらに2~3cm挿入した後,全量を注入する
41
成人女性に導尿を行う際のカテーテル挿入の長さはどれか
4〜6cm
42
男性の導尿で,カテーテル挿入開始時の陰茎の下肢側からの角度はどれか
90度
43
成人男性への膀胱留置カテーテルの挿入で適切なのはどれか
陰茎を頭側に向け,カテーテルを下腹部に固定する
44
Aさん(88歳,男性)は,長女(60歳,無職)と2人暮らし.障害高齢者の日常生活自立度判定基準ランクC2.仙骨部の褥瘡の治療のため,膀胱留置カテーテルを挿入することになった. 膀胱留置カテーテルを挿入中のAさんを介護する長女に対して,訪問看護師が指導する内容で適切なのはどれか
「尿に浮遊物がないか確認してください」
45
成人女性に膀胱留置カテーテルを挿入する方法で適切なのはどれか
水溶性の滅菌潤滑剤を用いる
46
Aさん(70歳,男性).1人暮らし.脳出血の手術後,回復期リハビリテーション病棟に入院中である.神経因性膀胱のため,膀胱留置カテーテルを挿入している.要介護2で,退院後は看護小規模多機能型居宅介護を利用する予定である. 退院後にAさんが行う膀胱留置カテーテルの管理で適切なのはどれか
外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する
47
膀胱留置カテーテル挿入中のシャワー浴について適切なのはどれか.2つ選べ
実施前に蓄尿バッグを空にする, 終了後はカテーテルを固定するテープの位置を変える
48
膀胱留置カテーテルの固定用バルーンに入れるのはどれか
滅菌蒸留水
49
在宅で長期に膀胱内留置カテーテルを挿入している男性患者. カテーテル管理の指導で適切なのはどれか
蓄尿バッグは膀胱の位置より低く保つ
50
尿の回数が異常に多い状態を表すのはどれか
頻尿
51
努責やくしゃみをしたときに生じる尿失禁はどれか
腹圧性尿失禁
52
在宅で療養中の93歳の女性.1日の大半をベッド上で過ごしている.神経因性膀胱による尿閉のため膀胱カテーテルを留置している.朝,家族から訪問看護師に「いつもより夜間の尿量が少なく,お腹が張っている感じがする」と連絡があった.バイタルサインに異常はなく,おむつへの尿漏れもない.カテーテル内に少量の尿の流出が見られる. 訪問看護師の対応で適切なのはどれか.2つ選べ
下腹部を触診する, カテーテルの屈曲の有無を確認する
53
成人の尿について正しい組み合わせはどれか
乏尿 ―― 400mL/日以下
54
尿失禁の種類と対応の組合せで正しいのはどれか
反射性尿失禁──間欠的自己導尿
55
Aさん(73歳,女性)は,既往歴はなく自立した生活を送っていた.最近,尿意を我慢できず尿失禁することがあり,夜間の排尿回数も増えたため,病院を受診した.その結果,過活動膀胱と診断された. Aさんへの看護師の指導内容で適切なのはどれか
膀胱訓練を行う
56
下部尿路症状のうち蓄尿症状はどれか.2つ選べ
尿失禁, 尿意切迫感
57
腹圧性尿失禁のケアとして適切なのはどれか.2つ選べ.
骨盤底筋群訓練を促す, 尿意を感じたら早めにトイレへ行くことを促す
58
骨盤底筋訓練が最も有効なのはどれか
腹圧性尿失禁
59
過活動膀胱の説明で正しいのはどれか
尿意切迫感がある
60
機能性尿失禁のある女性高齢者への援助で適切なのはどれか
定期的にトイレに誘導する
61
尿失禁とその原因の組合せで正しいのはどれか
反射性尿失禁 ── 脊髄障害