問題一覧
1
ふうかんうびん
風鬟雨鬢 風雨にさらされ、苦労しながら仕事に励むこと。 「鬟」まげ 「鬢」耳の辺りの髪
2
ふうがんこしょう
風岸孤峭 威厳があり、人と馴れ合わない性格の為、角が立ってしまい孤立していること。 「風岸」融和できずにすぐに角が立ってしまう厳しい性格。 「孤峭」孤立した山などが険しく立っている様子。 「峭」けわ(しい)、きび(しい)
3
ふうきびんらん
風紀紊乱 風俗や男女の仲がだらしなく乱れている。 (類)傷風敗俗(しょうふうはいぞく) 風俗壊乱(ふうぞくかいらん)
4
ふうこうめいび
風光明媚 山水の風景が清らかで美しいこと。
5
ふうしつうもく
風櫛雨沐 様々な苦労をすることの喩え。 「風櫛」髪を風で梳かすこと 「雨沐」雨で体を洗うこと
6
ふうせいかくれい
風声鶴唳 些細なことにおそれること。 「鶴唳」鶴の鳴き声 (類)影駭響震(えいがいきょうしん) 草木皆兵(そうもくかいへい)
7
ふうんえいじつ
浮雲翳日 悪人が政権を握って世の中が暗くなる。または、悪人が善人に被害を与えることの喩え。 「浮雲」日の光を遮る雲。悪人の喩え。 「翳日」日の光を覆い隠すこと。 (類)浮雲蔽日(ふうんへいじつ)
8
ふうんしょくう
巫雲蜀雨 離れ離れになって暮らしている夫婦が、お互いのことを思いやることの喩え。
9
ふかはんたく
浮家泛宅 船を住居にして水上で生活すること。または、一定の住居に留まらない隠者の生活。 「泛宅」船のこと
10
ふきのさい
不羈之才 非常に優れた才能。誰にも繋ぎ止める事ができない才能という意味から。
11
ふきほんぽう
不羈奔放 世間のしきたりにとらわれないで思いのままに振る舞うこと。 (類)自由奔放、奔放不羈、不羈自由、 独立不羈、不屈不絆
12
ふぎょうのかん
俯仰之間 非常に短い時間のこと。 「俯仰」俯くことと上を向くこと (異形)俛仰之間
13
ふくこうざいそく
伏寇在側 常に自身の身の回りの注意を怠らず、慎みのある言動をするべきだということ。 「伏寇」潜んでいる盗賊 「在側」近いところにいること 「伏寇側(かたわら)に在り」
14
ふとうふくつ
不撓不屈 どんな困難に出会っても、決して心が挫けないこと。
15
ふさつぎょうかん
俯察仰観 目に入る様々な物や現象を観察すること。 (異形)仰観俯察
16
ふざんのゆめ
巫山之夢 男女の交わり、情交の喩え。 「巫山」女神が住んでいたとされる山
17
ふしゅちょうじ
俛首帖耳 人の機嫌を取る卑しい態度。 「俛首」頭を伏せること 「帖耳」耳を垂れること 「首(こうべ)を俛(ふ)し耳を帖る」 「俛」ふ(せる) 「帖」た(れる)、かきもの 犬の服従するさまから。
18
ふじゅのうったえ(ふじゅのそ)
膚受之愬 痛切な訴えのこと。 「膚受」切りつけるような痛切さ 「愬」不平や不満を訴えること
19
ふすうじゃくやく
鳧趨雀躍 大いに喜んで小躍りすること。 「鳧趨」鴨が小走りすること (類)欣喜雀躍
20
ふぜいけんゆう
付贅懸疣 余計な厄介なものの喩え。 「贅」も「疣」も「瘤、いぼ」のこと。
21
ぶつろんごうごう
物論囂囂 世間の噂や物議が騒々しく、落ち着かないこと。 「物論」世間の噂や物議 「囂囂」多くの人が声を出していて騒々しいこと。
22
ふべつせいあい
布韈青鞋 旅をするときに着る服装。 「布韈」脛を保護するために巻く布製の脚絆 「青鞋」わらじ (異形)青鞋布韈
23
ふぼくのち
榑木之地 東にある太陽が昇るとされる地方。 または、日本の異名。 「榑木」太陽が昇る場所にあるとされる神木 (異形)扶木之地
24
ふゆうのいちご
蜉蝣一期 人の一生は短く、儚いものであること。 朝に生まれ夕方に死ぬカゲロウにたとえた。(類)蜉蝣之命(ふゆうのいのち)
25
ふらちせんばん
不埒千万 法や道理に従わないこと。 または、非常に無礼なこと。 「不埒」法や道理から外れること。 「千万」普通の程度を甚だしく越えていること。
26
ふんけいのまじわり
刎頸之交 首を切られても悔いないほど、固い友情で結ばれた交際。心を許しあった非常に親密な交際。 (類)管鮑之交(かんぽうのまじわり) 水魚之交(すいぎょのまじわり)
27
ぶんしこうぎゅう
蚊子咬牛 影響が全く無いこと。または、自分の実力を考えずに無謀な行動をすること。 (類)螳螂之斧
28
ぶんてんぶき
文恬武嬉 世の中が平和なことの喩え。 「恬」心が穏やかな様子 文官は心安らかに落ち着いていて、武官は日々を楽しんでいるということから。
29
へいいほうはつ
敝衣蓬髪 破れてぼろぼろの衣服に汚く汚れた頭髪。汚い格好。 「敝衣」傷み破れた衣服 「蓬髪」蓬のように乱れた髪 (異形)弊衣蓬髪 (類)弊衣破帽(へいいはぼう) 蓬頭垢面(ほうとうこうめん)
30
へいかそうじょう
兵戈槍攘 激しい戦いの形容。 「兵戈」武器、戦争の意。 「槍攘」乱れるさま
31
へいしょくやゆう
秉燭夜遊 人生は儚く短い。暗くなったら明かりを灯し、夜まで遊んで生涯を楽しもう。 「燭を秉(と)りて夜遊ぶ」
32
へいすいそうほう
萍水相逢 旅に出ている者同士が偶然知り合うこと。根のない浮草と流れ続ける水が出会う意。「萍水相逢う」
33
へいそうせんきん
弊帚千金 自分の短所が分からない喩え。 また、自分の物ならどんなにつまらない物でも宝物のように思える喩え。 (異形)千金弊帚
34
へいついしんせつ
瓶墜簪折 男女が別れて二度と会えなくなること。 釣瓶の縄が切れて井戸の底に沈み、玉の簪が折れてしまうこと。
35
へいばこうそう
兵馬倥偬 戦乱であわただしいさま。 「兵馬」兵器と軍馬。戦争のこと。 「倥偬」忙しいさま。苦しむさま。
36
べきらのき
汨羅之鬼 水死した人のこと。溺死人。 「汨羅」中国湖南省に流れる川
37
へきりつせんじん
壁立千仞 岩が高く切り立っていること。 「壁立」切り立っていること 「千仞」非常に深い。または、高い。
38
へきれきいっせい
霹靂一声 突然、雷鳴が轟くこと。 または、何の前触れもなく急に大声で怒鳴ること。 「霹靂」前触れもなく急に雷鳴が轟くこと。 「一声」音が一度だけ鳴ること。 (類)霹靂閃電
39
べんざいむげ
弁才無礙 弁舌の才能が有り、喋るのがとても上手なこと。 「弁才」卓越した言語的表現能力 「無礙」自由自在であること (異形)弁才無碍
40
べんしれいろく
駢四儷六 四字句と六字句の対句を用いる、古代中国の修辞的文体。
41
へんたんやくわん
偏袒扼腕 激しく怒ったり悔しがったりして、感情を激しく高ぶらせること。 「偏袒」片肌を脱ぐこと 「扼腕」自分の片手でもう一方の腕を強く握りしめること。 (類)切歯扼腕
42
へんちのろう
胼胝之労 ひびやあかぎれが切れる程、大変な苦労をすること。 「胼胝」皮膚が厚く固くなるたこやひび、あかぎれ。
43
べんぺききんり
鞭辟近裏 人からの励ましを受け、努力して学問や道理の奥深くを理解していくこと。 また、外物にとらわれることなく身に切実なことと考えること。 また、文字や言葉を厳密に考えて書いた文章。 「鞭辟」馬車で道を行くのに御者が鞭を鳴らして人払いをすること。 「近裏」内側のこと
44
へんぼうかんきゃく
偏旁冠脚 漢字の字形を構成する要素の名称。
45
べんぼしし
駢拇枝指 無用なものの喩え。 「駢拇」足の親指と人差し指がくっついて一つになっていること。 「枝指」手の親指の脇に六本目の指が生えていること。
46
ぼううせんきゅう
冒雨剪韭 来訪した友人を手厚くもてなすこと。 訪ねてきた友人の為に雨に濡れながら韮を摘み、餅を作ってご馳走した故事。 「雨を冒して韭を剪(き)る」
47
ほうえきのい
逢掖之衣 袖が大きくゆとりのある服のこと。 儒者の服。 「逢」大きい、ゆるやか。 「掖」脇の下 (類)縫衣浅帯(ほういせんたい) 褒衣博帯(ほういはくたい) 方領矩歩(ほうりょうくほ)
48
ほうおううひ
鳳凰于飛 夫婦の仲がとても良いこと。 または、徳の高い天子のもとに賢臣が多く集まること。 「鳳」雄のおおとり 「凰」雌のおおとり 「鳳凰于(ここ)に飛ぶ」
49
ほうおうがんしょ
鳳凰銜書 天子の使者が命令の書かれた文書を持って来ること。 「鳳凰」聖天子が出現する時現れるとされる想像上の鳥。 「銜」口に咥えること。
50
ぼうおくさいてん
茅屋采椽 飾り気の無い素朴な家のこと。 「茅屋」茅葺きの屋根 「采椽」手を加えていない切り出しただけの材木
51
ほうかいりんき
法界悋気 自分と関係ない他人の事に嫉妬する事 他人の恋を妬む意もある。 「法界」仏教語で万物のこと 「悋気」嫉妬心のこと
52
ほうがのうま
泛駕之馬 一般的な常識には従わずに、別の方法をとる英雄の喩え。 「泛駕」馬が興奮して指示に従わず、道を逸れてしまうこと。
53
ほうかんげきたく
抱関撃柝 門番と夜回り。身分の低い者が行う役目。 「関」門のかんぬき 「柝」拍子木
54
ほうがんびいき
判官贔屓 弱い者や負けている者、不運な者たちに同情して、応援したり手助けしたりする事。
55
ぼうこひょうが
暴虎馮河 向こう見ずな行為の喩え。 「暴虎」素手で虎を打つこと 「馮河」舟に乗らずに歩いて黄河を渡ること
56
ほうしえんろ
方趾円顱 人間のこと。古代中国では、天と頭はどちらも丸く、大地と足はどちらも四角い為に人と天地は似ていると考えられてきた。
57
ぼうじせいちゅう
旁時掣肘 他人の仕事に横から口を出して邪魔すること。 「旁(かたわら)より時に肘を掣(ひ)く」
58
ほうしちょうだ
封豕長蛇 貪欲で残酷な人や国の喩え。 「封豕」大きい豚、猪
59
ぼうじゃくぶじん
傍若無人 人前も憚らず、まるで近くに人がいないかのように勝手気儘に振る舞うこと。 「傍(かたわら)に人無きが若し」 (類)眼中無人(がんちゅうぶじん) 得手勝手(えてかって) 勝手気儘(かってきまま) 傲岸不遜(ごうがんふそん)
60
ほうしょくだんい
飽食暖衣 物質的な要求や欲望が満たされた生活のこと。 (類)錦衣玉食(きんいぎょくしょく) 侈衣美食(しいびしょく) 豊衣足食(ほういそくしょく)
61
ぼうしょくのたん
望蜀之嘆 人間の欲望は尽きる事が無いということ。 (類)得隴望蜀(とくろうぼうしょく)
62
ぼうしんかんし
亡脣寒歯 互いに深い関係で繋がっていて、一方が滅びるともう一方も危険な状態になること。 「唇(くちびる)亡びて 歯は寒し」 (類)唇亡歯寒(しんぼうしかん)
63
ぼうぜんじしつ
茫然自失(呆然自失) 気が抜けてぼんやりし、どうしてよいか分からなくなること。 (類)瞠目結舌(どうもくけつぜつ)
64
ほうでんぎょくさい
宝鈿玉釵 金や銀、宝石などで飾り付けたかんざしのこと。または、そのような美しいものを言い表す言葉。 「鈿」「釵」共にかんざしのこと
65
ほうとうふき
放蕩不羈 何ものにも束縛されず、勝手気儘に振る舞うこと。 「放蕩」思うままに振る舞うこと。また、酒色などに耽り品行の定まらないこと。「不羈」束縛されないこと (類)放蕩三昧(ほうとうざんまい) 流連荒亡(りゅうれんこうぼう) 放縦不羈(ほうしょうふき) 放蕩無頼(ほうとうぶらい)
66
ぼうとしょうぜん
茅堵蕭然 茅葺きの垣根のある家の物寂しい様子。 「茅堵」茅葺きの垣根がある粗末な家 「蕭然」ひっそりしていて物寂しいさま
67
ぼうびこうはつ
尨眉皓髪 老人を言い表す言葉。 「尨」ま(じる)、むくいぬ、おお(きい) 「皓」しろ(い)、きよ(い)、ひか(る)
68
ほうへきじゃし
放辟邪侈 わがまま勝手な悪い行為。 「辟」偏ること 「侈」相手を見下し、高慢な態度をとること。 (類)醜悪奸邪(しゅうあくかんじゃ) 不埒千万(ふらちせんばん)
69
ほうもくさいせい
蜂目豺声 凶悪な人相。悪人の喩え。 蜂のような目と山犬のような声から
70
ほうゆうらんこう
鳳友鸞交 男女の肉体関係の喩え。 また、男女が結婚する事の喩え。 「鳳」鳳凰 「鸞」鳳凰に似る霊鳥 美しい鳥の交わりを男女にたとえた。 (異形)鸞交鳳友(らんこうほうゆう) (類)鳳友鸞諧(ほうゆうらんかい)
71
ほくえんてきそ
北轅適楚 意思と行動が別方向を向いていて、互いに反することの喩え。 「轅」前進する時に向けられる梶棒 「適」その向きに行くこと 梶棒は北を向いているのに、何故か南にある楚の国に行くことから。 (異形)適楚北轅(てきそほくえん) (類)南轅北轍(なんえんほくてつ)
72
ぼっこんりんり
墨痕淋漓 筆勢が生き生きとして盛んな様子。 「淋漓」気力や筆勢が盛んな様子
73
ほふくしっこう
匍匐膝行 身を屈め、腹這うようにして、膝をついたままで進むこと。 地位の高い人の前で恐縮しながら移動する時の作法。 「匍匐」腹を地面につけて寝そべる事 「膝行」膝を地につけて擦るように移動すること
74
ほんいくのゆう
賁育之勇 気力と勇気に満ち溢れている様子。 秦の武王に支えた孟賁と夏育のこと。 (怪力で勇気があることで知られた)
75
ほんちすいじゃく
本地垂迹 日本の神々は、インドの仏や菩薩本体が日本を救うため、仮の姿になって出現したものだという仏教の教え。 「本地」仏、菩薩の本体 「垂迹」全ての生き物を救うために、その本体から仮の姿になって現れること。
76
まこそうよう
麻姑掻痒 物事が思いのままになること。 「麻姑」中国の神話上の仙女。鳥のような長い爪を持つとされる。 「麻姑を倩(やと)うて痒きを掻く」
77
まちょうほうしょう
摩頂放踵 頭の先から踵まですり減らすほど、自分を顧みず他人の為に努力する事。 「頂を摩して踵(くびす)に放(いた)る」
78
まんしんそうい
満身創痍 身体中が傷だらけの状態にあること。 または、各方面から非難、中傷を浴びて精神的に痛めつけられているさま。
79
まんもくがいさい
万目睚眥 多くの人に睨まれ、注目が集まって、居場所が無いこと。 「睚眥」目くじらを立てて睨むこと
80
まんもくしょうじょう
満目蕭条 見渡す限り、ひっそりして物寂しいさま。 「満目」辺り一面 「蕭条」物寂しいさま
81
まんりこうし
曼理皓歯 キメの細かい肌と白い歯。 美人の形容。
82
むこのたみ
無辜之民 何の罪も犯していない人達。主に、天災や人災などに巻き込まれて苦しめられる人々のこと。 「無辜」罪が無いこと
83
むこんむてい
無根無蔕 頼みとするところや支えてくれるものが何も無いこと。 「無蔕」蔕(へた)が無いこと
84
むざんむき
無慙無愧 悪い事をしても、心に恥じる事なく平気でいること。 (類)破戒無慙(はかいむざん) 酷薄無慙(こくはくむざん)
85
むびょうしんぎん
無病呻吟 病気ではないのに苦しそうにすること。 または、取り立てる程の事ではないのに、大袈裟に騒ぎ立てること。
86
むびんふうかん
霧鬢風鬟 風でなびく黒く美しい髪の喩え。
87
むへんむげ
無辺無礙(無辺無碍) どこまでも広く、縛られるものが何も無いこと。 「無辺」どこまでも広いこと 「無礙」煩悩にとらわれず自由なこと
88
むぼうのわざわい(ぶぼうのわざわい)
毋(无、無)望之禍 考えてもいなかった不幸が突然訪れること。 「毋望」予期していなかった事が突然起こること。
89
むよくてんたん
無欲恬淡 欲がなく、あっさりとしていて、物に拘らないこと。 (類)雲心月性(うんしんげっせい) (対)貪欲吝嗇(どんよくりんしょく)
90
むよねはん
無余涅槃 精神だけでなく、肉体の制約からも解放された完全な悟りの境地。 「無余」何も残っていないこと 「涅槃」煩悩を完全に捨て去った悟りの境地
91
めいきるこつ
銘肌鏤骨 肌に刻みつけ、骨に刻みちりばめる。 深く心に覚え込んで忘れぬことの喩え。
92
めいさつしゅうごう
明察秋毫 どんな小さな事でも見逃さない、非常に優れた洞察力の喩え。 「秋毫」秋に生え変わる獣の細い毛
93
めいそうじょうき
明窓浄几(明窓浄机) 明るい窓と清潔な机。転じて、清潔で整頓された書斎の佇まい。
94
めいぼうこうし
明眸皓歯 ぱっちりした明るい瞳と真っ白に輝く歯。目元、口元の美しい美人の形容。 (類)朱唇皓歯(しゅしんこうし)
95
めいろうかったつ
明朗闊達 性格が明るくさっぱりし、小事に拘らないこと。 「闊達」心持ちが広くておおらかなこと
96
めんせつていそう
面折廷諍(争) 君主の前で臆する事なく、大胆に諌めること。 (異形)廷諍面折(ていそうめんせつ)
97
もうきょくのおん(ぼうきょくのおん)
罔極之恩 両親から受けた報いきれない程の恩。 「罔極」限りが無いこと
98
もうこつしょうぜん
毛骨悚然 非常に恐れおののく形容。 「悚然」怖がるさま
99
もくよくさいかい
沐浴斎戒 神仏に祈ったり、神聖な仕事をする前に、飲食や行動を慎み、心身を清めて穢れを取り去ること。 「斎」肉や酒を断って心の穢れを清めること。 「戒」身の過ちを戒めること
100
もくよくじょこん
沐浴抒溷 髪や体を洗って身を清め、自らに付いた汚れを取り払うこと。 「抒溷」汚れを取り除くこと