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感染症治療薬概論①
  • 萩原祥子

  • 問題数 100 • 6/23/2023

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    問題一覧

  • 1

    βラクタム系抗菌薬は細菌の核酸合成阻害作用をもち、その効果は殺菌的である

  • 2

    ペニシリンGなどβラクタム系抗生物質は細菌の細胞壁合成を阻害する

  • 3

    ベンジルペニシリンカリウムは、N-アセチルグルコサミンにペンタペプチドを結合させるトランスペプチダーゼを阻害する

  • 4

    アンピシリンは主にトランスペプチダーゼを阻害する

  • 5

    ペニシリナーゼ産生グラム陽性菌感染症にはアンピシリンが有効である

  • 6

    アンピシリンは全身作用を目的として経口投与される

  • 7

    梅毒スピロヘータにペニシリンGは無効である

  • 8

    ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法に使われる抗菌薬はどれか

    アモキシシリン

  • 9

    構造中に含まれる基本骨格の名称はどれか

    ペナム

  • 10

    この構造式をもつ薬物名をあげ、薬効に関与する基本骨格名を書け

    アモキシシリン βラクタム環

  • 11

    セフェム系およびオキサセフェム系抗生物質はペニシリン結合タンパク質(PBP)に強い結合親和性を有し、細胞壁合成阻害を示す

  • 12

    セファゾリンはDNA依存性RNAポリメラーゼと結合し、細菌のRNA合成を抑制する

  • 13

    セフェム系抗生物質はグラム陽性菌にのみ有効であり、このために耐性菌が出現しがたい

  • 14

    セファロリジンはセファロスポリナーゼによりβラクタム環が破壊される

  • 15

    塩酸セフォチアムはセファロスポリナーゼ産生菌にも有効である

  • 16

    第2世代および第3世代セフェム系抗生物質のグラム陽性菌に対する抗菌力は、一般に第1世代セフェム系抗生物質に優る

  • 17

    一般に第1世代より第2世代が、第2世代より第3世代のセフェム系抗生物質の方がグラム陰性桿菌に対する抗菌力が低下している

  • 18

    セファロジンは全身作用を目的として経口投与される

  • 19

    セファレキシンはさんに安定なため経口剤として使用される

  • 20

    セファゾリンの抗菌作用の作用機序はどれか

    細胞壁合成阻害

  • 21

    構造式中に含まれる基本骨格の名称はどれか

    セフェム

  • 22

    この構造をもつ薬物名をあげ、薬効に関与する基本骨格名を書け

    フロモキセフ βラクタム環

  • 23

    βラクタマーゼ阻害薬はどれか

    スルバクタムナトリウム

  • 24

    セフェム系抗菌薬の中でグラム陰性菌に対する抗菌力が最も弱いのはどれか

    セファゾリンナトリウム水和物

  • 25

    ペニシリン結合タンパク質と結合しペプチドグリカン合成を阻害する薬物はどれか

    メロペネム水和物

  • 26

    急速な点滴投与により顔、頸部、体幹の紅斑性充血、掻痒感などを認めるred neck症候群があらわれやすい薬物はどれか

    バンコマイシン塩酸塩

  • 27

    以下の構造式の薬物の作用機序はどれか

    細胞壁合成阻害

  • 28

    細胞壁ペプリドグリカン合成を阻害する抗菌薬はどれか

    アンピシリン

  • 29

    緑膿菌に有効なβラクタム系抗菌薬はどれか

    ピペラジン

  • 30

    ヘリコバクター・ピロリに有効なβラクタム系抗菌薬はどれか

    アモキシシリン

  • 31

    バンコマイシンの抗菌作用の作用点はどれか

    ムレインモノマー

  • 32

    ペニシリン結合タンパク質(PBP)と結合し、ペプチドグリカン合成を阻害する薬物はどれか

    メロペネム

  • 33

    アミノグリコシド系抗菌薬のうち、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症に適応をもつ薬物はどれか

    アルベカシン硫酸塩

  • 34

    ストレプトマイシン硫酸塩の重大な副作用として最も適切なのはどれか

    聴力障害

  • 35

    マイコプラズマ肺炎に有効な薬物はどれか

    アジスロマイシン水和物

  • 36

    マクロライド系抗菌薬はどれか

    クラリスロマイシン

  • 37

    タンパク質合成を阻害する抗菌薬はどれか

    クロラムフェニコール

  • 38

    テトラサイクリン系抗菌薬が無効なのはどれか

    結核菌

  • 39

    ヘリコバクター・ピロリの除菌療法に用いられるマクロライド系抗菌薬はどれか

    クラリスロマイシン

  • 40

    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対して適応を有する薬物はどれか

    アルベカシン

  • 41

    安全域が狭いため、治療的薬物モニタリング(TDM)を行うことが望ましい抗菌薬はどれか

    アミノグリコシド系抗菌薬

  • 42

    副作用として聴力・平衡感覚障害を起こす恐れのある抗菌薬はどれか

    カナマイシン

  • 43

    エリスロマイシンの抗菌作用の機序はどれか

    細菌リボソーム50Sサブユニットに結合

  • 44

    リボソーム30Sサブユニットと結合し、タンパク質合成を阻害する薬物はどれか

    ミノサイクリン

  • 45

    DNAジャイレース阻害によって抗菌作用を示す薬物はどれか

    ノルフロキサシン

  • 46

    レボフロキサシン水和物と併用することにより、痙攣を生じる恐れのある薬物はどれか

    フルルビプロフェン

  • 47

    ニューキノロン系抗菌薬が無効な菌はどれか

    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)

  • 48

    後天性免疫不全症候群(AIDS)症例におけるニューモシスチス肺炎の治療に用いられる薬物はどれか

    スルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST)合剤

  • 49

    プロピオン酸系NSAIDsとの併用で痙攣が起こりやすくなる薬物はどれか

    レボフロキサシン

  • 50

    副作用として光線過敏症が起こることがある抗菌薬はどれか

    レボフロキサシン

  • 51

    金属を含有する制酸薬との併用により、消化管からの吸収が抑制される抗菌薬はどれか

    ニューキノロン系抗菌薬

  • 52

    多くの抗菌薬やサルファ剤が副作用とする重篤な皮膚障害はどれか

    ライエル症候群

  • 53

    DNA ジャイレースを阻害することで、抗菌作用を示す薬物はどれか

    レボフロキサシン

  • 54

    レボフロキサシンの抗菌作用の機序はどれか

    DNAジャイレース阻害

  • 55

    結核菌に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    結核菌の細胞壁には、ペプチドグリカンやミコール酸が存在する, 気道から侵入した結核菌は、肺で肺胞マクロファージに貪食され、そのマクロファージ内で増 殖する

  • 56

    細菌感染症の治療に関わる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    テジゾリドは、70S 開始複合体の形成を阻害し、タンパク質合成を阻害する, レボフロキサシンは、トポイソメラーゼⅣを阻害し、DNA の複製を阻害する

  • 57

    抗菌薬の作用機序に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    バンコマイシンは、ペプチドグリカン末端に結合し、細胞壁の合成を阻害する, イソニアジドは、ミコール酸の生合成を阻害し、結核菌に対して抗菌作用を示す

  • 58

    遺伝子多型により、イソニアジドの体内動態に大きく影響を及ぼす代謝酵素はどれか。1 つ選べ。

    NAT2

  • 59

    肺結核治療薬のうち、重大な副作用として難聴、耳鳴、眩暈などの第Ⅷ脳神経障害が報告されているのはどれか。1 つ選べ

    ストレプトマイシン硫酸塩

  • 60

    65 歳男性。体重 60 kg。2 週間に渡り微熱と咳が続いたため病院を受診したところ、肺結核と診断され、初回標準治療として以下の薬剤が処方された。その後、本患者は 2 ヶ月間この治療を継続し、服用は現在まで欠かさず行っている。 (処方) リファンピシンカプセル 150 mg 1 回 3 カプセル(1 日 3 カプセル) イソニアジド錠 100 mg 1 回 3 錠(1 日 3 錠) ピラジナミド原末 1 回 1.5 g(1 日 1.5 g) エタンブトール塩酸塩錠 250 mg 1 回 4 錠(1 日 4 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 本患者の結核菌はリファンピシン及びイソニアジドに感受性があることが確認されている。加えて、本患者は腎機能が軽度低下している。今後の治療方針として、最も適切なのはどれか。1 つ選べ。

    リファンピシンとイソニアジドのみ継続する

  • 61

    細胞壁にミコール酸を有する細菌はどれか

    結核菌

  • 62

    ハンセン病の原因菌はどれか

    らい菌

  • 63

    結核菌について正しい記述はどれか

    ミコール酸を有する

  • 64

    結核菌について正しい記述はどれか

    ミコール酸を有する

  • 65

    WHO(世界保健機関)の DOTS 戦略の対象疾患はどれか

    結核菌

  • 66

    ミコール酸合成阻害作用を示す抗結核薬はどれか

    イソニアジド

  • 67

    副作用として視力障害を起こすことがある抗結核薬はどれか

    エタンブトール

  • 68

    肺結核の治療に用いる薬物として、誤っているのはどれか

    ピぺラシリン

  • 69

    ニューキノロン系抗菌薬が内服で適応を有する感染症はどれか

    腎盂腎炎

  • 70

    N-アセチルトランスフェラーゼ 2(NAT2)の遺伝子多型により影響を受ける薬剤はどれか

    イソニアジド

  • 71

    細菌のDNA及び遺伝子伝達に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    接合では、性線毛を介してプラスミドDNAが他の生菌に直接導入される, 新たな薬剤耐性菌の出現の一部は、形質転換によって引き起こされる

  • 72

    医療機関における抗菌薬適正使用支援チーム(AST:Antimicrobial Stewardship Team)発足にあたり、 その指針となる抗菌薬適正使用支援プログラム(ASP:Antimicrobial Stewardship Program)を整備する こととなった。個別の ASP を策定し、これを遂行できる体制を確保するにあたり求められることとして、適切でないのはどれか。1 つ選べ。

    感染制御チーム(ICT:Infection Control Team)が組織されている場合は、AST を兼ねる

  • 73

    MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の感染対策および治療薬について、ICT(感染制御チーム)及び AST(抗菌薬適正使用支援チーム)の合同カンファレンスで検討することになった。薬剤師が提供する情報として、適切でないのはどれか。2 つ選べ。

    フルボキサミンマレイン酸塩を投与中の患者に、リネゾリドを併用すると、フルボキサミンの作用が減弱することがある, ダプトマイシンは、血管内留置カテーテルに起因するバイオフィルムを形成した MRSA 感染症に対して有効性が期待できない

  • 74

    近年、薬剤耐性(antimicrobial resistance:AMR)の対策は、医療現場における重要な課題の一つになっている。AMR 対策として適切なのはどれか。2 つ選べ。

    医療機関内における広域スペクトラムの抗菌薬の使用状況を調査する, スタンダード・プリコーションを徹底する

  • 75

    組換え DNA 技術に用いられるプラスミドについて、誤っている記述はどれか。

    鎖状 DNA である

  • 76

    細菌の遺伝子伝達に関する記述のうち、誤っているのはどれか

    ウイルスに感染する細菌を、バクテリオファージという

  • 77

    β-ラクタマーゼ産生菌による薬剤耐性化機構はどれか

    薬剤の不活性化

  • 78

    薬剤耐性(Antimicrobial Resistance:AMR)対策として、患者への抗菌薬の使用を適切に管理・支援するための実働部隊と位置づけられる医療チームの略称はどれか

    AST

  • 79

    拡散合成を阻害し、抗真菌作用を示すのはどれか。1つ選べ。

    フルシトシン

  • 80

    抗真菌薬ブテナフィンが阻害するのはどれか。1つ選べ。

    スクアレンエポキシダーゼ

  • 81

    真菌細胞壁の1,3-β-D-グルカン生合成を阻害する抗真菌薬はどれか

    ミカファンギン

  • 82

    ラノステロールC-14脱メチル酵素阻害により抗真菌作用を示すのはどれか

    フルコナゾール

  • 83

    抗真菌作用を示すブテナフィンの作用機序はどれか

    スクアレンエポキシダーゼ阻害

  • 84

    抗真菌作用を示すフルシトシンの作用機序はどれか

    チミジル酸合成酵素阻害

  • 85

    CYP3A4を阻害することがあるため、薬物相互作用に注意が必要なのはどれか。

    イトラコナゾール

  • 86

    内服で爪白癬の適応を有する抗真菌薬はどれか。

    テルビナフィン塩酸塩

  • 87

    ニューモシスチス肺炎の治療に用いられる薬物として、最も適しているのはどれか。

    ST(スルファメトキサゾール・トリメトプリム)合剤

  • 88

    抗真菌薬であるテルビナフィンが直接阻害するのはどれか

    スクアレンエポキシダーゼ

  • 89

    β-1,3-D-グルカンの生合成を阻害する抗真菌薬はどれか。1つ選べ。

    ミカファンギン

  • 90

    抗真菌薬の作用機序に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    アムホテリシン B は、真菌の細胞膜成分であるエルゴステロールと結合することで細胞膜の機 能障害を起こす, フルシトシンは、真菌細胞内に選択的に取り込まれた後、脱アミノ化されて 5-フルオロウラシルとなり、核酸合成を阻害する

  • 91

    抗真菌薬であるミコナゾールの標的分子はどれか。

    ラノステロールのC-14脱メチル酵素

  • 92

    テルビナフィンの抗真菌作用における作用点はどれか。1つ選べ。

    スクアレンエポキシダーゼ

  • 93

    真菌の細胞壁構成成分であるβ-1,3-D-グルカン合成を阻害する薬物はどれか。

    ミカファンギン

  • 94

    β-1,3-D-グルカン合成酵素を阻害し、抗真菌作用を示す薬物はどれか。

    カスポファンギン

  • 95

    ニューモシスチス肺炎の治療薬はどれか。

    スルファメトキサゾール・トリメトプリム合剤

  • 96

    抗真菌薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    アモロルフィンは、ステロールΔ14レダクターゼ及びステロールΔ8-Δ7イソメラーゼを阻害し、真菌の細胞膜合成を阻害する, カスポファンギンは、β-1,3-D-グルカン合成酵素を阻害し、真菌の細胞壁合成を阻害する。

  • 97

    ラノステロールの C-14 脱メチル酵素を阻害し、エルゴステロールの生合成を抑制するのはどれか。1つ選べ。

    イトラコナゾール

  • 98

    スクアレンエポキシダーゼを阻害するのはどれか

    テルビナフィン

  • 99

    抗原虫薬であるメトロニダゾールの作用機序はどれか

    DNAの二重鎖切断作用

  • 100

    抗マラリア薬であるメフロキンの作用機序はどれか

    ヘム重合阻害作用