問題一覧
1
疾患と画像所見(サイン)の組合せとして、誤っているものを2つ選べ
粘液性境界悪性腫瘍 ー sea anemone-like mass, 卵巣線維腫症 ー sponge-like appearance
2
疾患と画像所見(サイン)の組合せとして、誤っているものを2つ選べ
硬化性間質性腫瘍 ー fibrovascular septa, 未分化胚細胞腫瘍 ー pseudolobular sign
3
疾患と画像所見(サイン)の組合せとして、誤っているものを2つ選べ
腺線維腫 ー sponge-like appearance, 硬化性間質性腫瘍 ー fish-in-a-net appearance
4
誤っている記述を2つ選べ
子宮傍組織は前から円靭帯(子宮円索)、基靭帯、仙骨子宮靭帯からなる, 卵管は子宮側から狭部、卵管間質部、膨大部、漏斗部からなる
5
ミュラー管奇形(MDA)について、誤っている記述を2つ選べ
MDAのうち、弓状子宮が最多を占める, MDAは腎奇形の合併が少ない
6
誤っている記述を2つ選べ
子宮筋腫の赤色変性では辺縁がT1WI低信号、T2WI高信号を示し、筋腫全体の造影効果は低下する, エストロゲン非依存性の体癌には、漿液性癌と類内膜癌があり、予後不良である
7
子宮に限局しており、頸部間質浸潤をきたしている子宮内膜癌の進行期(FIGO2008)はどれか
Ⅱ
8
腟や子宮傍組織に浸潤をきたしている子宮内膜癌の進行期(FIGO2008)はどれか
ⅢB
9
鼠径リンパ節転移をきたしている子宮内膜癌の進行期(FIGO2008)はどれか
ⅣB
10
漿膜外や卵巣への浸潤をきたしている子宮内膜癌の進行期(FIGO2008)はどれか
ⅢA
11
誤っている記述を2つ選べ
子宮内膜癌の筋層浸潤評価には、ダイナミック造影MRI後期相のSEE(subendometrial enhancement)が有用である, 頸管腺浸潤をきたした体癌の進行期はⅡ期である
12
2cm大の頸部に限局した子宮頸癌の進行期(FIGO 2018)はどれか
ⅠB1
13
傍組織浸潤をともなう4cm第の子宮頸癌の進行期(FIGO 2018)はどれか
ⅡB
14
骨盤壁浸潤をともなう子宮頸癌の進行期(FIGO 2018)はどれか
ⅢB
15
誤っている記述を2つ選べ
子宮頸癌の鼠径リンパ節転移はⅢC1期に含まれる, ナボット嚢胞はT2WI高信号、T1WI低信号が典型的な所見である
16
誤っている記述を2つ選べ
部分胞状奇胎の染色体は雄核発生の2倍体である, 絨毛癌は化学療法に不応であり、転移があると寛解率はかなり低い
17
誤っている記述を2つ選べ
卵巣腫瘍における境界悪性は、上皮増殖が盛んであるが微小浸潤をこえた間質浸潤は伴わないが、長期的には再発や腫瘍死に至る可能性がある腫瘍を指す, 漿液性嚢胞腺腫は成熟奇形腫やブレンナー腫瘍と合併することがある
18
誤っている記述を2つ選べ
顆粒膜細胞腫は腫瘍内出血の頻度が低い, 硬化性間質性腫瘍は閉経後に好発する
19
誤っている記述を2つ選べ
顆粒膜細胞腫の若年型は思春期早発症をきたし、成人型と比べて予後不良である, 附属器捻転は左側に多い
20
誤っている記述を選べ
急性期の服腔内出血はT1WIで筋肉と等信号、T2WIで高信号を呈する
21
誤っている記述を選べ
附属器捻転では子宮の健側偏位を認める
22
内膜症性嚢胞の癌化に関連する腫瘍として誤っているものを2つ選べ
ブレンナー腫瘍, 硬化性間質性腫瘍
23
誤っている記述を2つ選べ
背景乳腺組織の造影効果(BPE)は後期相で評価する, dark internal septationsパターンの造影効果は悪性を示唆する
24
誤っている記述を2つ選べ
粘液癌はDWI高信号を示すがADC低下は伴わない, BRCA1病的バリアントはluminalタイプの乳癌が多い
25
誤っている記述を2つ選べ
RECISTでは、径和が最小径和の時点から30%以上増加あるいは絶対値で5mm以上増加の場合はPDとする, diffuseの分布は悪性(乳癌)が疑われる
26
悪性(DCIS)を疑う分布を2つ選べ
linear(線状), segmental(区域性)
27
誤っている記述を2つ選べ
直腸S状部の下縁は腹膜翻転部である, 十二指腸球部は後腹膜臓器である
28
誤っている記述を2つ選べ
上部消化管造影におけるSchatzki体位は胃弯隆部の評価に適しており、半立位第1斜位で撮影する, 注腸X線造影は仰臥位で硫酸バリウムを直腸内に注入する
29
誤っている記述を2つ選べ
CTコロノグラフィーは、直腸内に造影剤と炭酸ガスを注入後、仰臥位と腹臥位でCT撮影をする, gross分類AとCは生下時に腸管ガスを認めない
30
誤っている記述を2つ選べ
メッケル憩室は遠位回腸の腸間膜側に認める真性憩室であり、99mTcO4-の異所性胃粘膜への集積が診断に有用である, 食道裂孔ヘルニアは傍食道型が90%を占める
31
誤っている記述を2つ選べ
早期食道癌は粘膜下層までにとどまるものである, GISTは非上皮性食道腫瘍のうち最多を占める
32
誤っている記述を選べ
虫垂結石の存在は虫垂炎の薬物治療の効果予測に関係しない
33
誤っている記述を2つ選べ
GISTは肝転移、リンパ節転移、腹膜播種が多い, 大腸癌は結腸癌の割合が直腸癌より多い
34
つぎのポリポーシスのうち、腺腫性ではないものを2つ選べ
Peutz-Jeghers症候群, Cowden病
35
ポリポーシスと随伴症状との組合せで誤っているものを2つ選べ
Gardner症候群 ー 口唇、指趾の色素沈着, Turcot症候群 ー 骨軟部腫瘍
36
誤っている記述を2つ選べ
消化管出血の75%は下部消化管出血である, 中部食道に発生する憩室をZenker憩室と呼ぶ
37
誤っている記述を選べ
動脈性虚血後に再灌流が起きた腸管には、出血性梗塞を認める
38
誤っている記述を2つ選べ
右第2弓は右心室である, 鈍縁枝は右冠動脈より分岐する
39
冠動脈CTについて誤っている記述を2つ選べ。
再構成は低心拍なら収縮末期、高心拍なら拡張中期位相を撮影する, 生理食塩水でのフラッシュは必要ない
40
誤っている記述を2つ選べ
冠静脈洞型のASDは重複下大静脈を高率に合併する, ALCAPAは右冠動脈が肺動脈より起始する疾患である
41
誤っている記述を2つ選べ
type1、2、3エンドリークは速やかな追加治療が必要である, neck幅が広い大動脈瘤は破裂のリスクがある
42
誤っている記述を2つ選べ
炎症性大動脈瘤は動脈硬化性よりも破裂リスクが高い, ULPは閉塞偽腔における頭尾方向20mm未満の造影域をさす
43
誤っている記述を2つ選べ
IBPは肋間動脈の傷害に起因する血液貯留であり、ULPより予後不良である, ファブリー病はT1高値を示す
44
誤っている記述を2つ選べ
心サルコイドーシスはdark blood poolが特徴的である, SAM(分節性動脈中膜融解症)は中高年女性に多い
45
誤っている記述を2つ選べ
線維筋性異形成は若年女性に多く、腎動脈起始部の狭窄が特徴的である, 心アミロイドーシスはT1低値、ECV高値を示す
46
心アミロイドーシスのMRI所見として誤っているものを選べ
心外膜側や中隔の右室側に優位なLGE
47
誤っている記述を2つ選べ
胸腔内腎は女性の左側に多い, 腎皮質は髄質よりもT1WI低信号である
48
誤っている記述を2つ選べ
黄色肉芽腫性腎盂腎炎は中年男性の片側発生が多い, 乳頭状腎細胞癌は嫌色素性よりも造影効果は強い
49
誤っている記述を2つ選べ
fat poor AMLは偽被膜を有し、T2WI低信号、均一な造影効果が特徴的である, 乳頭状腎細胞癌は内部均一な乏血性腫瘍であり、T2WI高信号を呈する
50
誤っている記述を2つ選べ
クリゾチニブ関連腎嚢胞の多くは消退するのに休薬が必要である, 後天性嚢胞腎(ACDK)は透析腎に発生し、多血性の腎細胞癌を合併する頻度が高い
51
疾患と画像所見との組合せで誤っているものを2つ選べ
嫌色素性腎細胞癌 ー chemical shift imaging in phaseでの信号低下, 乳頭状腎細胞癌 ー 中心性瘢痕
52
3mm以下の不均一な嚢胞壁や隔壁を有する腎嚢胞のBosniak分類(2019年改定)はどれか。
Ⅲ
53
2mm以下かつ3本以下の平滑な隔壁を有する腎嚢胞のBosniak分類(2019年改定)はどれか。
Ⅱ
54
Bosniak分類(2019年改定)ⅡF(画像での経過観察対象)の嚢胞として、誤っているものを2つ選べ。
4mm以上の平滑な嚢胞壁や隔壁を有する, 3mm以下の不均一な嚢胞壁や隔壁を有する
55
誤っている記述を2つ選べ
Birt-Hogg-Dube症候群に合併する腎細胞癌は乳頭状腎細胞癌が最多を占める, 線維筋性異形成は2/3が片側性であり、本幹遠位や主要分枝に数珠状狭窄を認める
56
誤っている記述を2つ選べ
結節性硬化症は遺伝性腎癌症候群のうち最多を占める, 副甲状腺機能亢進症や海綿腎、サルコイドーシス、Alport症候群は髄質の石灰化が主体である
57
von Hippel-Lindau病の画像所見として誤っているものを選べ
骨硬化性病変
58
von Hippel-Lindau病の画像所見として誤っているものを選べ
肝血管筋脂肪腫
59
結節性硬化症の画像所見として誤っているものを2つ選べ
血管芽腫, 膵漿液性嚢胞腺腫
60
結節性硬化症の画像所見として誤っているものを選べ
内リンパ嚢腫瘍
61
誤っている記述を2つ選べ
Aneurysmal typeの腎AVMは先天的疾患であり、無症候のうちに心不全に至ることが多い , 上・中副腎動脈は大動脈より分岐する
62
誤っている記述を選べ
褐色細胞腫は著名な造影効果を有し、T2WI低信号を示す
63
Beckwith-Wiedemann症候群に合併するものとして誤っているのはどれか
褐色細胞腫
64
誤っている記述を2つ選べ
完全型重複尿管における上部尿管は正常開口する, 精巣固定異常による精索捻転は鞘膜外捻転である
65
誤っている記述を選べ
精巣捻転は12時間以内に整復する必要があり、viabilityが低下するとT2WI高信号を呈する
66
NF-2に典型的な症状として誤っているものを2つ選べ
星細胞腫, 視神経膠腫
67
NF1に典型的な症状として誤っているものを2つ選べ
脊髄神経鞘腫, 髄膜腫
68
NF1に典型的な症状として誤っているものを2つ選べ
顔面血管線維腫, 網膜血管芽腫
69
結節性硬化症に典型的な症状として誤っているものを2つ選べ
精巣上体腫瘍, 虹彩過誤腫
70
von Hippel-Lindau病に関連する症状として誤っているものを2つ選べ
骨硬化, 腎血管筋脂肪腫
71
疾患と症候の組合せとして誤っているものを2つ選べ
骨硬化 ー von Hippel-Lindau病, 血管芽腫 ー NF2
72
疾患と症候の組合せとして誤っているものを2つ選べ
脊柱、胸郭の変形 ー 結節性硬化症, 視神経膠腫 ー NF2
73
疾患と症候の組合せとして誤っているものを2つ選べ
顔面の血管腫 ー 結節性硬化症, 顔面の血管線維腫ー NF1
74
誤っている記述を2つ選べ
脳実質はT2WIで7ヶ月頃、T1WIで18-24ヶ月頃に成人パターンになる, 髄鞘化は尾側から頭側、前側から後側、中枢側から末梢側の方向に進行する
75
生前(妊娠中)に髄鞘化を認める部位はどれか
背側脳幹
76
次のうち髄鞘化が最も遅い部位はどれか
前頭葉皮質下白質
77
誤っている記述を2つ選べ
脊髄空洞症はキアリ1型におおい, MELASは動脈支配域に一致した病変が多発する
78
誤っている記述を選べ
胎便吸引症候群は正期産に多く、X線写真で不均一な過膨張を認める, 新生児一過性多呼吸は帝王切開例での発症が少ない
79
誤っている記述を2つ選べ
胎便吸引症候群は過期産児に多く、対称性の斑状影や過膨張を認める, 縦隔気腫ではdistinct cardiac border signを認める
80
誤っている記述を2つ選べ
肺分画症は肺葉外型が肺葉内型より多い, 食道閉鎖はタイプAに次いでCが多く、ともにcoil upを認める
81
肺分画症について誤っている記述を2つ選べ
肺葉内型は奇静脈系、肺葉外型は肺静脈が流入する , 肺葉内型は下葉S8に多い
82
誤っている記述を2つ選べ
腹部悪性腫瘍は肝芽腫、腎芽腫、神経芽腫の順に多い, 肝や肺、骨、脳、対側腎への転移を伴う腎芽腫はstage4である
83
縦隔気腫のレントゲン所見として誤っているものを2つ選べ
distinct cardiac border sign, wavy sign
84
誤っている記述を2つ選べ
学齢期の肝腫瘍は肝芽腫を疑う, 肝内外の胆管に拡張をきたす先天性胆道拡張症の戸谷分類はⅠ型である
85
誤っている記述を2つ選べ
ポッター症候群は羊水過多になる, 尿膜管嚢胞は臍部と連続する
86
誤っている記述を2つ選べ
軟骨無形成症では出生時に多発骨折をみとめる, ランゲルハンス細胞組織球症は下肺野優位の多発肺嚢胞をみとめる
87
ランゲルハンス細胞組織球症の画像所見として誤っているものを選べ
trident pelvis
88
ランゲルハンス細胞組織球症の画像所見として誤っているものを選べ
腰椎椎体後方の陥凹
89
軟骨無形成症の所見として誤っているものを選べ
膜様頭蓋骨
90
軟骨無形成症の所見として誤っているものを選べ
wormian bone
91
次のうち虐待による骨格損傷の特異性が比較的低いものはどれか
鎖骨骨折
92
次のうち虐待による骨格損傷の特異性が比較的低いものを2つ選べ
長管骨骨幹部骨折, 線状頭蓋骨骨折
93
疾患と所見の組合せとして誤っているものを選べ
ヒルシュスプルング病 ー corkscrew sign