問題一覧
1
検出器サイズ4mm、検出器リングの径100cmのPET装置における視野中心でのシステム分解能(FWHM)を算出しなさい。 ただし使用する陽電子放出核種は18Fとする。陽電子飛程を2.0mmとする。 ※角度揺動=0.0022L[mm]
8.2
2
0.511MeVの光子に対するシンチレータの特性で、BGOに比してLSOに特徴的なのはどれか。二つ選べ
実効原子番号が小さい, エネルギー分解能が良い
3
SPECTがPETより優れている点はどれか。二つ選べ
2核種同時収集が可能である, 検査室の遮蔽が容易である
4
PET装置で謝っているのはどれか。
散乱同時補正係数はDEW法により補正される
5
PETの三次元収集法と二次元収集法とを比較したとき、三次元収集法の特徴で正しいのはどれか。
感度が高い
6
PET収集で正しいのはどれか
感度は2Dよりも3D収集の方が高い
7
PETについて誤っているのはどれか
偶発同時計数は投与量に比例する
8
PET装置の二次元収集法に対する三次元収集の特徴で正しいのはどれか
検査時間を短縮できる
9
PET装置で正しいのはどれか。二つ選べ
最大受容角の大きさは軸方向の感度分布に影響する, LORを束ねることで計数を増加させる効果がある
10
PET装置で誤っているのはどれか
陽電子の飛程が長い核種で得られる画像の空間分解能は高い
11
PET画像処理で正しいのはどれか
減弱補正にはX線CTを用いる
12
PETで正しいのはどれか
視野内の位置で空間分解能が異なる
13
PET装置のデータ補正で正しいのはどれか
偶発同時計数補正にはシングル計数率を使用する方法がある
14
核医学画像に対するフィルタ処理について正しいのはどれか
rampフィルタにより逆投影法で生じるボケが除去される
15
核医学の試料計測装置で正しいのはどれか。二つ選べ
ウェル型シンチレーションカウンタは試料の液量依存性がある, ウェル型電離箱放射能測定装置は測定する試料の放射能が高いほど短時間で測定できる
16
PET装置の性能評価において、空間分解能に影響する因子として誤っているのはどれか。
収集時間
17
99mTc標識脳血流シンチグラフィ製剤とPatlak plot法を用いた局所脳血流の定量に必要な手技はどれか。二つ選べ
SPECT, 動態プラナー撮影
18
Patlak plot法による脳血流SPECTの定量解析で正しいのはどれか
99mTc-ECD SPECTで用いられる
19
脳血流SPECTで行われる画像統計解析で正しいのはどれか
脳の部位ごとに正常データベースと比較する, 放射性医薬品ごとに異なる正常データベースを用いる
20
心電図同期心筋SPECTにおける解析で正しいのはどれか
分割収集した画像を加算することで非同期の画像が得られる
21
薬物動態解析と関係ないのはどれか
中央断面定理(投影切断面定理)
22
ガンマカメラの性能評価で正しいのはどれか
計数率特性は線源減弱法で求める
23
PETの性能評価項目でないのはどれか?
エネルギー分解能
24
シンチカメラの性能評価で線線源を用いるのはどれか
総合分解能
25
シンチグラム上で数㎝の円形欠損像が生じた。原因として考えられるのはどれか
シンチレータの破損, 光電子増倍管の不良
26
ガンマカメラの性能とその評価に使用するものとの組み合わせで正しいのはどれか
固有空間分解能ーー点線源
27
SPECTでリングアーチファクトを生じるのはどれか
感度の不均一, 回転中心のずれ
28
SPECTの性能評価で正しいのはどれか。3つ選べ
総合空間分解能はFWHMで評価する, 総合空間分解能は線線源を用いて評価する, 回転中心のずれはサイノグラムを用いて評価する
29
ガンマカメラの性能の保守点検基準で6月ごとに点検するのはどれか
SPECT均一性
30
欠損状のアーチファクトが生じた骨シンチグラムを示す。最初に行うべき対応はどれか
患者の着衣を点検する
31
ポジトロン放射性薬剤と使用目的の組み合わせで正しいのはどれか
13N-NH3 心筋血流量の測定
32
ポジトロン放射性薬剤と集積機序の組み合わせで正しいのはどれか
15O-COガス ヘモグロビン結合
33
18F-FDG PETのSUV値で正しいのはどれか
18F-FDGが体外に排出されず体内に均等に分布すると1になる
34
ポジトロン放射性薬剤で正しいのはどれか
15O-CO2ガスは血流量を反映する
35
放射性薬剤を用いた動態機能検査の解析法に関係ないのはどれか
放射化分析
36
核医学画像の画質改善を目的とした処理はどれか
バックグラウンド処理
37
18F-FDG腫瘍PETでSUVを計算で求めるために必要なのはどれか。二つ選べ
体重, 投与薬剤の放射能量
38
10時に200MBqであった18F-FDGの全量を10時50分に患者に投与した。 11時50分に撮影を開始し、13時40分に解析を行ったところ、病巣部の放射能測定値は12,000Bq/cm3であった。SUV値はどれか。 ただし、患者は身長150㎝、体重50kgとし、人体の密度を1g/cm3、18Fの物理的半減期を110分とする
6
39
身長150㎝、体重50kgの患者に18F-FDGを150MBq投与し、55分後に20分間PETで撮影した。 投与時刻に減衰補正した再構成画像で腫瘍の放射能濃度は9kBq•mL-1であった。腫瘍のSUVはどれか。 ただし、18F-FDGの半減期を110分、人体の密度を1g•mL-1とする
3.0