問題一覧
1
高齢者の栄養管理について 栄養サポートチーム〈NST〉と連携するときに、 病棟看護師が行う看護活動で最も適切なのはどれか。
栄養管理が不十分な高齢者のケアについて助言を得る。
2
浮腫が生じやすいのはどれか。
低栄養
3
食の支援に関わる職種とその役割の組合せで適切なのはどれか。
言語聴覚士 ― 嚥下機能の評価
4
自力での摂取が困難な成人患者の食事介助で適切なのはどれか。
患者に食事内容が見える位置に食器を配置する。
5
誤嚥を防ぐための食事介助で適切なのはどれか。
飲み込んだのを確認してから、次の食物を口に入れる。
6
軽度の嚥下障害がある患者への誤嚥性肺炎の予防法で正しいのはどれか。
口腔内を吸引しながらブラッシングする。
7
誤嚥しやすい患者の食事の援助で適切なのはどれか。
頸部を前屈した体位をとる。
8
脂質1gが体内で代謝されたときに生じるエネルギー量はどれか。
9kcal
9
ビタミンB1の欠乏で生じるのはどれか。
脚気
10
ビタミンと欠乏症の組合せで正しいのはどれか。
ビタミンB1 ― ウェルニッケ脳症
11
ビタミンの欠乏とその病態との組合せで正しいのはどれか。
ビタミンB1 ― 代謝性アシドーシス
12
水溶性ビタミンはどれか。
ビタミンC
13
Crohn〈クローン〉病の患者の食事指導で適切なのはどれか
「蛋白質の多い食事にしましょう」
14
ビタミンと生理作用の組合せで正しいのはどれか。
ビタミンE ― 脂質の酸化防止
15
巨赤芽球性貧血の原因はどれか。
ビタミンB12欠乏
16
下痢によって生じやすい電解質異常はどれか。
低カリウム血症
17
細胞外液に比べて細胞内液で濃度が高いのはどれか。
カリウム
18
ワルファリンと拮抗作用があるのはどれか。
ビタミンK
19
鉄の摂取不足によって起こるのはどれか。
酸素運搬量が減少する
20
鉄欠乏性貧血でみられる症状はどれか。
動 悸
21
味覚障害の原因となるのはどれか
亜鉛欠乏
22
53歳の男性。身長175cm、体重85kg。検査値は総コレステロール280mg /dL、トリグリセライド160mg /dL、空腹時血 糖110mg /dLであった。
抗酸化ビタミンを含む食品の摂取を多くする。
23
食欲を促進するのはどれか。
血中遊離脂肪酸の上昇
24
食道について正しいのはどれか。
粘膜は重層扁平上皮である。
25
胃粘膜からの分泌物とその機能との組合せで正しいのはどれか
塩 酸 ― ペプシノゲンの活性化
26
大腸で吸収されるのはどれか。
水 分
27
脂肪を乳化するのはどれか。
胆汁酸塩
28
胆汁の作用はどれか
脂肪の乳化
29
小腸からそのまま吸収されるのはどれか。 2つ選べ。
グルコース, フルクトース
30
栄養素と消化酵素の組合せで正しいのはどれか。
蛋白質 ― トリプシン
31
脂肪分解の過剰で血中に増加するのはどれか
ケトン体
32
蛋白質で正しいのはどれか。
アミノ酸で構成される。
33
小腸で消化吸収される栄養素のうち、胸管を通って輸送されるのはどれか。
糖 質
34
糖尿病の血糖コントロールの指標となる検査値はどれか。
グリコヘモグロビン
35
食事由来のトリグリセリドを運搬するのはどれか。
カイロミクロン
36
血漿蛋白質の大部分を合成しているのはどれか。
肝 臓
37
脂肪分解酵素はどれか。
リパーゼ
38
生体内でタンパク質が分解され、アミノ酸の 代謝が進んで生じたアンモニアは肝臓で( )に変換される。 ( )に入るのはどれか。
尿 素
39
肝臓の機能で正しいのはどれか。
ホルモンの代謝
40
最終代謝産物に尿酸が含まれるのはどれか。
核 酸
41
蛋白質で正しいのはどれか。
アミノ酸で構成される。
42
黄疸を最も確認しやすいのはどれか。
眼球結膜
43
プリン体の代謝産物である尿酸で正しいのはどれか。
下肢末端は温度が下がるので結晶化しやすい。
44
脂質1gが体内で代謝されたときに生じるエネルギー量はどれか。
9kcal
45
1日のエネルギー所要量が2,300kcalの標準体型の40歳の男性。 1日の脂肪摂取量で適切なのはどれか。
55g
46
洗髪を行うときに､患者のエネルギー消費が最も少ない体位はどれか。
仰臥位
47
2型糖尿病の食事療法における1日のエネルギー摂 取量の算出に必要なのはどれか。
標準体重
48
成人女性の普通歩行(分速60~70m程度)20分程度と同等の身体活動量はどれか。
屋内の掃除を20分
49
基礎代謝量が最も多い時期はどれか
青年期
50
日本人の食事摂取基準(2020年版)で、 身体活動レベルI、75歳以上の男性の1日の推定エネルギー必要量はどれか。
1,800kcal
51
1日のエネルギー所要量が2,300kcalの標準体型の40歳の男性。 1日の脂肪摂取量で適切なのはどれか。
55g
52
食事摂取基準に耐容上限量が示されているビタミンはどれか。2つ選べ。
ビタミンA, ビタミンD
53
日本人の食事摂取基準(2020年版)において摂取量の減少を目指しているのはどれか。
ナトリウム
54
Aさん(35歳、女性)は、身体活動レベルII、月経周期は規則的である。1週間に摂取したエネルギー 及び栄養素の平均値を表に示す。 日本人の食事摂取基準(2020年版)に達するために 追加するとよい食品はどれか。
普通牛乳200mL(206g)
55
日本人の食事摂取基準(2020年版)で学童期の脂質エネルギー比率(%エネルギー)の目 安量はどれか。
25
56
日本人の体格指数(BMI)で「普通(正常)」はどれか。
22
57
血液透析を受けている患者への食事指導で適切なのはどれか。
生野菜の摂取を制限する。
58
嚥下障害のある患者の食事介助で適切なのはどれか。
水分はとろみをつける。
59
低栄養状態はどれか。
BMI18.0、アルブミン2.8g /dL
60
胃瘻からの経管経腸栄養法を開始した在宅患者の家族に対する説明で正しいのはどれか。
栄養剤の注入は無菌操作で行う必要はない。
61
中心静脈から投与しなければならないのはどれか。
高カロリー輸液
62
次の文を読み問題1に答えよ。 7歳の男児。筋ジストロフィー。誤嚥性肺炎のため入院した。 両親との3人家族。車椅子介助で特別支援学校に通学している。父親は早朝から深夜まで仕事のため不在が多い。介護はほぼ母親が担っている。母親は軽度の高血圧症である。 問題1 肺炎は改善し、退院後も経鼻経管栄養法によって栄養補給を行 うこととなった。退院後の病状変化時の対応について母親から不安の訴えがあったため、訪問看護ステーションからの訪問看護が開始されることとなった。 経鼻経管栄養法の合併症予防のため、観察する項目で優先度が 低いのはどれか。
食欲の有無
63
栄養アセスメントについての説明で、正しいのは次のうちどれでしょうか?
栄養アセスメントは、主観的包括的栄養評価 (SGA)と客観的栄養評価(ODA)に大別される。
64
身長160cm、体重64kgである成人のBMIを求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
25
65
脳梗塞による右片麻痺がある成人患者に用いる日常生活動作〈ADL〉の評価として適切なのはどれか。
Barthel〈バーセル〉インデックス
66
内臓脂肪型肥満の簡易指標はどれか。
腹 囲
67
Aさん(28歳、女性、会社員)は、夫と1歳の娘との3人で暮ら している。25歳の時に潰瘍性大腸炎と診断され、内服治療を続 けてきた。Aさんは27歳で出産後、職場に復帰していたが3か 月前から排便回数が増え、便に血液が混入するようになった。 1週前から下痢が1日8〜10回あり、腹痛や発熱もみられ、外来 受診したところ、潰瘍性大腸炎の再燃のため入院することに なった。身長158.2cm、体重40.2kg。体温38.3°C、脈拍92/ 分、血圧108/76mmHgであった。血液検査データは、赤血球 340万/μL、白血球9,800/μL、Hb7.8g/dL、アルブミン 2.5g/dL、CRP5.5mg/dL。 問題1 Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。
浮腫が出現する可能性がある。
68
肝硬変におけるChild-Pugh〈チャイルド- ピュー〉分類の判定項目はどれか。2つ選べ。
プロトロンビン時間, 血中アンモニア値
69
肝硬変患者の腹水貯留に関連するのはどれか。
アルブミンの低下
70
2型糖尿病の患者に食事療法について指導した。 2か月後の外来受診日に食事療法の長期的な評価指標として最も適しているのはどれか。
HbA1c
71
患者が自己採血で簡単に測定できるのはどれか。
血 糖
72
離乳食の進め方で正しいのはどれか。
開始から2か月ころは舌でつぶせる固さの食物にする。
73
母乳栄養で不足しやすいのはどれか。
ビタミンK
74
学童期における食生活の対応で最も適切なのはどれか。
朝食の摂取を勧める。
75
学童期の肥満について正しいのはどれか。
成人期の肥満に移行しやすい。
76
令和3年度(2021年度)の学校保健統計調査における学童期の異常被患率で最も高いのはどれか。
むし歯(う歯)
77
令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査の結 果で、該当年代の男性における肥満者 (BMI≧25.0)の割合が最も高い年代はどれか。
60~69歳
78
令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査における成人の生活習慣の特徴で正しいのはどれか。
1日の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満が最も多い。
79
妊娠中の食事について適切なのはどれか。
葉酸は妊娠初期の摂取が重要である。
80
更年期女性の特徴はどれか。2つ選べ。
閉経後は高脂血症<脂質異常症>の発症が増加する。, 更年期症状の出現には社会的・心理的要因が影響する。
81
Aさん(94歳、男性)は、要介護1で、妻(84歳)と2人暮らし であった。肺炎で入院治療していたが本日退院し、介護老人保 健施設に初めて入所した。現在の障害高齢者の日常生活自立度 判定基準はランクB-2、認知症高齢者の日常生活自立度判定基 準はランクIIaである。食欲は良好で、食事の姿勢や動作は自 立している。部分義歯で不具合はなく、口腔内の異常はない。 入所時の身長170cm、体重50kg。1か月間で体重が3kg減少し た。血液検査データは、血清アルブミン3.2g /dL、CRP0.1mg /dL。反復唾液嚥下テストは30秒間で4回である。 Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。
炎症反応が続いている。
82
生活習慣病の一次予防はどれか。
適切な食生活
83
令和元年(2019年)国民健康・栄養調査において、女性でやせ(BMI<18.5)の割合が最も高いのは どれか。
20~29歳
84
高齢者の栄養摂取の実態で正しいのはどれか。
糖質に偏った摂取傾向にある。
85
健康増進のための食習慣で適切なのはどれか。
食事は1日3回摂取する。
86
健康日本21〈第二次〉でたばこ対策として取り組んでいる目標はどれか。
受動喫煙の機会のある人の割合の減少
87
食中毒予防の原則である「中心温度75°C以上1分以上の加熱」が有効なのはどれか。
サルモネラ属菌
88
食品衛生法に定められていないのはどれか。
ポジティブリスト制度の導入
89
医療におけるチームアプローチで最も適切なのはどれか。
患者と家族はチームの一員である。
90
チーム医療で適切なのはどれか。
チームメンバー間で目標を共有する。
91
病床数300床以上の医療機関で活動する感染制御チームで適切なのはどれか。
感染症に関するサーベイランスを行う。
92
褥瘡ケアを専門にしている看護師が入院患者の褥瘡ケアについて相談に応じる役割はどれか。
コンサルテーション
93
緩和ケアについて正しいのはどれか。
ケア計画は多職種が話し合って立案する。
94
Aさん(74歳、女性)は、右肺尖部癌と診断され、外科的治療 は困難で、外来で抗癌化学療法を実施していた。半年後、胸壁 への浸潤が進行したため、抗癌化学療法目的で入院した。Aさんは5年前に夫を亡くしてからは1人暮らしをしており、入院前は、近所に住むAさんの娘が毎日訪問していた。 入院後、呼吸苦と前胸部の痛みに対して、緩和ケアチームが関 わることを主治医がAさんに提案した。その後、Aさんは病棟看 護師に「私は末期ではないのになぜ緩和ケアを受けるのですか」と尋ねた。 病棟看護師の説明で適切なのはどれか。
「緩和ケアは病気の段階とは関係なくつらい症状を緩和するものです」
95
嚥下困難のある患者への嚥下訓練において連携する職種で最も適切なのはどれか。
言語聴覚士
96
嚥下障害を評価する改訂水飲みテストで正しいのはどれか。
嚥下動作の準備期を評価する。
97
経鼻胃管の先端が胃内に留置されていることを 確認する方法で正しいのはどれか。
胃管からの吸引物が胃内容物であることを確認する。
98
令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査の結果 で、該当年代の男性における肥満者 (BMI≧25.0)の割合が最も高い年代はどれか
40~49歳
99
学童期の肥満について正しいのはどれか。
成人期の肥満に移行しやすい。
100
糖尿病性腎症の食事療法で制限するのはどれか。 2つ選べ。
塩 分, 蛋白質