問題一覧
1
第一次世界大戦の講和条約
ヴェルサイユ条約
2
アメリカ大統領ウィルソンが提唱した民族がそれぞれ政治的に独立し、自らの政府を作る権利
民族自決
3
国際平和の維持を目的として第一次世界大戦後設立された国際機構
国際連盟
4
1919年に朝鮮で起きた日本からの独立を求める運動
三・一独立運動
5
日本の山東半島のドイツ利権継承を認めたヴェルサイユ条約への反対運動
五・四運動
6
大国の不参加や全会一致制によって、違反国に対する実行的な制裁ができなかった
国際連盟の問題点
7
1921年より海軍軍縮と極東・太平洋問題を協議するために開かれた国際会議
ワシントン会議
8
ワシントン会議によって結ばれた太平洋地域の現状維持と、日英同盟の破棄を決めた条約
四カ国条約
9
ワシントン会議によって結ばれた中国の主権・独立・領土的行政的保全の尊重などを決めた条約
九カ国条約
10
ワシントン会議の結果結ばれた主力艦の建造を10年間停止、保有比率を定めた条約
ワシントン海軍軍備制限条約
11
1919年にドイツ共和国で制定された民主的な憲法
ヴァイマル憲法
12
1923年1月フランスとベルギーがドイツの賠償金支払い遅延を口実にルール地方を占領した事件
ルール事件
13
第一次世界大戦後のドイツで起こった急激で制御不能な極端なインフレ
ハイパーインフレ
14
アメリカ人のドーズの提案によるドイツの賠償の支払金額減額による解決案
ドーズ案
15
1925年英仏独などヨーロッパ7カ国が締結した地域的集団安全保障条約
ロカルノ条約
16
1919年孫文を指導者として結成された中国の政党
中国国民党
17
孫文の死後、中国国民党を率い北伐を実行した人物
蔣介石
18
蔣介石率いる中国国民党革命軍が北京政府を打倒した戦争
北伐
19
中国国民党による政府
国民政府
20
中国共産党を率い蔣介石の国民政府と対立したが、後に抗日統一戦線をとった
毛沢東
21
イギリスが制定した逮捕状なしに逮捕し、裁判なしに投獄できる権限をインド総督に与えた法律
ローラット法
22
ガンディーが指導した非暴力・不服従運動での抗議行動
塩の行進
23
第一次世界大戦協力の見返りに、ユダヤ人・アラブ人の双方にパレスチナ独立を確約した外交
イギリスの二枚舌外交
24
ユダヤ民族が、パレスチナへの帰還を目指して起こした民族国家建設のための運動
シオニズム
25
日本で1925年に放送が開始された電波を利用した放送
ラジオ放送
26
1924年に制定された日本移民を制限したアメリカの法律
排日移民法
27
大正・昭和期に見られるようになった事務労働や専門職に従事する女性
職業婦人
28
大正時代に盛り上がった自由や民主主義などを求めた大衆運動
大正デモクラシー
29
藩閥政府である桂内閣打倒を要求した大衆運動
第一次護憲運動
30
第一次護憲運動を行った犬養毅・尾崎行雄ら政党政治家が唱えたスローガン
閥族打破・憲政擁護
31
1923年第一次護憲運動によって超然主義をとっていた第三次桂内閣が倒れた事件
大正改変
32
1914年に起こった日本海軍による汚職事件
シーメンス事件
33
第一次世界大戦中の日本の好景気
大戦景気
34
シベリア出兵の影響で米価が上昇したことに対して全国的に起きた暴動
米騒動
35
立憲政友会総裁として初めて本格的な政党内閣を組織した人物
原敬
36
美濃部達吉が唱えた、天皇は国家の一機関であり最高機関であるという考え方
天皇機関説
37
吉野作造らが唱えた、普通選挙による民意を反映した政党政治の確立を主張する考え方
民本主義
38
大正時代に盛んとなった労働者が自らの労働条件の向上を求めて行う様々な活動
労働争議
39
小作人が地主に対し、団結して小作料の軽減などを要求しておこした争議
小作争議
40
平塚らいてう・市川房枝らが女性の政治・社会的地位の向上を求めて組織した婦人団体
新婦人協会
41
被差別部落の人々が差別と貧困からの解放を求めて結成した全国的な団体
全国水平社
42
1922年に社会主義革命を目指して結成された政党で、治安維持法などで弾圧された
日本共産党
43
1924年に護憲派政党が、非政党内閣を倒した運動
第二次護憲運動
44
第二次護憲運動を主導した憲政会・立憲政友会・革新倶楽部の三政党
護憲三派
45
1923年に起きた関東地方の大地震に伴う災害で、東京が壊滅的な被害を受けた
関東大震災
46
1925年に制定された、納税額によらず満25歳以上の男子に選挙権が与えられた法律
普通選挙法
47
1925年に制定された、国の体制を変革しようと画策した者を処罰できる法律
治安維持法
48
大日本帝国憲法下の日本において一時期運用されていた、政党政治における政界の慣例
憲政の常道
49
1929年にアメリカを皮切りに世界的に起こった深刻な経済恐慌のこと
世界恐慌
50
各国が発行した紙幣と同額の金を保有し、いつでも相互に交換することを保証する制度
金本位制
51
中央銀行が通貨の供給を政策的に管理する制度
管理通貨制度
52
本国と植民地や関係の深い国々だけで経済圏を作り、他国の商品をしめ出すこと
ブロック経済
53
米大統領フランクリン・ルーズベルトが世界恐慌を克服するために行った一連の政策
ニューディール政策
54
スターリンが提唱した、ソ連一国での社会主義国家建設を可能とする革命路線
一国社会主義
55
1922年にドイツとソ連との間に結ばれた条約。独ソ関係が接近した。
ラパロ条約
56
1930年代にスターリンの指導のもとで進められた計画経済政策
五カ年計画
57
大衆動員を積極的に利用し、自由や人権を無視する国家主義をかかげ、反対派を弾圧する思想
ファシズム
58
ヒトラーによって組織されたドイツのファシズム政党
ナチス
59
ヒトラー内閣が成立させた内閣に絶対的権限を付与する法律
金権委任法
60
ドイツがヴェルサイユ条約を破り、ラインラントの非武装地帯に軍隊を進駐させた事件
ラインラント進駐
61
ムッソリーニ率いるイタリアがアフリカのエチオピアに軍事侵攻した事件
エチオピア侵攻
62
ソ連に近い人民戦線政府に対して保守派のフランスが反乱を起こして始まったスペインの内戦
スペイン内戦
63
ナチスドイツが軍隊で威圧しオーストリア共和国の併合を強行したこと
オーストラリア併合
64
ズデーテン地方帰属問題解決のため、ドイツのミュンヘンで開催された国際会議
ミュンヘン会議
65
ドイツとの戦争を恐れた英仏がドイツに対して行った妥協的外交政策
宥和政策
66
ナチスドイツとソ連が結んだ相互不可侵条約。ドイツのポーランド侵攻の引き金となった。
独ソ不可侵条約
67
大戦景気の反動として第一次大戦後の日本で起きた恐慌
戦後恐慌
68
関東大震災のため支払いができなくなった手形
震災手形
69
震災手形問題による銀行の経営不安から生じた経済混乱と恐慌
金融恐慌
70
銀行の取り付け騒ぎに対処するために高橋是清蔵相が出した支払い猶予令
モラトリアム
71
日本が北伐からの居留民保護の名目で3次にわたって山東半島に行った派兵
山東出兵
72
関東軍が満州の直接支配を目指し、それまで支援していた張作霖を暗殺した事件
張作霖爆殺事件
73
浜口雄幸内開が実行した日本を管理通貨制度から金本位制へ戻す政策
金解禁
74
金解禁と世界恐慌の影響を受けて日本で起きた深刻な恐慌
昭和恐慌
75
1930年に締結された補助艦の保有を制限する国際軍縮条約
ロンドン海軍軍縮条約
76
ロンドン海軍軍縮条約を調印した行為が天皇の統帥権を侵していると軍部が浜口内閣を批判した問題
統帥権干犯問題
77
満州事変のきっかけとなった、関東軍が奉天近郊の鉄道路線を爆破した事件
柳条湖事件
78
柳条湖事件をきっかけとして関東軍が満州全土を占領した軍事行動
満州事変
79
満州を占領した関東軍が、清国最後の皇帝溥儀を執政として建てた傀儡国家
満州国
80
1932年5月に、満州国建国を承認しなかった犬養毅が、海軍青年将校に殺害された事件
五・一五事件
81
日本が満州国を承認するために結んだ議定書
日満議定書
82
国際連盟が満州国の正当性を調査するために派遣した調査団
リットン調査団
83
リットン調査団の調査結果に基づく勧告に反発した日本が国際連盟を脱退したこと
国際連盟脱退
84
美濃部達吉の天皇機関説が軍部や右翼から問題視され、政治問題化した事件
天皇機関説事件
85
岡田啓介内閣が天皇機関説を否定した声明
国体明微声明
86
1936年2月に陸軍皇道派青年将校が起こしたクーデタ事件
二・二六事件
87
1937年に、ソ連を敵視していた日独伊が結んだソ連封じ込めの条約
日独伊三国防共協定
88
日本軍主導による、中国の華北一帯を、中華民国政府から分離独立させようとした工作
華北分離工作
89
中国国民政府の張学良が、蔣介石を西安で監禁し、国共内戦の停止を迫り、同意させた事件
西安事件
90
1937年に北京郊外で日中両軍が衝突した事件。日中戦争のきっかけとなった。
盧溝橋事件
91
国民の戦意高揚をはかり。戦争協力を強化するために政府が先頭に立ってすすめられた運動
国民精神総動員運動
92
あらゆる経済活動、国民生活を戦争遂行の一点にふり向けるために、国家による経済統制を図った法律
国家総動員法
93
日中戦争中の日本のアジア政策における標語
東亜新秩序
94
国民政府内で蔣介石と対立し、日中戦争の最中に親日政権の南京国民政府を樹立した人物
汪兆銘
95
日本軍が中国の南京市を占領した後、多数の一般市民などを虐殺したとされる事件
南京事件
96
英米が東南アジアの植民地から蔣介石を支援したルート
援蒋ルート
97
第二次近衛文麿内閣によって行われた、戦争遂行のために国民を一致団結させる体制づくり
新体制運動
98
1940年、日本が援蒋ルート遮断と南進を目的に行った、フランス領インドシナ北部への進駐
北部仏印進駐
99
1940年9月に日本・ドイツ・イタリアの三国間で締結された軍事同盟
日独伊三国同盟
100
近衛文麿首相がナチスを念頭につくった政府への全国民的協力組織
大政翼賛会