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7章194-230
  • こあ

  • 問題数 37 • 9/17/2024

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  • 1

    いかが要なき楽しみを述べて、[あたら]、時を過ぐさむ。

    もったいなく

  • 2

    上の御局といへるところを過ぎけるに、女房たち[あまた]居こぼれて、

    たくさん

  • 3

    今は[いかで]このわかき人々大人びさせむと思ふより外の事なきに、

    何とかして

  • 4

    「[いつしか]このことを殿に申さむ」と思ひて前に参りたるに

    一刻も早く

  • 5

    五月雨は[いとど]眺め暮らし給ふよりほかのことなくさうざうしきに、

    ますます

  • 6

    (ひちりきは)秋の虫をいはば、鬱虫などの心地して、[うたて]けぢかく聞かまほしからず。

    いやで

  • 7

    「参らむと思へど、まだ目のあかねば、[え参るまじく]」といへば

    参れそうもありません

  • 8

    殿のうちにては、[おのづから]聞く人もはべらむ。犬極殿へわたらせたまへ。

    たまたま

  • 9

    秦兼久行き向ひて、「[おのづから]歌などや入る」と思ひてうかがひけるに、

    もしかしたら

  • 10

    今夜、こときらむ。文やりて、返り事[かたみに]見て、劣り勝り定めむ。

    お互いに

  • 11

    この髪は、[おほかた]、歌のありさま知り給はぬにこそ。

    少しも

  • 12

    見る者[ここら]集まりて、悲しみ憐れまずといふ事なし。

    たくさん

  • 13

    「この川の水を飲みぬればふたたび妻にあはずと申すなり。[かまへて]飲み給ふな」と仰せけり。

    どんなことがあってもお飲みになってはいけません

  • 14

    「うき世を知らぬ人は、畜生に人の皮を着せたるとこそ聞きはべれ」と言ふも、[げに]悲しくて、

    ほんとうに

  • 15

    都を出でし事は、如月の二十日あまりになりしかども、[さすが]ならはぬ道なれば、心はすすめども、はかも行かで、

    やはり

  • 16

    大事を思ひ立たむ人は、去りがたく心にかからむ事の本意を遂げずして、[さながら]捨つべきなり。

    そっくりそのまま

  • 17

    連歌は心よりおこりてみづから学ぶべし。[さらに]師匠の教ふるところにあらず。

    まったく

  • 18

    布施を多く取りたまひたれば、いとうれしくて、[すなはち]母のもとへあひ具してわたりたまへり。

    すぐに

  • 19

    申すにつけてははばかり候へども、[せめて]問はせたまへば告げたてまつるなり。

    無理に

  • 20

    それに、まめならむ男どもをゐてまかりて、あぐらを結ひあげて、窺はせんに、[そこら]の燕、子産まざらむやは。

    たくさん

  • 21

    こは今の世に[たえて]聞こえぬ雅たることばづかひなるを、「其の国にてはなべてかく言ふにや」と問ひければ、

    まったく

  • 22

    上にはときどき、夜々ものほりて、知らぬ人の中にうち臥して[つゆまどろまれず]、

    少しも眠ることができずに

  • 23

    多くの人夫して名取河の水底を渡せ、[とかくして]埋れ木を掘りもとめて、料紙、視の箱にものし、それに宮城野の萩の軸つけたる筆を添へて、二条家へまるらせられたり。

    あれこれ手を尽くして

  • 24

    「今宵かのもの、教へたてまつらむ」と申しければ、いぶかりて、「[とくとく]」とのたまひけるを、

    はやくはやく

  • 25

    「[などからめざるべきぞ]。たしかにからめよ」とて、また異鬼をおこす。

    どうして捕らえられないのか

  • 26

    冷泉院の御母后うせたまひてこそ、[なかなか]こよなくおぼえ劣りたまへりとは聞こえたまひしか。

    かえって

  • 27

    阿閣梨、[なべての人]も読まぬ経、いみじう罪も救ひ給ふを書き出だし て、

    普通の人

  • 28

    暮れぬれば、帯刀ばかり御供にて、[やをら入らせたまふに]、

    そっとお入りになると

  • 29

    夜も[やうやう]ほのほのとするほどになりぬれば、

    ようやく

  • 30

    羽も長くなるさまなれば、飛びてや行かむと思ひて、[やがて]これを捕りて養ひけるとぞ。

    すぐさま

  • 31

    今宵は御とぎして、[やがてかくて居明かさむ]。月もめづらし。

    このままお話して朝まで起きていよう

  • 32

    まがまがしく、尼にならむとのたまふなる、まことか。[ゆめゆめ]、しかなおぼしそ。

    決して

  • 33

    必ず若き人具しておはせよ。うしろめたきことは、[よに聞こえじ]。

    決してお願い申し上げますまい

  • 34

    動功の賞にあづからせ給ふほどの首は、[よも一つも候はじ]。

    まさか一つもございますまい

  • 35

    花の色・月の光にも、この世はうきものとのみ思ひ給ひて、[夜もすがら]いつもあくがれ給ひて、

    夜通し

  • 36

    中納言は内裏にも[をさをさ]参りたまはず、歩きもしたまはず、

    ほとんど

  • 37

    御調度などばかりなむ、[わざと]うるはしくて多かりける

    特に目立っているさま