問題一覧
1
末梢血に出た赤血球の寿命は何日か。
120日
2
骨髄での赤血球新生が盛んなほど多く見られ、骨髄の造血能を反映する指標として活用されるのは何赤血球か。
網状
3
老化赤血球は脾臓の毛細血管に引っかかり脾臓のマクロファージに取り込まれる。
貪食
4
ヘムから外された鉄は結晶タンパクのひとつである( )に結合して骨髄に運ばれ、赤血球に取り込まれてヘモグロビン合成に再利用される。
トランスフェリン
5
過剰な鉄は( )に結合して肝臓に貯蔵される。
フェリチン
6
血液中のビリルビン濃度が上昇すると皮膚が黄色くなることを何というか。
黄疸
7
ビリルビンが増加した際尿が黄染するのはどっちか。
胆道の通過障がいがある場合 (抱合型ビリルビン)
8
浸透圧が血漿のそれに等しい溶液な代表的なものとしては( )%食塩水と( )%ブドウ糖液があげられる。
0.9, 5
9
貧血の中で最も多いのは何か。
鉄欠乏性貧血
10
ビタミンB12や葉酸の不足によりDNA合成が障害され赤血球の細胞分裂が遅れるために赤血球不足をきたした状態である貧血は何か。
巨赤芽球性貧血
11
赤血球の崩壊が亢進するために起こる貧血をなんというか。
溶血性貧血
12
通常カリウムイオンは血球内に多く存在する。よって溶血を起こした場合、血漿での電解質濃度は( )なる。
高く
13
血液は( )成分と( )成分に分けられる。
液体, 細胞
14
血液の液体成分をなんというか。
血漿
15
血液の液体成分(血漿)は、細胞外液の( )%、細胞内液を含む体内の全水分量の( )%程度を占める
25, 5
16
循環血液量は体重の約( )パーセントに相当し( )〜( )Lになる。
8, 4, 5
17
血液を採取したあと、試験管の中などに放置すると10分ほどで凝固する。これは血漿タンパク質の一種である( )が( )という線維状のタンパク質に変化し、これに細胞成分がからまって生じるものである。この凝固したものを( )といい、分離した透明な液体を( )とよぶ。
フィブリノゲン, フィブリン, 血餅, 血清
18
血液の液体成分をなんというか。
血漿
19
血液の細胞成分はなにから成るか。
赤血球, 白血球, 血小板
20
血液の細胞成分は血液の( )〜( )%を占める。
40, 45
21
血液の細胞成分を産生することをなんというか。
造血
22
骨髄において赤血球白血球血小板は三者共通のおおもとの細胞、すなわち( )から分化して作られ、成熟してから血液中に放出される。
造血幹細胞
23
胎生初期の造血器官としてはたらくのはどこか。
卵黄嚢
24
胎生中期に造血器官としてはたらくのはどこか。
肝臓, 脾臓
25
出生後の造血の場はどこか。
骨髄
26
毛細血管の太さと等しく直径7〜8μmの扁平の細胞は何か。
赤血球
27
大出血の後に赤血球新生が盛んになると割合が増加するのはなにか。
網状赤血球
28
ヘモグロビンは( )で酸素を受け取ると各組織へ運びそこで酸素を放出する。
肺胞
29
ヘモグロビン濃度やヘマトクリット値が低下している場合は貧血が疑われるが、上昇している場合は( )が疑われる。
脱水
30
使用済みのヘムは何になるか。
ビリルビン
31
血清に含まれないのはどれか。
フィブリノゲン
32
血液中の総ヘモグロビンに対する酸素化ヘモグロビンの割合を表すのはどれか。
酸素飽和度
33
血漿と等張のブドウ糖溶液の濃度はどれか血漿と等張のブドウ糖溶液の濃度は何%か。
5%
34
白血球は生体防御作用をもつか。
もつ
35
エリスロポエチンはどこから分泌するか。
腎臓
36
増殖期の幼若赤芽球はDNA合成のために( )と( )を必要とする。
ビタミンB12, 葉酸
37
成熟期の赤芽球はヘモグロビンの合成のために( )を必要とする。
鉄
38
赤血球の造血で誤っているのはどれか。
赤血球の寿命は60日である。
39
血液のうち細胞成分が占める容積の割合をなんというか。
ヘマトクリット値
40
接種した鉄は( )で吸収可能な形となり、( )から吸収される。吸収された鉄は( )に貯蔵される。
胃, 腸, 肝臓
41
ヘムの鉄以外の成分は再利用されずに、ビリルビンという物質に変えられて( )に捨てられる。
胆汁中
42
貪食とは老赤血球は脾臓の( )に引っかかり脾臓の( )に取り込まれることである。
毛細血管, マクロファージ
43
赤血球系の幼若細胞へと増殖、分化するには( )という腎臓から分泌される造血因子の作用が必要である。
エリスロポエチン
44
鉄不足のためヘモグロビン合成が障害され赤血球の不足をきたした状態である貧血をなんというか。
鉄欠乏性貧血
45
急性細菌感染症などの好中球の需要が高まるときは桿状核球の割合が増加する。これをなんというか。
核の左方移動
46
毒素や細胞などの異物だけでなく、老化した赤血球を貪食している細胞をなんというか。
ワッパー細胞
47
好中球は貪食作用をもつか。
もつ
48
白血球の機能について正しいのはどれか。
好酸球はアレルギー性疾患の際に増加する
49
一時止血の中心的役割を果たす細胞をなんというか。
血小板
50
肝臓から分泌される( )というホルモンには巨核球への分化を促す作用がある。血小板は主にこのホルモンの分泌量により調節される。
トロンボポエチン
51
血小板の約3分の1は( )の( )に貯蔵されている。
脾臓, 赤脾髄
52
血小板の寿命は何日か。
10
53
椎骨, 胸骨, 肋骨, 大腿骨, 脛骨
54
一次止血とは血小板の( )と( )である。
粘着, 凝集
55
二次止血では血小板血栓のまわりに赤血球を巻き込み( )がつき、永久血栓となる。
フィブリン
56
血液凝固因子が次々に反応して活性化し、最終的に血栓形成に至る。
カスケード反応
57
凝固には( )が必要である。これはタンパク質ではないが重要な凝固因子の1つである。
カルシウムイオン
58
凝固因子の大部分が( )で産生される。
肝臓
59
正常では( )〜( )分で止血する。
2, 5
60
凝固した血液は血管が修復されたのであれば速やかに除かれる必要がある。この役割を担うのか( )である。
プラスミン
61
プラスミノゲンがプラスミンに変化してフィブリン血栓を分解処理をすることをなんというか。
繊維素溶解
62
血漿タンパク質について正しいのはどれか。
アルブミンは膠質浸透圧の発生に重要である。
63
血液凝固を起こす血液成分はどれか。
フィブリノゲン
64
血液型について正しいのはどれか。
Rh不適合妊娠でも第一子の分娩は問題ない
65
D抗原を持つのはどちらか。
Rh(+)
66
ABO血液型では「血清中には自己の赤血球を保有している抗原に反応しない抗原を持つ」という法則が見出されている。これを何の法則というか。
ラントシュタイナー
67
血液型で正しいのはどれか。
A型のヒトの血漿中には抗B抗体がある。
68
健常者の末梢血でみられないのはどれか。
形質細胞
69
血液中の白血球で最も数が多いのはどれか。
好中球