問題一覧
1
メトクロプラミド
GER上昇
2
プロパンテリン
GER低下
3
イミプラミン
GER低下
4
アトロピン
GER低下
5
モルヒネ
GER低下
6
GERが上昇すると、小腸で吸収される薬物の吸収速度が上昇する
○
7
GERが低下すると、薬剤の吸収量が増える
×
8
リボフラビン
GERが低い方が吸収されやすい
9
リボフラビンが、GER低下で吸収量が増える理由は、 リボフラビンが十二指腸に存在する担体によって吸収される薬物であり、 GERが低下することによって、胃から小腸に徐々に移行することによって、十二指腸に存在する担体の飽和が生じにくくなるからである
○
10
直腸中下部からの吸収は、初回通過効果を回避できない
×
11
口腔粘膜から薬剤を摂ると、初回通過効果は避けられない
×
12
鼻腔から薬剤を吸収すると、初回通過効果を回避できる
○
13
肺から薬剤を吸収すると、初回通過効果を回避できる
○
14
肺からの吸収は、高分子ペプチドや水溶性の薬物も吸収しやすい
○
15
ヒトの肺上皮表面積は小腸上皮表面積の約10倍に及ぶため、薬物の吸収部位として適している。
×
16
肺胞腔内にペプチダーゼが高発現するため、ペプチドの吸収部位として期待できない
×
17
肺胞における脂溶性薬物の吸収は、主に単純拡散に従う。
○
18
肺胞腔と毛細血管を隔てる上皮細胞層は、小腸上皮細胞層と比較し、水溶性薬物及び高分子化合物の透過性が高い
○
19
吸入剤の粒子径により到達部位が異なるため、肺胞内に沈着させるためには粒子径を0.5 µm以下に抑える必要がある
×
20
口腔粘膜から吸収される薬物は、肝初回通過効果を回避できるが、小腸と比較して口腔の粘膜が非常に厚いため、速やかな吸収が期待できない。
×
21
肺からの薬物吸収は、一般に、Ⅰ型肺胞上皮細胞を介した単純拡散によるものである。
○
22
皮膚の角質層の厚さには部位差があることから、薬物の経皮吸収も部位により大きく異なることがある。
○
23
鼻粘膜は、主に吸収を担う多列繊毛上皮細胞が密に接着していることから、バリアー機能が高く、一般に薬物吸収は不良である
×
24
坐剤の適用は、即効性は期待できるものの、経口投与時と同程度に肝初回通過効果を受ける。
×
25
抗コリン薬は、胃内容排出速度を増大させ、経口投与された併用薬の最高血中濃度到達時間の短縮や最高血中濃度の上昇を引き起こす
×
26
皮膚の角質層は皮膚を構成する層の中で最も厚いため、薬物の経皮吸収における最大の障壁となる。
×
27
口腔粘膜からの薬物吸収は、一般に受動拡散によって起こるが、その吸収速度は部位により異なり、舌下粘膜で大きい
○
28
鼻粘膜は、全身作用を目的としたペプチド性薬物の投与部位として利用されている。
○
29
肺胞吸収は極めて遅く、効果の持続が期待できる
×
30
エアゾール剤の粒子径が小さいほど気道に沈着する
×
31
汗腺や毛穴などの付属器官は有効面積が小さいので、薬物吸収への寄与は少ない
○
32
経皮投与では薬物の肝初回通過効果を回避できない
×
33
皮膚組織には代謝酵素が存在しないため、経皮吸収改善を目的としたプロドラッグ化は有効ではない。
×
34
皮膚からの薬剤の吸収において 薬効の発現は速やかである
×
35
皮膚からの吸収において 大部分は付属器官経路を通る
×
36
皮膚からの吸収において 脂溶性薬物は皮膚を透過しやすい
○
37
眼の薬剤吸収において 水溶性の薬物を吸収しやすい
×
38
脂溶性の薬剤の方が吸収されやすい
○
39
単純拡散において イオン形薬物は、非イオン形薬物と比べて透過性が高い。
×
40
単純拡散において 脂溶性薬物は、水溶性薬物と比べて透過性が高い。
○
41
単純拡散において 高分子薬物は、低分子薬物と比べて透過性が高い。
×
42
単純拡散において 透過速度はMichaelis-Menten式で表される
×
43
単純拡散において 構造類似薬物の共存により、透過速度が低下する。
×
44
単純拡散において トランスポーターを介する
×
45
単純拡散において ATPの加水分解エネルギーを利用する
×
46
埋めろ
以下
47
ほとんどの薬物は、単純拡散によって透過される
○
48
促進拡散と能動輸送に関係を示す式は
ミカエリスメンテン式
49
単純拡散は、基本的に遅いが、濃度購買に比例して速度が大きくなる
○
50
促進拡散は、初速は速いが、飽和状態になると競合阻害を受ける
○
51
小腸において、親水性薬物のみかけの吸収速度は、非撹拌水層の拡散速度に依存する。
×
52
食後に薬物を投与すると、GERが上昇するため、血中の最高血中濃度到達時間は早くなる
×
53
脂溶性の高い薬物は、小腸吸収過程において非撹拌水層の影響を受けやすい
○
54
消化管粘膜表面のpHは消化管管腔内のpHよりも低いため、弱酸性薬物の消化管からの吸収量は、管腔内pHから予想される量よりも少ない
×
55
弱酸性薬物を経口投与した場合、胃で溶解した後、小腸で析出し、吸収が不良となることがある
×
56
弱塩基性薬物の単純拡散による吸収は、一般に、消化管内のpHが低い方が良好である
×
57
多くの薬物は、胃で良好に吸収されるため、胃内容排泄速度の変化により吸収が影響を受けることはない
×
58
リボフラビンは脂溶性が高く、小腸全体から良好に吸収される。
×
59
単純拡散による膜透過仮説であり、能動輸送には利用されないものは
pH分配仮説
60
pH分配仮説は、消化管のみならず、他の臓器の粘膜透過にも当てはまる
○
61
2次性能動輸送の駆動力となるイオン濃度勾配を形成する1次性能動輸送担体は
Na +、K+ーATPase
62
P-糖タンパク質
一次性能動輸送
63
H⁺/ペプチド共輸送体
二次性能動輸送
64
Na⁺/グルコース共輸送体
二次性能動輸送
65
GLUT1
促進拡散型輸送担体
66
SGLT2
二次性能動輸送担体
67
単純拡散による輸送速度は薬物濃度差に比例するが、促進拡散及び能動輸送で飽和性が見られる。
○
68
単純拡散による輸送は生体エネルギーを必要としないが、促進拡散及び能動輸送では生体エネルギーを必要とする
×
69
単純拡散及び促進拡散の場合、薬物の濃度勾配に従って輸送されるが、能動輸送では濃度勾配に逆らって輸送される場合がある
○
70
能動輸送はトランスポーターを介して起こるが、単純拡散及び促進拡散にはトランスポーターは関与しない
×
71
単純拡散及び促進拡散の場合、構造類似体の共存による影響は受けないが、能動輸送では影響を受ける場合がある。
×
72
バラシクロビル
バラシクロビルは、アシクロビルにバリンをエステル結合させ、消化管に存在するペプチドトランスポーターで輸送させることにより、アシクロビルの吸収性を改善したプロドラッグである
73
レボフロキサシン錠
ニューキノロン系抗菌薬 アルミニウム、マグネシウムとうの多価金属亜知恩と同時に経口投与すると、不溶キレートを生成し、消化管吸収が低下
74
ミカエリスメンテン式
以下
75
P糖タンパク質において 小腸上皮細胞に発現し、薬物の吸収を妨げる小腸上皮細胞に発現し、薬物の吸収を妨げる
○
76
P糖タンパク質において 脳毛細血管内皮細胞に発現し、薬物の中枢移行を促進する。
×
77
P糖タンパク質において 肝細胞に発現し、薬物の胆汁排泄を促進する
○
78
P糖タンパク質において 腎尿細管上皮細胞に発現し、薬物の再吸収を促進する。
×
79
Pタンパク質は何を駆動力とするか
ATPの加水分解エネルギー
80
ビングリスチン
Pタンパク質の基質
81
GLUT
グルコーストランスポーター 促進拡散
82
OCT
有機カチオントランスポーター 促進拡散
83
MDR1
P糖タンパク質 一次性能動輸送
84
MRP2
多剤耐性関連タンパク質 一次性能動タンパク質
85
BSEP
胆汁酸塩排出ポンプ 一次性能動輸送
86
BCRP
乳がん耐性タンパク質 一次性能動輸送
87
シクロスポリン
MDR1
88
ジゴキシン
MDR1
89
PEPT
二次性能動輸送
90
OAT
二次性能動輸送
91
LAT1
二次性能動輸送
92
SGLT
二次性能動輸送
93
セファレキシン
PEPT
94
バラシクロピル
PEPT
95
レボドパ
LAT1
96
一次性能動輸送h、ATPの加水分解によって得られるエネルギーを直接利用する
○
97
促進拡散型トランスポーターは、電気化学ポテンシャル差を駆動力とする
○
98
ペプチドトランスポーターPEPT1によるセファレキシン輸送の駆動力は、プロトン濃度勾配である
○
99
ペプチドトランスポーターPEPT1によるバラシクロビル輸送の駆動力は、プロトン濃度勾配である。
○
100
有機アニオントランスポーターOAT1によるメトトレキサート輸送は、ATPの加水分解エネルギーを駆動力として直接利用する。
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