問題一覧
1
脂質異常症の治療目的は、冠動脈疾患や脳血管障害などの動脈硬化性疾患の発症や進展を予防し、治療することにある。
○
2
クッシング症候群における高LDL-C血症は、原発性脂質異常症である。
×
3
LDL-Cの間接測定に用いられるフリードワルドの式は、LDL-C=TG-HDL-C-TC/5で計算する
×
4
脂質異常症の診断基準として空腹時TG値150mg/dL以上、随時採血のTG値175mg/dLのいずれかが用いられる
○
5
脂質異常症の一次予防を目的とした治療において、中リスクのLDL-C管理目標値は100mg/dL未満である
×
6
水溶性の食物繊維は、胆汁酸の吸収を抑制し、LDL受容体活性を増加させ、LDL-C低下作用が期待できる。
○
7
動脈硬化性疾患予防のための食事療法では、コレステロールを2000mg/day未満とする
×
8
高カイロミクロン血症の食事療法では、脂肪エネルギー比率を20〜25%とする
×
9
脂質異常症の食事療法では、PUFAの摂取量を減らし、SFAの摂取量を増やす
×
10
動脈硬化性疾患予防のための食事療法では、1日の飲酒量を350mLの缶ビール3本までとする
×
11
BMI30kg/m²で、二次性肥満が否定され、2型糖尿病を有する患者は、高度肥満症と診断される
×
12
閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、脂肪細胞の質的異常に起因する肥満の健康障害の一つである
×
13
肥満症の治療法の基本は、食事療法、運動療法、薬物療法である。
×
14
高度肥満症では外科療法を積極的に実施する。
×
15
肥満症患者では、3〜6ヶ月で現体重の3%の体重減少を目指す
○
16
肥満症の低エネルギー食では、エネルギー摂取量を15kcal/kg標準体重を目安とする
×
17
高度肥満症の超低エネルギー食(VLCD)では、1日のエネルギー摂取量を1000kcal以下とする
×
18
超低エネルギー食(VLCD)は外来通院患者にも適応できる
×
19
肥満症の食事療法では、野菜・キノコ・海藻・果物を多く取り入れた献立とする
○
20
マジンドールは、消化吸収を抑制する肥満症の治療薬である
×
21
高尿酸血症は、性別・年齢を問わず血清尿酸値が10mg/dL以上で診断され、男性に多い
×
22
高尿酸血症の食事療法では、プリン体の摂取量を200mg/dayまでに制限する
×
23
高尿酸血症の食事療法では、尿を酸性(pH6.0以下)にする食品を積極的に摂取する
×
24
高尿酸血症の食事療法では、水分摂取を制限する
×
25
尿酸産生過剰型の高尿酸血症に対しては、アロプリノールやフェブキソスタッドが処方される
○
26
骨代謝において、血液中のカルシウム量が少ない時、カルシトニンの分泌が促進される
×
27
骨強度を決めるのは骨密度と脆弱性である
×
28
骨質低下の要因には、微細構造の劣化(石灰化度の低下)、骨基質の変化(ビタミンD、Kの不足など)がある
○
29
骨粗鬆症患者では、カルシウムの摂取量は700〜800mg/dayが推奨され、サプリメントの摂取も推奨されている
×
30
骨粗鬆症では、ビタミンDの摂取量は250〜300μg/dayが推奨され、納豆や緑の野菜の接種頻度により接種水準を推定できる
×
31
ビスホスホネート薬は、骨形成推進薬である
×
32
骨軟化症は、骨基質の石灰化障害により類骨が減少した状態で、質量の大幅な減少が見られる
×
33
くる病は、ビタミンDの摂取不足の他に肝臓・腎臓疾患でも見られることがある
○
34
eGFRとは腎機能の指標であり、クレアチニンクリアランス、年齢を用いて算出する
×
35
慢性腎臓病では、電解質の尿への排出機能が低下して血清カリウムや血清リンの値が上昇する
○
36
血清尿素窒素(BUN)値は、食事のたんぱく質摂取量に影響を受けない
×
37
GFRが50mL/min/1.73m²、たんぱく尿が0.3g/dayの場合、CKDステージG4A2である
×
38
CKD保存期の患者。24時間蓄尿検査の尿中Na排泄量95mEq/L、尿量2000mlL/日であった。この患者の1日の推定食塩摂取量は、9.0g/日である
×
39
70歳保存期CKD患者。標準体重60kg。身体活動レベルは普通。非肥満。eGFR35mL/分/1.73m²。血清カリウム値5.4mEq/L。CKDステージによる成人の食事療法基準に基づき、この患者の1日のエネルギー摂取量を1800kcal、たんぱく質摂取量を60gとした
×
40
CKD保存期の患者でたんぱく質制限が40g/dayの場合、動物性たんぱく質比率を40%以上とする
×
41
たんぱく質の摂取量が多くなるとリンの摂取量も多くなりやすい
○
42
CKD患者で代謝性アシドーシスが見られる場合、野菜や果物の摂取量を制限する
×
43
腎臓病食品交換表において、チーズは表4に含まれる
○
44
腹膜透析は、患者自身の腹膜を利用し、透析液側の高いグルコース濃度との浸透圧差を利用することにより、血液中の過剰な水分と電解質などの除去を行う
○
45
血液透析患者の食事療法では、たんぱく質の摂取量を0.6〜0.8g/kg体重/dayとする
×
46
たんぱく質必要量が50gの血液透析患者では、リンの摂取量を500g以下とする
×
47
血液透析患者の食事療法では、水分摂取量をできるだけすくなくする
○
48
ドライウエイト50kgの血液透析患者。金曜透析後から月曜透析前の体重増加は+4kh以内とするのが望ましい
×
49
75歳の糖尿病性腎症患者。eGFRが50mL/min/1.73m²。尿中アルブミンが100mg/(微量アルブミン尿)。 HbA1c8.2%。血圧130/85mmHg。 この患者のたんぱく質摂取量は、0.6g/kg体重/dayとする
○
50
糖尿病透析予防指導管理料は、糖尿病性腎症第3期以上の患者に対して、月に2回、対面指導で350点が算定できる
×
51
急性糸球体腎炎の原因として最も多いのは、A郡β溶血性連鎖球菌の感染による糸球体の炎症で、成人に多く発症する
×
52
急性糸球体腎炎の回復期には食塩制限を行わない
×
53
ネフローゼ症候群では、3.5/day以上の高度なタンパク質尿と、低アルブミン血症を認める
○
54
ネフローゼ症候群における低アルブミン血症は、低栄養状態となるだけでなく、膠質浸透圧の上昇により消化管に浮腫が生じ、栄養吸収障害を招く原因となる
×
55
ネフローゼ症候群の食事療法では、0.6g/kg体重/day程度のたんぱく質制限を行う
×
56
血清ALT値が30U/Lを超えている場合、肝細胞の障害が疑われる
○
57
脂肪性肝疾患とは、幹細胞内にコレステロールが肝湿重量の5%を超えて蓄積した状態をいう
×
58
MASLDの発症要因として肥満とインスリン抵抗性は重要である
○
59
MASLDの食事療法では、脂質エネルギー比率を25〜30%Eとする
×
60
慢性肝炎で血清フェリチンの値が15ng/mLと低い場合、鉄制限食が指示される
×
61
肝硬変の重症度分類には、チャイルド・ピュー分類が用いられ、評価項目にはプロトロンビン時間活性値も含まれる
○
62
代償期肝硬変では、血清ビリルビンの増加による肝性脳症を起こすことがある
×
63
肝硬変では、血清アルブミン3.5g/dL以下、チャイルド・ピュー分類BまたはC、肥満のいずれかを認める場合、分割食やLESの導入を含めた栄養食事療法を指導する
×
64
フィッシャー比は、芳香族アミノ酸/分岐鎖アミノ酸で求められ、肝硬変患者ではアミノ酸インバランスによりフィッシャー比が上昇する
×
65
就寝前軽食(LES)1回分の内容として適切なものを全て選べ。
200kcalのBCAA含有栄養剤, 250kcalのおにぎり