暗記メーカー
ログイン
環境衛生学Ⅰ ①
  • 萩原祥子

  • 問題数 100 • 9/15/2023

    記憶度

    完璧

    15

    覚えた

    35

    うろ覚え

    0

    苦手

    0

    未解答

    0

    アカウント登録して、解答結果を保存しよう

    問題一覧

  • 1

    地球環境を構成している気圏、地圏(岩石圏)、水圏、生物圏のうち、気圏以外では質量比の最も大きい構成元素は酸素である。

  • 2

    生態系における生物は、生産者、消費者および分解者から成り立っている。

  • 3

    生態系のエネルギーは、ほとんど太陽エネルギーに依存している。

  • 4

    難分解性かつ蓄積性の化学物質は、一般に食物連鎖の各段階において生物濃縮される。

  • 5

    難分解性の有機化合物は、n-オクタール/水分配係数が大きいほど生物濃縮を受けやすい。

  • 6

    濃縮係数の大きい物質は、一般に水溶性が高い。

  • 7

    有機塩基化合物は、一般に生態系で分解されやすい。

  • 8

    Po/wは、化学物質の生物濃縮の程度を推定する値として用いられる。

  • 9

    Po/wと慢性毒性には負の相関がある。

  • 10

    微生物による環境汚染物質の分解は、汚染の防止に重要な役割を果たしている。

  • 11

    微生物等を用いた環境修復をバイオレメディエーションという。

  • 12

    二酸化炭素、アルゴン、オゾンのうち、自然大気中の濃度が最も高い成分は二酸化炭素である。

  • 13

    地球上の植物の生物体量(バイオマス)は、陸地より海洋の方が多い。

  • 14

    生態系とは、生物集団とそのまわりの非生物環境が相互に関係しあって、物質とエネルギーの流れを形成する系(システム)のことである。

  • 15

    生産者は、無機物質のみを栄養素として生息できる。

  • 16

    植物は、窒素源として空気中の窒素ガスを直接利用できる。

  • 17

    地球上での有機物質生産量は、水中植物よりも陸上植物による方が圧倒的に多い。

  • 18

    動物の排泄物中に含まれる有機物質は、主に微生物によって無機物質にまで分解される。

  • 19

    微生物の生分解能を化学物質の処理に応用した環境保全技術をバイオメディエーションという。

  • 20

    環境中の微生物は独立栄養生物である。

  • 21

    無機水銀は、環境中の微生物の働きによりメチル水銀となる。

  • 22

    水生生物における生物濃縮の経路には、直接濃縮と食物連鎖による濃縮の二経路がある。

  • 23

    有機塩基化合物の魚体における濃縮係数は、一般にn-オクタール/水間の分配係数と逆の相関を示す。

  • 24

    生態系の栄養物質の流れは、一般に生産者→消費者→分解者の順に進行する。

  • 25

    大気や土壌は、生態系の構成要素である。

  • 26

    植物プランクトンは生産者であり、動物プランクトンは消費者である。

  • 27

    食物連鎖の上位に進むに従って、個体数は増加する。

  • 28

    生物濃縮とは、物質の生物体内濃度が生息環境中の濃度より高くなることをいう。

  • 29

    独立栄養生物には、光合成を行わないものがある。

  • 30

    地球上の酸素の大部分は、大気圏上部での水分子の光分解と植物の光合成によって供給される。

  • 31

    生物のカリウム含有率は、海水のカリウム含有率より低い。

  • 32

    残留性有機汚染物質(POPs)と呼ばれる化学物質は、環境中において難分解性、生物体内への高蓄積性、オゾン層の破壊作用、環境中での生成の容易性の4つの性質を有する。

  • 33

    ある種の多環芳香族炭化水素は、自動車の排気ガスやタバコの煙などの中に存在する。

  • 34

    発がんイニシエーターとして働く化学発がん物質物質は、全て発がんプロモーター作用も示す。

  • 35

    クロトン脂成分中のホルボールエステルは発がんプロモーター作用を持つ。

  • 36

    ベンゾ[a]ピレンは、日常的な食事からは摂取されない。

  • 37

    ベンゾ[a]ピレンのがん原性は、代謝活性化を受けエポキシドを生成することによると考えられている。

  • 38

    エポキシドヒドラーゼは、ベンゾ[a]ピレンの代謝的活性化に関与する。

  • 39

    メチル基を有する多環芳香族炭化水素にはがん原性が認められない。

  • 40

    肉や魚の焼け焦げ中には、変異原性を示すヘテロサイクリックアミンが存在する。

  • 41

    Trp-P-1は、肉や魚の焼け焦げに存在する。

  • 42

    Trp-P-1及びTrp-P-2は、トリプトファンから生じる腐敗アミンである。

  • 43

    魚や肉の焦げた部分に生じる変異原性物質には、ピリドイミダゾール骨格を有するものがある。

  • 44

    変異原性ヘテロサイクリックアミンのN-水酸化反応は、代謝的活性化の反応とみなされる。

  • 45

    N-ニトロソ化合物は、その構造の違いにより異なる臓器で発がん性を示す。

  • 46

    トリクロロエチレンは、代謝を受けずにDNA塩基配列を修飾する一次発がん物質である。

  • 47

    2-ナフチルアミンはエポキシド体に代謝されて、DNAと反応し、発がん性を示すと考えられている。

  • 48

    ベンゾ[a]ピレンの発がん性の活性本体は、エポキシドである。

  • 49

    加熱食品に見出されるヘテロサイクリックアミンは、N-水酸化反応とそれに続くO-アシル化反応によって代謝活性化される。

  • 50

    ジメチルニトロソアミンは、DNAをアルキル化する直接発がん物質である。

  • 51

    アルキルニトロソアミンは、第二級アミンと亜硝酸の反応により生成する。

  • 52

    アルキルニトロソアミンは、がん原性を示すものが多い。

  • 53

    ジメチルニトロソアミンは、シトクロムP450によって代謝的活性化される。

  • 54

    ベンゾ[a]ピレンは、グルタチオンS-トランスフェラーゼによって代謝的活性化される。

  • 55

    サイカシンは、β-グルコシダーゼによって代謝的活性化される。

  • 56

    アフラトキシンB1は、β-グルコシダーゼによって代謝的に活性化され、発がん性を示す。

  • 57

    トリクロロエチレンの発がん性は報告されていない。

  • 58

    2-ナフチルアミンは代謝的活性化を受けて、発がんイニシエーターとなる。

  • 59

    2-アミノフルオレンは、ニトレニウムイオンに変換されて発がん性を示す。

  • 60

    ジメチルニトロソアミンは、生体内でメチルカチオンを生成し、メチルカチオンがDNAに結合する。

  • 61

    亜硝酸ナトリウムは、酸性で第二級アミンと反応して発がん性のニトロソアミンを生じる。

  • 62

    腐敗により、トリプトファンから発がん性のTrp-P-1が生じる。

  • 63

    H-rasは、GTP結合タンパク質をコードするがん遺伝子である。

  • 64

    p53は、細胞周期等に関する因子をコードするがん抑制遺伝子である。

  • 65

    RBは、ヒト網膜芽細胞種から同定されたがん遺伝子である。

  • 66

    erbBは、細胞質チロシンキナーゼをコードするがん抑制遺伝子である。

  • 67

    BRCA1は、転写制御やDNA修復に関与するがん抑制遺伝子である。

  • 68

    srcは、細胞質チロシンキナーゼをコードするがん抑制遺伝子である。

  • 69

    RBは、転写制御や細胞周期制御に関与するがん遺伝子である。

  • 70

    mycは、核内で転写を調節するがん抑制遺伝子である。

  • 71

    srcは、ニワトリのラウス肉腫から同定されたがん遺伝子である。

  • 72

    ヒトパピローマウイルスの感染は、子宮頸がんのリスクを上げる。

  • 73

    BRCA2は、遺伝性乳がんに関わる遺伝子である。

  • 74

    変異原性試験は、発がんプロモーターのスクリーニング法として使われる。

  • 75

    Ames試験では、Salmonella typhimuriumのトリプトファン要求性変異株が用いられる。

  • 76

    Ames試験において、化学物質の代謝活性化には、菌体のホモジネートを用いる。

  • 77

    Ames試験において、ラット肝ホモジネートの9,000xg上清を添加するのは、Salmonella typhimuriumの代謝を活性化するためである。

  • 78

    致死を指標とするrecアッセイやpolアッセイは、培養細胞を用いる試験である。

  • 79

    DNA傷害を検出する不定期DNA合成試験(UDS試験)は、微生物を用いる試験である。

  • 80

    変異原性試験は、発がん性を評価する絶対的な指標となりうる。

  • 81

    遺伝毒性を評価する場合、通常は単一の試験法のみで判定する。

  • 82

    Ames試験で用いられるネズミチフス菌(his-)のTA98株は、フレームシフト型の変異を判定することができる。

  • 83

    染色体異常試験は、細菌に被験物質を作用させる試験である。

  • 84

    小核試験は、遺伝子突然変異を検出する試験である。

  • 85

    DDTは、その難分解性のために長期ばく露による健康障害が問題となった。

  • 86

    DDTからDDEに変わる代謝経路があり、DDEはそれ以上の代謝を受けにくく、体内に蓄積する。

  • 87

    BHCの異性体のうちで、β体は代謝されにくく、慢性毒性を考える場合にはγ体より重要である。

  • 88

    BHC(HCH:hexachlorocyclohexan)の異性体のうち、β体は、哺乳動物の体内では、代謝排泄を受け難いので、蓄積性が最も高い。

  • 89

    ディルドリンは、体内でアルドリンに代謝されて毒性を発現する。従ってアルドリンの毒性はディルドリンより大きい。

  • 90

    アルドリンは、動植物体あるいは環境中で代謝され、大部分はエポキシド体として残留している。

  • 91

    2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)は、低毒性殺虫剤として広く使用されている。

  • 92

    2,4-Dは、有機リン系の除草剤である。

  • 93

    有機リン化合物パラチオンは急性の肝障害を起こす。

  • 94

    有機リン系農薬は一般にアセチルコリン受容体と強く結合することにより、神経障害を引き起こす。

  • 95

    有機リン系農薬は一般に動物体内で加水分解されて毒性が増強する。

  • 96

    フェニトロチオンの毒性発現機構は、アセチルコリンエステラーゼ阻害によるものである。

  • 97

    フェニトロチオンは、代謝されて毒性が低いスルホン体となる。

  • 98

    カルバメート系農薬の中毒症状は、コリンエステラーゼ阻害の結果としてのアセチルコリンの局部蓄積により引き起こされる。

  • 99

    カルバメート系農薬のコリンエステラーゼ阻害機構は、酸素の活性中心であるチロシンの水酸基をカルバモイル化して失活させることにある。

  • 100

    カルバメート系農薬は、コリンエステラーゼ阻害作用を示すが、その作用発現のためには代謝により活性化される必要はない。