問題一覧
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適正飼養に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 動物福祉に大きく影響する。 ②犬猫のみに適応される。 ③ 法律との関連性はない。 ④動物に対して適正であれば、 近隣の人に多少迷惑が及んでもしかたがない。 ⑤ どのような環境であっても適正飼養は可能である。 問2 現在、都市部で飼育されている家庭犬の役割として、誤っているのはどれか。 ①自然環境との懸け橋 ② 情操教育の一つ ③ かけがえのないパートナーや家族の一員 ④ 感情的社会的な支え ⑤ 実用的な恩恵、 ステータス 問3 動物が人に与える恩恵に関する記述として、正しいのはどれか。 ①事例による動物が人に与える恩恵は報告されているが、科学的にそれが実証されたこと はない。 ②リラックスするなど 「心理的効果」は大きく知られているが、血圧やコレステロールが 減少することはない。 ③ 動物が嫌いな人であってもその効果は同等に現れる。 ④その場にいる人と人との会話や関係の触媒、潤滑油になることが報告されている。 ⑤ 動物の飼育によるネガティブな影響は知られていない。
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2
問1 終末期のコミュニケーションを難しくしている要因として、適切でないのはどれか。 ①治療の失敗も含めた好ましくない予後 ② 十分な時間 ③死への不安はあるものの、悲しむことは許されない、サポートされないと考えること ④ 費用の問題 ⑤ さまざまな困難な意思決定事項 問2 終末期のコミュニケーション法を成功させるうえで大切なものとして、適切でないのはどれか。 ① 飼い主の気持ちを察し、 意思決定過程に消極的に関与させること ② 飼い主は感情を表出せずコントロールしていること ③ 飼い主の考えや感情、期待、恐れが理解されていると感じさせること ④ 動物看護師、獣医師は情報を過大にも過小にも表現しないこと ⑤ 予後を含めた真実の情報を飼い主が十分得たうえで治療方針等を選択させること 問3 グリーフに関する記述として、正しいのはどれか。 ①自分にとって重要な対象を失ったとき、また失うかもしれないときに表れる、 特殊な生 体反応のことである。 ② 通常、ストレス脆弱性をもつ人のみに起こり得る。 ③ ペットロスは、生前のグリーフに該当する。 ④ 生前のグリーフにおいては、予期グリーフが大きく現れる。 ⑤ 飼い主のグリーフの発生頻度は、ペットの存在の重要度と関係しない。
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3
問4 飼い主の表情から考えることができる気持ちについて、正しい組合せはどれか。 ①横を見る 記憶をたどる ②上を見る自信がもてず、 助けや同意を求める ③体を揺らす- 緊張 焦りや不安から自身を落ち着かせる ④ 手を口に当てる - 不安・恐怖から自分を守る。壁をつくる ⑤ 腕を胸の前で組む - ショック・驚き・悲痛 問5 ペットロスの説明として、正しいのはどれか。 ① ペットロスに伴う悲嘆反応は病的な反応である。 ②「ペットとの喪失」「悲嘆を伴うペットの喪失」「ペットの喪失による悲嘆」が現実的な定 義とされる。 ③個人差は小さい。 ④ すべての動物種で同じレベルで悲嘆 ・喪失反応が現れる。 ⑤ 死生観の形成など成長・発達の契機とはならない。 問6 悲嘆反応が強く現れるものとして、 適切でないのはどれか。 ① 病死 ② 老衰 ③ 行方不明 ④急な死 ⑤ 男性の飼い主
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問1 適正飼養の推進に関する記述として、正しいのはどれか。 ①適正飼養は法の遵守によるものであるため、 法を守るように国や自治体が呼びかければ よい。 ②自治体は頼りにならないので、動物愛護団体等が独断で進めていく必要がある分野である。 ③ 動物販売業者における販売時の適切な飼養方法の説明は適正飼養の推進にはならない。 ④ 衝動買いをなくすことは適正飼養の推進とは関係ない。 ⑤ 動物を飼育してから初めて出会う専門家である動物病院は、適正飼養推進の中心的役割となる存在である。 問2 法律で定められている動物取扱業における犬猫の飼養管理基準に含まれていないの はどれか。 ①ケージの広さ ② 年1回以上の健康診断 ③ 飼育できる上限頭数 ④ 清潔な水がいつも飲めるようにしておく ⑤ 世話をする従業員数 問3 過剰繁殖に関する記述として、誤っているのはどれか。 ① 過剰繁殖・多頭飼育問題は、動物・人・周辺環境の問題に発展する。 ② 適切な繁殖管理は動物愛護管理法で飼い主の努力義務となっている。 ③ 過剰繁殖・多頭飼育問題への対応には多機関、多職種の連携が必要となる。 ④ 健康上の問題、経済的な困窮、社会的孤立が過剰繁殖・多頭飼育問題に関連する。 ⑤ 過剰繁殖・多頭飼育問題は、解決に長期間かかるケースが多い。 問4 問題行動を予防する犬の飼養方法として、誤っているのはどれか。 ① ライフスタイルに合った犬を選択する。 ② 適切な環境を与える。 ③十分な社会化を行う。 ④ 飼い主が犬のアルファ (ボス) になる。 ⑤正の強化を主体としたしつけを行う。
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問1 安定した所有者明示として、最も推奨されるべきものはどれか。 ① 迷子札 ② マイクロチップ ③鑑札 ④ 狂犬病予防注射済票 ⑤入れ墨 問2 同行避難を推進する背景として、誤っているのはどれか。 ① 避難所内のアニマルセラピーの観点 ② 飼い主である被災者の心のケアの観点 ③ 災害後に野犬化した犬が住民に危害をもたらす恐れ ④ 放浪状態となった犬猫が災害後に繁殖し、在来の生態系に影響を与える恐れ ⑤ 放浪動物の保護や繁殖制限措置等の過度な労力増加の恐れ 問3 災害対応における対応として、誤っているのはどれか。 ① 災害時の対応は、 飼い主による 「自助」 が基本となる。 ②自助とは、自分自身を助けることである。 ③ 共助とは、 家族や知人間での助け合いのことである。 ④ 公助とは、消防や自衛隊を含めた行政による援助のことである。 ⑤ 自助に必要な防災の三原則は、知識、技術、装備である。
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問4 飼い主が平常時にできる防災対策として、誤っているのはどれか。 ② ペットのしつけと健康管理、不妊・去勢手術 ⑤ 災害時と状況が違うため、避難訓練より連絡網の構築を優先する ① 住まいや飼養場所の防災対策 ③ ペット用の避難用品や備蓄品の確保 ④ハザードマップと防災計画による情報収集 問5 指定避難所でのペットの同行避難者の受け入れ時に動物看護師がアドバイスできる 役割として、誤っているのはどれか。 ① 非飼育者との導線を考えたペットとの同居または住み分け ②動物間の感染症および動物由来の人獣共通感染症の衛生管理 ③ 負傷動物に対する現地動物救護本部等で獣医療の支援 ④ ペットに関する情報窓口の多元化 ⑤ 飼い主自身で飼養が困難な場合の一時預かり支援
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7
動物愛護管理行政に関する記述として、誤っているのはどれか。 ① 動物愛護管理行政は、国と地方自治体によって行われる。 ②動物愛護管理センターとは、動物愛護管理行政を行うために国が設置する施設である。 ③ 動物愛護管理担当職員は、動物取扱業の監視指導、動物飼養者への指導などの業務を行う。 ④ 動物愛護推進員は、住民からの求めに応じて、繁殖制限措置や譲渡のあっせんなどを行 う。 ⑤ 動物愛護週間は9月20日から26日であり、動物の愛護と適正な飼養についての関心と 理解を深めるようにするためさまざまな行事が行われる。 問2 行政による犬猫の引き取りと負傷動物の収容に関する記述として、誤っているのはどれか。 ①所有者からの引き取りの対象となる動物は、犬と猫だけである。 ② 地方自治体の条例では犬の放し飼いを禁止し、放れている犬は捕獲収容することとして いる。 ③犬の引き取り 収容数は近年のペットブームにより、年々増加している。 ④ 猫の引き取りの多くは子猫 (幼齢個体) である。 ⑤ 所有者不明の負傷動物として収容される動物の多くは猫である。 問3 動物取扱責任者に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 動物取扱責任者とは、動物の適正な飼養及び保管に関し専門的な知識を有する行政職員である。 ② 動物取扱責任者は他の店舗との兼任はできない。 ③ 動物取扱責任者の役割は、顧客に対して動物の扱い方を説明することだけである。 ④ 動物取扱責任者には、自治体が開催する研修の受講が推奨されている。 ⑤ 愛玩動物看護師が動物取扱責任者の要件を満たすには、半年以上の実務経験が必要である。
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問1 犬の飼養環境整備に関する記述として、誤っているのはどれか。 ① 犬の飼育場所は、飼い主との関係構築や住宅密集地においては近隣への迷惑防止の観点 から、できる限り飼い主と一緒に過ごす時間を確保しやすい室内飼育が推奨される。 ②静かな環境で犬が落ち着けるように、なるべく犬専用の部屋 (個室) を用意して犬の居場所にする ③ 犬の居場所には、休息場所 (寝床)、 トイレ (排泄場所)、食事や水飲み用の食器を離した場所に設置する。 ④ 犬は探索行動や遊びのなかで、さまざまなものを口にしてしまうことがあるため、犬が 食べたり、噛んだりして困るものは犬の行動範囲から撤去するか、移動できるものは犬 が届かないところへ移動させる。 ⑤犬と適切な方法で遊ぶことは、運動要求や作業要求、社会性を満たすことに通じ、犬と 飼い主の適切な信頼関係の構築にもつながる。 問2 猫にとって快適な環境にするための工夫として、最も適切なのはどれか。 ① 猫のトイレは飼い主が管理しやすいように飼育頭数分を用意する。 ② 遊び道具は、いつでも遊べるように常に置いたままにしておくことが望ましい。 ③ 複数頭飼育の場合、猫たちがアクセスしやすいように資源は1カ所に設置する。 ④ 猫が安心かつ安全な環境となるように高さのある場所を少なくする。 ⑤ 猫の生活スペースとしてケージを使用する場合には、ケージ内にステップがついている 3段ケージ以上を用意する。 問3 日本の世帯で飼育されているペットの現状として、正しいのはどれか。 ① 約半数の世帯が、 何らかのペットを飼育している。 ② 飼育している割合は、一戸建てと集合住宅とで差はほとんどみられない。 ③ 飼育しているペットの種類は、全体の約3割が犬である。 ④犬・猫の飼育頭数は、15歳未満の子どもの人数よりも多い。 ⑤ ペットである犬の約60% が室内飼育である。
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9
問4 犬と暮らす住まいの床材選びに関する記述として、正しいのはどれか。 ①犬は爪を格納して歩行できるため、フローリングの床でも滑ることはない。 ②犬は換毛期に抜け毛が多くなるため、 すべてのカーペットは掃除しにくいことから犬に は向いていない。 ③犬は高いところが好きなため、ジャンプする踏み切り地点として、床に硬いほうがよい。 ④足裏の毛や爪が伸びている犬が床で滑らないためには、カーペットを選ぶとよい。 ⑤ シニア犬になるほど、 清掃がしやすいフローリングの床がよい。 問5 猫の居場所づくりに関する記述として、正しいのはどれか。 ① 猫は高いところが優位な場所となるので、住まいの中では人が近づけないくらい高いと ころに遊び場をつくるとよい。 ② 猫は室内飼育が奨励されているので、あまり外が見えない場所で過ごせるのがよい。 ③ 室内でも狩猟本能が刺激されるような、身を隠せる狭い場所をつくると好んで入る。 ④ 猫は好奇心旺盛なため、知らない来客があっても喜んで同じ空間にいることが多い。 ⑤ 猫は元々、運動神経が発達しているため、シニアになっても若いときと変わらず高い場 所に上がることができる。
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問1 ペットツーリズムに関する記述として、誤っているのはどれか。 ① 旅行だけではなくドッグランへの外出等も含まれる。 ② 飼い主の楽しみを最優先として企画する。 ③不向きな動物種もある。 ④ ペットとの海外旅行も可能である。 ⑤ ペットの健康管理は大切な要素である。 問2 ペットツーリズムにおける感染症対策に関する記述として、正しいのはどれか。 ①日本国内では狂犬病の発生はないので狂犬病ワクチンの接種は重要ではない。 ② 海外へのペット同伴旅行に関係する手続きは、相手国に関係なく一律である。 ③ 野生動物からペットへ感染する疾患はない。 ④ 日本国内での地域によって注意が必要な感染症が異なる。 ⑤人へ感染することは心配する必要はない。 問3 ペット同伴宿泊施設に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 動物愛護管理法で規定されている。 ②ペットを同伴した人しか宿泊できない施設を意味している。 ③ 都市部には施設の設置が認められていない。 ④ 利用客のマナー遵守は重要である。 ⑤ すべての施設で飼い主とペットは同じ部屋で過ごすことができる。
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問4 ドッグランに関する記述として、誤っているのはどれか。 ① ドッグランでの最も多いトラブルは犬同士のケンカである。 ② 公立の公園にもドッグランが併設されている。 ③ ドッグラン内では犬から目をはなさないように気をつける。 ④ワクチン接種は利用の必須条件である場合が多い。 ⑤ ドッグラン内のトラブルは、設置者の管理責任が大きい。 問5 イベントの予算、支出に関する考え方として、誤っているのはどれか。 ① 参加者に負担してもらう。 ② 企業に協賛してもらう。 ③ 動物病院の広告宣伝費と考え、持ち出しとする。 ④支出を抑える企画にする。 ⑤ 講師謝礼を抑えるために無償で依頼する。
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問1 保健所や動物愛護管理センター等に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 第一種動物取扱業の登録や監督は保健所でのみ取り扱われる。 ②動物の殺処分は、人の安全と健康を目的として保健所でのみ実施される。 ③ 保健所では動物が持ち込まれた際、 引き取りを拒否してはならない。 ④動物愛護管理センターでは動物の譲渡を積極的に推進している。 ⑤ 動物愛護管理センター等は災害などでの緊急時には対応していない。 問2 動物愛護管理センター等の職員の業務として、誤っているのはどれか。 ① 保護した子猫への哺乳業務 ② 保護動物の殺処分業務 ③保護動物の飼養管理業務 ④ 地域への動物愛護啓発活動業務 ⑤ 保護動物の外部寄生虫駆除などの衛生業務 問3 譲渡の際の注意点として、 正しいのはどれか。 ① 終生飼養は飼い主の自己判断で実践するようにうながす。 ② 適正飼養について理解できていない人への譲渡は禁じられている。 ③ 保健所での登録や狂犬病のワクチンは義務であることを伝える。 ④ マイクロチップの登録は、原則として保健所で実施する。 ⑤ ペット保険は義務とされている。
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問4 災害時のシェルターでの愛玩動物看護師の役割として、正しいのはどれか。 ① ペットロスの人がいれば心理的介入を実践する。 ② 獣医師が不足している場合は獣医療行為が認められている。 ③ 予防接種を受けていない飼い主には教育の機会ととらえ、厳しく指導する。 ④ 避難所では飼い主と動物が一緒にいられるよう管理者を説得する。 ⑤ 獣医師の補助だけではなく、独自に必要とされる情報収集に努める。 問5 シェルターメディスンに関する記述として、正しいのはどれか。 ① 安楽死は間違った考え方としている。 ② 客観的な判断で命の選別を行う場合が生じる。 ③殺処分ゼロを原則として取り組んでいく。 ④ 理念として動物福祉より動物愛護を重視する。 ⑤群管理よりも個体管理に比重を置いている。
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問1 各教育施設の特徴として、正しいのはどれか。 ① 飼い主に対する教育は専門的な知識が必要なため、ボランティア団体が教育活動を行う べきではない。 ② 長期預かり訓練では、ペットに対して十分な教育を施すことができるため、飼い主への 教育は必要ない。 ③ 獣医行動診療科は犬猫の問題行動を扱うため、治療施設というよりも、教育施設とみな すべきである。 ④ ペットと飼い主の教育の形態については、飼い主の個性や、動物の個性に合わせて判断 すべきである。 ⑤ 愛玩動物看護師は、動物病院以外の教育施設については、 教育内容について把握する必 要はない。 問2 社会化に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 社会化期に十分な社会化の機会に恵まれなかった動物は、生涯、 適切な社会行動をとる ことができない。 ②社会化とは、ともに暮らす仲間の動物 (人を含む)との適切な社会行動を学習する過程 であり、物や環境に対する愛着形成は含まれない。 ③ 動物病院でのパピークラスに参加する子犬は、ほとんどが社会化期である。 ④ 社会化はフードなどの報酬と関係なく起こるため、フード等は用いる必要はない。 ⑤ 社会化トレーニングでは、動物の個性や月齢に合わせて、 実施方法を変えなければなら ない。 問3 パピークラスにおける教育内容として、正しいのはどれか。 ① 動物病院でのパピークラスの実施は、動物病院という環境に対する社会化になる。 ② ワクチンプログラム終了までは、屋外の環境に対する社会化は行うべきではない。 ③ 他人に対する社会化では、たくさん撫でてもらうことが重要である。 ④ ブラッシングに慣れさせるためには、嫌がっても押さえつけて無理やりにでもブラシをかける練習をすべきである。 ⑤ キャリーやクレートなど狭い場所に入ることは、犬のストレスになるため、教える必要
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問屋外飼育舎設備に関する記述として、正しいのはどれか ①自然に近く足に優しいため、床は土のままが望ましい。 ②風通しを良くするため、四方を網で開放的につくることが望ましい。 ③雨の吹き込みなどを防ぐため、壁は1面のみ網とし、他は壁にすることが望ましい。 ④ 衛生・安全面から、床は防水コンクリートが望ましい。 ⑤ 子ども達が見て楽しいように、 多品種の動物を入れられる大部屋が望ましい。 問2 飼育活動の課題、 目的またはその対応策として、最も適切なのはどれか。 ① 飼育活動を支え続けることは大変なので、近隣にある情熱的な動物病院が個人的に担当 することが望ましい。 ②子どもたちに命の教育を経験させるため、積極的に繁殖をさせ、誕生の瞬間や子育ての様子を見させることが望ましい。 ③ 子どもたちは動物が多いほうが喜び、興味をもつので、 多くの動物を飼育するほうが望 ましい。 ④学校休業日の動物の世話が課題になっているが、学校単独ではなく保護者、地域社会お よび専門家集団と協働して解決することが望ましい。 ⑤ 飼育活動に保護者の協力を得るためには、飼育委員会形式で活動を行うことが望ましい。
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問1 マナーについての説明として、正しいのはどれか。 ① 同じ時間、空間を共有する者同士が「お互いが気持ちの良い時間を過ごしてもらうため に」行う、気遣い、気配り、思いやりをいう。 ②社会的ルールと同義語である。 ③個々の主観としての道徳や倫理のことをいう。 ④ 社会の秩序を守り、人間関係を良好に保つために他人を敬う作法をいう。 ⑤ 世界的な基準であり、国や文化によって異なることはない。 問2 飼育マナーについて、 誤っているのはどれか。 ① 時代や地域により異なる。 ②動物種によって異なる。 ③社会的意識によって異なる。 ④ 知識の啓発によってすべてのマナー違反は改善する。 ⑤ 法律のように明文化されたものではない。 問3 地方自治体において定められている飼育マナーに関する各種条例として、正しいの はどれか。 ①条例には罰則は設けられない。 ② すべての自治体で多頭飼育に対する届出制度を設けている。 ③ 希少動物保護や環境保全のために猫に対する条例を定めている自治体もある。 ④過料は刑事罰の一つである。 ⑤ ふん害防止に対しては、 化製場法に関する法律施行条例に含めて制定されている場合が 多い。
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17
問4 集合住宅における飼育マナーに関する記述として、正しいのはどれか。 ①ハムスターやモルモットなどは小さくておとなしいため、他人の迷惑になることはない。 ② ベランダは排水が容易なので、 トイレなどを洗ったり、シャンプーするのに適している。 ③たとえエレベーターがあっても必ず非常用階段を利用する。 ④ 2階以上では階下への足音対策が必要な場合がある。 ⑤ 共用部分で他の人と通行を妨げるといけないため、散歩は夜中に行うか、あるいは行か ないようにする。 問5 ペット保険やその背景に関する記述として、正しいのはどれか ① 犬や猫の平均寿命は、 ここ10年ほとんど変わっていない。 ② ペット保険を取り扱っているのは、日本では1社のみである。 ③ ペット保険は、 生命保険会社が販売している。 ④ ペット保険では、 通院と入院のみが補償対象となっている ⑤ ペット保険会社の正味収入保険料は毎年増加しており、急成長している業界である。
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問1 ペット関連産業の職業倫理に関する記述として、正しいのはどれか。 ① ペットショップで子犬や子猫を販売する際に特に気をつける事項はない。 ② 法律上、繁殖で使用する雌犬は、何歳でも子犬を生ませることができる。 ③ 法律上、繁殖で使用する雌犬は、何回でも子犬を生ませることができる。 ④動物取扱業者は職務上、売上を得ることを優先して飼育管理しても差し支えない。 ⑤ 動物看護師の倫理綱領を定めている団体がある。 問2 商取引における関連法規に関する記述として、誤っているのはどれか。 ① 商取引に際しては、消費者をできるだけ平等に扱うことが望ましい。 ②公の秩序または善良の風俗に反する売買契約は、無効となる。 ③契約を締結した債務者は、善良なる管理者の注意義務に従い債務を履行しなければならない。 ④ 動物の販売を業として行う者は、当該販売にかかる動物の購入者に対し、 当該動物の種 類、習性、供用の目的等に応じて、その適正な飼養または保管の方法について、 必要な 説明をしなければならない。 ⑤お店が忙しいときは、労働者の同意を得ることなく、長時間残業をさせてもかまわない。 問3 ペットの販売業者における事前説明に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 犬や猫の販売時、説明は必須であるが、文書でも口頭でもどちらでもよい。 ② 事前説明の項目は任意であり、販売業者により異なる。 ③ 動物取扱業の登録を行えば、犬や猫をインターネットのみで販売することができる。 ④ 事前説明は対面で、かつ事業所内で行わなければならない。 ⑤ これから生まれる子犬や子猫の予約販売は可能である。
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問1 ペット飼育の現状に関する記述として、正しいのはどれか。 ①現在、日本では、狂犬病予防法に基づいて犬の登録が義務づけられているため、国内で 飼育されている犬の実数を正確に把握することができる。 全国の犬の飼育頭数は、近年、減少傾向にある。 ③ 全国の猫の飼育頭数は、近年、減少傾向にある。 ④非ペット飼育者のうち、「今後もペットは飼育したくない」と考えている人は10%にす ぎない。 ⑤一般社団法人 ペットフード協会の調査によると、犬の飼育頭数は猫の飼育頭数より多 い。 問2 動物病院の売上額に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 全国の動物病院の売上額の総計は増加傾向である。 ②全国の動物病院の売上額の総計は減少傾向である。 ③ 全国の動物病院の売上額の総計は、ここ10年間ほぼ横ばいである。 ④全国平均の売上額は、 1病院あたり約3,000万円である。 ⑤ ペットの飼育数の減少に伴い、全国平均の1病院あたりの売上額は毎年減少している。 問3 ペット産業の市場規模に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 直近のペット産業の市場規模は1兆円に満たない。 ② 小売業のなかで最も売上が高いのは生体販売である。 ③ 生体販売の売上額は毎年減少している。 ④ ペットの飼育数の減少に伴って、ペット産業の市場規模は毎年減少している。 ⑤ ペットの飼育数の減少に伴って、ペット保険の売上も減少している。
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問1 動物病院に関する記述として、正しいのはどれか。 ① ペットの飼育数の減少により、 動物病院の数は減少している。 ② 近年では、動物病院の法人化が進んでおり、個人経営の動物病院は減少している。 ③ 動物病院で働く人を性別でみると男性女性が約半々である。 ④動物病院の職員数は、全国平均で1病院あたり約10人である。 ⑤ 動物病院の売上は、毎年減少している。 問2 ペット産業に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 猫カフェの運営には規制がなく、誰でも自由に運営することが可能である。 ② トリミングサロンはトリミング資格をもった者しか運営できない。 ③ 犬猫の販売業であるブリーダーやペットショップは毎年増え続けている。 ④ ペット保険はペットの飼育数の減少に伴って、その保険収入は毎年減少している。 ⑤ ペットシッターとは、店舗をもたず飼い主宅でペットの世話をする出張型のサービス業 である。 問3 老犬ホームに関する記述として、正しいのはどれか。 ① 老犬ホームは特に規制がないので、誰もが自由に運営することができる。 ② 老犬ホームには高齢犬のみが預けられている。 ③ 老犬ホームの施設数は急激に増加している。 ④ 飼い主は老犬ホームに飼い犬を譲渡するので、その所有権は老犬ホームに移行する。 ⑤ 飼い主は飼育困難になった飼い犬を、 動物愛護管理センターに持ち込むか、 老犬ホームに預けるか、選択できるようになった。
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問1 第一種動物取扱業の譲受飼養業に該当する事業者として、適切なのはどれか。 ① ペットショップ ② ペットホテル ③ ペットサロン ④ ブリーダー ⑤ 老犬ホーム 問2 第二種動物取扱業に関する記述として、誤っているのはどれか。 ① 届出制である。 ② 犬猫等健康安全計画を策定する必要はない。 ③ 動物取扱責任者を選任しなければならない。 ④ 動物の管理の方法等の基準を定める省令の対象である。 ⑤ 動物愛護団体の動物保護施設等が該当する。 問3 犬猫等販売業が守らなければならない事項として、誤っているのはどれか。 ① マイクロチップの装着・登録義務 ② 生後90日を経過しない犬および猫の販売等の禁止 ③獣医師との連携 ④ 販売時の事業所における対面確認と対面説明 ⑤ 犬猫等健康安全計画の策定とその遵守
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問4 犬猫等健康安全計画に記載するべき事項として、誤っているのはどれか。 ①個体ごとの繁殖回数の上限 ② 生後30日までの子犬子猫の取扱方法 ③ 掃除の頻度 ④ かかりつけ獣医師の病院名 ⑤販売できなくなった犬猫の譲渡先 問5 犬ブルセラ症に関する記述として、正しいのはどれか。 ① 犬同士での感染力は弱い。 ② 抗菌薬治療で容易に排除できる。 ③ 犬での主な症状は胃腸障害である。 ④ 雄犬には感染しない。 ⑤ 人獣共通感染症である。
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