問題一覧
1
もし わたしが雨だったなら それが永遠に交わることのない 空と大地を繋ぎ止めるように 誰かの心を繋ぎ止めることができただろうか
3巻 井上織姫
2
剣を握らなければ おまえを守れない 剣を握ったままでは おまえを抱き締められない
5巻 茶渡泰虎
3
人は皆すべからく悪であり 自らを正義であると錯覚する為には 己以外の何者かを 己以上の悪であると 錯覚するより 他にないのだ 確信した正義とは、悪である 正義が正義たり得る為には 常に自らの正義を疑い続けなければならない
44巻 東仙要
4
毒々しくって、 眩々するだろ?
68巻 アスキン・ナックルヴァール
5
愆つは、人 殺すは、魔
39巻 アヨン
6
産まれ堕ちれば、 死んだも同然
35巻 涅マユリ
7
我々は涙を流すべきではない それは心に対する肉体の敗北であり 我々が心というものを 持て余す存在であるということの 証明にほかならないからだ
7巻 朽木白哉
8
どいつもこいつも、 ぶっ壊れちまえ
24巻 グリムジョー・ジャガージャック
9
美しさとは、 そこに何もないこと
64巻 グレミィ・トゥミュー
10
変わらぬものは 心だと 言えるのならば それが強さ
54巻 朽木ルキア
11
心在るが故に妬み 心在るが故に喰らい 心在るが故に奪い 心在るが故に傲り 心在るが故に惰り 心在るが故に怒り 心在るが故に お前のすべてを欲する
40巻 ウルキオラ・シファー
12
我等の世界に意味などなく そこに生きる我等にも 意味などない 無意味な我等は 世界を想う そこに意味は無いと知ることにすら 意味など無いとい うのに
22巻 ウルキオラ・シファー
13
そう、我々に運命などない 無知と恐怖にのまれ 足を踏み外したものたちだけが 運命と呼ばれる濁流の中へと 堕ちてゆくのだ
6巻 浦原喜助
14
時は常に背後から迫り 唸りを上げて眼前に流れ去る 踏み止まれ 時がお前を 美しい世界へ押し流そうと どれほど牙を剥こうとも 前を見るな お前の希望は 背後に迫る 冥冥たる濁流の中にしかない
50巻 銀城空吾
15
軋む軋む 浄罪の塔 光のごとくに 世界を貫く 揺れる揺れる 背骨の塔 堕ちてゆくのは ぼくらか 空か
14巻 山田花太郎
16
届かぬ牙に 火を灯す あの星を見ずに済むように この吭を裂いてしまわぬように
11巻 阿散井恋次
17
不幸を知ることは 怖ろしくはない 怖ろしいのは 過ぎ去った幸福が 戻らぬと知ること
46巻 松本乱菊
18
僕が こんなにも若く こんなにも未熟であるということが 老いさらばえ 完全無欠である大人達には どうにも許し難いことのようなのだ
53巻 雪緒
19
魂燃え立つ 天の降るとも
58巻 山本元柳斎重國
20
人を美しいとは思わないけれど 花を美しいとは思う 人の姿が花に似るのは ただ斬り裂かれて倒れる時だ
37巻 綾瀬川弓親
21
吾子の手かわいや さまよう手 吾をもとめて 流離うて 寄らば離れる 手をとって 引きて歩もう 沙汰の果て
71巻 涅ネム
22
ぼくは ただきみに さよならを言う練習をする
15巻 吉良イヅル
23
伏して生きるな、 立ちて死すべし
45巻 山本元柳斎重國
24
散りて二度とは咲かずとも 炎のごとくに散るぞ美し
57巻 朽木白哉
25
私達 一つとして 混じりあうものはない 二つとして 同じ貌をしていない 三つ目の 瞳を持たぬばかりに 四つ目の 方角に希望はない 五つ目は 心臓の場所にある
27巻 井上織姫
26
戦いこそすべて
59巻 卯ノ花八千流
27
美しきを愛に譬ふのは 愛の姿を知らぬ者 醜きを愛に譬ふのは 愛を知ったと驕る者
20巻 市丸ギン
28
一緒に数えてくれるかい 君についた 僕の歯型を
52巻 月島秀九郎
29
痛みはない その天秤から 目を逸らせぬ事以外に
70巻 ユーグラム・ハッシュヴァルト
30
我々は皆 生きながらにして死んでいる 終焉は常に 始まりの前から そこに在るのだ 生きることが 何かを知り続けることならば 我々が最後に知るものこそが終焉であり 終焉をついに見出し 完全に知ることこそが 即ち死なのだ 我々は何かを知ろうとしてはならない 死を超越できぬ者は 何ものも知ろうとしてはならないのだ
25巻 白一護
31
罪無きあなたは 太陽のよう 罪深きあなたも 太陽のよう
60巻 黒崎真咲
32
この世のすべては あなたを追いつめる為にある
21巻 平子真子
33
軍勢ゆきゆきて喇叭を吹く 耳鳴り止まず星屑のごとく 軍靴の轟き雷鳴のごとく
56巻 キルゲ・オピー
34
一歩踏み出す 二度と戻れぬ 三千世界の 血の海へ
55巻 ユーハバッハ
35
私が 世界は危険に満ちていると信じ その危険からお前を護りたいと願うのは 私の中にその危険と同質の 衝動があるからに ほかならない
61巻 斬月
36
人が希望を持ちえるのは 死が目に見えぬものだからだ
2巻 朽木ルキア
37
ああ おれたちは皆 眼をあけたまま 空を飛ぶ夢を見てるんだ
9巻 志波空鶴
38
降り頻る太陽の鬣が 薄氷に残る足跡を消してゆく 欺かれるを恐れるな 世界は既に欺きの上にある
16巻 日番谷冬獅郎
39
銃弾、鉤爪、軍旗、刀剣、 五本指折り お前を待つ
69巻 バズビー
40
己の生に 抗い続ける 己の心に 牙ある限り
62巻 狛村左陣
41
王は駆ける 影を振り切り 鎧を鳴らし 骨を蹴散らし 血肉を啜り 軋みを上げる 心を潰し 独り踏み入る 遙か彼方へ
32巻 グリムジョー・ジャガージャック
42
世界一嫌いだと言ってくれ
31巻 ザエルアポロ・グランツ
43
信じるのは、まだ早い
36巻 平子真子
44
錆びつけば 二度と突き立てられず 掴み損なえば 我が身を裂く そう 誇りとは 刃に似ている
8巻 斬月
45
我等は 姿無くとも 歩みは止めず
74巻 黒崎一護
46
生きることと 生かされることに 違いは無い 死ぬことと 殺されることに 違いが無いように生きることと 生かされることに 違いは無い 死ぬことと 殺されることに 違いが無いように
63巻 エス・ノト
47
俺達は虫 不揮発性の 悪意の下で 這い回る蠕虫 首をもたげる 月より高く 憐れなお前等が 見えなくなるまで
33巻 ノイトラ・ジルガ
48
我等は 姿無き故に それを畏れ
1巻 黒崎一護
49
誇りを一つ捨てるたび 我等は獣に一歩近づく 心を一つ殺すたび 我等は獣から一歩遠退く
13巻 更木剣八
50
あなたの影は 密やかに 行くあての無い 毒針のように 私の歩みを縫いつける あなたの光は しなやかに 給水塔を打つ 落雷のように 私の命の源を断つ
18巻 砕蜂
51
断ち切るものは 命だけかい
66巻 二枚屋王悦
52
血のように赤く 骨のように白く 孤独のように赤く 沈黙のように白く 獣の神経のように赤く 神の心臓のように白く 溶け出す憎悪のよう に赤く いてつく傷歎のように白く 夜を食む影のように赤く 月を射抜く吐息のように 白く輝き 赤く散る
17巻 四楓院夜一
53
君が明日 蛇となり 人を喰らい 始めるとして 人を喰らった その口で 僕を愛すと 咆えたとして 僕は果して 今日と同じに 君を愛すと 言えるだろうか
47巻 市丸ギン
54
僕は、ついてゆけるだろうか 君のいない世界のスピードに
49巻 黒崎一護
55
その疵深し、海淵の如し その罪赤し、死して色無し
30巻 志波海燕
56
牙より滴る火は消えず 刃立つ野を焼き払い 友の姿を炙り出す
73巻 阿散井恋次
57
犠牲無き世界など ありはしない 気付かないのか 我々は 血の海に 灰を浮かべた地獄の名を 仮に世界と 呼んでいるのだ
42巻 ティア・ハリベル
58
主よ、我々は 孔雀を見るような目つきで あなたを見る それは期待と、渇仰と 恐怖に似た底知れぬものに 縁取られているのだ
28巻 ドルドーニ・アレッサンドロ・ソカッチオ
59
失くしたものを 奪い取る 血と肉と骨と あとひとつ
41巻 ヤミー・リヤルゴ
60
ぼくたちは ひかれあう 水滴のように 惑星のように ぼくたちは 反発しあう 磁石のように 肌の色のように
4巻 石田雨竜
61
恐れることは ただ一つ 恐れを知らぬ 戦士と為ること
38巻 檜佐木修兵
62
人は皆、猿のまがいもの 神は皆、人のまがいもの
48巻 藍染惣右介
63
そう、何ものも わたしの世界を 変えられはしない
19巻 黒崎一護
64
私に翼をくれるなら 私はあなたのために飛ぼう たとえば この 大地のすべてが 水に沈んでしまうとしても 私に剣をくれるなら 私はあなたのために立ち向かおう たとえば この 空のすべてが あなたを光で射抜くとしても
34巻 ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク
65
私の胸に深く突き刺さるその声は 鳴り止まぬ歓声に似ている
26巻 ルピ・アンテノール
66
腐敗は我が友 夜は我が僕 鴉にこの身を啄ませながら 楡の館でお前を待つ
43巻 バラガン・ルイゼンバーン
67
言葉に姿があったなら 暗闇に立つきみに届きはしないだろう
72巻 石田雨竜
68
すきだよ しぬほど
65巻 ジジ・ジュエル
69
俺達は 手を伸ばす 雲を払い 空を貫き 月と火星は掴めても 真実には まだ届かない
10巻 志波岩鷲
70
俺たちは滝の中の魚 俺たちは籠の中の虫 俺たちは波濤の残骸 髑髏の錫杖 力の奔流 それを呑む鯨 俺たちは五本角の雄牛 俺たちは火を吹く怪物 泣き叫ぶ子供 ああ 俺たちは 月光に毒されている
23巻 斑目一角
71
あたしの心に 指を入れないで
51巻 毒ヶ峰リルカ
72
御先 真黒 真逆様
67巻 兵主部一兵衛
73
我々が岩壁の花を美しく思うのは 我々が岩壁に足を止めてしまうからだ 悚れ無き その花のように 空へと踏み出せずにいるからだ
12巻 藍染惣右介
74
ただ執拗に 飾り立てる 切り落とされると知りながら ただ執拗に 磨き上げる 切り落とされると知りながら 恐ろしいのだ 恐ろしいのだ 切り落とされる その時が 切り落とされた その髪は 死んだあなたに 似てしまう 髪も爪も みな宝物のように 美しく飾り立てるのに なぜ自らの体から切り離されただけで 汚く不気味なものとなってしまうのだろう 答えは 簡単 それらは全て 自らの死した姿に ほかならないからだ
29巻 チルッチ・サンダーウィッチ