問題一覧
1
五胡の1つで、山西に居住した、匈奴の1種族は何か。
羯
2
周辺国家を服属させ、唐の最大版図を実現した第3代皇帝は誰か。
高宗
3
仏典収集のため、4世紀末に長安から陸路でインドへ向かい、海路で帰国した東晋時代の僧は誰か。
法顕
4
韋后の一派を倒したのち、712年に即位した唐の第6代皇帝は誰か。
玄宗
5
渤海の建国者は誰か。
大祚栄
6
武帝の時代に滅ぼされた、朝鮮の国名は何か。
衛氏朝鮮
7
「画聖」と称される、東晋の画家は誰か。
顧愷之
8
水墨によって描かれた、中国的自然観を反映した絵画のことを何と呼ぶか。
山水画
9
五胡の侵入から439年の鮮卑による華北統一までの、華北で諸国が興亡を繰り返した時代を何と総称するか。
五胡十六国
10
東晋の慧遠を開祖とし、阿弥陀浄土信仰を説く仏教の一派は何か。
浄土宗
11
紀元前後に西域経由で中国に伝来した宗教は何か。
仏教
12
鮮卑の南進後、5~6世紀にモンゴル高原を支配し、北魏とも対抗した、モンゴル系遊牧民は何か。
柔然
13
840年、ウイグルの内紛に乗じてこれを滅ぼした、中央アジアのトルコ系遊牧民は何か。
キルギス
14
朝鮮半島中南部で勢力を誇った韓族の国家群の総称は何か。
三韓
15
太宗の勅命で『隋書』や五経の注釈書を編纂した儒学者は誰か。
孔穎達
16
安史の乱後、国内各地におかれた節度使が中央政府から自立するようになると、何と呼ばれるようになったか。
藩鎮
17
広州とならんで、ムスリム商人が来航し彼らの居留地がおかれた、大運河沿いの江蘇省の港市はどこか。
揚州
18
4世紀末~5世紀初め、朝鮮半島南部に進出し、倭とも戦い破ったとされる、高句麗の最盛期の王は誰か。
広開土王
19
南画の祖とも呼ばれる唐中期の詩人・画家は誰か。
王維
20
6世紀半ばに台頭し、柔然を滅ぼしてモンゴル高原に大帝国を建てたトルコ系騎馬遊牧民は何か。
突厥
21
ソグド系の出身で、3つの節度使を兼ねて華北の実権を握り、755年に反乱をおこした人物は誰か。
安禄山
22
隋の智顗を開祖とし、『法華経』を重んじ、日本へは最澄が伝えた仏教の一派は何か。
天台宗
23
太宗の時代、唐に服属した遊牧民国家は何か。
東突厥
24
甘粛省西端のオアシス都市で、前漢の武帝の時代に郡がおかれ、4世紀以降、石窟寺院が建造されたのはどこか。
敦煌
25
六朝の山水文学の代表者でもある、南朝宋の田園詩人は誰か。
謝霊運
26
北魏の孝文帝が制定した、村落統治制度は何か。
三長制
27
唐初の書家で、楷書の典型をつくりだした人物は誰か。
欧陽詢
28
両税法を献策・推進した宰相は誰か。
楊炎
29
唐の建国者は誰か。
李淵
30
唐滅亡の契機となった、875年からの農民反乱は何と呼ばれているか。
黄巣の乱
31
前漢時代、天人相関説の立場から災異説をとなえた儒学者は誰か。
董仲舒
32
孝文帝はどこに遷都したか。
洛陽
33
唐の長安をモデルとした、渤海の都はどこか。
上京竜泉府
34
九品中正により、上級官僚を世襲的に独占するようになった豪族は、何と呼ばれる階層を形成したか。
門閥貴族
35
ツングース系の一派が前1世紀頃中国東北地方に建て、その後朝鮮半島北部に進出した国はどこか。
高句麗
36
唐代の雲南地方に10世紀初めまで存続した、チベット=ビルマ系の人々が建てた国は何か。
南詔
37
5世紀後半に漢化政策を実施した北魏の第6代皇帝は誰か。
孝文帝
38
後漢時代、馬融に学び、訓詁学を大成した儒学者は誰か。
鄭玄
39
古代中国の都をモデルとして、朝鮮や日本でも採用された、天子(皇帝)の居城を中心に整えられた都市制度を何と呼ぶか。
都城制
40
北魏の酈道元が著した歴史地理書は何か。
水経注
41
後漢末の太平道や五斗米道(天師道)を源流とし、北魏時代に教団組織を確立した中国固有の宗教は何か。
道教
42
前漢の都はどこか。
長安
43
唐初の書家で、太宗・高宗に仕え、楷書に秀でた人物は誰か。
褚遂良
44
後漢の地方官で、2世紀末に遼東半島を中心に半独立政権を樹立した氏族は何か。
公孫氏
45
五胡の1つで、後漢に臣属して以来、長城以南に移住していた北方民族は何か。
匈奴
46
北方の6つの駐屯地の人々が、遷都によって政権の重心が南へ移ったことから不満をもつようになり、北魏末期の523年におこした反乱は何か。
六鎮の乱
47
隋の第2代皇帝は誰か。
煬帝
48
後漢時代に機構が整えられた、中国での官吏監察機関の名称は何か。
御史台
49
バミール高原から発し、アフガニスタン北部を流れ、アラル海に注いでいた中央アジアの大河の名称は何か。
アム川
50
唐の第2代皇帝となり、中国統一を完成したのは誰か。
李世民
51
前8世紀に西部イランで始まったとされる、乾燥地帯の伝統的な灌溉方法は何と呼ばれるか。
カナート
52
「書聖」と称され、「蘭亭序」で名高い東晋の書家は誰か。
王羲之
53
魏の初代皇帝が定めた都はどこか。
洛陽
54
女官へのいましめを書いた作品を題材として、顧愷之が描いたとされる作品は何か。
女子箴図
55
220~589年の、後漢の滅亡から隋の中国統一までの約370年間の総称は何か。
魏晋南北朝時代
56
様々な遊牧民が活動した、南ロシアの草原地帯からモンゴル高原にかけての東西交通路を何と呼ぶか。
草原の道
57
華北で興亡した五代のうち、開封を都に朱全忠によって建国された、最初の王朝の名称は何か。
後梁
58
唐と結んで百済・高句麗を滅ぼしたのち、676年に朝鮮半島を統一した国はどこか。
新羅
59
中国側による中央アジアの呼称は何か。
西域
60
五代のうち、契丹の援助を受け、開封を都に建国した3番目の王朝は何か。
後晋
61
戦国時代末期から奏で用いられた方孔円銭で、中国統一後、東方にも広まった銅銭は何か。
半両銭
62
匈奴をはじめ、のちの鮮卑の前まで騎馬遊牧民の国家で使用された、君主の称号は何か。
単于
63
名前は高輪の車を用いたことに由来する、4~6世紀にモンゴル高原から西方の草原で活動した騎馬遊牧民および彼らが建てた国家の名称は何か。
高車
64
漢代に西域都護府がおかれた、天山山脈南麓のオアシス都市国家はどこか。
クチャ
65
「魏志」倭人伝に記述されている、倭の国の名前は何か。
邪馬台国
66
4世紀半ばに王羲之が書いた、行書の手本とされた書跡作品は何か。
蘭亭序
67
楊堅が建てた都の名称は何か。
大興城
68
「帰去来辞」で知られる、東晋の田園詩人は誰か。
陶潜
69
7世紀末、中国東北地方の東部を中心に靺鞨人と高句麗の遺民によって建てられた国は何か。
渤海
70
前1世紀半ばに匈奴が東西分裂したのち、前51年に前漢に服属した匈奴は何か。
東匈奴
71
後25年に漢王朝(後漢)を再建した、漢王室一族の人物(初代皇帝)は誰か。
劉秀
72
建業と建康を都とした呉・東晋・宋・斉・梁・陳の6王朝の総称は何か。
六朝
73
北魏が建国されてから5世紀末までの都はどこにおかれたか。
平城
74
2世紀後半におこった、宦官の専横に反対する儒学者官僚を、宦官が弾圧した事件を何と呼ぶか。
党錮の禁
75
新羅の都はどこか。
金城
76
王莽の復古的政治に不満な人々がおこした反乱のうち、山東地方から始まった農民反乱は何か。
赤眉の乱
77
五経の1つともされ、黄河地域の民謡や歌を集めた、中国最古の詩集の名称は何か。
詩経
78
『史記』に始まり、本紀(帝王の年代記)と列伝(帝王以外の人物史)を中心に記述をおこなう、中国正史の記述形式は何か。
紀伝体
79
北魏の太武帝に重用され、五斗米道を改革して新天師道を確立した人物は誰か。
寇謙之
80
北魏時代の農法を著した、農業技術書は何か。
斉民要術
81
北魏が439年に華北を統一した時の皇帝は誰か。
太武帝
82
古くから東西交易の要地として争奪が繰り返された、アム川とシル川に挟まれた地域の名称は何か。
ソグディアナ
83
ソグディアナの中心都市の名称は何か。
サマルカンド
84
古来「オアシスの道」の要衝として栄えた、新疆ウイグル自治区西部の都市はどこか。
カシュガル
85
5~6世紀、中央アジアからササン朝下のイランや西北インドに侵入した騎馬遊牧民は何か。
エフタル
86
昭明太子が編纂した、全30巻からなる詩文集は何か。
文選
87
魏晋南北朝時代にもっとも盛んになった、仙人や不老長寿の観念が発展した思想は何か。
神仙思想
88
五代のうち、開封を都とした最後の王朝は何か。
後周
89
北魏で始まった均田制にもとづく税制は何か。
租調庸制
90
新疆のタリム盆地の南部に位置し、古くは玉の産地として知られたオアシス都市国家はどこか。
ホータン
91
漢の後裔を称し、四川地方に国を建てた人物は誰か。
劉備
92
唐代の労役のうち、中央政府から課された労役は何と呼ばれたか。
力役
93
現在の南京の前身となった、呉の都はどこか。
建業
94
五胡の1つで、青海地方に居住したチベット系民族の名は何か。
羌
95
モンゴル高原から黒海北岸にかけての草原地帯と、その南の砂漠・オアシス地域からなる地域の名称は何か。
中央ユーラシア
96
唐宋八大家の1人で、文章家としては古文の復興を、学者としては儒学の復興を主張した人物は誰か。
韓愈
97
九品中正で、中央から任命された役人を何と呼ぶか。
中正官
98
隋で始まり、唐で確立された地方行政区画制度は何か。
州県制
99
突厥のもとから独立し、8~9世紀にモンゴル高原を支配したトルコ系騎馬遊牧民は何か。
ウイグル
100
後1世紀半ばの東匈奴の南北分裂後、現在の内モンゴル自治区と華北の一部に居住した一派を何と総称するか。
南匈奴