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免疫生態学
  • 矢崎翔真

  • 問題数 97 • 1/22/2025

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    問題一覧

  • 1

    イギリスの医師ジェンナーが牛痘の膿を子供に摂取することによって予防できることを示した病気の名称

    天然痘

  • 2

    人類が唯一地球上から撲滅させることができた感染症は

    天然痘

  • 3

    ジェンナーの行った予防法が、他の病気による伝染病(感染症)の予防にも普遍的に適用でき ることを示した人物の名前は

    パスツール

  • 4

    オタフクカゼやはしかに一度かかると、その後は二度と同じ病気にかからない理由は免疫系が (??)を持つからである。

    記憶

  • 5

    無害な物質(環境抗原)に対して免疫反応が起こることで生じる病気は(??)である。

    アレルギー

  • 6

    その抗原に対して免疫反応が起こることによって身体にとって不利益な状態(疾患など)になっ てしまう例として正しいもの(抗原)の組み合わせ

    移植臓器、自己抗原

  • 7

    「自己と非自己を認識し、(A)を排除することによって、自己の(B)を守る体の働き」

    非自己, 全体性

  • 8

    免疫系の4つの特性のうち、病原体(抗原)を明確に分けて作用する性質のことを( )と呼ぶ。

    特異性

  • 9

    免疫系4つの特性のうち、どんな相手が来ても戦う準備ができているという性質のことを( )と 呼ぶ。

    多様性

  • 10

    免疫記憶という仕組みが存在する理由の一つとして、免疫の記憶は( )を守るためのものであるため、という考え方がある。

    新生児

  • 11

    免疫系の四つの特性を説明できる理論として、バーネットが唱えたのは(A)選択説である。

    クローン

  • 12

    上記の(A)選択説だけではその仕組みを説明できないが、のちにノーベル賞学者の利根川進 が明らかにした生物現象によって説明できるようになったものは

    多様性獲得の仕組み

  • 13

    血清療法が可能となったのは北里柴三郎が血清中に、( )という物質が存在することを発 見したからである。

    抗毒素

  • 14

    細胞が中心的な役割を果たす免疫現象(細胞性免疫)において、メチニコフが発見した、微生物 を貪食する大型の細胞の名前。

    マクロファージ

  • 15

    節足動物(昆虫など)や軟体動物(イカ・タコなど)の生体を防御しているのは、(B ) 免疫系であ り、病原体の感染からその機能を発揮するまで数日間の時間がかかるのは(C)免疫系である。 空欄BおよびCにてはまる言葉の組み合わせとして正しいものを、

    自然, 獲得

  • 16

    全ての血液細胞は(D) で作られる。

    骨髄

  • 17

    上記(D )に存在し、全ての血液細胞を作り出す細胞の名前を、選択肢の中から選びなさい。

    造血管細胞

  • 18

    胸腺の役割についての記述として正しいものを、選択肢の中から選びなさい。

    自分を攻撃するような危険なT細胞を除去する器官である。

  • 19

    リンパ球を活性化する組織(器官)を総称して( ) 組織と呼ぶ。

    二次リンパ

  • 20

    二次リンパ 組織について、リンパ系は(F)に入り込んだ異物を、脾臓は(G) に入り込んだ異物を監視する組織である。

    体中の組織, 血液中

  • 21

    次のうちPAMPsでないのはどれか

    ヒストンタンパク質

  • 22

    TLR2のリガンドは次のうちどれか

    グラム陽性菌のペプチドグリカン

  • 23

    TLR4のリガンドは次のうちどれか。

    リポ多糖

  • 24

    TLR7のリガンドは次のうちどれか

    ウイルスの1本鎖RNA

  • 25

    TLRの存在する細胞内領域はどれか。すべて選べ。

    細胞膜, 細胞質, エンドソーム

  • 26

    免疫活性化に主に関わるリポ多糖の構造はどこか

    Lipid A

  • 27

    転写因子NF-KB(RelAp50)による転写活性化に直接関与しないのは次のうちどれか。

    RelA/p50のリン酸化

  • 28

    病原性グラム陽性細菌とプロバイオティック乳酸菌のリポテイコ酸は構造が異なることが知ら れている。次のうち異なる点として正しいのはどれか。

    アシル基の本数

  • 29

    NOD受容体ファミリーにおいてNOD領域はどのような役割を果たすか。

    多量体化

  • 30

    インターフェロン産生に重要な転写因子であるIRF3において転写活性化に必要なリン酸化 部位は、分子内のうちどこにあるか。

    末端領域

  • 31

    アポトーシスの経路として内因性経路と外因性経路が存在する。内因性経路のアポトーシス に関与するカスパーゼはどれか。全て答えよ。

    Caspase9 , Caspase3

  • 32

    アポトーシスが誘導された細胞の変化として間違っているのはどれか。

    核(ヌクレオソーム)の拡散

  • 33

    ミトコンドリア経路においてアポトーシスの抑制因子はつぎのうちどれか

    Bcl-2

  • 34

    find me signal として間違っているものはどれか

    TNF- a

  • 35

    オートファジー細胞死は、( )経路が機能しない場合に誘導され( )の代償機構として個体発生などに関わる。

    アポトーシス

  • 36

    ネクロプトーシスに関与するリン酸化酵素として正しいものはどれか。

    RIPK3

  • 37

    パイロトーシスを誘導するカスパーゼとパイロトーシスにより放出されるサイトカインの組み合わせとして正しいのはどれか。

    Caspase1, IL-1 β

  • 38

    フェロトーシスの誘導機構において重要な働きをする金属

  • 39

    感染における生体反応の生じる順序について正しいものは? 1.血管障害、2.感染によるサイトカイン誘導、3.多臓器不全、4.プロテアーゼ

    2,4,1,3

  • 40

    SOFAスコアを算出するカテゴリーとして間違っているものは

    脾臓

  • 41

    リコモジュリン(rTM)は播種性血管内凝固症候群DICの治療に役立つと考えられている。 rTMはどのような分子の改変タンパク質であるか

    トロンボモジュリン

  • 42

    強力な抗生物質であるバンコマイシンの作用機序について正しいのは?

    細胞壁合成阻害

  • 43

    消炎鎮痛薬NSAIDsが阻害する酵素はどれか。

    シクロオキシゲナーゼ

  • 44

    次の消炎鎮痛薬のうちNSAIDsはどれか。全て答えよ

    アセトアミノフェン, ロキソプロフェン, イブプロフェン, アスピリン

  • 45

    活性酸素種を反応性の高い順に並べた。正しいものはどれか。 1スーパーオキシド、 2ペルオキシラジカル、 3ヒドロキシラジカル、 4アルコキシルラジカル

    3,4,2,1

  • 46

    酸化ストレスの障害を受ける分子のなかで修復機構が存在するもの

    DNA

  • 47

    次のうち進化上最も古い免疫組織であると考えられるものを、選択肢の中から選びなさい

    腸管関連リンパ組織

  • 48

    小腸腸絨毛の間に存在し、腸管腔から抗原や細菌を直接取り込み、リンパ球の活性化を行う腸 管関連リンパ組織の名称

    パイエル板

  • 49

    白血球中で最も存在する数の多い細胞の名称

    好中球

  • 50

    血液中に存在する細胞で、血液から組織に出て分化するとマクロファージになる細胞の名称

    単球

  • 51

    ウイルス感染細胞やがん細胞を殺す機能をもつリンパ球であるが、抗原を認識する受容体は もたない、自然免疫系の細胞の名称

    ナチュラルキラー細胞

  • 52

    貪食機能をもつ細胞

    好中球

  • 53

    顆粒球に関する次の記述のうち違っているものを選べ

    細胞内に顆粒を持つ肥満細胞は、顆粒球の一つである。

  • 54

    抗体分子(免疫グロブリン)は、全部で( ? ) 本のポリペプチド鎖からなる複合タンパク質である

    4

  • 55

    免疫グロブリンの軽鎖および重鎖は、抗原と結合する部分を含みそれぞれの分子ごとに異なる 構造をもつ( ? )部と、どの分子も同じ構造をもつ定常部からなる。

    可変

  • 56

    抗体分子をパパインという酵素で消化した時に生じる断片で、抗体の生物学的機能特異性を決 定する部分を(?) 断片と呼ぶ。

    Fc

  • 57

    抗体分子中の抗原結合部位は、軽鎖の可変部と重鎖の可変部から形成される。これらのうち、( )1、( )2、( )3と呼ばれる領域(相補性決定領域)がループ状の構造をとり、抗原と直接結合する構造を形成している。

    CDR

  • 58

    抗体の5つのクラス(イソクラス)は、( ) の定常部の構造が互いに異なっている。

    重鎖

  • 59

    血液中で最も存在量が多く、半減期が長い抗体のクラス。胎児を守る。

    IgG

  • 60

    肥満細胞の表面に結合して存在し、アレルギ一反応に関わる抗体のクラス。血清中の存在量は 少ない。

    IgE

  • 61

    5量体を形成する抗体のクラス.J鎖が各抗体分子のC末端に結合。免疫応答の初期に生産され る抗体。分子量が大きいため血中から組織内へ容易に拡散できない。補体を活性化させる能力 が高い。

    IgM

  • 62

    胃や腸など粘液中に分泌される抗体のクラス。消化管や気道など粘液の感染防御に関わってい る。涙、唾液、母乳にも含まれる。

    IgA

  • 63

    胎盤を通過し胎児の体を守る働きを担う抗体のクラス。血清中に1番多い。半減期が最も長い。

    IgG

  • 64

    細菌などに結合することで食細胞による貪食 作用を受けやすくする抗体の機能を何と呼ぶか。

    オプソニン化

  • 65

    抗体が細胞へのウイルスや細菌の接着阻止、毒素の受容体への結合阻止をする機能をなんと 呼ぶか。

    中和

  • 66

    抗体は細菌の表面に結合すると、(. )を活性化することにより細胞膜に穴をあける働きをもつ

    補体

  • 67

    モノクローナル抗体について、下記の記述のうち間違っているものを1つ選びなさい。

    モノクローナル抗体を作製するためには、目的の抗原に結合する抗体を産生するB細胞をあらかじめ選別しておき、それとがん細胞との融合細胞を作製する。

  • 68

    抗体の多様性を生み出す仕組みとして利根川進博士が発見した事実として正しいもの

    B細胞では、抗体の可変部の遺伝子と定常部の遺伝子が同じDNA断片中に存在すること

  • 69

    利根川進博士が発見した生物現象の名称

    体細胞遺伝子組み換え

  • 70

    抗体の多様性を生み出す4つの仕組みには含まれないものを下記の選択肢から1つ選びなさ い。

    抗体遺伝子はRNAに転写されたのち、選択的スプライシングを受ける

  • 71

    抗体の多様性を生み出す4つの仕組みのうち、リンパ節や脾臓でB細胞が抗原に出会って活 性化される過程で起こるものを、下記の選択肢から1つ選びなさい。

    可変部遺伝子に点突然変異が導入される

  • 72

    クラススイッチとは、B細胞が抗原と反応して分裂する過程で、同一の(A)遺伝子に対して、(B) 遺伝子だけを取り替えて、(C)の異なるクラスの抗体を作るようになる現象である。

    可変部, 定常部, 生物学的性質

  • 73

    クラススイッチについての下記の記述のうち間違っているもの

    lgE抗体を作るB細胞はクラススイッチによりlgM抗体を作るB細胞に変化する

  • 74

    ヒトの免疫系は、抗原を特異的に識別する分子の集団を、合わせて(x)セットもっている。

    3

  • 75

    (Y)型T細胞抗原受容体(T細胞レセプター)をもつT細胞( )は、腸管免疫系などの進化的に古い免疫組織に分布している。

    уб

  • 76

    (z )型T細胞抗原受容体(T細胞レセプター)をもつT細胞( )は、全身の免疫系に分布し、さらにヘルパーT細胞、キラーT細胞などに分類される。

    αβ

  • 77

    T細胞が認識しうる抗原は?3つ答えよ

    タンパク質, 酵素, ペプチド

  • 78

    TCRの(ア)鎖を構成する遺伝子は、抗体の(イ)鎖の可変部のそれと似た構造をしている。 ア・イの組み合わせとして正しいものは

    β , 重

  • 79

    T細胞抗原受容体(T細胞レセプター)は細胞内領域が小さく、それ自体で細胞にシグナルを伝達できないため、シグナル伝達機能をもつ( ) 分子とともにTCR複合体を形成している。

    CD3

  • 80

    ヘルパーT細胞の細胞表面に存在する分子を2つ答えなさい

    CD3 , CD4

  • 81

    自分が戦うべき抗原(敵)と出会って活性化され抗原(敵)と戦う力を得たT細胞を総称して何と呼ぶか。

    エフェクターT細胞

  • 82

    抗体の抗原結合部位の多様性をもたらす4つの仕組みのうち、T細胞レセプター遺伝子の抗 原結合部位の多様性獲得機構には存在しないもの

    抗原結合部位に高頻度に導入される点突然変異

  • 83

    MHC拘束性について説明した文章として間違っているものを、下記の選択肢から1つ選びな さい。

    MHC分子は、個人間で多様性があるということを示す言葉である。

  • 84

    MHCとは主要( ) 遺伝子複合体のことである。

    組織適合

  • 85

    ヒトのMHC領域は( ) とも呼ばれる。

    HLA

  • 86

    ヒトの細胞表面には最大で( ) 種類の異なるMHCクラス1分子が存在しうる。

    6

  • 87

    ウイルス感染を阻害する能力から命名された。抗ウイルス作用だけでなく他の免疫調節機能

    インターフェロン

  • 88

    もともとは「白血球間の情報伝達分子」の意味で名付けられたが、白血球以外の様々な細胞 も作る。専門家の会議で末尾に連続した番号をつけて命名されている。

    インターロイキン

  • 89

    特に貪食細胞とリンパ球の遊走、活性化にかかわる。走化性のサイトカインの意味。炎症反 応において中心的な役割を果たす。

    ケモカイン

  • 90

    ナイーブCD4陽性T細胞の機能分化によって生じるT細胞を、下記の選択肢から全て選びなさい

    制御性T細胞, 1型ヘルパーT細胞(Th1細胞), 2型ヘルパーT細胞(Th2細胞), 17型ヘルパーT細胞(Th17)

  • 91

    キラーT細胞は、ウイルス感染した標的細胞に対して(A )と(B)を放出し、(A)が形成した細胞膜上の穴を通して(B)が送り込まれ、(C)を誘導することでウイルス感染細胞を排除する。

    パーフォリン, グランザイム, アポトーシス

  • 92

    制御性T細胞は、(D)という転写因子を発現するT細胞で、免疫抑制性のサイトカインである(E)やインターロイキン(F)を放出すること、補助刺激因子の刺激を阻害をすること、T細胞増殖に必要なインターロイキン(G)を奪うことによって、他のT細胞の働きを抑制する。

    Foxp3, TGF-B, 10, 2

  • 93

    がんの治療法の一つとして、患者の血液から分離した(H)を(J)とともに培養し、(J)由来の抗原ペプチドを抗原提示させたものを体内にもどし、がん細胞特異的な(K)を活性化することでがん細胞に対する免疫応答を、強化する方法がある。

    樹状細胞, 腫瘍抗原, T細胞

  • 94

    がん治療に用いられるモノクローナル抗体(製品名:オプジーボ)は、(L) 細胞上に発現する免疫チェックポイント受容体分子である(M)に結合し、がん細胞上の(M )のリガンドとの結合を阻害することによって、がん細胞に対する免疫応答を増強する作用を示す。

    T, PD-1

  • 95

    新型コロナウイルスの感染に対する免疫反応のうち、個体への感染を予防する上で最も重要な もの

    粘液中に分泌されるlgA型中和抗体

  • 96

    「ワクチン由来因子が細胞内で転写、翻訳され、抗原が産生される。」に当てはまるものを、下記の選択肢から全て選びなさい

    DNAワクチン, ウイルスベクターワクチン