問題一覧
1
建設業の特性について述べよ
・注文生産、建設現場が移動、建設現場が屋外、材料費の割合が大 ・一定期間内に特定の場所に、構造物を作り上げる能力を商品として販売する事業 ・元請、下請けを問わず、建設工事の完成を請け負う営業活動
2
かし(瑕疵)の担保とその担保期間
施工者は、竣工後、目的物に瑕疵があった場合、瑕疵担保責任を負う。瑕疵担保期間は表の通り。 工事目的物が「住宅の品質確保の促進等に関する法律」 (品確法)の適用を受ける場合は、引き渡しの日から10年以内に瑕疵が発見された場合には無償で補修する義務がある適用部分・・・新築住宅の基本構造部分 (構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分) 下の表の期間覚える!左1の倍数右5の倍数
3
工事監理と工事管理の違いに ついて述べよ
•工事管理:契約図書(契約書、契約約款、設計図、仕様書)に基づき、決められた品質の建物を、工期通り、安全に、経済的に作り上げるために施工者が行う管理 ・工事監理:その者の責任において(建築主の代理として)工事を設計図書と照合し、それが設計図書の通り実施されているか否かを確認・検査すること。一般にはこれより広く設計内容が不明確である点、不備不足の点を調整・修正したり、施工図の検討、承認工事の指導、変更追加工事の処置、工事支払いの承認等が含まれる。(設計者が通常兼務する場合が多い)
4
施工管理の5 つの管理項目と4 つの管理サイクルについて述べよ
「工事の目的である品質・工期・経済性・安全性を達成するために、その過程において、専門知識と数多くの職種をマネジメントする能力が求められ、特に重要な管理として下記の5大管理項目と4つの管理サイクルがある。」 5つの管理項目(5つの管理 こうもくやぁしぃでぇす!Q C DES!) 1. 品質管理(Q)Quality 2.原価管理(C)Cost 3. 工程管理(D) Delivery 4. 安全管理(S) Safety 5. 環境管理(E)Environment 4つの管理サイクル(4つの管理 毒回って4んだ刑事、致死 :計画、実施、チェック、処理) 1. 計画(Plan) 2. 実施(Do) 3. チェック(Check) 4.処理(Action)
5
設計図書に含まれる5種類を工事管理上優先順位の高いものから順にあげよ
後から出されるものほど、優先順位度は高い。(出現 特設ステージに松潤 質疑 現場 特記 設計 標準) ①質疑回答書(一番数後に出される) ②現場說明書 ③特記仕様書 ④設計図(構造計算書も含まれる) ⑤標準仕樣書
6
工事価格の構成に ついて用語を用いて、図の ■中 を 埋 め よ
以下の図
7
ネ ッ ト ワ ーク 工程 表 に つ い て カ ッ コ 内 に 日 数 を 記 入 せ よ (工程表と設問は、問題用紙に記載してある
以下のように計算p22
8
災害発生に起因する建設業の特殊性を5 つあげよ
・①屋外作業が多く気象条件に左右される ・②作業場所が高所、地下等の特殊環境 ・③重層下請け構造の形態のため、異なる企業に属する労働者による混在作業が多い ・④仮設的施設が多い ・⑤使用する機械設備の運転、移動が不規則である
9
B C P について、その意味を説明せよ
BCP(Business Continuity Plan) 事業継続計画 選定された重要業務が災害や事故により中断しないこと、また万一中断した場合でも、目標復旧時間内に再開させ、業務中断に伴うリスクを最低限に抑えるための計画 ・建設会社のBCP策定では 1.自社の事業継続(狭義の事業継続) + 2.応急業務(災害後に新たに発生する業務) ①全企業共通・・・社員救助、安否確認、二次災害の防止等 ②建設会社特有・・・ ・救助活動への機械力を活かした協力 ・被災した建物の状況確認と応急処置・建物危険度判定 ・復旧支援 ・支障物撤去作業 ・インフラ復旧工事等 ・サプライチェーンでの対策・対応 ・指標・・・復旧時間・復旧レベル、経営及びステークホルダーに及ぼす影響
10
建設公害の主要なものを5 つ以上あげよ
建物公害 1)日照障害 2)電波障害 3)風害 4)プライバシー侵害 5) 眺望障害 6) 入居者による交通問題 工事公害 1)騒音によるもの 2) 振動によるもの 3) 地盤沈下によるもの 4)枯水によるもの 5)粉飛散によるもの 6)排水(水質汚濁)によるもの 7) 悪臭によるもの 8)汚泥によるもの 9)建設発生土によるもの 10)建設廃棄物によるもの 11)交通に関するもの
11
A社の2017年度の延労働時間は3000 万時間、災害による死傷者数6 人、労働損失 日 数 4 5 0 日 で あ っ た 。 A 社 の 2 0 1 7 年 度 の 度 数 率 と 強 度 率 を計 算 せ よ
度数率と強度率について ・度数率:100万延労働時間当たりの労働災害による死傷者数を示す。 ・強度率:1000延労働時間当たりの労働損失日数を示す。 死亡及び永久全労働不能は休業日数に関係なく7,600日とする。 ・単位は%ではない 共存する(強度率 損失日数) 死者どうする(死者数度数率)
12
ヒービング、ボイリング、盤ぶくれについてそれぞれ説明せよ
p55、56 ヒービング:一般に掘削による地盤の高低差から生ずる土圧のため、周りの土が山留めの下から回りこんで掘削底面を押し上げる現象を言う。 全体が軟らかい粘性土層の場合に起こりやすく砂層では起こらない。ー押し上げられる ・ボイリング:上向きの水流のために砂地盤の支持力が無くなる現象を言う。砂層地盤に上向きの水流がある場合、砂の粒子はこの流水の圧力によって持ち上げられるー支持力がなくなる 地震時にこの現象が広範囲にわたって起こることを液状化という。 ・盤ぶくれ:掘削底面下にある被圧水の圧力が掘削底画から被圧水層までの土の重量より大きくなり、水圧によって掘削底面が押し上げられる現象ー押し上げられる
13
建 築 の 準 備 工 事 で 、 仮 設 建 物 や 工 作 物 に は ど の よ う な も の が あ る か う5つ以 上 あ げ よ
建築の準備工事における仮設建物や工作物には、以下のようなものがあります: 1. **仮設事務所**:現場管理や打ち合わせのために使用される建物。 2. **仮設倉庫**:資材や工具を保管するための建物。 3. **仮設トイレ**:作業員のためのトイレ施設。 4. **仮設宿舎**:遠方から来た作業員が宿泊するための施設。 5. **仮設食堂**:作業員が食事を取るための場所。 6. **仮囲い(フェンス)**:工事現場を囲むための仮設フェンスやバリケード。 7. **仮設通路**:工事現場内での安全な移動経路を確保するための通路。 8. **仮設階段・スロープ**:高低差のある場所での安全な移動のための設備。 9. **仮設電源設備**:工事用の電力を供給するための仮設発電機や配電盤。 10. **仮設水道設備**:工事用や生活用水を供給するための仮設水道配管。 11. **仮設防音壁**:騒音対策のために設置される壁。 12. **仮設足場**:高所作業を行うための足場。 これらの仮設建物や工作物は、工事の進行を円滑にし、作業員の安全と作業効率を確保するために重要です。
14
杭工事で、杭頭処理は何のために行うのか説明せよ
杭工事における杭頭処理は、以下の目的のために行われます: 1. **杭の長さの調整**:打設された杭の頭部が設計の高さより高くなった場合、余分な部分を切断して調整するために杭頭処理が行われます。 2. **良好な接合面の確保**:杭頭部分を処理することで、杭と基礎スラブやベースプレートとの接合面を平滑かつ清潔にし、確実な接合を実現します。 3. **コンクリート打設の準備**:杭頭を整えることで、次の工程である基礎スラブや基礎梁のコンクリート打設がスムーズに行えるようにします。 4. **余分な部分の除去**:打設時に発生した杭頭の不良部分や余分なコンクリートを取り除くことで、強度や品質を確保します。 5. **配筋作業の容易化**:杭頭処理により、杭の頭部周辺の配筋作業が行いやすくなり、施工の効率を向上させます。 杭頭は、コンクリートの打ち込みから14日程度経過したのち、本体を傷めないように平らにはつり取り、所定の高さにそろえる。 余盛り部分や不良コンクリート部分をはつり取り、健全なコンクリートを露出させ、所定の定着長さを確保して鉄筋を切断する。 このように、杭頭処理は杭工事における重要なプロセスであり、全体の構造の安定性や耐久性を確保するために欠かせない工程です。
15
液状化現象はどのような地盤の状態の時発生しやすいか3 つあげよ
メカニズム 砂の粒子同士が摩擦で支持されている状態が地震動によって粒子がばらばらになり液状化した状態になる。揺れが収まって砂が再び堆積、噴砂によって地盤は沈下する 地下水位が高い。 ■N値が小さい。 ■緩い砂層で粒径がそろっている。
16
重力式排水工法を2 つあげよ
以下の図 p52
17
足場の役目を3 つあげて
(1)各種工事の作業床 (2)作業員用の通路 (3)工事関係者や第3者の安全 仮設工事における足場の比率が高い 無足場工法、 ・墜落、飛来落下の危険 a,法規p46 ・2m以上の作業は足場を設け、作業床を確保 作業床 40cm以上除間3cm以下 手摺り、幅木 95cm以上、10cm以上 ・階段、斜め 15°~30°以下 手摺り 95cm以上 滑り留め 8m以上の高さは7m以内毎に踊り場 ・吊り足場 吊りワイヤー 安全率10 チェーン5
18
地 下躯体 工 事 の 施 行手 順
p54
19
.フロントローディングとは何か
業務の初期工程(フロント:Front)に負荷(ローディング:Loading)をかけ、作業を前倒しで進めること。 従来のプロセスでは 企画・設計の段階で機能と原価を中心に作業 > 試作品で耐久性、堅牢性などの評価 >その結果を再度、設計にフィードバック しかし、量産体制に入って部品のバラツキなどの不良発生 そこで、企画・設計の段階から製造ラインの作り易さ、CAD段階で シュミレーションしたり、設計品質の早期向上が考えられた。 施工会社では、各部署(施工担部、建築技術部、設備部、見積部、調達部、設計施工の場合には設計部も入れて)が、着工前の早期の段階で、お互いに知恵を出し合い、生産計画を練り上げること
20
. 山留支保工の種類
p55 切梁工法 アンカー工法 逆打ち工法
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場所打ちコンクリート 杭のスライム処理(孔底処理)について
スライムとは、掘削された杭孔内の崩落土、泥水中の土砂などが沈殿したものである。この状態でコンクリートを打設すると、荷重がかかった時に築造された杭が沈下を起こすことになるので、スライム処理は確実に行う重要な作業である。 スライムは、コンクリートの強度を含めた品質低下、断面欠損、支持力低下の原因になる。 スライム処理には、下の2種類がある 「一次孔底処理」:場所打ち杭における一次スライム処理のこと。掘削完了後、確実に実施する。 「二次孔底処理」:鉄筋かご挿入後、コンクリート打ち込み直前に行う。 ほとんどのスライムは、一次孔底処理で除去できるが、多量のスライムが沈殿する場合や、沈殿量が安定しない場合などに必要になる一次孔底処理の補助的なもの。
22
排水による周辺環境に対する影響
地下水位低下による、周辺地盤の圧密沈下 地下水位低下による周辺の井戸、池等の被害 地下水位低下による周辺の地下埋設物の損傷 現場の排水と既存の排水のバランス
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足場の種類
〜外部足場〜 本足場 丸太足場:本足場、一側足場等があり、低層建物や短期間の工事に使用 単管足場:鋼管パイプを用いて、中層の建物工事に使用。 枠組足場:鋼管枠を工場で製作し、工事現場に搬入して、1セットごと 積み上げながら組み立てる くさび緊張式足場:建地の単管金具にくさび形になった布単管を挿入して 組み立てる 一側足場 片足場、抱き足場、ブラケット足場 棚足場 張り出し足場(ブラケット):鋼製張り出し枠など ゴンドラ:パラペット取り付け型、移動式型 〜内部足場〜 吊り足場: 主に鉄骨の建て方で、溶接、ボルト締め作業及び塗装用など 地足場: 地業、基礎工事(型枠、鉄筋、コンクリート工事)棟の場合、地面に 沿って低く架設し、作業床及び基礎鉄筋の固定用とコンクリートの 打設用の足場として兼用 棚足場 階段足場:階段内の内装仕上げ工事用、単管で組み立てる場合が多い。 シャフト内足場:エレベーター内やパイプシャフト内の作業に利用する 単管や枠組を用いた作業用の足場である 馬足場 低い場所の簡易な作業に用いるもので、天井の下地組みや内装仕上げ 工事に脚立やうまに足場板を敷き、作業板として用いる。足場板の取 りつけは3点支持として、重ね幅は20cm以上とする。脚立足場がある 機械足場 高所の作業用にプラットフォーム式作業板を設置した移動式伸縮足場 や移動式昇降足場がある 移動式足場 ローリングタワー:移動式の高所作業用の足場で、脚柱にブレーキ付き 車輪を取り付け、昇降はしご設備と作業板は、隙間 がなく幅木と手すりを設置しなければならない
24
建築工事の進行順序
1 設計図書の作成 2 工事予定価格の設定 3 確認申請 4 建設業者の見積もり(入札) 5 工事請負契約6 実行予算と施工計画の設定 7 工事施工 8工事確認 9工事完成確認検査 10 建物引渡し 11 請負代金支払い 12 建物の使用開始 図書館工事予定を確認し、3つも請負い、43こ計画、せこせこ確認、確認検査、引渡し代金払えば使用
25
工事請負者の決定(発注)方法について
発注方法 ハイチュウ特に3つも!指名いっぱい清掃楽して! ・特命 ・見積もり合わせ(積合) ・指名競争入札、一般競争入札、制限付き一般競争入札、総合評価落札方式
26
工事の請負方式
p14,15 コンストラクションマネジメント(CM方式):工期の長い大規模工事の場合に、設計と施工の調整など両方のマネジメントを行い、かつ分離発注した多数の専門施工会社を調整、指導する専門能力がある監理者(コンストラクションマネージャー)が必要である
27
工事の請負契約の種類
請負 探偵 競争勝つ 単価、定額、共同、総合、分割 p14
28
工程表の種類について
p21 ネットワーク工程表 各作業に対する先行作業、併用作業、後続作業の相互関係が分かりやすく、変更に対応しやすいが、経験豊富な職員でないと作成が難しい バーチャート工程表 縦に作業名を列記し、横軸に暦日をとり、各作業の着手日と終了日を棒線で結んで、その所要日数や日程を表現したものである。同じ工程表の中に出来高の進捗度(S字曲線)も記入でき、建築工事の基本工程表など工事全体が分かりやすく、作成も簡単なので広く使用されている。しかし、各工事間の細かい作業日程との関連性が把握し難いのが欠点
29
コスモスについて
した
30
準備工事にて行うこと
1 敷地調査 2 地盤調査 3 地上、地下障害物検査 4 近隣建物調査 5 近隣への影響調査 6 法令などの規制条件 築地市場 金利ほうれ!
31
地盤調査資料をもとに検討する事項
した
32
標準貫入試験におけるN値について
標準貫入試験は、質量63.5kg のハンマーを75cm自由落下させ、標準貫入サンプラーを30cm打ち込むのに要す回数を調べる。この回数をN値という
33
圧密沈下について
粘性土が上載荷重により、水を排出して圧縮する現象
34
根切り、山留め工法の種類
p54
35
山留め壁の種類
p53
36
直接基礎とは
直接地盤にて支持する基礎。独立、べた、フローティング
37
杭の施工法の種類
p58
38
揚重設備について
した
39
三現主義とは
物事の本質を捉えるため、この3つの現を重視 不具合が見つかったとき 現場:不具合が造られる工程(現場)をみて 現物:不具合品そのものをみて 現実:不具合が起きている状況をみて
40
アンダーピニングとは
アンダーピニングとは、既に出来上がっている構造物に対してあとから基礎部分を新設、改築または増強する工法である
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設計とはl
その者の責任において、設計図書を作成すること 設計図書とは建物の工事実施のために必要な図面及び仕様書を言う。設備に関する図面、構造計算書を含む