問題一覧
1
アメリカの〔 ア 〕が1920年に発表した公衆衛生の定義、「公衆衛生とはサイエンスであリアートである。 いずれも、”組織化”されたコミュ二ティの努力によって、疾病を予防、寿命をのばし、健康づくりの諸活動の能率を高めるものである…(以下略)」は、現在も広く用いられている。
ウィンスロー
2
日本で最初につくられた労働者の権利をまもるための法律は、1911(明治44)年発布の 〔 イ 〕である。 子どもの就業や女性の1日12時間以上の労働などが禁止された。
工場法
3
イギリスの近代公衆衛生の創始者と称される〔 ウ 〕は、通称「サニタリ、レポート」を刊行して貧困に苦しむ労動者の実態を報告し、世界で最初の「〔 エ 〕」の成立(1848年施行)に尽力した。
チャドウィック、公衆衛生法
4
1854年、ロンドンでコレラが大流行した際、その対策にあたった〔 オ 〕は死亡者の発生場所を地図上にしるすことにより、井戸水が原因であることをつきとめた。
ジョン・スノー
5
ドイツでは1883年、ビスマルク政権下で、被保険者に無科の医療や傷病手当金を給付する 世界最初の社会保険制度、〔 カ 〕がつくられた。
疾病保険法
6
国際連盟の保健機構、国際衛生事務局,全米衛生局などが統合され、1948年に国際保健 を扱う専門機関、〔 キ 〕が設立された。
世界保健機関(WHO)
7
1920年、イギリス保健省の諮問機関が発表した〔 ク 〕のなかで、はじめて地域保健の概念が提唱された。
ドーソン報告
8
日本では、1874(明治7)年に医学教育・医療・薬事・衛生の諸制度を包括した最初の 法典である〔 ケ 〕が公布された。
医制
9
1937(昭和12)年、日本では、国民、般を対象とする健康指導相談の機関としで〔 コ 〕を設置することを定めた「〔 コ 〕法」が制定された。
保健所
10
保健師の最初の身分法である「〔 サ 〕」は、1941 (昭和16)年に制定された。
保健婦規則
11
日本国憲法の第25条には〔すべての国民は、〔 シ 〕を有する」 「国は、すべての生活部面について、〔 ス 〕、〔 セ 〕及び〔 ソ 〕の向上及び増進に努めなければならない」とある。
健康権、社会福祉、社会保障、公衆衛生
12
WHO憲章には、「達成可能な最上級の健康水準を楽しむことは、人種、信条、政治的理 念、経済的・社会的状況にかかわらず、全人類の〔 タ 〕の1つである」とある。
基本的権利
13
「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約」(A規約)によれば、〔 チ 〕とは 「すべての者が到達可能な最高水準の身体および精神の健康を享受する権利」とされる。
健康権
14
1978年、旧ソ連の都市〔 ツ 〕において、〔 テ 〕に関する最初の国際会議が開かれ、〔 ツ 〕宣言が採択された。
アルマ・アタ、プライマリヘルスケア
15
アルマ・アタ宣言によれば、〔 テ 〕とは、「人々にとって欠くことのできない 〔 ト 〕のことであり、実践的かつ科学的にも確かであり、社会的に受け入れら れている手段と技術に基づいてなされる」ものとされている。
PHC、保健活動
16
人々のライフスタイルに着目し、国レベルでの〔 ナ 〕活動を行う契機となったのが、当時のカナダの保健省大臣が1974年に発表した〔 二 〕である。
ヘルスプロモーション、ラロンド報告
17
1986年、カナダの〔 ヌ 〕市で、WHOの国際会議が開催された。その会議で採択さ れた〔 ヌ 〕憲章のなかで、PHCを推進する戦略として打ち出されたのが、ヘルスプロモーションである。
オタワ
18
オタワ憲章のなかで、ヘルスプロモーションは「〔 ネ 〕」と定義されている。
みずからの健康をみずからがコントロールし、よりよくできるようにしていくプロセス
19
健康改善のため,オタワ憲章は、 ①〔 ノ 〕、②〔 ハ 〕、③〔 ヒ 〕、 ④〔 フ 〕,⑤〔 へ 〕 の5つのヘルスプロモーション戦略を示している。
①健康な公共政策づくり ②健康を支援する環境づくり ③地域活動の強化 ④個人の技術の開発 ⑤ヘルスサービスの方向転換
20
地域、学校、クラス、サークル、職場など、ある目的をもった人々の集まりを〔 ア 〕とい う。
社会集団
21
社会集団について情報収集するときに活用できる。 社会集団を車輪に見たてた枠組みとは〔 シ 〕である。
コミュニティアズパートナーモデル
22
社会集団のなかからより手厚い支援を必要とする特定の集団を見いだし、その特定の集団に必要に応じた支援を行うことを〔 ス 〕、 社会集団全体のリスクを引き下げる活動を行うことを〔 セ 〕という。
ハイリスクアプローチ、ポピュレーションアプローチ
23
〔 ソ 〕とは公衆衛生の活動対象としてとくに注目すべき集団のことである。
特定集団
24
「〔 ア 〕」は、保健所や市町村保健センターの設置や事業について規定している。 公衆衛生分野において重要な法律である。
地域保健法
25
「地域保健法」に基づき、市町村・都道府県・国などが取り組むべき方向性を定める指針として、「〔 イ 〕」が策定されている。 〔イ〕は健康危機管理や非感染性疾患の拡大などの社会情勢の変化に合わせてたびたび改正され ている。
地域保健対策の推進に関する基本的な指針
26
1948(昭和23)年に制定された「〔 ウ 〕」は、日本の医療の水準と提供体制を確保するうえで、基盤となる法律である。
医療法
27
「医療法」に基づいて厚生労働大臣が策定する「医療提供体制の確保に関する基本方針」 にそって、都道府県は域内の保健医療圏や基準病床数の設定、疾病・事業ごとの医療提供 体制を示す「〔 工 〕」を策定する。
地域医療計画
28
保健医療圏の地域単位のうち、保健所の管轄する広域市町村圏とほぼ一致する のは〔 オ 〕医療圏である。
2次
29
2000(平成12)年に第3次〔 力 〕として、生活習慣病対策に重点をおいた10年計画である「〔 キ 〕」が策定され、2013(平成25)年からはその後継である「〔 ク 〕」が開始されている。
国民健康づくり対策、健康日本21、第二次健康日本21
30
2002 (平成14)年に国民の健康の増進の推進に関する基本方針、都道府県や市町村による 健康増進計画の策定、受動喫煙の防止などを定める「〔 ケ 〕」が制定された。
健康増進法
31
2000(平成12)年に21世紀の母子保健の取り組みの方向性を示した〔 コ 〕が策定された。計画期間は当初2010年までだったが、 2014年まで延長された。 2015年からは第2次が開始されている。
健やか親子21
32
〔 サ 〕は、「地域保健法」に規定された地域保健の中核となる行政機関で、公衆衛生・地域保健活動の企画・調整、市町村への技術指導を行う。 〔 シ 〕・〔 ス 〕・〔 セ 〕その他政令で定める市または特別区が設置する。
保健所、都道府県・指定都市・中核市
33
〔 ソ 〕は、「地域保健法」によって「住民に対し、健康相談、保健指導および健康診査その他、地域保健に関する必要な事業を行うことを目的とする施設と定められている。
市町村保健センター
34
保健所と市町村保健センターのうち、おもに対人保健サービスを提供するのは〔 タ 〕である。
市町村保健センター
35
保健師は、「保健師助産師看護師法」第2条で「保健師の名称を用いて、〔 チ 〕に従事することを業とする者」と定められている。 資格を持たない者は保健師と名のることができない名称独占はあるが、医師なども〔 チ 〕を行うことから、〔 ツ 〕はない。
保健指導、独占業務
36
計画→実行→評価→改善という流れをまわすことによって活動の継続的な改善を進めるプロセスを〔 テ 〕という。 2013(平成25)年の指針により、保健師の保健活動に導入することが求められた。
PDCAサイクル
37
保健所長になることができる職種は、基本的に〔 ト 〕である。
医師
38
その共同体や社会のもつ、人々の間のきずなや信頼関係、協力関係、規範、ネットワークなどの資本を〔 ナ 〕という。
ソーシャルキャピタル
39
社会貢献活動を行い、団体の構成員に対して収益の分配を目的とせず、「特定非営利活動 促進法」に基づいて法人格を得た法人〔 二 〕という。
NPO
40
ある時点に集団内でその疾患にかかっている人の割合を〔 ア 〕という。
有病率
41
ある集団における、その疾患の発生率〔 イ 〕という。
罹患率
42
ある集団内で、どのくらいの人が疾患などで医療を受けたかを把握する指標に〔 ウ 〕がある。
受療率
43
ある年齢の人が平均してあと何年生きられるかという期待値を〔 エ 〕という。
平均余命
44
生まれたばかりの子(0歳児)が平均してあと何年生きられるかを予測しかものが〔 オ 〕である。つまり、〔 オ 〕はO歳における、平均余命である。
平均寿命
45
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を〔 カ 〕とよぶ。 つまり、平均寿命と〔 カ 〕の差は「不健康な期間」を意味する。
健康寿命
46
ある一定期間内に死亡した人の数を、その集団の人数(人口)で割ったものを、〔 キ 〕とよぶ。
死亡率
47
ある時点でそこに存在していた人の数、つまり、特定の時点の人口を〔 ク 〕という。
人口静態
48
日本国内の人口静態は、〔 ケ 〕年に一度行われる〔 コ 〕によって把握される。
5、国勢調査
49
人口静態に対して、出生・死亡・死産・婚姻・離婚などの人口を増減させる要因を〔 サ 〕という。
人口動態
50
危険因子に曝露した人と曝露していない人では、その疾患へのかかりやすさが違うかどうかを調べるために、その疾患にかかっていない人を追跡調査し、罹患率を比較する研究を 〔 シ 〕とよぶ。
コホート研究
51
1972年に地球の環境保全に関する初の国際会議、〔 ア 〕会議が開催され、〔 ア 〕宣言が採択された。
ストックホルム
52
地球温暖化は、大気圏における二酸化炭素(C02)やメタンなどの〔 イ 〕の濃度が上昇し、熱を吸収・蓄積するためにおこる。
温室効果ガス
53
1992年に国連で〔 ウ 〕が開催され、〔 エ 〕条約が採択された。 これに基づき、1995年から毎年、〔 エ 〕条約締結国会議(COP)が開催されている。
地球サミット、気候変動に関する国際連合枠組
54
1997年には日本で第3回気候変動に関する国際連合枠組条約締結国会議(COP3)が開催され、先進国ごとの排出量削減の数値目標を設定した〔 オ 〕が採択された。
京都議定書
55
成層圏にある〔 カ 〕には、太陽光に含まれる有害な電磁波である〔 キ 〕を吸収するはたらきがある。〔 キ 〕は皮膚がんや白内障を誘発する。
オゾン層、紫外線
56
オゾン層破壊の最大の原因は、冷房・冷蔵庫や半導体の洗浄剤などに使用されてきた人工化合物〔 ク 〕類である。
フロン
57
1973年に採択された絶滅のおそれのある生野生動植物の国際取引制限に関する国際条 約は〔 ケ 〕条約、 1971年に採択されて1975年に発効した水鳥の生息地である湿地の保全などの内容を含む国際条約は〔 コ 〕条約でる。
ワシントン、ラムサール
58
2010(平成22)年、生物多様性の保全などを目的とする国際条約である〔 サ 〕の第10回締結国会議が日本の〔 シ 〕で開催され、2020年、までの世界の共通目標である〔 シ 〕目標が採択された。
生物多様性条約、愛知
59
近年、レジ袋やペットボトル、ストローなどの〔 セ 〕による海洋汚染が問題になり、 〔 セ 〕の規制が世界的に進められている。わが国でもレジ袋の有料化が始まった。
プラスチック
60
大気中に浮粒子、大きさが10μm以下のものを〔 ソ 〕という。このうち、2.5μm以下を〔 タ 〕という
浮遊粒子状物質、有害大気汚染物質微粒子状物質(pm2.5)
61
おもに自動車の排出ガスに含まれる〔 チ 〕は太陽の紫外線を受けると化学反応をおこし、より酸化力の強い〔 ツ 〕に変化する。
窒素化合物、光化学オキシダント
62
「〔 テ 〕法」における規制対象物質は、煤煙、粉塵、自動車排出ガス、特定物質、〔 ト 〕、揮発性有機化合物である。〔 ト 〕には、2023 (令和5)年現在、トルエン、ベンゼン、六価クロム化合物、ダイオキシン類など248物質が指定されている。
大気汚染防止法、有害大気汚染物質
63
二酸化硫黄・一酸化炭素・二酸化窒素(NO2)・浮遊粒子状物質・光化学オキシダント・微粒子状物質については、 「大気汚染防止法」に基づき、環境上の上限を定める「 〔 二 〕」が定められている。
環境基準
64
国連食糧農業機関(FAO)とWHOの合同委員会が定めた食品製造・加工工程における衛生管理手法を〔 ヌ 〕という。
危害分析重要管理点(HACCP)
65
1970(昭和45)年、日本の廃棄物に関する基本的な法律である「〔 ネ 〕」が制定された。この法律により廃棄物は排出事業者が処理責任をもつ〔 ノ 〕と、それ以外の〔 ハ 〕に分類される。
廃棄物処理法、産業廃棄物、一般廃棄物
66
廃棄物のうち、「爆発性,毒性、感染性その他の代の健康又は生活環境に係る被害を 生じる恐れがある」ものを〔 ヒ 〕といい、 「このうち人が感染し、若しくは感染するおそれのある病原体が含まれ、若しくは付し、又はこれらのおそれのあるもの」は( フ )に位置づけられている。
特別管理廃棄物、感染性廃棄物
67
1993(平成5)年,環境問題の国際社会における重要性の高まりを背景に、これまでの「公害対策基本法」にかわリ「〔 へ 〕」が制定された。 この法律に基づき、政府は環境保全に関する基本的な計画である「〔 ホ 〕」を策定している。
環境基本法、環境基本計画
68
感染症が成立するには、 〔 ア 〕〔 イ 〕〔 ウ 〕の3つの要因がすべて必要である。
感染源、感染経路、宿主の感受性
69
感染症患者が通常より増加している状況を〔 工 〕という。
アウトブレイク
70
ある地域や集団において、特定の疾患が一定期間に異常に高い頻度で発生することを〔 オ 〕という。流行とほぼ同じ意味である。
エピデミック
71
世界的な大流行を〔 力 〕という。
パンデミック
72
HIV感染症、重症急性呼吸器症候群〔SARS)・エボラ出血熱など、1970年代以降に登場 した新しい感染症のことを〔 キ 〕とよぶ。
新興感染症
73
マラリア・結核など、人類がすでに克服したと考えられていたのに再流行している感染症を〔 ク 〕とよぶ。
再興感染症
74
新興感染症や再興感染症など、感染症をめぐる新しい状況に対応するために 1998年に制定されたのが「〔 ケ 〕」である。この法の施行に伴い、従来の「伝染 病予防法」などが廃止された。
感染症法
75
「感染症法」により、感染症の発生を常時監視する体制である 〔 コ 〕がつくられた。
感染症サーベイランス
76
「感染症法」により、都道府県知事による 〔 サ 〕制度がつくられた。 患者に十分な説明と同意を行うことが前提の制度である。
入院勧告
77
「感染症法」により、感染症を感染力や症状の重篤性などで分類する感染症類 型の設定が行われた。 〔 シ 〕~〔 ス 〕感染症と、 〔 セ 〕〔 ソ 〕〔 タ 〕に分類され,対応・措置や医師が診断したあとの保健所への届け出時期を分けている。
一類〜三類、新型インフルエンザ等感染症、指定感染症、新感染症
78
医師が診断後7日以内に保健所に届ける必要があるのは、〔 チ 〕の一部である。
五類感染症
79
結核は〔 ツ 〕感染症であり、医師は診断後〔 テ 〕最寄りの保健所に届け出る。
二類感染症、直ちに
80
風疹は〔 ト 〕感染症の〔 ナ 〕把握疾患であり、医師は診断後〔 二 〕に最寄りの保健所に届け出る。
五類、全数、7日以内
81
国内に常在しない病原体や有害な物品の侵入を防ぐために港湾や空港などで行う検査を〔 ヌ 〕という。
検疫
82
〔 ネ 〕は、弱毒化させた病原体などを人体に投与することで各種の病原体に対する免疫をもたせる、あるいは免疫を増強させる方法である。
予防接種
83
日本における予防接種の対象疾患、実施方法などを定めた法律は、1948(昭和23)年制定の「〔 ノ 〕」である。
予防接種法
84
病院などの医療機関の中で、患者や医療従事者が感染症に新たに罹患することを〔 ハ 〕とよぶ。
院内感染
85
アメリカ疾病管理予防センター〔CDC〕が作成した院内感染の予防対策を〔 ヒ 〕とよぶ。
標準予防策
86
今後、毒性の強い新型インフルエンザが発生した場合に 国民の生命と健康を保護し、かつ国民生活および国民経済への影響を最小限にする目的で、2012(平成24)年に「〔 フ 〕」が制定された。
新型インフルエンザ等対策特別措置法
87
結核の治療では、治療中断を避けることが重要である。そこで、医療従事者などが直接、患者の服薬を確認する〔 へ 〕が重視されている。
地域DOTS
88
日本のHIV新規感染者は、性的接触によるものが多く、とくに〔 ホ 〕が多いのが特徴である。 国籍・性別では〔 マ 〕が多い。
同性間性的接触、日本人男性
89
2010(平成22)年、「〔 ミ 〕」が施行され、肝炎の予防と治療、調査研究、人権への配慮も含めた総合的な取り組みが実施されることとなった。
肝炎対策基本法
90
〔 ム 〕を介して感染するヒト丁リンパ球向性ウイルス1(HTLVー1)の感染者は、 全国で約100万人以上と推定される。 感染者は〔 メ 〕やHTLVー1関連脊髄症(HAM)などを発症する可能性があり、対策が進められている,
母乳、成人T細胞白血病(ATL)
91
抗菌薬に耐性を獲得した多剤耐性菌の発生か世界的な問題になっており、日本でも2016(平成28)年から2020年を実施期間とした〔 モ 〕が厚生労働省によって策定されている。
薬剤耐性アクションプラン
92
動物からヒトに感染する感染症を〔 ヤ 〕といい、気候の温暖化や人・物の国境をこえた移動の拡大などにより、日本でも脅威になっている。
動物由来感染症
93
世界保健機関(WHO)の本部は〔 ア 〕にある。
ジュネーブ
94
〔 イ 〕は、おもに18歳までの子どもを対象とする国連の専門機関である。 保健、栄養,安全な水、衛生、質の高い基礎教育、暴力・搾取・エイズからの保護活動 を展開している。
ユニセフ
95
〔 ウ 〕は、地球規模の人口問題を解決するために、おもに妊産婦の健康の改善や〔 エ 〕のための活動を展開する国連の専門機関である。 〔 工 〕は、1994年にエジプトのカイロで開催された国際人口開発会議で提唱された,結婚するかしないか、子どもを産むか産まないかを女性がみずから自由に決められる権利を中核とする概念である。
国連人口基金、リプロダクティブヘルス
96
2000年9月にニューヨークで開催された国際ミレニアムーサミットにおいて採択された宣 言と、1990年代の国際会議などで示された国際開発目標を統合したものが、 2015年を最終目標とした〔 オ 〕である。
ミレニアム開発目標(MDGs)
97
2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」において、〔 力〕が採択された。このなかで新たに、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継となる〔 キ 〕が設定された。 〔 キ 〕の最終年は2030年である。
持続可能な開発のためのアジェンダ(2030アジェンダ)、持続可能な開発目標(SDGs)
98
持続可能な開発目標(SDGs)には、ミレニアム開発目標(MDGs)にはなかった 〔 ク 〕(いわゆる生活習慣病)やメンタルヘルス、 交通外傷が新たに取り込まれたほか、 〔 ケ 〕(すべての人々が、必要とする質の高い保健・医療サービスを、経済的な困難に陥ることなく確保している状態)の達成も盛り込まれた。
非感染性疾患、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ
99
政府または政府の実施機関によって途上国または国際機関に供与される援助のことを、〔 コ 〕とよぶ。
政府開発援助(ODA)
100
〔 サ 〕は、日本の対外支援の指針である。 1992年に政府開発援助大綱として完成され、2015年に約12年ぶりに改訂されて名称も 〔 サ 〕に変更された。
国際協力大綱