細胞膜の脂質二重層の中央部には、親水基がある

温度が高いと、拡散のスピードは速くなる

中間径フィラメントは、微小管より太い

Na+-K+ポンプにより構築されたNa+の濃度勾配を利用して、細胞外に物質を輸送する方法を共輸送という

ミトコンドリアの膜のうち、外膜上でATPが大量に産出される

リボソームは、tRNAからなる

原核細胞は、明確な細胞小器官を持たない

リボソームの膜は、細胞膜と同じ組成である

人体の細胞数は、一般に数十億個ほどと言われている

Na+-K+ポンプによる物質の輸送は、一次性能動輸送の例である

粗面小胞体にはリソソームがついている

ヒトが持つ多くの酵素が最もよく働くのは25℃あたりである

中心小体は、細胞分裂時の染色体の移動に関与する

細胞は分化することでら機能的に多様化していく

生物は、ATPのアデニンが分解される時に生じるエネルギーを用いる

イオンは膜タンパク質を介さずとも細胞膜の脂質二重層を透過できる

濃度勾配に従った物質の輸送には、通常ATPは用いられない

分子は気体中から液体中に拡散できない

遺伝情報に含まれているのは、糖質に関する情報である

エクソサイトーシスにはATPは使用されない

細胞説によると、細胞はほかの細胞から生まれる

逆輸送は細胞内に入っていくNa+を利用した、二次性能動輸送の例である

モネラ界に属する生物は、真核細胞を持つ

Na+-K+ポンプは、3個のNa+と2個のK+を同時に輸送する

DNAで用いられる塩基は、グアニン、チミン、アデノシン、シトシンの4つである

通常細胞内と細胞外は、物質の組成は異なるが、等張である

ヒトの核内のDNAは通常二本鎖である

遺伝情報の翻訳は、核外で行われる

浸透による水の移動は、受動輸送の一つである

RNAはリボースを糖としてもつ

膠質浸透圧により、水分は血管内に留まろうとする

酵素は脂質の一種である

イオン等の小さな物質の組成は、血管内外でほぼ同じである

ポジティブフィードバックには、出力を最大化する作用がある

ホメオスタシスの日本語訳は、｢恒常性｣である

2つの溶液の浸透圧の大きさは、溶けている分子の数が同じでも、分子の種類が異なると変わる

mRNAのウラシルは、DNAのアデニンと結合する

膜タンパク質は、細胞膜上に固定されている

タンパク質は消化分解されるとアミノ酸を生じる

細胞小器官を決まった場所に保持しているのは中間径フィラメントである

ワーラー変性とは、傷ついたニューロンが消滅することである

シナプスにおける時間的加重は、2つ以上のシナプス前ニューロンがあれば可能である

全てのニューロンは、全か無かの法則に従って活動電位を発生させる

シナプスでの情報伝達は、双方向性に行われる

神経の数字式分類では、Ⅰ→Ⅱ→Ⅲの順に伝導速度が遅くなる

同一の神経伝達物質は、どのシナプス後ニューロンにも常に一定の作用(興奮/抑制)を及ぼす

有髄神経では跳躍伝導は生じない

TEAはフグ毒である

細胞内記録法で記録される活動電位の振り幅は、刺激強度を強くすると大きくなる場合がある

ムスカリン性アセチルコリン受容体のチャネル部位の開閉は、Gタンパク質を介して行われている

活動電位の後過分極相は、K+の細胞内流入により生じる

神経伝達物質は、頻回に放出されても、出る量が少なくならない

不応期中には活動電位は絶対に発生しない

興奮性シナプス後電位発生に関わる神経伝達物質に、Cl-がある

単一の神経細胞に閾上刺激を与えると、活動電位の振れ幅は閾刺激時より振り幅が大きくなる

太さが同じ場合、有髄神経の方が無髄神経よりも伝導速度が速い

一般に平常時の細胞内は、細胞外と比べてプラスに帯電している

神経細胞の電動速度は、最も速いもので時速360km/hある

シナプス伝達には、約0.5~0.9μsecかかる

細胞内で記録された活動電位において、ゼロを超えた部分をオーバーヘッドという

リガンド作動性チャネルとは化学物質が受容体に結合することにより開くタイプのチャネルである

平衡電位形成には、漏洩型K+チャネルが重要である

名称にローマ数字が含まれていない神経は、必ず運動神経という訳では無い

神経束において、1本の軸索で活動電位が生じると、その活動電位はほかの軸索にもうつる

活動電位発生時は、Na+の細胞内流入が、さらにNa+チャネルを開かせる

軸索の髄鞘で覆われている部位では電位作動性Na+チャネルはほぼ存在しない

神経細胞の分極状態とは、ゼロから遠ざかった状態の膜電位を指す

神経幹において、刺激位置と活動電位の記録位置をより近づけることで、より峰別れが生じやすくなる

シナプスは、新たに形成されることがある

生体内では、細胞外にNa+が、細胞内にK+が多い

GABAが神経伝達物質として分泌されると、シナプス後膜ではIPSPが生じる

軸索が細いほど、刺激に対する閾値が高い

静止膜電位では、膜を介したNa+の濃度勾配と電位勾配はつり合った状態である

軸索上を活動電位が伝わることを興奮の伝導という

電位作動性チャネルは、静止膜電位の状態では閉じられている

一つの神経細胞が出す神経伝達物質は、軸索の数に関わらず、1種類である

活動電位が出ないような弱い刺激強度でも、刺激の持続時間を長くすれば、活動電位が発生することがある

神経系は、ニューロンとグリシン細胞からなる

活動電位は、電極を細胞外においても記録できる

セロトニンはモノアミン神経伝達物質の一種である

平滑筋におけるアクチンとミオシンの量は、骨格筋の約70%程度である

骨格筋は、不随意筋である

酸化的リン酸化を行うには、酸素が必要である

終板に存在するアセチルコリン受容体は、ムスカリン性アセチルコリン受容体である

平滑筋では、骨格筋と同程度に筋小胞体が発達している

筋収縮の結果、Z膜からZ膜までの距離が広がる

すべての心筋で、自動性が見られるわけではない

生体内の筋の随意収縮時は、筋細胞の細胞膜上で1回活動電位が発生するだけで生じる

赤筋には、ミオグロビンがあまり含まれない

平滑筋には自動性を持つものがある