問題一覧
1
購入材料費には、製造で使用され製品に直課される材とは何ですか?
直接材
2
購入材料費には、工具・装置・消耗品・補修用品・燃料などの製品に配賦される材とは何ですか?
間接材
3
開発費はどのように製品に関連付けられますか?
開発費は、その帰属によって個別製品に直課されるものと配賦されるものの両方があります。
4
企業の最終ゴールや最終到達目標の指標となるものを何と呼ぶか?
KGI (Key Goal Indicator) 重要目標達成指標
5
KPIを設定するには何が必要か
目標達成までの具体的な日程と数値
6
企業が掲げた大きな事業目標を達成するためには、何を考える必要があるか?
目標達成に必要なプロセスを見体化して考える必要がある
7
目標に対しての達成度合いを数値化して測定できるようにした指標は何か?
KPI (Key Performance Indicator) 重要業績評価指標
8
納期に関わる業績評価では、何を業績評価とするか?
契約納期に対しての完納度
9
納期に関わる業績評価は、何を定めるためのものか?
後工程への供給責任を果たしているかどうか
10
品質とは何を指すか?
製品またはサービスが顧客の要求事項やニーズを満足させる程度のこと
11
企業活動における品質の種類は何か?
設計品質、調達品品質、製造工程品質、検査工程品質、使用品質、サービス品質、環境品質
12
設計品質とは何を指すか?
顧客のニーズやウォンツを反映した製品を設計するための製品規格や「品質」規格
13
調達品品質とは何を指すか?
製品をつくるために必要な原材料や部品などの調達品「品質」
14
製造工程品質とは何を指すか?
設計品質が満足した製品をつくるための製造工程における「品質」(製造条件、不良項目、不良率など)
15
検査工程品質とは何を指すか?
検査工程で使用する「品質」(検査項目、管理基準など)
16
使用品質とは何を指すか?
顧客がその製品を使用する時の「品質」(機能や仕様、使いやすさなど)
17
サービス品質とは何を指すか?
アフターサービスなどの「品質」
18
環境品質とは何を指すか?
廃却時のリサイクル性における地球環境「品質」
19
企業における品質管理とは何ですか?
それぞれの部署が各々の品質を管理することで、顧客の満足を高めようとするものである。
20
品質管理の目的は何ですか?
顧客の満足を高めることです。
21
品質保証とは何を指すか?
「顧客に提供する製品およびサービスの品質を保証し、顧客の信頼を得るための、体系的な品質マネジメントとしての活動」を指す。
22
品質管理とは何を指すか?
「顧客の要求する品質水準を有する製品を、経済的かつ効率的に生産し提供するために、全ての段階において必要に応じた修正・改善を行う活動」を指す。
23
調達の品質管理は、何に大別されるか?(2つ)
①事後的な検査に重点を置いて、 不良品を排除する ②設計、 加工、 組立等のそれぞれの工程で品質を「作り込む」、つまり不良の発生そのものを元から断つことを重視する
24
調達品の品質保証活動3つのポイント
サプライヤーの選定と評価, サプライヤーの品質指導, 調達品の管理
25
新規サプライヤーの選定において、評価すべきポイントは何ですか?
発注品に要求される品質を満たし、継続的に納入できるか
26
サプライヤー評価をするためには、どのような手法を用いれば良いですか?
評価基準を整備し、サプライヤーの経営状況、発注品の品質保証要素、品質保証システムを評価する
27
QCMとは?
基本品質に関わる重要な品質問題の発生の未然防止および発生時の流出防止を、工程全体に渡る不良発生の連鎖的要因の分析と、その結果に基づく対策を連鎖的に行う事で、プロセスの安定化を確実にするための仕組み
28
トレーサビリティとは
生産履歴から不適合がいつからどの工程で発生したか追跡できることをいう
29
QCMの展開はどこまで行われていますか?
QCMの展開は社内のみでなく、サブライヤーを含むサプライチェーン全体の活動として展開されている。
30
検査とは
製造工程の品質保証を補う活動
31
検査規格書とは何ですか?
製品品質を確保するための検査方法の標準書
32
検査規格書の目的は何ですか?
製品品質を確保するために、最も有効かつ効率的な検査方法を提供することです。
33
検査の段階による分類される検査は
調達検査(受入検査)、工程間検査(中間検査)、最終検査 (製品検査、 出荷検査)
34
検査の場所により分類される検査は
定位置検査、巡回検査
35
抜取検査のうち、不具合品の個数や欠点数による検査は?
計数型抜取検査
36
検査の方法により分類される検査は?
非破壊検査、破壊検査
37
抜取検査のうち、計量値の特性値を扱うのは?
計量型抜取検査
38
抜取検査の条件は
ロットとしての処置ができること, ロットを代表できるサンプルを抜き取れること, 規格、標準などが明確であること
39
検査の度数により分類される検査は?
全数検査、 抜取検査
40
抜取検査の長所
少数試料で品質情報がつかみやすい, 総合的に品質を保証できる, 品質改善の刺激を与える
41
抜取検査が必要な場合
破壊検査, 抜取検査が有利な場合
42
OC曲線とは
抜取検査の性能を示すもので、どの程度の不良率のロットがどれくらいの割合で合格になるか示す。
43
工程能力とは何ですか?
安定した工程のもつ品質に関する能力
44
工程能力はどうやって把握するか
4Mが標準化された工程から生み出された製品品質特性のばらつきの幅で把握する
45
工程能力指数(Cp)
ばらつきのみで評価した尺度
46
カタヨリ(K)
規格の中心値と平均値のずれを表す尺度
47
工程能力指数(Cpk)
平均値のズレとバラつきの両方を考慮した評価尺度
48
工程能力調査の目的(3つ)
工程能力改善のための調査, 工程能力を維持する活動, 工程能力の情報を他部門、多方面に活用してもらう活動
49
Cp≧1.67の場合、工程能力はどう評価されるか?
工程能力は非常にある (不良品の出る確率は0.0001%以下)
50
1.33<Cp<1.67の場合、工程能力はどう評価されるか?
工程能力は十分である (不良品の出る確率は0.0001~0.01%)
51
1.0≦Cp≦1.33の場合、工程能力はどう評価されるか?
工程能力は十分とはいえないがまずまずである。 (不良品の出る確率は0.01~0.3%)
52
Cp<1.0の場合、工程能力はどう評価されるか?
工程能力が不足している (不良品の出る確率は0.3%以上)