問題一覧
1
次の文で示す経脈病証に対し、難経六十九難の治療原則を考慮して施術を行う場合、最も適切な経穴はどれか。「顔色が黒ずむ。呼吸が苦しく咳が出る。立ちくらみ、食欲がない。寝る事を好んで起きたがらない。」
経渠
2
次の文で示す症例に対して灸治療を行う場合に最も適した経穴はどれか。「60歳の女性。主訴は陰部掻痒感。4日前に深酒をした。昨日より右膝内側から大腿部内側のひきつれが感ある。脈は左関上の浮数滑。」
脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸
3
次の文で示す患者に対する治療で八総穴を用いる場合、正しいのはどれか。「53歳の男性。急性の腰痛で前屈みになると増悪する。」
後渓―――申脈
4
急性の胃痛に対して要穴を用いる場合適切なのはどれか。
大腿前外側、外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸
5
31歳の女性。主訴は頭痛とかたこり。月経は不定期で月経時に頭痛が増悪し、下腹部痛も出現する。月経血に血塊が見られ、舌下静脈の怒張もみられる。」本患者の病証でみられる脈状はどれか。
ざらざらとして渋滞したような脈
6
7.八会穴で、所属する経脈が異なる組合せはどれか。
脈会ーー臓会
7
次の文で示す三陰三陽病証はどれか。 「全身の冷え、悪寒、下痢、嗜眠を呈し、抵抗力が弱く、身体が衰弱している状 態。
少陰病
8
9.五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。
収ーー肌肉
9
三毒説と関係するのはどれか
捻挫
10
32歳の女性。主訴は月経時の下腹部及び腰の痛み。主訴の部位と手足の冷えを伴い、温めると改善する。月経血は暗紫色で血塊が混ざる。婦人科では機能性月経困難症と診断された。」 デルマトームを考慮した治療を行う場合、最も適切な経穴はどれか。
腎兪
11
次の文で示す病証を八脈交会穴を用いて治療する場合、取穴部位として正しいのはどれか。「帯下があり、腹部の皮膚のかゆみ、下腿前側のひきつりがみられる。」
足内側、内果尖の下方 1 寸
12
次の文で示す患者の病証に対し、八脈交会穴の配穴に基づき、手関節近傍の経穴に刺鍼した。もう一カ所の刺鍼部位として最も適切なのはどれか。「50歳の男性。主訴は上腹部痛。胸やけと悪心もある。」
足内側、第1中足骨底の前下方、赤白肉際
13
次の文で示す患者の経脈病証に対して原穴に施術する際に正しいのはどれか。「52歳の女性。2か月前から難聴と共に耳鳴りを感じるようになった。右の目尻から頬にかけての痛みもあり汗を良くかくようになった。」
手関節後面、総指伸筋健の尺側陥凹部、手関節背側横紋上
14
次の文で示す症例について、問いに答えよ。「60歳の男性。主訴は足のむくみ。近医で乏尿ではないが、尿量が少ないと指摘された。残尿感はない。下痢しやすい。舌は胖嫰、歯痕、白厚𧸐苔、脈は滑を認める。」治療すべき適切な治療穴はどれか
第1中足骨底内側の遠位陥凹部、赤白肉際
15
右足の第 1 趾と第 2 趾に慢性的な痛みがある患者に対し、表裏する経脈を同時に治療する目的で用いる要穴として最も適切なのはどれか。
公孫
16
足陽明経の経脈病証でみられるのはどれか。
口が歪む
17
次の文で示す経脈病証で障害されてる経脈の同名経を施術する場合、最も適切なのはどれか。「72歳の男性。3日前から急に腰が痛くなり、身体を反らすことができなくなった。陰嚢の脹痛、胸満、遺尿もみられる。」
間使
18
痹証と十二刺の組合せで正しいのはどれか
筋 痹------恢刺
19
経脈病証で咽喉の症状がみられないのはどれか。
足の太陽経脈
20
六経弁証の少陰病証で見られないのはどれか。
往来寒熱
21
内因において、気を緩ませる感情が過度に生じることでみられる症状はどれか
動悸
22
次の文で示す臓腑病証に対し、その穴に迎随の補瀉に基づき斜刺する場合、鍼尖の方向にある経穴として適切なのはどれか。「30歳の男性。3日前に愛車に落書きをされて怒りが収まらず、顔面の痛みとのぼせも出てきた。夜も眠れず目が赤い。舌質は紅、脈は弦数を認める。
蠡溝
23
未病の概念について適切なのはどれか。
健康と疾病は連続している
24
着痹に対して補瀉を考えて刺鍼する場合の適切な手技はどれか。
吸気時に刺入し、呼気時に抜く
25
78歳の女性。主訴は疲労感。最近疲れやすく、動くのが面倒になってきた。意欲が低下し食欲も減退している。病院ではサルコペニアと言われた。」本症例の病証で最もみられる脈状はどれか。
緩脈