問題一覧
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脳梗塞についてFしいものを1つ選べ。 1.アテローム血栓性脳梗塞ではヘパリンを使用する 2.心原性脳梗塞の危険因子はAfである 3.ラクナ梗塞は重症例が多い 4.心原性脳梗塞の危険因子は高血圧である
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tPA適応でないものを1つ選べ。 1.2ヶ月前に内視鏡検査を受けた 2.1ヵ月前に肺炎で入院した 3.入院後症状が改善している 4.麻痺が重度である 5.発症から3時間経過している
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分水嶺梗塞について正しいものを1つ選べ。 1.後頭蓋高の梗塞が多い 2.外科的治療の適応はない 3.脱水時に発症しやすい 4.血圧の上昇が関与している 5.主幹動脈の重度狭窄は少ない
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BADについて正しいものを2つ選べ。 1.BADが多いのは視床である 2.ラクナ模塞とアテローム血栓性の中間的 な梗寒である 3.BADでは出血性梗塞となりやすい 4.BADでは入院後の症状進行が多い
2, 4
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脳卒中について誤っているものを1つ選べ。 1.脳出血は増加傾向にある 2.クモ膜下出血の発生率はほぼ一定である 3.脳梗塞には分類不能例がある 4.脳出血後の再発は脳梗塞が多い
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記録紙の読み方について正しいものを1つ選びなさい。 1.縦軸は1mmが0.1mVである 2.横軸は1mm が0.1秒である 3.縦軸は1mmが1mVである 4.横軸は1mmが0.4秒である
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P波について正しいものを1つ選びなさい。 1.P波は洞結節の興奮を直接みている波形である 2.P波は前1/3が左心房、 後1/3は右心房の興奮を示している 3.高くてふたこぶのP波は正常の所見である 4.高いP波は右心房の負荷を示す所見である 5.ふたこぶ(二峰性)のP波は、 右心房の負荷を示す所見である
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正常の心電図について正しいものを1つ選びなさい。 1.QRS波の幅は5メモリまでが正常である 2.QRS波の幅は3メモリ以上が正常である 3.PQ間隔は3メモリまでが正常である 4.QT間隔は460ミリ秒以上が正常である 5.PQ間隔は5メモリまでが正常である
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心電図の波形について正しいものを1つ選びなさい。 1.QRS波は心室が興奮したときに現れる波形である 2.P波は心室が興奮したときに現れる波形である 3.T波は心房が興奮したときに現れる波形である 4.ST部分は心房が興奮したときに現れる波形である 5.P波のかたちから、心室の負荷がわかる
1
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QRS波について正しいものを1つ選びなさい。 1.QS波は重症狭心症のときに見られる所見である 2.それぞれの波形が複数あるときは、「R」, 「RR」、 「RRR」と数を増やして記載する 3.異常Q波は陳旧性心筋梗塞のときに見られる重要な所見である 4.QS波は急性心筋梗塞のときに見られる所見である 5.波形の高さが5mm以上あるときは、 「q」 「r」 「s」と小文字で表記する
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糖尿病の概念·疫学·症状で誤っているものを3つ選べ。 1.2016年度の国民健康栄養調査において、 糖尿病が強く疑われる人の数は1000万人になった 2.インスリン作用不足に基づく慢性高血糖状態を主徴とする代謝症候群である 3.糖尿病と診断された後の、医療機関への受診率は、 100%近い 4.糖尿病が見つかった時点で、 殆どの患者においてロ渇、頻尿、体重減少などの症状が現れる 5.糖尿病を発症すると全員に細小血管合併症を生じる
3, 4, 5
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糖尿病型と診断できるものを1つ選べ。 1.HbAlc: 6.3% 2.食後1時間血糖: 250mg/dl 3.朝食前血糖: 112mg/dl 4.随時血糖: 204mg/dl 5.尿糖:3+
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1型糖尿病の臨床像·発症機序に合致する所見を3つ選ベ。 1.免疫学的な異常が発症に関係している 事が 多い 2.中高年(40歳以上)に多い 3.空腹時血清Cベブチド0.3ng/ml 4.肥満又は肥満の既往がある 5.急激にロ湯,多飲,多尿, 体重減少などの高血糖症状が出現する
1, 3, 5
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経口糖尿病薬の作用機序について誤っているものを2つべ。 1.グリニド薬もスルホニル尿素(SU)薬も勝細胞のSU受容体に結合し、 血糖非依存性に 強制的にインスリンを分泌させる 2.DPP-4阻害薬はインクレチンが分解·不活性化されるのを防ぎ、それにより、血糖依存性にインスリン分泌促進作用とを有する 3.α-グルコシダーゼ阻害薬は小腸上部で二糖類の分解を抑制し食後血糖を下げる 4.SGLT2阻害薬は、賢臓での糸球体からの糖分排池を促進して血糖値を下げる薬剤である 5.ビグアナイド(BG)薬は瞬β細胞に作用し、インスリン分泌を促進する
4, 5
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糖尿病の成因、インスリン·インクレチンについて誤っているものを1つ選べ。 1.糖尿病悪者において、 血糖の増加に比して、 インスリン分泌のタイミングが遅れる事が認められる 2.インスリンは体内でブドウ糖をエネルギーとして 利用する働きがある 3.血糖上昇時にインスリンはCベブチドと1:1の割合で原臓から分泌される 4.インスリンが作用する臓器は、肝臓、 筋肉、骨である 5.インクレチンとは、 食物が消化管を通過する事によって、 消化管から分泌され、瞬β細胞からのインスリン分泌を促進するホルモンの総称である
4
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次のうち、敗血症性ショックの治療について正しく述べているものを2つ選べ。 1.抗菌薬は診療開始1時間以内を目標に投与する 2.感染巣のコントロールは全身状態立ち上がりを待って行う 3.抗菌薬投与まえに各種培養検査を行う 4.抗菌薬は基本的に多剤併用をする 5.抗真菌薬は全例投与する
1, 3
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次のうち、 敗血症の循環管理について誤って述ベているものを2つ選ベ。 1.初期蘇生評価には乳酸値を用いる 2.初期輸液はEGDTに従って大量に行う 3.アルブミンは大量輸液が必要になった場合や、 低アルブミン血症の際に考慮する 4.カテコラミンはドバミンが第一選択である 5.心機能が低下している場合は、ドブタミンの使用も検討する
2, 4
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次のうち、PICSについて誤っているものを1つ選ベ。 1.予防としてABCDEFGHバンドルが提唱されている 2.1CU在室中に生じる運動機能の障害をさす 3.敗血症患者の半数以上で運動機能低下が起こる 4.患者家族への影響も包括している 5.患者家族を含めた取り組みが重要である
2
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次のうち敗血症の説明として正しいものを1つ選べ。 1.感染症による炎症で起こる 2.感染症により臓器障害を起こした状態である 3.菌血症と同じ意味である 4.20世紀になり知られてきた概念である 5.感染症によりショック状態となったものである
2
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次のうちqsOFAの基筆に含まれる項目を3つ選べ。 1.平均血圧 2.呼吸数 3.体温 4.意識 5.収縮期血圧
2, 4, 5
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アルツハイマー型認知症の病態に関して正しいものをすべてえらベ。 1.アルツハイマー病の脳内変化は症状が出る20年前から始まっている。 2アルツハイマー認知症の初期には近時記憶と学習して得た記憶(意味記憶)の両方が障 害される。 3.アルツハイマー病で蓄積するのはアミロイドとタウである。 4.アルツハイマー型認知症では早期から遂行障害がみられるが日常生活には影響しない。 5.アルツハイマー型認知症では記憶障害、遂行障害、歩行障害ではじまることが多い。
1, 3
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軽度認知障害について正しいものをすべてえらベ。 1.軽度認知障害は抗認知症薬の良い適応である。 2.軽度認知障害は最終的には全例認知症へ移行するため認知症の予備群と考えられている。 3.軽度認知障害では記憶障害は必須である。 4.地域で生活する健常な65歳以上の住民を対象とすると軽度認知障害は約15%存在する。 5.軽度認知障害は認知症ではない。
4, 5
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アルツハイマー型認知症の診断に関して正しいものをすべてえらベ。 1.脳血流検査はアルツハイマー病の診断に役立たない 2.アルツハイマー型認知症の脳資髄液ではリン酸化タウの上が特徴的である 3.アルツハイマー型認知症の患者は自らの失敗を取り緒おうとする 4.MRIでの脳養縮は健常者にはみられない 5.認知症を疑ったらただちに認知機能検査を行うべきである
2, 3
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以下の文で正しいものをすべてえらベ。 1.認知症の人は身近な介護者の前ではその能力を発揮できない傾向がある。 初期から認知機能全体が低下する。 3.認知症では過去の記憶が消失するだけでなく未来の計画もたてられなくなる。 4.認知症であっても仕事や日常生活活動の障害がみられないことがある。 5.日本での認知症悪者数は400-500万人と推測されている。
1, 3, 5
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アルツハイマー型認知症の治療に関して正しいものをすべてえらベ。 1.認知症の治療には薬物療法と非薬物療法がある。 2.現在アルツハイマー型認知症の治療薬はコリンエスデラーゼ阻害薬のみが適応となってい る。 3.コリンエステラーゼ阻害薬の副作用で最も高頻度に起こるのは食欲不振である. 4.アルツハイマー型認知症の診断がついたら、翌日からコリンエステラーゼ阻書薬を投与す る。 5.アミロイドを除去する薬剤はまだ開発されていない。
1, 3
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次のうち熱中症について述べたもののうち、正しいものを一つ選んでください。 1.熱中症での死亡率は1%程度である 2.高齢者が熱中症死亡悪者の8割以上を占める 3.日本では夏季に4万人ほど熱中症にかかる 4.熱中症の入院率は30%程度である 5.若者は熟中症にならない
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次のうち熱中症の治療について正しいものを1つ選んでください。 1.I1度熱中症はかつてheat syncopeと呼んでいた 2.111度熱中症でも体外循環は必要ない 3.1II度熱中症では獲撃発作や小脳失調を伴うことがある 4.I度熱中症ではこむら返りは起こらない 5.II度熱中症ではJCS10以上の意識障害が起こる
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次のうち体熱の放散について不適切な記述をーつ選んでください。 1.皮膚温<環境温のときのみ幅射による体表面からの熱の放散がおこる 2.暖かい空気が上昇し、冷気が入り込む対流により効事の良い体熱放散ができている 3.発汗後、気化熱により体温が下がる 4.幅射とは体熱を赤外線として体表面から放つことを指す 5.直接触れるものに熱が伝わり放散が起こる事もある
1
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次のうち、各臓器で起こる熱中症の病態について誤っているものを1つ選んでくださ い。 1.中枢神経系:大脳皮質はダメージを受け難い 2.循環器系:心拍出量と心拍数が上がる 3.凝固線溶系:血管内皮損傷からDICとなる 4.腎艦:横紋筋融解や脱水から腎不全となる 5.呼吸器系:呼吸回数が上昇する
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次のうち熱中症の管理について正しいものを2つ選択してください。 1.冷却した点滴輸液のみでは冷却効果が小さい 2.体表にアルコールをスプレーして積極的に冷却するべきである 3.スプレーで水を吹き付けて送風することで冷却できるが、効率が悪いので推奨されない 4.shiveringが起こると深部体温が下がりにくくなる S.体温が40℃を上回る場合でも早急な冷却は負担になるので避ける
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