問題一覧
1
人が持っている因果関係に関する知識の集まり
因果スキーマ
2
私たちは、他者についての自分なりの信念や考え方を持っている
暗黙の性格理論
3
ある集団の成員であることと特定の性格や行動傾向を持つことは本来無意味なはずなのに、あたかも相関関係があるかのように錯覚して認知すること。少数派、少数事例に対して起こりやすい
錯誤相関
4
一般的な考え
ステレオタイプ
5
外集団のばらつき(変動性)を内集団のばらつきよりも小さく捉え、外集団を均等とみなす傾向
外集団等質性効果
6
ある事象を観察したときに、それを背後にある何らかの原因と結びつけること
帰属過程
7
全体印象にあまり影響しない特性
周辺特性
8
集団間の境界を心理的に無くす方法。個人的な付き合いを通して、外集団の人たちも個々に違うのだ、ということに注意を向けさせる。特定の個人と友好関係になれてもステレオタイプは変化しないこともある。
脱カテゴリー化
9
他者がいる状況
社会
10
私たちは他者を見るだけでなく、内面を推測している。
対人認知(表情判断)
11
個人の心情や考え
固定観念
12
ステレオタイプに一致しない情報を積み重ねる
帳簿モデル
13
対応は人物の行為と人物の内的特性との間の関連の強さであり、原因帰属はこの対応を推論する過程そのもの
対応推論理論
14
時間や状況が異なっても同じ反応を示すか
一貫性情報
15
全体印象を大きく左右する特性
中心特性
16
ある結果Eを生じさせる原因が2つ(A.B)あって、原因AとBのどちらか一方が存在すれば結果Eが生じる時のこのような2つの原因
複数十分原因のスキーマ
17
妨害、抑止的な原因の存在にも関わらず、ある結果が生じたならば促進原因の役割はより高く評価される
割増原理
18
評価される場面を前にしてより良い評価が得られる自信がないときに、わざと不利な条件を作り出したり訴えたりする行為。割引原理、割増原理を使って自己評価の低下を防ごうとする一種の自己防衛的な行為。
セルフ・ハンディキャッピング
19
他者についての少ない情報からだけでも「どんな人か」人物像を描くことができる
印象形成
20
共変原理→ある効果は、その効果が観察されるときには存在し、その効果観察されないときには存在しないような情報(実体、人、時、様態)に求められる
共変モデル
21
例外としてステレオタイプの下位イメージに付け加える
サブタイピング
22
実体によって異なる反応を示すか
弁別性情報
23
何らかの結果を生じることに関するある原因Aの役割は他にもっともらしい原因Bが存在するときには割り引いてみられる
割引原理
24
一度に複数のカテゴリーを意識させる方法。外集団の相手とも同じ社会的カテゴリーを共有しているかもしれないこと、内集団の相手とも全ての社会的カテゴリーが一致していないかもしれないことに気づかせる。2つの社会的カテゴリーが等価値でないと効果は薄い
交差カテゴリー化
25
各集団を包含するような上位のカテゴリーを新たに生み出す方法。上位目標を設定し、その達成のめ集団同士が協力し合うことが必要。内集団をポジティブに感じている場合、ステレオタイプが強まることもある。
再カテゴリー化
26
本来の原因とな別の原因に誤って帰属すること。
錯誤帰属
27
人々を分けるカテゴリーに結びつき、そのカテゴリーに含まれる人が共通して持っていると信じられている特徴
ステレオタイプ
28
元の集団間の境界を壊さずに各集団を弱い上位カテゴリーで包含する。再カテゴリー化同様、上位目標が必要だが、各集団が補完的な別々の役割を果たせるようにすることが必要。上位カテゴリーが弱いと効果は薄い。
下位カテゴリー化
29
個人の行動に対する状況要因の影響を割り引いて、個人の特性など内的要因を過大に評価する傾向
対応バイアス(基本的な錯誤帰属)
30
ステレオタイプに一致しない1つの極端な事例に接する
転向モデル
31
人間の基本的な認知傾向。類似性と差異性を強調
カテゴリー化
32
他の人も同じ反応を示すか
一致性情報
33
他者の真意を正確に推測できないため、現実とは異なる認識が共有されていると誤って思い込むこと
多元的無知
34
人々が人の性格に関して漠然とした形で抱いている考え方や信念の体系
暗黙の性格理論
35
人間に関した様々な情報を手掛かりにして、性格、能力、情動、意図、態度といった人の内面的な特性や心理過程を推論する働き
対人認知