問題一覧
1
患者間違いの要因3つ答えよ
同姓同名患者 患者の類似性・共通点 複数患者への行為の同時進行 不適切な患者確認方法 業務連携における不適切な患者名の伝達 患者の呼名誤応答 など
2
3点読み確認 ① ② ③
①リストバンド ②医師指示内容 ③注射ラベル
3
患者間違い防止の方法 ①患者へ()際に確認 ※患者に()もらう ※看護師2人で() ②()を実施する ③()の導入
行為が及ぶ 名乗ってもらう ダブルチェック タイムアウト(チームメンバー全員が一斉に手を止めて確認する) 自動認識機器(バーコード読み込み)
4
多重課題への対応を答えよ
多重課題に直面したらまず優先順位を決める。(患者の生命に影響する事態への対応から)→患者の急変、呼吸困難、強い苦痛、生命にかかわる医療機器のアラーム 次に安全上重要な業務 →転倒リスクの高い患者の排泄の援助 自分ひとりで安全に実施できるか判断し、できなければ、他のスタッフに応援を求める。 先輩看護師の動きを学ぶ。 →行動の背景にある判断や対象方法を積極的に学ぶ。自らもシュミレーションするなどする。
5
新人看護師は()で短絡的に実行してしまうことがある。 注射などは、()に先行して()の学習が必要である。
強い思い込み 技術取得 知識
6
医療におけるコミュニケーションの目的 ① ② ③
①チームメンバーや患者間で情報を的確に伝達・共有することで、患者に安全で質の高い医療・看護を提供することができる。 ②チームメンバーに気づいたことや疑問に感じたことを指摘・確認することで間違いの早期発見や事故を未然防止することができる。 ③チームメンバー間で日常的に意思疎通をはかっておくことで職種及び職位の垣根を超えて支援しあえる風土を作ることができる。
7
医療における安全文化とは?
全職員が患者の安全を最優先に考えて、その実現を目指す態度や考え方、それを可能にする組織のあり方をいう。
8
安全文化に必要な4つの要素 ① ② ③ ④
①報告する文化 ②正義の文化 ③柔軟な文化 ④学習する文化
9
SBARとは
迅速な対応が必要な状況で患者情報を簡潔に伝達するテクニック
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迅速な対応が必要な状況で患者情報を簡潔に伝達するテクニック
SBAR
11
チェックバックとは
情報が確実に伝わっているか確認するプロセス
12
情報が確実に伝わっているか確認するプロセス
チェックバック
13
ハンドオフとは
ケアの引き継ぎの時に、情報交換を向上させるための方法
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ケアの引き継ぎの時に、情報交換を向上させるための方法
ハンドオフ
15
コールアウトとは
重要な情報、危機的状況を伝える情報の伝達に利用
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重要な情報、危機的状況を伝える情報の伝達に利用
コールアウト
17
チームステップスのコミュニケーション ① ② ③ ④
①SBAR ②チェックバック ③ハンドオフ ④コールアウト
18
2回チャレンジルールとは
確実に聞こえるように少なくとも2回ははっきり述べる責任
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確実に聞こえるように少なくとも2回ははっきり述べる責任
2回チャレンジルール
20
CUSとは
気になる不安・安全の問題があることを率直に伝える
21
気になる不安・安全の問題があることを率直に伝える
CUS
22
DESCとは
対立をうまく処理し解決するための建設的な手法
23
対立をうまく処理し解決するための建設的な手法
DESC
24
チームステップスの相互支援ツール ① ② ③
①2回チャレンジルール ②CUS ③DESC
25
与薬の事故防止に取り組んでいる病院の医療安全管理者が行う対策で適切なのはどれか。 1. 与薬の業務プロセスを見直す。 2.医師に口頭での与薬指示を依頼する。 3.病棟ごとに与薬マニュアルを作成する。 4.インシデントを起こした職員の研修会を企画する。
1. 与薬の業務プロセスを見直す。
26
タイムアウトによって予防できるのはどれか。 1. 患者の誤認 2.抗がん薬の曝露 3.個人情報の漏洩 4. ベッドからの転落 5. 血液を媒介とする感染
1. 患者の誤認
27
夜勤帯に、A看護師がスタッフステーションで抗菌薬の点滴静脈内注射を準備しているときに、発汗した患者から裏衣交換の依頼があり、別の患者から口場で飲水したいという希望があった。直後に患者に装着されている人工呼吸器のアラームが鳴った。他の看護師は別の病室で重症者のケアをしている。 A看護師が最も優先すべきなのはどれか。 1.点滴静脈内注射の準備 2.発汗した患者の寝衣交換 3. 飲水を希望する患者への対応 4.人工呼吸器を装着している患者の観察
4.人工呼吸器を装着している患者の観察
28
インシデントレポートで適切なのはどれか。 1.責任追及のためには使用されない。 2.インシデントの発生から1ヶ月後に提出する。 3.主な記述内容はインシデントの再発防止策である。 4. 実施前に発見されたインシデントの報告は不要である。
1.責任追及のためには使用されない。
29
病院における医療安全文化の醸成につながる行動はどれか 1. 食事介助は30分以内で行うルールを決める。 2.他の病棟で起こったインシデントについて学ぶ。 3.薬剤を間違えても影響がない場合は患者の説明しない。 4.水薬の内服時にこぼれた量が少ない場合はそのままとする。
2.他の病棟で起こったインシデントについて学ぶ
30
医療安全と関連する方法の組み合わせで誤っているのはどれか。 1. 院内感染対策→プライマリーナーシング 2.事故防止対策→インシデントレポート 3. 医療の質の保証→クリニカルパス 4. 手術時の安全対策→タイムアウト
1. 院内感染対策→プライマリーナーシング
31
看護師が医療事故を起こした場合の法的責任について正しいのはどれか。 1.罰金以上の刑に処せられたものは行政処分の対象となる。 2.事故の程度にかかわらず業務停止の処分を受ける。 3.民事責任として業務上過失致死罪に問われる。 4.刑法に基づき所属施設が使用者責任を問われる
1.罰金以上の刑に処せられたものは行政処分の対象となる。