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問題一覧
1
可視光線の一部をその色素内の分子レベルで吸収し、残りを放出することで人に物体の色を知覚させる物質の総称
色素
2
色素のうち、工業的用途で着色することを目的として使用されるもの
色材
3
染色に用いる色材の総称。水・アルコール・油などに溶け、布や紙などの繊維に染み込んで染まる。
染料
4
一般に水や有機溶剤・油などに溶けない色材。
顔料
5
染料には大きく分けて(A)と(B)がある。
天然染料, 合成染料
6
顔料は化学構造の違いで大きく(A)と(B)に分けられる
有機顔料, 無機顔料
7
顔料は一般に水や有機溶剤・油などに溶けない色材で、(A)と混和して絵具や塗料、インクとして用いられる。
展色材
8
天然染料は、その由来となるもので大きくふたつに分かれる。それは何か?
植物染料, 動物染料
9
植物染料に該当するものを全て選べ
藍, 茜, 紅花, ウコン, キハダ
10
動物染料に該当するものを全て選べ
ラック, コチニール, 貝紫
11
次の説明に該当する植物染料はどれか 根から赤い染料が採取される。 日本や中国に野生している。明礬で媒染すると赤く染まり、灰で媒染すると絹が緋色に染まる。
茜
12
次の説明に該当する植物染料はどれか あざみに似た草で、紅、くれないとも呼ばれる。この花から採った紅の色素が本来の臙脂である。花が茎の末の方から咲くのを順次摘み取って染料にすることから、末摘花とも呼ばれる。
紅花
13
次の説明に該当する植物染料はどれか インド南部・マレー半島・タイ原産のマメ科の落葉低木樹。芯材を用いる。日本では生育しないので古くから輸入に頼っている。 明礬で媒染して赤く染色する方法と、椿やヒサカキの木などを燃やした灰汁で媒染してやや紫みを含んだ赤に染色する方法がある。
蘇芳
14
次の説明に該当する植物染料はどれか ※文中の○○には答えと同じものが入る ススキに似たイネ科植物。灰汁または明礬媒染で黄色、鉄媒染で黒茶色に染まる。 近江○○は山地に多く生え、正倉院宝物の中の黄色系の布や和紙の多くはこれで染めたと思われる。八丈島の平地に多く生える八丈○○はこぶな草と呼ばれ、この島で織られる黄八丈の色として知られ、美しい黄色に染まる。
苅安
15
次の説明に該当する植物染料はどれか 山地に自生するミカン科の落葉高木樹。 防虫効果があることから写経の紙に用いられ、日本では古くは黄紙といえばこれで染めた紙のことを指した。
黄檗
16
次の説明に該当する植物染料はどれか 常緑の低木樹。 その実が黄色の染料にも、栗・キントン・沢庵などの食用の着色にも使われる。漢方では利尿剤としても使用される。
梔子
17
次の説明に該当する植物染料はどれか 天然染料の代表的なもの。 明治時代まで日本全国にあった紺屋で使用されていた。
藍
18
次の説明に該当する植物染料はどれか 多年草で、その根を紫根といい、根の外皮の色素が含まれている。最古の紫色染料で、椿の灰汁で媒染すると美しい紫色になるが、その染色にはたいへん手間がかかり、古代から高貴な身分の象徴とされた。
紫草
19
次の説明に該当する動物染料はどれか 地中海沿岸に生息し、紀元前1600年ごろ、古代フェニキア人はこれの分泌物を取り出して糸や布に擦り込み、日光にかざして綺麗な赤紫に発色させた。フェニキアの首都ティルが染色貿易地で知られていたことからティリアンパープルと呼ばれた。非常に効果で高貴な色の象徴とされ、クレオパトラも好んだことから帝王紫とも呼ばれた。
貝紫
20
次の説明に該当する動物染料はどれか ※文中の○○には答えと同じものが入る インドのガンジス川流域に生息するイヌナツメの小枝につく虫から抽出される。雌が色素を持ち、雄は樹脂分を持っており、雄と雌が一緒になると分泌するチョコレート色の光沢のある樹脂状の色素を○○という。これで染めた色も臙脂色と呼ぶ。
ラック
21
次の説明に該当する動物染料はどれか メキシコやペルーなどの中南米の砂漠に生息するウチワサボテンに寄生する。雌に赤い色素がある。雌を採取して熱湯を通した後乾燥させて用いる。
コチニール
22
植物染料または動物染料の中で、赤い染料が採れるものを全て選べ。
茜, 紅花, 蘇芳, コチニール
23
植物染料または動物染料の中で、黄色の染料が採れるものを全て選べ。
苅安, 黄檗, 梔子
24
植物染料または動物染料の中で、青色の染料が採れるものを全て選べ。
藍
25
植物染料または動物染料の中で、臙脂色の染料が採れるものを全て選べ。
ラック
26
植物染料または動物染料の中で、赤紫色の染料が採れるものを全て選べ。
貝紫
27
植物染料または動物染料の中で、紫色の染料が採れるものを全て選べ。
紫草
28
次に説明する合成染料はどれか 染色方法: 染料を溶かした液中に入れて直接染色 適用繊維: 綿・麻・レーヨンなどのセルロース系繊維 染着色: 不鮮明 褪色性: 光や洗濯で褪色しやすい
直接染料
29
次に説明する合成染料はどれか 染色方法: 酸性の液中に入れて染色 適用繊維: 羊毛・絹・ナイロン・アクリル系繊維 染着色: 多くの色相が鮮明 褪色性: 褪色性はさまざま
酸性染料
30
次に説明する合成染料はどれか 染色方法: 溶液中で陽電子を放出し、正の電荷を帯びた原子となるイオン(カチオン)による染料。イギリスのパーキンが発明したモーヴが歴史上最古の合成染料とされる。 適用繊維: 絹・綿(アクリル繊維用に開発されたカチオン染料は光で褪色しにくい) 染着色: 濃い色は鮮明 褪色性: 光や洗濯で褪色しやすい
塩基性染料
31
次に説明する合成染料はどれか 染色方法: 酸性染料と媒染剤の両方の役割を持つ。有害のクロムを使用することから使用は減少。 適用繊維: 羊毛 染着色: 紺色・黒 褪色性: 褪色しにくい
酸性媒染染料(クロム染料)
32
次に説明する合成染料はどれか 染色方法: 水に溶けないので薬剤で酸素を取り去りアルカリ水溶液にして、その液で染色。 適用繊維: 主に綿 染着色: 色は鮮明 褪色性: 褪色しにくい
建染染料(バット染料)
33
次に説明する合成染料はどれか 染色方法: 水に溶けないので硫化ナトリウムで溶かして染色。安価なので簡単な染色に用いられる。 適用繊維: 綿・レーヨン 染着色: 不鮮明 褪色性: 褪色しにくい
硫化染料
34
次に説明する合成染料はどれか ※文中の○○には答えと同じものが入る 染色方法: 繊維に○○をつけ、染料を反応させて染色。染色方法が煩雑なため使用は減少。 適用繊維: 綿・麻・レーヨンなどのセルロース系繊維 染着色: 色は鮮明 褪色性: 褪色しにくい
ナフトール染料
35
次に説明する合成染料はどれか 染色方法: 水に溶けにくく、分散した状態のまま染色。 適用繊維: アセテート・ポリエステル 染着色: 色は鮮明 褪色性: 褪色しにくい
分散染料
36
次に説明する合成染料はどれか 染色方法: 繊維と強く化学結合することで染色。 適用繊維: 綿・麻・レーヨン・羊毛・絹・ナイロン 染着色: 色は鮮明 褪色性: 褪色しにくい
反応性染料
37
顔料は、一般的に不透明で水や有機溶剤、油などに溶けない有彩色の粉末で、化学構造の違いで大きく(A)と(B)に分けられる
有機顔料, 無機顔料
38
次の顔料のうち、有機顔料に該当するものを全て選べ
アゾ系顔料, 縮合多環系顔料, フタロシアニン系顔料, 染料レーキ系顔料
39
次の顔料のうち、無機顔料に該当するものを全て選べ
合成無機顔料, 天然鉱物顔料
40
以下の文で説明しているものを選べ 石油から作られた原料をもとに化学的に合成されたもので、その化学構造の違いから4種類に分類される。
有機顔料
41
次の文で説明している有機顔料はどれか 古くから使われ、価格も比較的安く、黄色から赤の色相まで種類も豊富。 印刷のイエローインキ(ジスアゾイエロー)・マゼンタインキ(ブリリアントカーミンB)などとして使用されている。
アゾ系顔料
42
次の文で説明している有機顔料はどれか 光や熱で褪色しにくい高級顔料。自動車の塗装などに使用されている。
縮合多環系顔料
43
次の文で説明している有機顔料はどれか 鮮やかな青や緑の色相で光に対する褪色性、耐久性に優れる。印刷のシアンインキなどとして使用されている。
フタロシアニン系顔料
44
次の文で説明している有機顔料はどれか 白の顔料に染料を染めつけてつくられる。鮮やかな発色だが、光や熱で褪色しやすく、用途が限られる
染料レーキ系顔料
45
次の文の空いている箇所に入るものを語群から選べ 天然鉱物顔料は、人類が絵画として使用した最古の色材です。フランスのラスコーの洞窟に描かれていた古代壁画では(A)(B)(C)が使われていた。
赤鉄鉱(赤土), マンガン(黒土), 黄土
46
次の文の空いている箇所に入るものを語群から選べ 天然鉱物顔料は、人類が絵画として使用した最古の色材です。古代エジプトでは(A)(B)(C)が使われていた。
孔雀石, ラピスラズリ, 黄土
47
次の文の空いている箇所に当てはまるものを語群から選べ ラピスラズリは、産地であるアフガニスタンから地中海を海路で運ばれてきたことから、それを細かく粉砕してできた顔料は「海を越える」を意味する(A)と呼ばれている。 当時、深い青の顔料はラピスラズリからしか作れず、大変高価なもので、17世紀のバロック絵画を代表する「フェルメールの青」としても有名です。
ウルトラマリン
48
日本で群青と呼ばれている無機顔料が採れる天然鉱物はどれか
アズライト(藍銅鉱)
49
次の説明に該当するものはどれか 赤の天然鉱物顔料で、中国の辰州(現在の湖南省付近)が産地だったことから名付けられた。 日本では弥生時代より産出され、古墳や石棺の壁画、彩色などに使われ、棺の中に朱を入れる習慣は江戸時代にも行われていた。現在では押印用の朱肉に使われている。
辰砂
50
次の説明に該当するものはどれか 白の天然鉱物顔料で絵画以外で使用された。 中国の産地から名前がつけられ、磁器の材料として有名。
カオリン
51
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ カオリン
酸化チタン, 白
52
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ 赤鉄鉱
バーミリオン, カドミウムレッド, 赤
53
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ 辰砂(朱)
バーミリオン, カドミウムレッド, 赤
54
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ 黄土(イエローオーカー)
コバルトイエロー, 黄
55
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ 硫黄
コバルトイエロー, 黄
56
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ 孔雀石
クロムグリーン, エメラルドグリーン, 緑
57
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ ラピスラズリ(瑠璃)
エジプトブルー, プルシアンブルー, 合成ウルトラマリン, 青
58
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ アズライト(藍銅鉱)
エジプトブルー, プルシアンブルー, 合成ウルトラマリン, 青
59
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ マンガン
黒
60
次の天然鉱物顔料を化学的に合成して作られた合成無機顔料と、その色をえらべ 木炭
黒
61
染料の代表的な用途を全て選べ
繊維・紙・皮革の染色, 食品・飲料の着色, 水性インク, カラー写真フィルム, 染毛剤, 微生物・生化学用試薬, 防犯カラーボール
62
顔料の代表的な用途を全て選べ
塗料・印刷インキ, 絵具・クレヨン・色鉛筆, プラスチック・ゴム・セメントの着色, 油性インク, メイクアップ化粧品やファンデーション, 陶磁器・ガラスの着色
63
染料や顔料で着色する目的として正しい組み合わせを選択肢から選べ 繊維の着色、化粧品、食品、飲料など
色のイメージを活かして、美しいもの、美味しそうなもの、好みのもの、似合う色のものを作るなど心理的な効果を目的とする
64
染料や顔料で着色する目的として正しい組み合わせを選択肢から選べ 消化器の色を目立たせる、形が同じものを色で区別する
色によりほかと区別するため
65
染料や顔料で着色する目的として正しい組み合わせを選択肢から選べ 塗装:これは色材の効果ではなく展色剤の効果になる
表面の保護を目的とする
66
染料や顔料で着色する目的として正しい組み合わせを選択肢から選べ 印刷インキ・絵の具・プリンター用インク
複数の色の配置により形をつくり、ある情報を伝達するため
67
次の説明に該当するものはどれか 分光反射率分布が異なる物が、ある照明条件の下で等しい色に見えること
条件等色
68
次の説明に該当するものはどれか 二つ以上の色光を同じ面に投影して混色すること
加法混色
69
次の説明に該当するものはどれか 二つ以上の色材による混色
減法混色
70
次の説明に該当するものはどれか 視覚レベルでの混色
中間混色
71
次の説明に該当するものはどれか 色の点が非常に小さいために、視覚が空間的に個々の色を区別できる能力(空間分解能)を下回った時に起こる混色で、テレビやカラー印刷に利用されている。
併置混色
72
次の説明に該当するものはどれか 回転するコマのように複数の色を高速で回転させ、視覚が時間的に区別できる能力(時間分解能)を下回った時に起こる混色
回転混色
73
加法混色の三原色はどれか
RGB
74
減法混色の三原色はどれか
CMY
75
混色すると無彩色になる「補色の関係にある」組み合わせで正しいものはどれか
RとC、GとM、BとY
76
次の文の説明しているものはどれか 色材に染料を使い、減法混色を利用したもの。CMYの染料が3層になっており、ハロゲン化銀に光が当たると黒くなる性質を使い、光の量に応じて3色の染料の濃度を変え、さまざまな色を作り出す。
銀塩写真
77
次の文の説明しているものはどれか 色材に顔料を使い、減法混色と中間混色の併置混色を利用する。 版に凸凹がない平版の上で水と油(インキ)とが反発しあう性質を利用し、インキがのる部分とのらない部分とを分ける。CMYKインキの面積(盲点面積率)を変えることで色の濃淡を表現する。 平板印刷ともいう。
オフセット印刷
78
次の文の説明しているものはどれか 色材に顔料を使い、減法混色と中間混色の併置混色を利用する。 印刷部分を小さい凸凹状のくぼみから構成された版にインキをつけ、印刷物に押し当てることで印刷する。くぼみの大きさや厚み、密度を変えることで色の濃淡を表現し、色の細かい濃淡を表現するのに優れている。凸版印刷ともいう。
グラビア印刷
79
次の文の説明しているものはどれか 色材に染料と顔料を使い、減法混色と中間混色の併置混色を利用する。 離れたところから非常に細かい粒子状にしたインクを印刷用紙に直接吹きつけて画像を作成する。
インクジェットプリンター
80
次の文の説明しているものはどれか 光の三原色を使って、中間混色の併置混色を利用したものがカラーディスプレイです。 3色の蛍光体を塗った面に電子ビームを当てて発光させ、目的の蛍光体に当てる電子の強さに応じていろいろな色が再現できる。 最初のカラーテレビの画面として登場。画面が大型化すると奥行きが出てしまう欠点がある。
CRT
81
次の文の説明しているものはどれか ※文中の○○には答えと同じものが入る 光の三原色を使って、中間混色の併置混色を利用したものがカラーディスプレイです。 白色光を発光し、それをフィルターで3つの原色に分解、液晶分子の方向を変化させて光の透過率を調整する方法。 白色光にLEDを使うことでより鮮やかな発色が可能になった。近年の大画面化に伴い、奥行きを少なくしたフラットパネル方式である○○が主流になっている。
LCD
82
次の文の説明しているものはどれか 光の三原色を使って、中間混色の併置混色を利用したものがカラーディスプレイです。 電気を使った有機物の発光を意味する。バックライトや色フィルターが不要なため消費電力が少なく、構造が単純なので薄型化が可能なディスプレイとして注目されている。
有機EL
83
RGBの各光が発光しない0の状態から最大に発光した1の状態の間を何分割するかを表したものを何信号というか
量子化信号