基礎看護学|暗記メーカー

暗記メーカー

基礎看護学

問題数49

No.1

最も年代の早いのはどれか

No.2

看護の対象について正しいのはどれか。２つ選べ

全ての人間が対象である。

対象の各ライフステージには共通する発達上の特徴と発達課題がある。

健康を害した状態にある病気の人だけが対象である。

対象を理解する時に、所属集団の影響は考慮してはならない。

対象の身体的・心理的・社会的に普遍的な共通性を優先する。

No.3

健康について正しいのはどれか

特に治療の必要がない人々を健康であるという

看護の視点で健康を評価する時は、身体的健康を優先させる

個人の努力で獲得できる

健康から不健康、疾病、死に至る変化は間欠的である

障害を持っていても、生きがいを持って暮らす人は健康と言える

No.4

Aさん(40歳、男性)は、自宅を新築し、しばらく暮らしていたが、眼の痛み・頭痛・吐き気・倦怠感などが起き、受診しても検査で異常は見つからなかった。 Aさんの健康に影響する要因として、最も考えられるのはどれか

社会的要因

生活習慣

環境要因

遺伝的要因

心理状態

No.5

「終末期には呼吸器をつけないで、自然に死を迎えたい」という意思を書面で表明したものはどれか

アドボカシー

リビングウィル

セデーション

パターナリズム

カタルシス

No.6

看護師と患者の信頼関係の構築において最も考慮すべき要素はどれか

患者と家族の信仰

看護師の感情

看護師の価値観

患者のニーズ

患者の家族関係

No.7

根拠に基づいた看護〈EBN〉として適切なのはどれか

客観的データが多く得られた場合は、主観的データは不要である

たとえ使用物品の費用が掛かりすぎても継続して実践する

患者がケアを受け入れてくれなくても、科学的根拠の有無が重要である

看護研究での実験研究で、データが必要な対象者にだけにケアを行う

患者の状況によって、看護計画の内容は変更してよい

No.8

チーム医療の条件として適切でないのはどれか

医療者を中心とした組織づくり

治療計画作成における患者・家族の参加の受け入れ

チームメンバーの役割と責任の明確化

チームメンバー同士の情報共有

チーム内での医療従事者間のコーディネーターの決定

No.9

患者とのコミュニケーションで適切なのはどれか

沈黙が生じないよう看護師から質問を繰り返す

できるだけ患者の真正面の位置で向き合う

専門的な言葉を用いて正しく話す

看護師の先入観を優先する

看護師が受け取った内容を患者を確かめる

No.10

集団指導のメリットはどれか。２つ選べ

目的達成のための相互作用効果がある

互いの体験を活用しやすい

個人の問題を指導者が把握しやすい

指導が理解できたか評価しやすい

手技習得の技術指導がさやすい

No.11

２つ以上の看護診断の優先順位を決める際、決定基準として優先されるのはどれか。２つ選べ

予防に関わる

成長・発達に関わる

苦痛が大きい

不快症状のリスクを伴う

生命に関わる

No.12

クリニカルパスについて正しいのはどれか。２つ選べ

患者用、医療者用にそれぞれ作成される

患者１人ひとりにそれぞれのクリニカルパスがつくられる

患者にとっては治療計画や目標がわかりやすい

在院日数を減らす効果はない

治療・検査の工程を管理するもので看護ケアは記載されない

No.13

看護記録について正しいのはどれか。２つ選べ

患者についての情報は何でも記録する

研究の資料として用いてはならない

看護ケアの質の評価の資料にする

できる限り多くの情報を詳細に記録し、報告する

個別的なケアの継続に用いる

No.14

看護師が行う問診として適切なのはどれか。２つ選べ

看護師が自分の名前を伝え、挨拶してから始める

患者からの主観的データはそのままの表現を記載する

多くの手かがりを得て、診断を行う

問診と同時に触診や聴診を行う

苦痛が強い場合は、問診を終えてからその状況に配慮する

No.15

脈拍測定方法で正しいのはどれか

頭骨動脈触知では、足背の中部に３指をそろえて置く。

膝窩動脈触知ては、両手の３指をそろえて膝蓋骨の裏側から軽く押さえる

上腕動脈触知では、上腕二頭筋の外側を３指を使って触知する

大腿動脈触知では、鼠径靭帯のすぐ下で、その中央内側より３指をあてる

後脛骨動脈触知では、外果の後下方約３cmの所を触知する

No.16

スタンダードプリコーションとして適切なのはどれか

目に見える汚染が手指にある場合は擦式アルコール製剤を擦り込む

感染症ではない患者の採決時、患者が手袋をいやがる場合はしない

感染症患者の血液汚染があるリネン類はビニール袋に入れ区別する

感染症患者の処置後、血液汚染がない破棄物はそのまま捨てる

感染症患者がいない病室の環境整備では処置こどに手洗いはしない

No.17

無菌操作について正しいのはどれか。２つ選べ

綿球は落とさないように中心をつかんで受け渡す

滅菌パックから鑷子を取り出す時は、先端を閉じて取り出す

薬液瓶のラベルを下向きにして持ち、薬液を容器に注ぐ

消毒液に浸された鉗子や鑷子の先端は水平位より高く保つ

滅菌パックからカテーテルを取り出す場合、真上に取り出す

No.18

インシデントの説明で正しいのはどれか

個人責任

医療過誤

医療事故

過失があり患者に障害が発生した出来事

医療事故に発展する可能性があった出来事

No.19

安全管理について正しいのはどれか。２つ選べ

個人の努力によって向上する

医療者と患者・家族の協働が必要である

複数人が関わった医療事故に対しては代表者がレポートする

医療事故の事実の共有時に当事者の責任を追及する

未然防止対策と事後対策が必要である

No.20

車椅子での移送について正しいのはどれか。２つ選べ

ベッドからの移乗時は、ベッドと向かい合わせにし、ストッパーをかける

坂道を下る時は、患者を前向きにして進める

移送時は、歩行する速度よりも少し速めに進むようにする

乗り降りする時は、フットレストを上げておく

移送時は、患者の両腕は肘載せ台の内側に位置する

No.21

針刺し事故防止対策で適切なのはどれか

採血後、採血針は橙色のバイオハザードマーク付き容器に処理する

実施前に患者の名前を確認する採決時、アルコール消毒部位が乾燥してから穿刺する

採血後、採血針はリキャップしない

実施前に手洗いする

No.22

患者の状態にあった体位として適切なのはどれか。２つ選べ

腹水貯留時には仰臥位にする

ショック時には骨盤低位にする

腎生検穿刺時にはファウラー位にする

嘔吐がある場合は腹臥位または側臥位にする

心不全時には起座位にする

No.23

看護師が行うマッサージについて適切でないのはどれか。２つ選べ

腹部マッサージは食後30分以内に行う

発熱時にはリラックス効果を目的に行う

神経性疼痛の緩和として実施することもある

圧迫法では、患者が痛みを訴えない程度の力加減で行う

看護師の爪は短く切っておく

No.24

死後の処置で適切なのはどれか

ドレーンが入っている場合は、そのまま静かに抜去する

死亡確認後、頭部を低くし下顎をあげる

肛門内へは、青梅綿を詰めた後に脱脂綿を詰める

家族の希望があれば一緒に行う

和式着衣の場合は右前に合わせる

No.25

療養環境について正しいのはどれか。２つ選べ

外気温と冷房室内の温度差は10℃以内が望ましい

看護師の話し声、足音も騒音になり得る

ベッド間隔は最低1m以上空けることが望ましい

病室の照度は100ルクス程度が適している

暖房使用時は部屋の温度を下げないように換気は控える

No.26

「」における身体活動レベルⅡはどれか日本人の食事摂取基準(2015年版)

睡眠時間は1日6時間程度である

活発な運動習慣がある

生活の大部分が座位である

仕事では1日当たり合計1時間歩行する

座位中心の仕事だが立位での作業もある

No.27

食事の援助について正しいのはどれか。２つ選べ

食事を口に運ぶペースを一定にする

食前に含嗽をすると、誤嚥を防止できる

片麻痺の患者は、看護師が全面的に援助する

頸部をやや伸展すると、誤嚥を防止できる

片麻痺の患者を側臥位で援助する場合は、健側を下にする

No.28

中心静脈栄養〈TPN〉について正しいのはどれか

長期の輸液投与から突然中断すると低血糖を来す場合がある

高カロリー輸液は投与できない

ドレッシング材の交換は毎日行う

1週間以内の輸液投与に適している

第一選択として上肢の静脈からカテーテルを挿入する

No.29

排便の援助について正しいのはどれか。２つ選べ

1.5〜2L/日の水分摂取を促す

大腸の走行に沿ってマッサージを行う

なるべく食物繊維の少ない食品の摂取を促す

腰背部の冷罨法を行う

床上排泄の場合は仰臥位で行う

No.30

持続的導尿について正しいのはどれか

カテーテルの固定は、陰茎を鼠径方向に向け大腿内側に固定する

蓄尿袋は、膀胱部位より高い位置に固定する

尿量を減らすため、留置中は水分を控える

カテーテルの挿入には、無菌操作が必要である

カテーテルの固定は、滅菌生理食塩水で行う

No.31

歩行介助について適切なのはどれか

介助者は患者の利き手側に立つ

履き物は着脱しやすいスリッパ型を選択する

歩行補助道具を用いることで、支持基底面は狭くなる

患者に障害のある場合、介助者は患者の患側に立つ

介助者は患者の斜め前方に立つ

No.32

睡眠障害のある患者の環境調整として適切なのはどれか

日中の室内温度を18℃程度に調整する

就寝時の寝床内温度を33℃程度に調整する

午前中は室内を暗くする

消灯時間を過ぎても、室内の照明はつけておく

就寝前に音楽を聞かせることは避ける

No.33

陰部洗浄の援助について適切なのはどれか

滅菌手袋を使用する

感染しやすいため、強くこすりながら洗う

洗浄前の排泄はしないようにする

陰部洗浄後、肛門部を洗う

42℃以上の湯を用いる

No.34

安静時の動脈血ガス分析の結果、PaO²が54Torr、PaCO²が48Torrであった慢性閉塞性肺疾患患者の酸素療法について適切なのはどれか。２つ選べ

酸素ボンベは使用しない

口すぼめ呼吸により、酸素療法は効果的となる

酸素吸入のために使用する器具は酸素テントが最も適する

低濃度の酸素吸入が必要である

CO²ナルコーシスを起こす心配はない

No.35

発熱時の看護として適切なのはどらか

悪寒を伴う時は、着用の枚数を減らして熱放散を促す

四肢冷感は自然に解熱する前駆症状であるため、そのまま様子を見る

発汗が見られても、発熱の持続中は清拭を実施しない

氷枕を使用する場合は、氷を1/3、水を1/3、空気を1/3程度入れる

解熱薬の安易な使用は避け、熱型を観察する

No.36

創傷治癒過程について正しいのはどれか

内服中の薬剤によって創傷の治癒過程が遅延する場合がある

成熟期では、コラーゲン生産による肉芽組織が形成される

炎症反応による創部の清浄化がなされるのは増殖期である

滲出液の中の白血球が創部を清浄化する

治癒過程に影響を与える因子には年齢や性別は含まれない

No.37

麻薬の取り扱いで正しいのはどれか

認定看護師は麻薬施用者の免許を取得できる

冷蔵庫で保管する

白地に赤枠、赤字で麻薬な表示をする

麻薬処方箋は麻薬管理者が交付する

使用した残りの薬液は麻薬管理者に返却する

No.39

腎血管性高血圧の患者にβ遮断薬を投与する場合、副作用として最も重要な観察項目はどれか

頭痛・悪心・嘔吐

脈拍数

便の性状

睡眠状態

呼吸回数

No.40

点滴静脈内注射中の観察について適切なのはどれか

抗がん薬投与で刺入部の腫脹を認めた場合、残量にかかわらず直ちに中止する

輸液ポンプを使用する場合、滴下状況の観察は不要である

輸液ポンプを使用する場合、輸液ルートの閉塞は生じない

抗がん薬投与を開始した直後に発熱した場合、残量にかかわらず直ちに中止する

刺入部の疼痛を認めた場合は、局所マッサージを行う

No.41

目の前で人が突然転倒した場合、一次救命処置が必要と判断できるのはどれか

激し吐き気を訴えている

筋肉の不随意な収縮を起こしている

呼びかけに応じず、自発呼吸がない

顔面蒼白で呼吸数が多い

股関節の痛みを訴えている

No.43

検査時の看護で正しいのはどれか。２つ選べ

尿検査では排尿開始直後の尿を検体として用いる

血液検査での採血は、細い注射針でなるべく早く吸引する

腹部超音波検査では照明を適度に明るくする

エックス線撮影中は、緊急時に備えてプロテクターを着用する

心電図検査では、腕時計などの金属製装身具を外すよう伝える

No.44

喀痰検査において適切なのはどれか

痰は室温で保管し、6時間以内に提出する

痰が出にくい場合は、綿棒で咽頭をぬぐい液を採取する

痰の採取前にうがいを促す

採取した痰は乾燥させる

痰は就寝前に採取する

No.45

標準12誘導心電図検査の電極位置で正しいなはどれか

緑は第4肋間胸骨右縁である

紫はV2とV4の間である

茶は第5肋間左鎖骨中線上である

赤は第4肋間胸骨左縁である

黄色はV4と同じ高さ、左中腋窩洗浄である

No.46

経皮的動脈血酸素飽和度測定について正しいのはどれか

測定値は動脈血酸素分圧とほぼ一致する

継続して測定する場合は装着部位を統一する

継続して測定する場合は間欠的に観察する

プローブが動かないように強く固定する

末梢循環の悪い患者に有効である

No.47

Aさん(80歳、女性)は5年前に右被殻出血し、現在は左片麻痺で要介護1の認定を受けており、夫(78歳)と2人暮らしである。介護老人保健施設の通所リハビリテーション(デイケア)を週2回利用しているが、本日は午前中から時々咳き込む様子がみられる。介護老人保健施設の看護師の役割として適切なのはどれか。2つ選べ

食事では嚥下の様子を観察する

夫の負担をさけるため家族には状況を伝えない

定時にバイタルサイン測定を行う

理学療法士に報告する

医師に代わって診察を行う

No.48

入院患者aさんについての他職種合同カンファレンスが開催され、言語聴覚士、看護師、作業療法士、理学療法士、社会福祉士が参加した。各職種の発言を以下に示。看護師の発言として最も適当なのはどれか

「Aさんの聴力の低下への対応については、現在、人工内耳を検討中です」

「血圧測定を行いながら、Aさんが杖歩行が開始できる状況か判断しています」

「Aさんはパソコン操作が多い事後なので、マウスが上手く使えるよう練習しています」

「Aさんは内服薬の自己管理を目指していますが、錠剤を取り出す巧緻動作が困難です」

「Aさんの復職は段階を追って行うことが可能という印象を持っています」

No.49

パーキーソン病で要介護2に認定された在宅療養者への関わりで、ホームヘルパーに委譲せず、看護師が活動するべきなのはどれか。

衣類の洗濯

服薬管理

部屋の環境整備

清潔援助

食事の準備

No.50

脳梗塞を発症し、右片麻痺が残り、要介護3の認定を受けた高齢者の家庭復帰にむけて、リハビリ目的で転院するのに最も適切なのはどれか

特別養護老人ホーム

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介護老人保健施設

グループホーム

介護療養型医療施設

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