問題一覧
1
心や体はある年齢までは発育・発達していきますが、その後、発育・発達は止まり、①が始まります。また、②はありますが、就学、就職、結婚、出産、育児、退職などのいろいろなできごと『③』が人生において起こります。
老化, 個人差, ライフイベント
2
①とは、ライフイベントをもとに人生を乳幼児期、学童期、思春期、青年期、中年期、高年期など段階に分けたもののことです。①によって健康の状況や②も変化していきます。
ライフステージ, 健康課題
3
乳幼児期や学童期の子どもの健康や福祉に対しては、①、児童福祉法、②などの法律がつくられてきました。それにより③や医療、④などがおこなわれています。
母子保健法, 学校保健安全法, 健康診断, 保健指導
4
高齢者に対しては、高齢者の医療の確保に関する法律、介護保険法などがあり、①や②が提供されています。
医療, 介護
5
学童期・思春期から始まり青年期まで続く性に関わる課題を4つ答えなさい
性行動, 妊娠, 出産, 育児
6
働くことのかかわりで生じる健康課題を2つ
身体活動の減少, 労働災害
7
高年期における健康課題を4つ
生活習慣病, 交通事故, 骨折, 白内障
8
ライフステージとは何か
年齢や出産、就学などのライフイベントによって人生を区別したもの
9
乳幼児期に多い死因は何か3つ
窒息, 不慮の事故, 先天異常
10
学童期・思春期に多い死因は何か
自殺
11
青年期に多い死因は何か
労働災害
12
中年期・高年期に多い死因は何か
生活習慣病, 老化
13
女性は、初経を経験してから数年間は、①が起きなかったり、①が起きても②だったりすることがあります。思春期の後半にさしかかるにつれて、排卵と月経が一定のリズムを持つようになり、多くの人は③が安定してきますが、月経時に心身に不調をきたすこともあります。また、④の変化で ③を知ることができます。この時期に無理な⑤や過度なスポーツ・運動をすると、卵巣や子宮の発達に影響を及ぼし、⑥や無排卵、⑦を起こすことがあります。
排卵, 不規則, 性周期, 基礎体温, ダイエット, 月経不順, 無月経
14
男性は思春期には①が発達し、②が起こるようになります。①は③が性的興奮で勃起し、体外へ精液を放出することで、性的快感がともないます。生殖器に自ら刺激を加えて性的感感を得ようとすること『④』が、健康や発達に悪い影響を及ぼすことはありません。
精巣, 射精, 陰茎, マスターベーション
15
「異性と親しくなりたい」という気持ちや①への興味・関心は、②になるにしたがって男女ともに高まってきます。同時に③も変化していきます。しかし、④のあらわれ方や強さは、⑤で違います。
性, 思春期, 行動, 性的欲求, 男女
16
男女の脳には違いがあり、性にかかわる意識『①』や行動が異なります。しかし、同じ人間であるという共通点から考えると、その違いはわずかなものです。②を意識しすぎたり強調しすぎたりすると息苦しさを感じることもあり、③を生むことにつながります。また、体の性と心の性が④や同性を好きになる人などもいて、 男女で⑤することが難しいこともあります。すべての人が⑥生きていける社会をめざすことが大切です。
性意識, 男女差, 差別, 異なっている人, 二分, 自分らしく
17
セクシュアル・ハラスメントとは何か
相手を不快にさせる性的な言動のこと
18
性情報の身近な情報源である⑴友人や先輩、⑵インターネットやSNS。の2つについて注意すべき点をあげなさい
科学的な根拠にもとづいていないことがある, 性的な関心を刺激するための偏った内容や事実とは異なる情報も多く含まれている点
19
妊娠・出産の過程は、卵子と精子の①で始まり、 一般に、母体となる女性の②の内部でおこなわれます。卵管のなかで①した卵子『③』は細胞分裂を繰り返し④へ運ばれ、約1週間で⑤に付着して、胎盤をつくり始めます『⑥』。これが妊娠の始まりで、妊娠するとホルモンの働きにより⑦がなくなり、月経も休止します。妊娠が確認できるころには、すでに胎児の脳や⑧など各器官はつくられ始めており、胎児の⑨にこの時期の母体の状態が大きな影響を与えます。
受精, 生殖器, 受精卵, 子宮, 子宮内膜, 着床, 排卵, 心臓, 成長
20
周期的な子宮の収縮による痛み『①』の始まりは、出産が近づいていることを意味しています。 やがて胎児は膣『②』を通り、母体の外へ押し出されます。役目を終えた③が切られ、体外に子宮内の胎盤が出てくる『④』と、出産は終了となります。
陣痛, 産道, へその緒, 後産
21
体外受精について説明しなさい
女性の体内から取り出した卵子に精子を加えて受精卵を子宮内に戻す方法である
22
母子健康手帳について説明しなさい
妊娠中の母体の状況、この成長の過程、健康診査の結果、予防接種の状況などが記録されている
23
1回の性交でも妊娠する可能性があることから、事前に「子どもを産み育てる①ができているかどうか」などについてパートナーと一緒に確かめあう必要があります。その際、当人とそのパートナーなどの②や、母体となる女性の心と体の③、④や家庭の状況などを考慮して、互いに話しあうことが大切です。⑤とは、子どもを産む時期と問隔や子どもの⑥を考えることをいいます。 子どもを望まないときは確実に⑦をおこなう必要があり、これは、子どもと女性の健康を守ることにもつながり、親としての新たな生命に対する⑧といえます。
準備, 人生設計, 健康状態, 職場, 家族計画, 人数, 避妊, 責任
24
コンドーム・・・●男性の陰茎が勃起状態になってから、①に装着する。 ●比較的容易に購入でき、比較的②である。 ●性感染症の予防に効果が③。副作用は④。
性交前, 安価, ある, ない
25
低用量ピル・・・●女性が、 28日を1周期として①日間服用し、②日間服用を休止する。 ●医師の③と処方箋が必要。検査費用も含めるとやや④。 ●性感染症の予防に効果が⑤。⑥に、吐き気、めまいなどの副作用が出ることもある。
21, 7, 診察, 高価, ない, 使用開始初期
26
母体保護法により、人工妊娠中絶が認められる特別な理由と人工妊娠中絶が認められている時期は妊娠何周までか答えなさい。
身体的、経済的理由で妊娠の継続により母体の健康が損なわれる場合と、性的暴力の結果による妊娠の場合, 妊娠満22週未満
27
社会的に認められた夫婦の関係として、結婚は①で定められています。多くの場合、結婚生活には出産、育児という営みがともないます。そのため、②が十分に発達していることは結婚における大切な要件といえますが、結婚観の多使位より、要件についてはさまざまな考え方があります。
法律, 性機能
28
出産する①が上がるにしたがって妊娠が難しくなっていきます。①によっては、②など、出産にともなう健康 上の問園が起こる危険性が高くなります。
年齢, 死産
29
結婚することで、それまで異なる生活をしていた者どうしの①が始まり、結婚生活で起こるさまぎまなことがらに対して、パートナーと②して対処していくことが必要になります。そのためには、互いを認めあい、健康に対する③や思いやりの気持ちをもつなど、良好な③を構築していくことが必要です。ここにおいて、⑤の発達も欠かすことができないことになります。
共同生活, 協力, 責任感, 人間関係, 精神面
30
中高年期には、①とともに心身の機能に②が生じます。それにともなって、③(運動器症候群)や④などの病気にかかるリスクや、⑤などの事故によるけがのリスクが高まります。また、けがや病気にかかる期間も青年期に比べて長くなります。
加齢, 老化, ロコモティブシンドローム, 骨粗しょう症, 転倒, 回復
31
・食塩や①をとりすぎない、カルシウムを十分にとるなどの②。 ・運動やスポーツを生活に取り入れるなどの③。 ・喫煙をしないなどの④。 ・定期的に⑤を受ける。 ・体重や血圧を測定・記録するなどの⑥をおこなう。 ・家族や親しい友人と楽しい⑦を過ごす。 ・家庭や地域における自分の⑧を見いだす。 ・人々と⑨をもつ。
脂肪, 食習慣, 運動習慣, 生活習慣, 健康診断, 自己管理, 時間, 役割, 交流
32
働くことは、自分や家族の生活を①に支えるだけではなく、自分自身の可能性や②を広げ、生きがいや③といった健康とも関連してきます。また、たくさんの人が働くことによって④が発展し、⑤な環境づくりが実現していくという側面もあります。
経済的, 人間関係, 自己実現, 社会, 健康的
33
働くことで、強いストレスを受けると、①の健康に悪い影響を与えます。また、②に大きな負担がかかるような長時間の労働により病気になったり、働く場所の③が不十分で不適切な作業環境のためにけがをしたりします。
精神, 心身, 安全配慮
34
働き方の多様化による健康問題の変化について適切な語句を答えなさい
成果, 頭脳労働, 長時間, 感情労働, 精神, 身体活動量, ストレス, 過労
35
ワーク・ライフ・バランスを説明しなさい
働きながら生活を充実させるように職場や生活の環境を整えること
36
過労死とは何か説明しなさい
過重な労働や休養不足によって脳卒中や心臓病を引きおこし、死にいたること
37
働くことが原因で起こるけがや病気を①といいます。それには、休憩や②に起こったものも含まれます。労働中に起こった事故によるけがは、建設現場などで安全帯をつけていないなど、働く人自身の不適切な行動『③』や、作業現場の整理整頓が不十分などといった不適切な状態『④』が関係して発生します。
労働災害, 通勤時間中, 不安全行動, 不安全状態
38
アスベストによる①など、働くことによって起こる 病気や障害を②といいます。②は、ガスなどの有害物質が発生しているに もかかわらず換気をしないで、作業を続けるなどの不適切な③や、ディスプレイを長い時間同じ姿勢で見つめるなどの④が原因で起こります。
中皮腫, 職業病, 作業環境, 作業形態
39
VDT障害について説明しなさい
視覚表示端末を見ながら作業することによって、目の疲れ、首や肩の痛み、頭痛などの症状があらわれること
40
労災保険制度について説明しなさい
働く人やその家族を保護するために設けられた制度
41
働く人の心の健康問題への取り組みとしては、働く人自身が自分の①と体の状態に気づき、それに対処する②を正しく理解することが大切になります。職場では、心身の緊張を解きほぐす③の指導、④によるストレスへの気づきへの援助などの心の健康づくり『⑤』も進められています。また、心の不調で一定期間⑥した人が職場に復帰できるような体制づくりや支援プログラムも整備されています。
心, 必要性, リラクセーション, ストレスチェック制度, メンタルヘルスケア, 休職
42
セクシュアル・ハラスメントだけでなく、同じ職場で働く人に対して、人間関係や① などの②を利用し、③の範囲を超えて、④・ 身体的苦痛を与える、遂行⑤な過大な要求をする、能力とかけ離れた程度の低い仕事をさせること『⑥』への対策も必要です。
地位, 優位性, 業務, 精神的, 不可能, パワーハラスメント
43
近年、導入されてきている多様な働き方の例を3つ答えなさい
フレックスタイム制, テレワーク, 時短勤務
44
余暇にあてることのできる時間を保障している法律の名称を答えなさい
労働基準法
45
次の文のうち、正しいものは〇を、間違っているものは✕を選びなさい。 ①ライフステージによって健康課題は変化していく。 ②人は若いうちは健康であっても、それがだんだん損なわれていくものである。 ③精神疾患は若い人に多い病気である。 ④わが国は80歳における生存率は女性より男性のほうが高い。 ⑤わが国は平均寿命が高い水準にある。
①〇, ②〇, ③〇, ④✕, ⑤〇
46
次の文のうち、正しいものは〇を、間違っているものは✕を選びなさい。 ①高校生の時期には、女性の性機能は未熟な部分がある。 ②初経後すぐに規則的な性周期が起こる。 ③日常生活に支障をきたすほど強い月経痛がある場合は婦人科を受診したほうがよい。 ④精子は毎日つくられるので、射精をしないと体にたまり続ける。 ⑤自傷行為とは、わざと自分の体を傷つけることである。
①〇, ②✕, ③〇, ④✕, ⑤〇
47
次の文のうち、正しいものは〇を、間違っているものは✕を選びなさい。 ①思春期には、男性のみが異性への関心が高くなる。 ②誤った避妊法を信じた結果、望まない妊娠などで相手を傷つけてしまうことがある。 ③性交については、高校生の多くが親やきょうだいなどから情報を得ている。 ④思春期には欲求に応じてあるがままに行動するのがよい。 ⑤性意識や性への欲求には、男女差や個人差がある。
①✕, ②〇, ③✕, ④✕, ⑤〇
48
次の文のうち、正しいものは〇を、間違っているものは✕を選びなさい。 ①妊娠したかどうかは、つわりが起きたり、月経が遅れたりして気づくので、病院で診察を受ける必要はない。 ②マタニティーブルーは出産後の女性特有の心理状態なので、家族は気にしなくてよい。 ③妊婦のダイエットが胎児の栄養不足につながることが報告されている。 ④妊娠届を役所に提出すると母子健康手帳が受け取れる。 ⑤正常な妊娠では、ほぼ妊娠満50週で出産を迎える。
①✕, ②✕, ③〇, ④〇, ⑤✕
49
次の文のうち、正しいものは〇を、間違っているものは✕を選びなさい。 ①性機能が十分に発達してさえいれば、結婚の要件は満たしている。 ②親のよい食習慣は、子どものよい食習慣の形成を促進する。 ③生活習慣や、喫煙、飲酒などの行動は、家族の健康には関係しない。 ④子育ての悩みはできるだけパートナーだけに相談したほうがよい。 ⑤結婚生活には、家族の健康への責任がともなう。
①✕, ②〇, ③✕, ④✕, ⑤〇
50
次の文のうち、正しいものは〇を、間違っているものは✕を選びなさい。 ①年をとれば誰でも体力が落ちてくるので、若いころの生活習慣が中高年期の健康に及ぼす影響はほとんどない。 ②カルシウムは、骨粗しょう症の症状があらわれてからとるようにすればよい。 ③定期的に健康診断を受けるなど、自己管理が大切である。 ④加齢により知識は低下し、物事の判断ができなくなる。 ⑤中高年期の健康には、生きがいや心の「はり」は関係しない。
①✕, ②✕, ③〇, ④✕, ⑤✕
51
次の文のうち、正しいものは〇を、間違っているものは✕を選びなさい。 ①肉体労働の代わりに増えてきたのがデスクワークなどの頭脳労働である。 ②過労死する人は中高年だけであり、若者にはみられない。 ③フリーターなど、非正規雇用で働く人々のなかには、将来への不安によるストレスを抱えながら仕事をしている人も少なくない。 ④情報機器の普及・発展により、それらを活用した在宅勤務など、働き方が多様化している。 ⑤長時間の過重な労働が原因で、過労死や過労自殺にいたる人もいる。
①〇, ②✕, ③〇, ④〇, ⑤〇
52
次の文のうち、正しいものは〇を、間違っているものは✕を選びなさい。 ①労働災害には、休憩や通勤時間中に起こったものも含まれる。 ②最近のパソコンなどは性能が向上しているので、作業中の環境や体の姿勢などには配慮しなくてよい。 ③健康に有害な作用を及ぼす化学物質などにさらされている労働者を対象に、特殊健康診断がおこなわれている。 ④労災保険制度の加入は、会社の任意である。 ⑤精神障害は、近年労働災害としての認定数が増加している。
①〇, ②✕, ③〇, ④✕, ⑤〇
53
2018年にできた、妊娠・出産から子どもが生まれ育ち成人するまでの、切れ目のない支援のための環境整備をめざす法律の名称を書きなさい。
成育基本法
54
児童虐待の種類を4つ答えなさい
身体的虐待, 心理的虐待, 性的虐待, ネグレクト
55
次の問いについて、あてはまるものをア〜ウから選び、記号を選びなさい。 〇多くの産業で機械化・自動化が進み、少なくなった労働は何か。 ア.精神労働 イ.肉体労働 ウ.児童労働
イ
56
次の問いについて、あてはまるものをア〜ウから選び、記号を選びなさい。 〇情報機器の普及・発展により、働き方はどのように変化したか。 ア.就業時間が短くなった。 イ.残業する時間が減った。 ウ.社外勤務や在宅勤務などが増えた。
ウ
57
次の問いについて、あてはまるものをア〜ウから選び、記号を選びなさい。 〇交替勤務や夜間勤務が増加した理由は何か。 ア.営業時間の延長や業務の国際化。 イ.日照時間の増加。 ウ.就労者の減少。
ア
58
次の労動に関する法律について、問いに答えなさい。 〇雇用者に安全衛生管理の体制を整備することを義務づけている法律を何というか、答えなさい。
労働安全衛生法
59
労災保険の正式名称を答えなさい
労働者災害補償保険
60
労災保険制度とはどのような会社が加入を義務づけられているか、答えなさい
1人でも従業員のいる会社
61
労災保険制度の対象者を全て答えなさい
正社員、パート、アルバイト
62
次の働き方改革の3つの柱について、( )にあてはまる語句を書きなさい。 ・(①)な働き方の実現 ・(②)労働の是正 ・正規•(③)の不合理な処遇差の解消
多様, 長時間, 非正規