問題一覧
1
気候
北部のシャブリは冷涼な大陸性気候、南部は温和な大陸性気候 初夏の開花と秋の収穫はたびたび雨で妨害される
2
PNの被害
灰色かび病、生育期の雨
3
シャブリでの被害
5月になっても霜害、夏の雹
4
ベーシックな村名称の畑
平地か丘陵の麓
5
プルミエ・クリュ、グラン・クリュの畑
丘陵の中腹、霜害を受けにくい 最高級の畑は南か東向き、偏西風から保護される 南向き、土壌が浅くて肥沃でない、水捌けが良い
6
土壌
非常に多様 多量の小さな断層と緩やかな侵食で、土壌のタイプが小面積で正確に著しく変わる
7
中腹と平地の土壌の深さ
中腹の土壌は浅くなりがちで水捌けが良い、平地の土壌は深くてより肥沃になる
8
ブドウ品種
PNとシャルドネ、他にはアリゴテとガメイ
9
PN
面積の1/3以上、コート・ドールが最重要
10
PNのワイン
古典的なものは、若いうちは赤系果実、熟成すると土や猟鳥類、キノコの風味を発達させる 高い酸味と少ない〜中程度のタンニン
11
高品質のPNの醸造
房ごと使う方法が一般的になっている 最良のものは16〜18ヶ月熟成、新しいオーク樽を使用
12
シャルドネ
ブドウ栽培面積のほぼ半分
13
シャルドネワイン
シャブリでは鋼鉄のような酸味の高いもの コート・ドールでは複雑で表現力のあるもの マコンではフルボディでよく熟した果実風味
14
コート・ドールのシャルドネ生産者
樽発酵、樽熟成(6-9ヶ月)、MLF、澱との接触など
15
最も表現力が豊かで需要の多いシャルドネワイン
コート・ドール地区で生産される 新しいオーク樽の割合、樽板の焼き加減では議論が続く 最上のものは10年以上瓶内熟成が可能
16
シャルドネワインが予想通りに熟成せずに酸化の兆候が見られた
20年ほど前に指摘されるようになったが、この現象ははるかに少なくなってきた
17
アリゴテ
高い酸味を持つニュートラルなワインを造る傾向がある
18
ガメイ
熟れたベリー類の果実風味、タンニンが少ない早飲み用 一部の地方名称のワインに使用できる
19
AOCシャブリ
村名称、スラン川渓谷沿い 最良の畑は南向き ベーシックな村名称のシャブリは北向きの斜面や平坦など土地で栽培 条件にあまり恵まれない畑の中には、一ランク下のAOCプティ・シャブリに格付けされる
20
AOCシャブリとプティ・シャブリ
酸味が高く緑色系果実の風味の非常にかたいワイン
21
AOCシャブリ・プルミエ・クリュとシャブリ・グラン・クリュ
南向きの急斜面、より高い凝縮度と完熟度 一部のワインをオークの旧樽で発酵または熟成させてまろやかな感触と微妙な風味をワインに加える ステンレスタンクやコンクリートタンクで果実風味を維持
22
シャブリの被害と対策
霜害、スプリンクラーとヒーター
23
コート・ドール地区の地形
西端に沿ってマシフサントラルが連なり、東と南に向いた丘陵斜面に栽培地を提供、ブルゴーニュの心臓部
24
コート・ド・ニュイ
フルボディで長期間熟成に耐えるPNワインを多く産出
25
コート・ドゥ・ボーヌ
果実風味がより強いPNワインと最高のシャルドネワイン
26
コート・ドールのグラン・クリュの赤と白
赤:一つを除き全てコート・ドゥ・ニュイ 白:一つを除き全てコート・ドゥ・ボーヌ
27
コート・ドゥ・ニュイの重要な村
ジュヴレ・シャンベルタン、ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ
28
ジュヴレ・シャンベルタン村のグラン・クリュ
シャンベルタン、シャンベルタン・クロ・ドゥ・ベーズ
29
ヴージョ村のグラン・クリュ
クロ・ドゥ・ヴージョ
30
ヴォーヌ・ロマネ村のグラン・クリュ
ロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネ
31
コート・ドゥ・ボーヌ地区の重要な村
アロス・コルトン、ボーヌ、ポマール、ヴォルネイ、ムルソー、ピュリニー・モンラッシュ、シャサーニュ・モンラッシュ
32
アロス・コルトン村の有名なグラン・クリュ
コルトン、コルトン・シャルルマーニュ
33
コート・ドゥ・ボーヌ地区で赤ワインだけの村
ポマールとヴォルネイ
34
グラン・クリュのモンラッシュがまたがる村は
ピュリニー・モンラッシュとシャサーニュ・モンラッシュ
35
コート・ドゥ・ボーヌで最も有名な白ワインの村は
ムルソーとピュリニー・モンラッシュ、シャサーニュ・モンラッシュ
36
AOCコート・ドゥ・ニュイ・ヴィラージュ
地区の村々で造られる赤または白だが、より名の通った村名を名乗ることはできない
37
AOCコート・ドゥ・ボーヌ・ヴィラージュ
地区の村々のワインをブレンドして良い、赤だけ
38
AOCブルゴーニュ・コート・ドール
地区のどこの村からでも造れる赤または白
39
AOCブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ニュイとAOCブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ボーヌ
地方名称 主要栽培地域の西側、標高が高い場所、冷涼な気候なのでボディが軽めで凝縮度が少ない
40
コート・シャロネーズ地域
シャルドネとPNが主 畑の標高が高く、収穫が遅くなり、成熟しにくい 畑はかならずしも東を向いているわけでもない ワインは軽めで早く熟成し、コート・ドールほどの名声はない
41
コート・シャロネーズの4つの村のAOC
リュリ、メルキュレ、ジヴリ、モンタニー
42
AOCリュリ
赤より白が多い、発泡性ワインの重要な山地
43
AOCメルキュレ
コート・シャロネーズ地区で最も評判の良い赤ワイン
44
AOCジヴリ
赤ワインが高く評価、4つの村で一番小さい
45
AOCモンタニー
白ワインのみ、プルミエクリュがある
46
AOCブルゴーニュ・コート・シャロネーズ
地区のPNの赤とシャルドネの白、全てが名乗れる
47
マコネ地区品種
シャルドネ、ガメイ、PN
48
AOCマコン
赤でも白でもよい 上質な白は新鮮なリンゴや柑橘類の風味、酸味は中、MLFのクリーミーな香り 赤は軽くてフルーティで早飲み
49
AOCマコン・ヴィラージュ
概して大変買い得な白ワイン、どの村のワインでもどの村のワインをブレンドしても良い より熟した果実風味、重厚で表現力がある
50
マコンの後に村名AOC
概して大変買い得な白ワイン より熟した果実風味、重厚で表現力がある
51
AOCプイイ・フュイッセ
多くのプルミエ・クリュがある トロピカルフルーツと有核果実の熟した風味 一定期間樽熟成
52
マコネ地区の村名AOCで有名な二つ
プイイ・フュイッセ、サン・ヴェラン
53
AOCプイイ・フュイッセの畑
ロシュ・ドゥ・ソリュトレの石灰岩質の斜面の東と南東向き、日当たりの良い斜面 ブルゴーニュで最も円熟したシャルドネを造る トーストのようなオーク香が加わることが多い
54
ボージョレ地方
気候はマコネ地区南部と似通っている 萌芽と成熟が早いガメイの栽培に理想的
55
ガメイ
管理を怠ると大量収穫し、ワインの質が下がる 最良のワインは栄養分が少ない花崗岩質土壌の畑で栽培されたブドウから造られる この条件下で、収穫が制限されると、凝縮された風味のブドウになる 株仕立て、短梢剪定、新梢はまとめて束ねる 機械化できるように針金に沿って整枝する栽培者が増えている
56
ガメイの特徴
ラズベリーやチェリーのアロマ、タンニンとボディは中程度 1番軽いスタイルは少し冷やして飲む
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ボージョレの格付け
下から、ボージョレ、ボージョレ・ヴィラージュ、ボージョレ・クリュ
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AOCボージョレ
東部と南部のソーヌ川沖積平野 炭酸ガス浸漬法と半炭酸ガス浸漬法で生産
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ボージョレ・ヌーヴォー
早飲み用 ボージョレと同じ地域で生産 11月第3木曜日が解禁、翌年8/31をすぎたら売ることはできない
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ボージョレどボージョレ・ヌーヴォー
早飲み用 ボディとタンニンが軽く、炭酸ガス浸漬法によって、レッドベリーの果実風味に大抵はバナナ、キルシュ、シナモンのような風味が加わる
61
ボージョレ・ヴィラージュ
北部と西部のなだらかな丘陵が連なる地域、花崗岩質 ここの39村が名乗れる 村名は表示されない、異なる村のものをブレンドする傾向がある
62
ボージョレ・ヌーヴォー
ボージョレ、ボージョレ・ヴィラージュの品質に限られる
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ボージョレ・クリュ
10のクリュ、それぞれが別々の原産地呼称 ブルイイ、モルゴン、フルーリ、ムーラン・ナ・ヴァンが最も優れたワインを生産する
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ムーラン・ナ・ヴァンとモルゴン
最も骨格のあるワイン、凝縮された果実風味とタンニンを多く含む 瓶熟成の可能性
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ブルイイとフルーリ
軽め、芳しいスタイル
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ボージョレ・クリュの製造方法
破砕したブドウの発酵、半炭酸ガス浸漬法 1部の処理にブドウを房ごと使用 オークまたは大型タンクで熟成 新しいオーク樽はほとんどない
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ブルゴーニュで単一畑からブドウだけで造られたワイン
グラン・クリュやプルミエ・クリュに認定されていなくても、畑の名称をラベルに記載されることがある
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基本的な村レベルのシャブリの風味、ワイン造り
青リンゴ、オークなし
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グラン・クリュまたはプルミエ・クリュの風味とワイン造り
より凝縮された柑橘系、生産者によってはオーク樽で発酵または熟成