三大感染症のひとつ。肺の炎症や肉芽、空洞化などが起こり、進行すると髄膜炎や腹膜炎などを起こす。

輸血、性行為によって感染し、年間280万人が亡くなっており一つの病原体によるものと しては最大の死者が出ている。免疫力の低下、カリニ肺炎などの日和見感染を合併する。

成人において脊髄後根の神経節に潜伏していたウイルスが回帰発症を起こす。

毒素原性、腸管出血性がある。腹痛、下痢便、血便など。溶血性尿毒症候群(HUS)を起こす。

毒素により激しい水様性の下痢をおこし、脱水症状を起こす。

最近バンコマイシン耐性菌が問題。日和見感染。尿路感染症、胆嚢炎、心内膜炎を起こす。

菌交代症や日和見感染によって発症。皮膚炎、口内炎、膣炎、腸炎などを起こす。

神経毒素により発症する。めまい、呼吸困難、嚥下困難などの症状。

志賀毒素を産生する。高熱、腹痛、粘血便、しぶり腹などの症状を起こす。

過去数十年間日本での患者はいない。ネズミ、リスなどが保有している。敗血症を起こし致死率は高い。

メチシリン耐性菌が院内感染の主な原因。結膜炎、乳房炎、肺炎、髄膜炎、関節炎を起こす。

上気道感染症。タンパク質合成を阻害する毒素を産生する。扁桃、咽頭、気道粘膜を侵し、 偽膜を形成する。

市内肺炎の原因菌。近年ペニシリン耐性菌が増加。中耳炎、髄膜炎、敗血症を起こす。

毎年世界中で流行する。経気道的に感染し、上気道粘膜上皮細胞で増殖する。発熱、頭痛な どを起こす。

感染動物の排泄物で水源が汚されることによりヒトに集団感染する。腹痛、激しい水様性下 痢、悪寒、発熱などを起こす。

性感染症のひとつ。2週間の潜伏期の後、尿道炎、排泄痛、排泄困難などを伴う.

性感染症のひとつ。熱に弱いらせん桿菌。リンパ節腫脹、発疹、麻連などを起こす。

はしかの病原体。発熱、カタル症状を起こす。

ハマダラカを媒介としてヒトに感染する。毎年世界で120 万人ほどの死者を出している。悪 寒、周期的な高熱、頭痛が起こる。

土壌などに生息する芽胞形成菌。神経毒素により筋肉に強直性痙攣を引き起こす。致死率が高い。

妊婦が発症すると、新生児の難聴、心疾患のリスクとなる。

食中毒の原因菌。悪心、嘔吐、腹痛、下痢を起こす。

細胞壁が無いためβ-ラクタム系抗生物質は無効である。発熱、咳、頭痛などの症状。

部位により、水虫、インキンタムシなどと呼ばれる。