問題一覧
1
腎小体
糸球体+ボーマン嚢
2
腎臓の働き
老廃物の排泄, ホルモン分泌, 水分量の調整, PHの調整
3
原尿を受け取る袋状の組織で尿細管へとつながっている
ボーマン嚢
4
糸球体でろ過されるもの
余分な水分, GLV, アミノ酸, ビタミン, NaKCl
5
糸球体でろ過されないもの
血液成分, 高分子タンパク(ALB)
6
約2/3の水分と栄養分を吸収する(アミノ酸、ビタミン、GLVなど)
近位尿細管
7
腎小体+尿細管
ネフロン
8
血中の酸素が足りなくなると作られる 骨髄の赤血球系幹細胞に産生を促す
エリスロポエチン
9
腎小体から産生される酵素 アンギオテンシンⅡに働きかける
レニン
10
血管内の収縮など血液の調整
プロスタグランジン
11
肝臓や腎臓で活性化され腸から吸収されるリン、カルシウムを増やし骨を丈夫にする
活性化ビタミンD
12
抗利尿ホルモン 水の再吸収を促進し、尿を濃く、少なくする
バソプレシン
13
排出量、再吸収量を調整することでPHを調整している
重炭酸イオン
14
CKD
慢性腎臓病
15
IRIS
国際獣医腎臓病研究グループ
16
GFR
腎臓が1分間に作ることができる原尿量
17
BUN
血清尿素窒素
18
1回の血液検査で安価 上昇するタイミングが遅い(腎臓の70%死なないと出ない) 腎臓病以外でも上昇する
BUN
19
CRE
血清クレアチニン
20
IRISのステージ分類での基準 1回の血液検査で安価 上昇するタイミングが遅い(25%になる)(腎臓の75%死なないと出ない) 筋肉量が少ないと上昇しにくい
CRE
21
腎臓から排出される 腎機能が低下すると血中のPが上昇 血中の高濃度のPはCaと結合して、軟部組織の石灰華を起こし腎損傷が起こる
IP
22
GFRの高度指標 筋肉量に影響されにくい 他の疾患に影響されにくい CREにより早期に上昇する 予後因子になる可能性
SDMR
23
尿沈渣の異常
赤血球 糸球体の損傷, 白血球 腎盂腎炎、尿細管の障害, 細菌 腎盂腎炎, 顆粒円柱 糸球体や尿細管の障害、腎盂腎炎, ろう様円柱 尿細管の障害、尿細管のうっ滞
24
尿試験紙の異常
尿蛋白+ 糸球体、尿細管の障害、腎盂腎炎、感染症, 潜血+ 糸球体や尿細管の障害、, グルコース+ 尿細管の損傷、中毒
25
濃縮嚢に問題がある場合、より詳しく調べるために使用 尿中のクレアチニンとタンパク質の量の比 犬の基準は0.5以上 猫の基準は0.6以上
UPC
26
腎前性CKDの原因 腎臓への血液の低下
脱水, 熱中症, ショック出血, 心疾患など
27
腎性CKDの原因 腎臓自体の障害
薬剤, 中毒性物質, 感染, 腫瘍
28
腎後性CKDの原因 尿路閉塞によりGRFが低下した状態
尿管、尿道結石, 腫瘍
29
CKDの合併症 1 タンパク尿 2 H⁺が体内から排出できなくなる 3 RAA系が活性化(レニンアンギオテンシンアルドステロン系)(高血圧になる)
低アルブミン血症, アシドーシス, 低カリウム血症or高カリウム血症
30
CKDの食事療法で制限するもの
リン, タンパク質, ナトリウム
31
高血圧は( )に負荷がかかる
糸球体
32
腎機能が極端に低下して起こる全身症状のこと(老廃物による中毒症状) 腎臓の動きが通常の1/10程度まで低下している末期の状態
尿毒症
33
小腸性下痢(黒色便)
メレナ
34
尿毒症の症状
消化器症状(嘔吐、下痢), 意識レベルの低下, 痙攣, 多臓器不全, 高血圧に起因する網膜剥離
35
AKI
急性腎不全
36
AKIの症状
排尿しないorしたそうなのに出ない, ぐったりしている, 嘔吐, 痙攣
37
腹膜療法 おなかの中に透析液を入れ、腹膜を使って老廃物や余分な水分を除去する)※感染に注意 血液透析
透析療法
38
腎盂腎炎 (1)を原因とする(2)と(3)の炎症 (4)より(5)で多く認められる
細菌感染, 腎盂, 腎間質, オス, メス
39
急性腎盂腎炎の症状
発熱, 食欲不振, 嘔吐, 膿尿, 血尿の頻回多量排泄
40
慢性腎盂腎炎の症状
食欲不振, 運動不耐性, 嗜眠
41
原因菌は消化管内常在菌のグラム陰性菌が8割 頻回導尿や尿道カテーテルの長期留置感染リスクを上げる
上行性感染
42
CBCにてWBC数、塗抹で左方移動の有無 生化学にてBUN、CREなど
腎盂腎炎
43
炎症や結石および腫瘍などが原因となって尿路通過障害が生じると尿路の拡張および内圧上昇が腎臓にまで及び、腎盂や尿細管の内圧上昇を起こす
水腎症
44
水腎症の症状
腎臓の血流低下, 糸球体濾過機能の低下, 尿細管再吸収の低下, 腎後性急性腎不全
45
尿管の特徴
左右に一本ずつ, 膀胱三角に入り込む, 収縮と弛緩して尿を運んでいる
46
メスの尿道
短く太い
47
オスの尿道
長く細い
48
異所性尿管の特徴
メスに多い, 尿疾患や膀胱炎が見られる, 診断はX線造影検査, 治療は外科手術
49
異所性尿管の好発種
ゴールデン, ハスキー
50
雌犬に多い PHがアルカリに傾く 発生原因に尿路感染が多い 食餌で融解可 犬のほとんどが細菌性 猫のほとんどが無菌性
ストルバイト
51
オス猫に多い PHが酸性に傾くと出現しやすい 発生原因は多岐にわたる 処方食では融解不可
シュウ酸カルシウム
52
発生頻度は少ない 遺伝的にダルメシアンに多い PHが酸性に傾くと出現しやすい 肝不全の動物で形成しやすい 処方食では融解不可
尿酸アンモニウム
53
FLUTD
猫下部尿路疾患
54
最も多い原因は突発性膀胱炎 尿結石や尿路感染症が原因のことは少ない 異所排尿も原因の一つ
FLUTD