問題一覧
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研究計画の大まかな流れ 1. ①の抽出 2. ②設定 3. ③の設定 4. 文献の④・文献レビュー 5. ⑤の設定 研究背景と研究目的の整理 6. 具体的な⑥の立案
①リサーチ・クエスチョン ②大目標 ③個別目標 ④批判的精読 ⑤仮説 ⑥研究計画
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大目標の設定 自分がどういう目的で何のために研究を行うのかを書き記す。 研究の大枠を把握するとともに、最終的な①を定かにするための作業である
研究のねらい
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関連領域において「どこまでが①になっており,どこからが②なのか」を知ることができる。
①明らか ②未解決
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6. 具体的な研究計画の立案 1研究デザイン 現象がどうなっているのかを記述するために行われる研究である。 この研究は、探索的研究(仮説を作り出すための研究)として行われる。 この研究は,「①のない②研究」である
①内部対照(比較対象、コントロール群) ②横断(時間的要素を含まない)
5
ある因子と他の因子との関連性を分析するための研究である。 🔸この研究は つまり、①があるため、②が上がる この研究には③研究」と④研究(介入研究)」がある。
🔸分析的研究 ①内部対照 ②エビデンスレベル ③観察 ④実験的
6
対象に起こる現象をあるがまま(何も介入しない)に観察する研究。習慣的な状態をみる
観察研究
7
臨床試験をはじめとする介入(対象者に指示を与える)を行いらその効果を調べる研究
実験的研究(介入研究)
8
対象者をある期間にわたって観察する研究→時間的要素がある この研究は🔸 この研究は、①(ケースコントロール研究)とコホート研究(前向きコホート 研究、後ろ向きコホート研究)がある。
🔸縦断研究 ①症例対照研究 ②コホート研究
9
ある時点での状態のみを観察する研究 内部対照があること →因果関係を証明するには弱い
横断研究
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ある現象を発生している対象群(ケース)とある現象を発生していない対象群(コントロール)で過去の予測因子の有無を比較する研究。
症例対照研究(ケースコントロール研究)
11
特定の集団において,ある問題とする現象の発生(結果因子)に影響を与える要因(予測因子)を最初に測定し、その後、定期的にその結果因子と予測因子の測定を行うことで、問題とした現象の発生割合、さらにその予測因子との関連性を検討するために行う研究。
前向きコホート研究
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現在発生している現象に対して、過去の予測因子を分析するための研究。 通常,「原因」にあたるデータを過去に作成されたデータベースから得る。
後ろ向きコホート研究
13
介入群のみを設定し、介入の前後を比較する研究
対照なし研究
14
介入群と対照群(コントロール群)の2群を設定し、それぞれの介入前後を比較する研究
比較対照試験
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対照群が設けられ、ランダム化されている研究は
ランダム化比較試験(RCT
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被験者をそれぞれ異なる処置(薬物療法、食事療法・・・など)を行う2つ以上の群にランダムに割り付け,処置の効果を各群で比較する。
パラレルデザイン
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処置を行い、処置の効果を同一夜験者内で出動するデザイン。 パラレルデザインに比べて袚験者数が減らせ、全ての被験者が全ての処置を受けるので公平感があるなどのメリットがあるが、研究期間が長くなってしまう。 また,最初の処置の効果が次の処置時に残って結果に影響を与えてしまう持ち越し効果(carry-over effect)に注意し、洗い出し期間(washoを十分に考慮
クロスオーバーデザイン
18
比較する処置の区別をできなくすること
盲検化 マスク化
19
袚験者および検者の両方が処置の内容を知ることができない試験。
ニ重盲検化試験
20
被験者あるいは検者のいずれか一方のみに対して盲検化がなされている試験。
単盲検化試験
21
調査や実験の対象全体である。
母集団
22
母集団から標本を選ぶ適切な方法は
無作為抽出 ランダム抽出
23
ある母集団の対象リストから乱数を用いて抽出する方法。
単純ランダムサンプリング
24
ある規則性をもって抽出する方法で,例えば対象リストに番号をつけ、偶数番号の対象だけを抽出するなどの場合である。
系統的ランダムサンプリンク
25
まず母集団を性別、人種のような特性に基づく層)に分け、おのおのの層からランダムにサンプリングする方法である。
層別サンプリング
26
選択基準に当てはまる対象をある時点から目標の人数になるまでサンプリングする方法である。
連続サンプリング
27
ある母集団のなかからサンプリングしやすい対象だけを集める方法である。
簡便サンプリング
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倫理的配慮 臨床研究を実施しようとする者は、研究開始前にそれぞれの機関の窓口に研究を申請し、研究計画書が①で審査されるのが一般的である
倫理委員会
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倫理性を保つためには①に選づいた研究でなければならない。
ヘルシンキ宣言
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不正行為は何があるか 3つ
捏造 改ざん 盗用
31
存在しないデータ、研究結果等を作成すること。
捏造
32
研究資料・機・過程を変更する操作を行い、データ、研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工する こと。
改ざん
33
「他の研究者のアイディア、分析・解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を、当該研究者の了解若しくは適切な表示なく流用すること。
盗用
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不適切な行為 研究成果を適切に発表するために、次の不適切な行為を行ってはならない。 当てはまるのは3つ
二重投稿(二重出版) 分割出版 不適切なオーサーシップ
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不適切な行為 同一内容とみなされる原著論文を複数作成して異なる雑誌等に発表する行為。
二重投稿(二重出版)
36
一つの論文で発表できる研究を分割して発表する行為。 「サラミ出版」とも呼ばれている。
分割出版
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研究論文の著者リストにおいて、著者としての資格を有しない者を著者として含め、若しくは著者としての資格を有する者を除外するなどの行為。
不適切なオーサーシップ