問題一覧
1
次のうち原始反射はどれか
モロー反射, 手掌把握反射, 吸啜反射, 足底把握反射, 非対称性緊張性頚反射
2
粗大運動のうち正しいのはどれか
寝返り5〜7ヶ月, つかまり立ち9〜10ヶ月
3
次のうち正しいのはどれか
体重増加は、1ヶ月検診のポイントの一つである, 4ヶ月検診では、引き起こし反射では顔と体幹が平行し、肘関節、肩関節に力が入り下肢を屈曲させて膝を挙上する
4
母乳栄養について正しいのはどれか
ビタミンk欠乏症を起こしうる, 黄疸を遷延させることがある
5
次のうち新生児マススクリーニングに含まれている疾患はどれか
先天性甲状腺機能低下症, 21-水酸化酸素欠損症
6
次のうちアプガースコアの項目として正しいものはどれか
皮膚の色, 心拍数, 反射, 筋緊張, 呼吸努力
7
次のうち、新生児黄疸について正しいのはどれか
生後2〜3日ごろ、主に生後1週間以内に出現, 胎児・新生児では肝臓でのグルクロン酸抱合は未熟である
8
次のうち正しいのはどれか
胎便吸引症候群は、出生前の胎児低酸素状態が、原因する, 呼吸窮迫症候群は、肺サーファクタント(肺表面活性物質)の減少により、肺胞が開かない
9
脳室周囲白質軟化症について正しいのはどれか
最も障害されやすいのは下肢の運動繊維である, 早産児、呼吸循環障害の既往がある場合に起こりやすい
10
次のうち正しいのはどれか
turner症候群は性染色体モノソミー, turner症候群は、低身長・二次性徴不全・翼状頚・外反射を呈する
11
羊水過多を示す疾患はどれか
先天性食道閉鎖症, 先天性十二指腸閉鎖症
12
次のうち正しいのはどれか
腸回転異常の基本的病態はLadd靭帯による腸閉塞が多い, 先天性巨大結腸症 Hirschsprung 病では、腸管が拡張している部分には、腸管神経節は欠如していない
13
次のうち正しいのはどれか
先天性横隔膜ヘルニアでは、肺低形成症を合併することが多い, 先天性横隔膜ヘルニアでは、左側のボホダレク孔ヘルニアが最も多い
14
次のうち正しいのはどれか
新生児の早発性黄疸は、新生児が多血で、赤血球の寿命が短く、肝臓でのビリルビン抱合が未熟なために起こる, B型肝炎ウイルスワクチンは定期予防接種である
15
先天性胆道閉鎖症に関して正しいのはどれか
先天性胆道閉鎖症では生後60日以内に、肝門部肝空腸吻合術を行う, 先天性胆道閉鎖症では頭蓋内出血、消化管出血などの出血傾向を呈することが多い
16
A 群β溶血性レンサ球菌感染症について正しいのはどれか
急性咽頭扁桃炎では、苺舌を呈する, 急性糸球体腎炎を合併することがある
17
次のうち正しいのはどれか
クループ症検群は、嗄声、犬吠様咳嗽、上気道の閉塞性呼吸困難を呈する, クループ症候群では、陥没呼吸、チアノーゼを呈しうる
18
急性細気管支炎について正しいのはどれか
RSウイルスなどのウイルス性感染によることが多い, 呼気性呼吸困難を呈しうる
19
小児の細菌性肺炎で正しいのはどれか
肺炎球菌、インフルエンザ桿菌肺炎、黄色ブドウ球菌によるものが多い, ブドウ球菌による細菌性肺炎では、肺気胸を起こしやすい
20
次のうち正しいのはどれか
心室中隔欠損症では、欠損孔が小さければ1歳までに30〜50%が自然閉鎖する, 完全型心内膜床欠損症の心カテーテル検査の左室造影で、特徴的なサインは、Goose neck サインである
21
動脈管開存症について正しいのはどれか
胎児循環である動脈管が、出生後も開存しているために起こる, 先天性風疹症候群での合併が多い
22
fallot四徴症について正しいのはどれか
右心室から大動脈への右左シャントであり、 チアノーゼ性心疾患である, Fallot 四徴症の無酸素発作には、𨅝踞姿勢、酸素投与、モルヒネ投与を行うことがある
23
次のうち正しいのはどれか
完全大血管転移症は出生直後、新生児期からチアノーゼを呈する, 完全大血管転移症は治療のひとつに出生後早期にBaloon atrial scptostemy を行うことがある
24
川崎病について正しいのはどれか
川崎病の特徴として、5日以上の発熱、両側眼球結膜の充血、口唇の発赤、発疹、手足の硬性浮腫、頚部リンパ節腫脹がある, 川崎病の治療として、大量免疫グロブリン療法は有効である
25
乳幼児突然死症候群について正しいのはどれか
リスク要因として、喫煙がある, 乳児を柔らかいマットレスで寝かせることは、リスクを低下させる
26
次のうちで正しいのはどれか
遺伝性球状赤血球症では、突発性発疹で溶血発作を起こすことがある, 遺伝性球状赤血球症の治療法として摘脾がある
27
次のうち正しいのはどれか
小児の白血病では、急性リンパ性白血病が最も多い, 急性リンパ性白血病では、肝膵腫、リンパ節腫脹など各臓器への白血病細胞の湿潤が見られる
28
慢性骨髄性白血病について正しいのはどれか
自血球系の造血細胞においてのみ、Philadephig (Ph)染色体が認められる, 次第に芽球・好塩基球が増加し、脾腫の増大、血小板減少などの急性増悪期をもかえる
29
血友病について正しいのはどれか
関節内出血は、血友病性関節症の原因となり過程を見ていくうえで重要である, 血友病での重篤な出血として頭蓋内出血がある
30
ビタミンK欠乏症について正しいのはどれか
ビタミンK欠乏症により、第Ⅱ.Ⅶ.Ⅸ.Ⅹ因子の凝固因子活性が低下し、消化管出血、頭蓋内出血をきたす, 新生児ビタミンK欠乏症の予防として、出生時、生後1週間、1ヶ月検診の3回ビタミンK2シロップの経口投与を行う
31
次のうち正しいのはどれか
小児の突発性血小板減少性紫斑病は、半数以上でウイルスによる先行感染が認められる, 小児における脳腫瘍において、頭蓋咽頭種は内分泌症状(発育障害、成長ホルモン分泌不全)を呈することが多い
32
急性細菌性髄膜炎について正しいのはどれか
新生児期以降の急性細菌性髄膜炎の起炎菌では、肺炎球菌、インフルエンザb型菌は先進国においては予防接種開始以降、著減している, 急性細菌性髄膜炎の診断には、腰椎穿刺による脳脊髄液(CSF)検査が重要である
33
次のうち正しいのはどれか
ムンプスワクチンの髄膜脳炎は、難聴を起こすことがある, 急性散在性脳脊髄炎の治療として、副腎皮質ステロイドは有効である
34
脊髄髄膜瘤について正しいのはどれか
脊髄髄膜瘤の75%は腰仙椎部に発症する, 脊髄髄膜瘤で膀胱直腸障害、下肢の弛緩性麻痺を起こすことがある
35
水頭症について正しいのはどれか
閉塞性水頭症(非交通性水頭症)とは、脳室系内の閉塞による水頭症である, 非閉塞性水頭症(交通性水頭症)とは、くも膜下腔の閉塞または、くも膜絨毛の機能不全(呼吸不全)による水頭症である
36
duchenne型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか
gowers徴候は、5〜6歳ではっきりと確認できる様になる, 心筋症、知的障害を認める
37
次のうち正しいのはどれか
下垂体前葉機能低下症では、頭痛、嘔吐、視野狭窄が見られることがある, 成長ホルモン分泌不全性低身長の原因として、骨盤位分娩、新生児仮死がありうる
38
尿崩症で正しいのはどれか
尿崩症では、口渇、多飲、多尿がみられる, 腎性尿崩症は、腎集合管での抗利尿ホルモンの作用不全により、水再吸収障害をおこす疾患である
39
先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)について正しいのはどれか
原因の一つに異所性甲状腺がある, 新生児マススクリーニングの中の一疾患である
40
次のうち正しいのはどれか
慢性甲状腺炎(橋本病)は、自己免疫生機序による甲状腺の破壊により発症する, 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)では、甲状腺腫大、頻脈、眼球突出が3徴候と言われている
41
副腎皮質過形成症について正しいのはどれか
水酸化酸素欠損症の重症型では、コルチゾール、アルドステロンの産生が阻害される, 水酸化酸素欠損症の重症型では、過剰な副腎アンドロゲン産出が起こることにより、男性化症状が認められる
42
次のうち正しいのはどれか
一般化膿菌(ブドウ球菌、肺炎球菌、大腸菌)は、主に自然免疫系(補体、食細胞系)に貪食されて処理される, 細胞融解型ウイルス(エンテロウイルス)は、t細胞系で処理される
43
次のうち正しいのはどれか
x連鎖型無γ-グロブリン血症では、移行抗体が消失する乳児期後半より細菌感染症(主に呼吸器系)、重症感染症(骨髄炎、髄膜炎、敗血症)を反復する, 慢性肉芽種症では、BCG接種は禁忌である
44
次のうち正しいのはどれか
上腸間膜動脈症候群とは、極端な痩せにより体脂肪が減少し、腹部大動脈から出る上腸間膜動脈の角度が狭小化し、十二指腸の水平部が圧迫され通過障害を起こすことである, 摂食障害の治療では、身体的治療と体重増加に対する患者の不安軽減の対応は重要である, 摂食障害の治療では、栄養状態の改善に合わせて心理面での対応を深めることは重要である, 摂食障害治療では、身体療法、心理療法、認知行動療法、薬物療法、家族療法などを組み合わせた包括的治療体制を必要とする, 神経性無食欲症の特徴には、肥満恐怖、自己誘発嘔吐、過度の運動、下剤乱用、カロリー摂取にこだわる、体重にこだわるなどがある
45
児童虐待について正しいのはどれか
虐待死は生後0歳0ヶ月0日が最も多い, ネグレクトとは、児童の心身の成長の発達を妨げる様な著しい減食、もしくは長時間の放置、その他の保護者としての監護を著しく怠ることである
46
不登校について正しいのはどれか
不登校における発達障害の主たるものは、注意欠陥/多動性障害やアスペルガー症候群、軽度の精神遅滞(境界知能を含む)である, 過剰適応型不登校は、プライドが高く弱音を吐かずに強がる傾向があり、そうした姿勢の挫折として不登校が発見する
47
定期予防接種はどれか
肺炎球菌, インフルエンザ菌b型