問題一覧
1
伝染性単核球症に当てはまるのは
B細胞に感染する, 肝脾腫をきたしやすい, 両側の頸部のリンパ節腫脹が見られる
2
一歳からの定期接種が勧められるワクチンは
MR, 水痘
3
生ワクチンであるのは
BCG, ロタ, 水痘
4
リステリアに当てはまるのは
妊婦に感染すると流産の恐れがある, アンピシリンが第一選択である
5
食中毒に当てはまるのは
腸炎ビブリオは魚介類が原因である, カンピロバクターは2-7日潜伏期がある
6
淋菌感染症に当てはまるのは
セフトリアキソンが第一選択である, 骨盤内感染症(PID:pelvic inflammatory disease)に進行することがある, グラム陰性双球菌である
7
マラリアに当てはまるのは
4類感染症である, ギムザ染色で染まる
8
セラチア菌感染症に当てはまらないのは
食中毒の原因になる, 芽胞を有する, 子宮外妊娠、不妊の原因となる
9
HSV-1が原因であるのは
口唇ヘルペス, ヘルペス脳炎
10
伝染性単核球症に当てはまるのは
口蓋扁桃に発赤、白苔がみられる, 肝脾腫がみられる
11
伝染性紅斑に当てはまらないのは
サイトメガロウイルスがおこすこともある, 蝶形紅斑、四肢にレース状皮疹がみられたら伝染力がある, 片側の感音性難聴を合併する
12
手足口病に当てはまるのは
コクサッキーやエンテロウイルスが原因である, 頬粘膜や舌、軟口蓋に水疱ができる, 微熱をきたす
13
結核治療薬と副作用 イソニアシド-1.2 リファンピシン-3.2 ピラジナミド-4.2 エタンブトール-5 ストレプトマイシン-6.7
末梢神経炎, 肝障害, 血小板低下, 尿酸上昇, 視力低下, 聴力低下, 腎障害
14
風疹にあてはまるのは
耳後部のリンパ節腫脹がみられる, 栗状大点状丘疹がみられる
15
緑膿菌に当てはまるのは
多剤耐性緑膿菌は5類感染症で定点把握である, グラム陰性桿菌である
16
リステリアに当てはまるのは
アンピシリンが効く, 細菌性髄膜炎を引き起こす
17
性器クラミジア感染症に当てはまるのは
PCR法で確定診断を行う, 漿液性の帯下を認める, 性交後1〜3週間後に発症する
18
疾患と症状の組み合わせ 伝染性単核球症-1.2.3 アデノウイルス-1.5 川崎病-4.5 溶連菌感染症-4.1
扁桃白苔, 脾腫, 異型リンパ球増加, いちご舌, 結膜充血
19
クリプトコッカスに当てはまるのは
莢膜をもつ, ミカファンギンが効かない, 肺炎では空洞を伴う結節影を認める
20
アスペルギルスに当てはまるのは
非侵襲性アスペルギルス症は空洞性病変にfungus ballがみられる, アスペルギルスはy字状の糸状菌である
21
流行性耳下腺炎の合併症は
無菌性髄膜炎, 膵炎, 精巣炎
22
食中毒に当てはまるのは
黄色ブドウ球菌は無熱である, サルモネラは卵や肉が原因となる
23
30 歳の男性。排尿時痛と尿道からの膿性分泌物を主訴に来院した。 5 日前に性交渉を持ち、その後痛みが生じるようになったという。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、沈渣に赤血球 0 ~ 5 /HPF、白血球 50~100/HPF を認める。分泌物の Gram 染色である
Neisseria gonorrhoeaeが原因菌である, 第三世代セフェムが第一選択である, 5類感染症である
24
空気予防策が必要であるのは
水痘, 麻疹, 結核
25
デング熱に当てはまるのは
ネッタイシマカ、ヒトスジシマカにより伝播される, 肝腫大、血小板の減少が見られる, 対症療法である
26
活動性結核に使うのは 6ヶ月:1.2 2ヶ月:3,4or5
イソニアシド, リファンピシン, ピラジナミド, エタンブトール, ストレプトマイシン
27
百日咳で当てはまるのは
一回の罹患で終生免疫を獲得しやすい, 反復性、発作性の咳嗽が持続する, カタル期に伝染力が最も強い
28
エボラウイルスに当てはまるのは
一類感染症である, 体液と接触した時に感染する, 回復後も精液内にウイルスが残ることがある
29
マイコプラズマに当てはまるのは
寒冷凝集素反応が陽性である, 乾性咳嗽である, グラム染色で染まらない
30
風疹に当てはまるのは
風疹の抗体価は32倍以上で免疫があるとみなされる, 5類感染症である, 耳後部のリンパ節腫脹がみられる
31
梅毒に当てはまるのは
RPR法で16倍以上であれば届出の義務がある, 大動脈瘤の原因となる, 胎児梅毒では早死産が多い
32
トキシショック症候群に当てはまるのは
黄色ブドウ球菌が原因である, 外傷や分娩が契機となる, バンコマイシンやダプトマイシン、クリンダマイシンを用いる
33
壊死性筋膜炎に当てはまるのは
A群溶連菌、嫌気性菌が原因である, 基礎疾患として糖尿病や肝障害を認めることが多い, ガス像は皮下に限局する
34
梅毒に当てはまるのは
第二期梅毒の初回治療後に一時的な発熱を呈することがある
35
マラリアに当てはまるのは
赤血球に感染する, 3日熱、熱帯熱マラリアは再発する, 溶血性貧血や脾腫を認める