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基礎理学療法 運動学

問題数44


No.1

片側の筋収縮と体幹運動の組合せで正しいのはどれか。 1.外腹斜筋:同側への側屈 2.脊柱起立筋:対側への側屈 3.内腹斜筋:対側への回旋 4.腹直筋:対側への回旋 5.腰方形筋:同側への回旋

No.2

運動学習における結果の知識〈KR〉が与えられるのはどれか。 1.フリースロー時の肘の伸ばし具合を指導する。 2.投げた球がストライクかどうかを教える。 3.ボーリングのスコアの付け方を教える。 4.バレーボールのルールを教える。 5.平泳ぎの手の使い方を教える。

No.3

肩関節外転150°の時の肩甲上腕関節外転角度で正しいのはどれか。 1.40° 2.60° 3.80° 4.100° 5.120°

No.4

基本的立位姿勢を矢状面から観察した場合、重心線が通るのはどこか。 1.後頭隆起 2.烏口突起 3.大転子前方 4.膝蓋骨前方 5.外果前方

No.5

筋と作用の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 1.頬筋:頬をふくらませる。 2.咳筋:下顎を引き下げる。 3.前頭筋:眉を持ち上げる。 4.側頭筋:下顎を持ち上げる。 5.内側翼突筋:唇をすぼめる。

No.6

手指の筋と作用の組合せで正しいのはどれか。 1.掌側骨間筋:MP関節伸展 2.浅指屈筋:DIP関節屈曲 3.短母指伸筋:IP関節伸展 4.虫様筋:MP関節屈曲 5.背側骨間筋:PIP関節屈曲

No.7

上肢の筋と作用の組合せで正しいのはどれか。 1.上腕二頭筋:肩関節外旋 2.上腕三頭筋:肩関節内旋 3.腕橈骨筋:前腕回内 4.円回内筋:肘関節伸展 5.上腕筋:前腕回外

No.8

遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。 1.頭上に手を挙げるときの三角筋前部線維 2.懸垂で体を下ろすときの上腕二頭筋 3.腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋 4.椅子から立ち上がるときの大腿四頭筋 5.しゃがみ込むときのヒラメ筋

No.9

肩甲上腕関節の内旋作用をもつのはどれか。 1.棘下筋 2.広背筋 3.小円筋 4.三角筋後部線維 5.上腕二頭筋長頭

No.10

膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋はどれか。2つ選べ。 1.足の長指屈筋 2.後脛骨筋 3.膝窩筋 4.足底筋 5.腓腹筋

No.11

筋と股関節への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 1.腸腰筋:外旋 2.小殿筋:内転 3.梨状筋:外転 4.大腿方形筋:屈曲 5.恥骨筋:伸展

No.12

骨格筋の筋張力で正しいのはどれか。 1.全張力と静止張力の和が活動張力となる。 2.活動張力は筋長が長くなるほど大きくなる。 3.求心性運動では速度が速いほど最大筋張力が大きい。 4.筋張力が一定の場合、短縮速度は負荷が小さいほど速い。 5.求心性運動は遠心性運動より大きな筋張力を発揮することができる。

No.13

筋と足への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 1.足の長母指伸筋:背屈 2.後脛骨筋:内がえし 3.前脛骨筋:外がえし 4.第三腓骨筋:底屈 5.長腓骨筋:背屈

No.14

嚥下反射時に活動する筋の中で舌骨下降作用があるのはどれか。 1.顎舌骨筋 2.顎二腹筋 3.茎突舌骨筋 4.甲状舌骨筋 5.オトガイ舌骨筋

No.15

成人の正常立位姿勢で正しいのはどれか。 1.仙骨は前弯を示す。 2.腰仙角は約5度である。 3.重心の位置は小児より相対的に頭部に近い。 4.矢状面における重心は仙骨の前方に位置する。 5.矢状面上における身体の重心線は大転子の前方を通る。

No.16

努力吸気時に働く筋はどれか。 1.腹横筋 2.腹直筋 3.外腹斜筋 4.内腹斜筋 5.胸鎖乳突筋

No.17

右下腿の外側面を図に示す。矢印の筋の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。 1.足の底屈 2.足の背屈 3.足の内がえし 4.足の外がえし 5.第2~5指の伸展
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No.18

反射マーカを用いた三次元歩行分析装置で評価が最も困難なのはどれか。 1.歩幅 2.歩行率 3.重心の変化 4.足底圧分布 5.関節角度変化

No.19

手の運動で正しいのはどれか。 1.橈骨手根関節の運動軸は2つである。 2.PIP関節の側副靱帯は伸展位で弛緩する。 3.手関節背屈には長母指外転筋が作用する。 4.手関節橈屈の可動域は前腕回外位より回内位で大きい。 5.対立運動における横アーチの変化には第2CM関節が関与する。

No.20

鉄棒に肩関節屈曲90°、肘関節屈曲90°の肢位で懸垂している状態からゆっくりと体を下降させているとき、遠心性収縮をする筋はどれか。 1.棘上筋 2.広背筋 3.烏口腕筋 4.三角筋前部 5.大胸筋鎖骨部

No.21

右下肢の筋を伸張している様子を図に示す。 最も伸張される筋はどれか。 1.薄筋 2.中間広筋 3.半膜様筋 4.大腿方形筋 5.大腿筋膜張筋
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No.22

肩甲骨の上方回旋に作用する筋はどれか。 1.広背筋 2.前鋸筋 3.菱形筋 4.肩甲下筋 5.肩甲挙筋

No.23

正常歩行で遠心性収縮をする筋はどれか。2つ選べ。 1.踵接地から足底接地までの前脛骨筋 2.足底接地から立脚中期までの下腿三頭筋 3.立脚中期から踵離地までの大殿筋 4.加速期から遊脚中期までの内側広筋 5.遊脚中期から減速期までの腸腰筋

No.24

右下肢の運動の様子を図に示す。 関与する主な筋はどれか。 1.膝窩筋 2.大腿二頭筋 3.薄筋 4.半腱様筋 5.縫工筋
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No.25

快適歩行から速度を速めた際の変化で正しいのはどれか。 1.歩幅は減少する。 2.重心の上下動は減少する。 3.立脚相の時間は減少する。 4.股関節の屈曲角度は減少する。 5.体幹の水平面内回旋運動は減少する。

No.26

足部内側縦アーチの維持に最も関与するのはどれか。 1.三角靭帯 2.長足底靭帯 3.後脛骨筋 4.足底筋 5.第三腓骨筋

No.27

運動学習の効率で正しいのはどれか。 1.覚醒度は高いほどよい。 2.フィードバックは多いほどよい。 3.練習動作の難度は低いほどよい。 4.多様練習は学習初期に行うとよい。 5.練習動作は基準課題に似ているほどよい。

No.28

肘関節屈曲のみに作用するのはどれか。関節の健康維持グッズ 1.肘筋 2.上腕筋 3.烏口腕筋 4.腕橈骨筋 5.上腕二頭筋

No.29

股関節伸展、内転、内旋および膝関節屈曲に作用する筋はどれか。 1.大腿筋膜張筋 2.大腿二頭筋 3.中間広筋 4.半腱様筋 5.縫工筋

No.30

筋と作用の組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ。 1.足の長指伸筋:足内返し 2.後脛骨筋:足外返し 3.短腓骨筋:足底屈 4.薄筋:膝屈曲 5.縫工筋:膝伸展

No.31

前腕回内の作用をもつのはどれか。2つ選べ。 1.上腕筋 2.腕橈骨筋 3.上腕二頭筋 4.上腕三頭筋 5.橈側手根屈筋

No.32

脊椎の回旋運動について正しいのはどれか。 1.上位頚椎に比べ下位頚椎で可動域が大きい。 2.腰椎に比べ胸椎で可動域が小さい。 3.胸鎖乳突筋は同側回旋に働く。 4.頭板状筋は同側回旋に働く。 5.中斜角筋は対側回旋に働く。

No.33

運動学習におけるパフォーマンスの知識はどれか。 1.フィギュアスケートの得点 2.投球のストライク判定 3.50m平泳ぎのタイム 4.サッカーのゴール数 5.宙返りの空中姿勢

No.34

安静呼吸における吸気時で正しいのはどれか。 1.横隔膜は上昇する。 2.外肋間筋は弛緩する。 3.胸腔内は陽圧になる。 4.腹横筋が主に収縮する。 5.上部胸郭は前上方へ拡張する

No.35

膝関節屈曲に作用する筋はどれか。 1.外閉鎖筋 2.大内転筋 3.恥骨筋 4.長内転筋 5.薄筋

No.36

10m歩行において歩幅45cm、歩行率80歩/分を示す。 このときの歩行速度(m/秒)はどれか。 1.0.4m/秒 2.0.5m/秒 3.0.6m/秒 4.0.7m/秒 5.0.8m/秒

No.37

手の内在筋プラス肢位の組合せで正しいのはどれか。 1. MP関節屈曲 : PIP関節伸展 : DIP関節屈曲 2. MP関節伸展 : PIP関節屈曲 : DIP関節屈曲 3. MP関節屈曲 : PIP関節伸展 : DIP関節伸展 4. MP関節伸展 : PIP関節屈曲 : DIP関節伸展 5. MP関節屈曲 : PIP関節屈曲 : DIP関節伸展

No.38

肩甲上腕関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。 1.屈曲:棘下筋 2.伸展:棘上筋 3.内転:広背筋 4.外転:上腕三頭筋 5.内旋:烏口腕筋

No.39

強制吸気時に働くのはどれか。2つ選べ。 1.横隔膜 2.腹直筋 3.肋下筋 4.外肋間筋 5.内腹斜筋

No.40

筋と下顎の運動の組合せで正しいのはどれか。 1.咬筋:下制 2.顎二腹筋:挙上 3.外側翼突筋:前突 4.内側翼突筋:後退 5.オトガイ舌筋:側方移動

No.41

健常成人の歩行で重心が最も高くなる時期はどれか。 1.初期接地 2.荷重応答期 3.立脚中期 4.立脚終期 5.前遊脚期

No.42

肩甲骨外転・上方回旋を伴い肩関節屈曲位保持に作用するのはどれか。 1.棘下筋 2.広背筋 3.小円筋 4.前鋸筋 5.菱形筋

No.43

膝関節屈曲運動の制限に関与するのはどれか。 1.斜膝窩靭帯の緊張 2.前十字靭帯の緊張 3.大腿後面と下腿後面の接触 4.大腿骨の転がり運動の出現 5.内側側副靭帯の緊張

No.44

正常歩行について正しいのはどれか。 1.足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。 2.股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。 3.膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。 4.一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。 5.高齢者では歩行比が大きくなる。

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