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看護機能形態学II便
  • 齋藤美佳

  • 問題数 74 • 7/22/2023

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    問題一覧

  • 1

    正常な便の量

    100〜250g

  • 2

    正常な便の色

    淡褐色〜黄褐色

  • 3

    便の形状

    固形、有形便

  • 4

    便の臭気

    インドールスカトール臭

  • 5

    便のPH

    6.9〜7.2

  • 6

    便の混入物

    なし

  • 7

    肉食が多くなると便の匂いは

    腐敗臭

  • 8

    糖質食が多くなると便の匂いは

    酸臭

  • 9

    上部消化管出血のある便の色は?

    黒色

  • 10

    黒色便は(  )に出血の疑いがある

    上部消化管

  • 11

    赤色便は( )に出血の疑いがある

    大腸下部

  • 12

    黒色便 黒褐色便はどこに異常がある

    鉄剤内服

  • 13

    濃褐色便はどこに異常?

    溶血性黄疸

  • 14

    脂肪便はどこに異常?

    膵臓機能障害

  • 15

    灰色便はどこに異常?

    閉鎖性黄疸、胆汁分泌の不足

  • 16

    粘液便はどこに異常?

    大腸炎

  • 17

    便の回数

    1〜2回

  • 18

    便の形状5つ答えよ

    粥状便、泥状便、水様便、宿便、鉛筆様便

  • 19

    鉛筆様便が出る理由二つ

    直腸狭窄、大腸の痙攣性収縮

  • 20

    排泄されないで長い間腸の中に溜まっている便は?

    宿便

  • 21

    粘液臭のする便はなんの異常がある?

    赤痢

  • 22

    腐敗臭のする便はどこに異常ある?

    直腸癌

  • 23

    腸内腐敗は何性か?

    アルカリ性

  • 24

    腸内異常発酵は何性?

    酸性

  • 25

    便の病的産物は?

    血液、粘液、膿汁、異物

  • 26

    普段の排便習慣について何を観察すべきですか?

    回数、時間、量、形、色、排便習慣の乱れ

  • 27

    観察ポイントの4つ述べろ。

    1普段の排便習慣 2最近の食生活 3既往歴 4その他

  • 28

    腸雑音とは何ですか?

    直腸内にガスと液体とが一緒に存在するとき、自動的な腸の蠕動運動によってゴロゴロ音がするのをいう。

  • 29

    無腸雑音とは何ですか?

    腸の動きが止まっている

  • 30

    低腸雑音とは何ですか?

    腸の動きが遅くなっている

  • 31

    高調雑音とは何ですか?

    陽の動きが活発になっている

  • 32

    便秘を定義づけるなら

    その人の排便習慣からみて、便が長時間腸内に留まり不快に感じる状態

  • 33

    裏急後重(しぶり腹)

    便意は強いがなかなか排便できない。 赤痢などの大腸炎に多く、粘液や血液を排泄するが

  • 34

    便失禁の原因4つ答えよ

    1直腸壁の伸展性 2直腸感覚の低下 3括約筋機能の低下 4肛門挙筋の障害

  • 35

    下痢とは

    便の水分量が増して泥状〜水様になった状態

  • 36

    便秘

    排便が困難で、便が硬くなります。

  • 37

    便秘

    排便が困難で、便が硬くなります。

  • 38

    便失禁の症状を持つ人口の割合は約何%ですか?

    約2%

  • 39

    便失禁とは何を指す状態ですか?

    意志に関係なく出てしまう状態

  • 40

    便失禁の症状を持つ人の半数以上はどの性別ですか?

    女性

  • 41

    便失禁の症状を持つ人の1/3はどの年齢層ですか?

    老人

  • 42

    便失禁の原因として考えられる要素は何ですか?

    直腸壁の過進展、硬化、肛門括約筋力の低下、直腸感覚の低下(神経障害)

  • 43

    便失禁によって起こる可能性のある皮膚の問題は何ですか?

    皮膚炎、感染、褥瘡

  • 44

    便失禁によって起こる皮膚の問題を防ぐためには何が必要ですか?

    清潔を保つこと

  • 45

    排便障害6つ述べよ

    1便秘 2裏急後重 3便失禁 4下痢 5鼓腸 6イレウス

  • 46

    鼓腸とは何ですか?

    腹部にガスが異常に貯留した状態で、お腹をたたくとポンポンと音がする、おならがよく出るなどの症状を伴う時に疑われる。

  • 47

    イレウスとは何ですか?

    小腸の通過障害で、腸内容が完全に又はほとんど通過しない状態をいう。

  • 48

    イレウスの症状は何ですか?

    嘔気、嘔吐、腹痛、腹部膨満、排ガス及び排便の消失等を伴う。

  • 49

    急性の下痢の原因として考えられるものは何ですか?

    細菌感染、ウイルス感染、原虫類、アレルギー性食品中毒、薬物によるもの、食事性下痢、神経(緊張)性下痢

  • 50

    慢性の下痢の原因として考えられるものは何ですか?

    消化障害(胃·膵臓·肝臓疾患)、大腸性下痢(大腸疾患)、内分泌疾患

  • 51

    弛緩性便秘の特徴は何ですか?

    腸壁に対する機械的刺激が不足するか、または、適当な刺激があっても粘験の感受性が低下している場合に起こる。臥位持続により、正常な腹壁の緊張や歩行などによる物理的刺激が加えられないことにより起こりやすい。

  • 52

    痙攣性便秘の特徴は何ですか?

    横行結腸以下の結腸壁以下に痙攣性の収縮が起こり、通過が障害されて便秘となる。急に現境が変化したときや精神的な原因により起こる。しばしば下痢と交代する。

  • 53

    機会的通過障害による便秘はどのような状態で見られることがありますか?

    腫事、はん痕、癒着などで大腸の狭窄や腸閉塞を起こした場合に見られる。

  • 54

    直腸性便秘(習慣性便秘)の特徴は何ですか?

    便意が生じた時、何らかの由で便意を抑制すると、外江門括約筋が緊張して排便反射が抑制される。これが習慣化されると、直腸は次第に拡張し、緊張が低下して、内容物が多量になっても直腸内圧が十分に高まらなくなる。そして、通常の圧 (40~50mmHg)では排便反射が生じなくなる。

  • 55

    体位性便秘の特徴は何ですか?

    臥位による排便をせざるを得ない状況において発生する便秘。原医は直腸性便秘に加えて、便の下降を促す自然の重力作用が働かないために、直腸内に便がとどまってしまうものである。

  • 56

    食事性便秘の特徴は何ですか?

    食物摂取量や飲水量の減少、あるいは意図的に制限した時に、食物残さが減少し、その結果便量が滅り便秘となる。消化のよい食品や調理法を取ることにも関係している。

  • 57

    その他の便秘の原因は何ですか?

    脊髄、大脳疾恵で排便反射の経路が障害されて生じる便秘などがある。

  • 58

    自然な排便を促す援助3つ答えよ

    1排便習慣への援助 2自然排便を促す援助 3排便障害のある患者の看護

  • 59

    排便時の看護について3つ述べよ

    1自然排便 2滴便 3薬剤の使用 ①下剤 ②坐薬 ③グリセリン浣腸

  • 60

    便失禁における看議技術とは何ですか?

    肛門部の清潔、パッドやナブキンの使用、排便体操、排便ントロール

  • 61

    便秘の対策として何を摂取する必要がありますか?

    水分と食物繊維

  • 62

    下痢の対策として何を摂取する必要がありますか?

    残漬が少なく、刺激の少ない食事

  • 63

    下痢の種類は何種類ありますか?

    3種類あります。

  • 64

    浸透圧性の下痢はどのような状態ですか?

    腸管壁から吸収されにくい高浸透圧物質の存在、消化吸収障害によって腸管内の浸透圧が上昇する状態です。

  • 65

    分泌性下痢はどのような状態ですか?

    細菌毒素などが腸管壁からの水分分泌を亢進し、腸管粘膜が炎症などにより障害される状態です。

  • 66

    腸管運動の異常による下痢はどのような状態ですか?

    腸管運動の異常によって腸管内の食物の通過が速くなり、水分の吸収が不十分な状態です。

  • 67

    下痢の看護ポイントは何ですか?

    1.水分、電解質の補給 2.安静と保温 3.食事療法 4.江門部を清潔に保つ 5.ストレスの軽減

  • 68

    前立腺肥大になるとどうなるの?

    前立腺が肥大するとその中心にある尿道が圧迫されてしまうため、頻尿や尿の勢いが弱くなるなどの排尿障害を起こす。

  • 69

    排便のメカニズムについて説明せよ。

    食物の大腸通過時間とその形態を示す。便の内容は、不消化物、消化液、分泌物、腸上皮、腸内細菌及びその生成物であり、65%が水分、35%が固形物である。食物摂取から24~72時間で排便が起こる。また、便量を増減させる因子には食事摂取量の他にも、食事の内容、形能などがある。通常では、食事摂取により胃·大腸反射が生じ、横行結腸からS状結腸にかけて強い蠕動運動が起こるか、直腸内圧が40~50mmHg上昇することで便意を感じる。

  • 70

    便の内容は何で構成されているか説明せよ。

    便の内容は、不消化物、消化液、分泌物、腸上皮、腸内細菌及びその生成物であり、65%が水分、35%が固形物である。

  • 71

    排便が起こるまでの時間はどれくらいか説明せよ。

    食物摂取から24~72時間で排便が起こる。

  • 72

    便量を増減させる因子は何か説明せよ。

    便量を増減させる因子には食事摂取量の他にも、食事の内容、形能などがある。