問題一覧
1
狭義の意味で、〇〇心理学は、社会心理学に含まれる。○○に入る言葉は?
集団
2
アメリカの社会心理学者エリオット アロンソン(Elliot Aronson)は、「人間は〇〇的動物である」と述べた。○に入る言葉は?
社会
3
アメリカの心理学者ゴードン・オールポート(Gordon Willard Allpor)は、社会心理学を「他者が実際に〇〇したり、想像の中で〇〇したり、あるいは〇〇することがほのめかされていることによって…試み」と定義している。
存在
4
人間の行動はどうやって決まるかについて、クルト・レヴィン(Kurt Lewin)はB=f(P,E)と示し、人の行動はその人を取り巻く環境(「〇」の力)に影響を受けるとした。○に入る言葉は?
場
5
自分をどのように公開ないし隠蔽するかという、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案された考え方を「〇〇〇〇の窓」とよぶ。〇に入る言葉は?
ジョハリ
6
他者の全体印象を作り上げていく過程である〇〇〇〇においては、すべての情報が同じように手がかりとして重視されるわけではない。○に入る言葉は?
印象形成
7
予備知識が歪んだ対人認知を導く要因として〇〇バイアスがある。これを示すものとして、コーエンらが行った、実験参加者に、ある女性が誕生日を祝ってもらっているビデオを見せる実験が有名である。
確証
8
感情が認知より先に生じるのなら、間違った認知に誘導できる可能性があると考えてドナルド・ダットンとアーサー・アロンが行った実験が「〇〇〇理論」と言われるものである。〇に入る言葉は?
吊り橋
9
年齢に基づいたステレオタイプや、偏見、差別のことを〇〇〇〇〇とよび、三大差別(偏見)の一つである。○に入る言葉は?
エイジズム
10
自分が他者からどう見られているかを気にかけながら、他者に対して与える印象をコントロールするのが「自己〇〇」である。○に入る言葉は?
呈示
11
ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる認知バイアスによる現象を○○○効果という。○に入る言葉は?
ハロー
12
婚姻の当事者間に〇〇〇〇がないときには、婚姻が成立当初から効力を有しない婚姻無効の状態である。○に入る言葉は?
婚姻意思
13
婚姻不適齢者の婚姻や重婚禁止の規定、再婚禁止期間の規定、近親者間の婚姻の禁止、直系姻族間の婚姻の禁止、養親子等の間の婚姻の禁止といった禁止事項に該する婚姻〇〇事由による婚姻は婚姻取消しとなる。〇に入る言葉は?
障害
14
詐欺または〇〇によってなされた婚姻は、家庭裁判所に婚姻取消しを請求することができる。○に入る言葉は?
脅迫
15
家族システムの第二次変化として、〇〇〇〇〇〇への形成と拡大家族構造と、友人関係の再編成があげられる。○に入る言葉は?
夫婦システム
16
新婚期の発達課題として、1相互信頼間の確 立 2相互適応 3相互依存4さまざまなバランス取り 5子どもをもつ決心・もたない決心 6○○○○○○○○○○○○、葛藤解決のスキルの獲得 7夫婦としてのアイデンティティの確立が考えられる。〇に入る言葉は?
コミュニケーションスキル
17
新婚期の課題に立ちはだかるものとして、「夫孤独は結婚生活によって癒される」「愛さえあれば夫婦の関係はうまくいく」等の婦関係や結婚生活に関する〇〇〇〇思い込みがある。○に入る言葉は?
非合理的
18
ミデルバーグ(Middelberg)は夫婦関係の悪循環のパターンをダンスに例え、○○○○・ダンスとして5パターンを示した。○に入る言葉は?
カップル
19
ウィンチ(Winch,Robert.F)は、お互いの欲求や性格が噛み合う相手を選ぶ傾向である「欲求〇〇〇」説において、「世話好きと受容(甘えたがり)」「支配的傾向と服従傾向」といった二対の欲求相補性の組み合わせである4つの型で夫婦の関係性を説明した。○に入る言葉は?
相補性
20
2人以上の者が、コミュニケーションや行為を通じてお互いに影響を与え合う過程を「〇〇〇〇〇作用」という。○に入る言葉は?
社会的相互
21
J.W.ティボー(J.W.Thibaut) H.H. ケリー(H.H.Kelley)は、「囚人の〇〇〇〇」で有名な、二者の相互作用を2x2の利得行列によって表現し、その相互依存性を分析する「相互依存性理論」を唱えた。○に入る言葉は?
ジレンマ
22
数学者ジョン・フォン・ノイマンと経済学者オスカー・モルゲンシュテルンの共著書から誕生した、社会や自然界における複数主体が関わる意思決定の問題や行動の相互依存的状況を数学的なモデルを用いて研究する学問を「〇〇〇理論」と呼ぶ。〇に入るカタカナは?
ゲーム
23
「自己の自立」と「相手との一体感」という2つの欲求によるジレンマを、群れる動物を例示して「〇〇〇〇〇のジレンマ」と呼ぶ。○に入る言葉は?
ヤマアラシ
24
人間はどのように倫理・道徳的なジレンマを解決するかについて知りたい場合、有用な手がかりとなると考えられているフィリッパ・フットが1967年に提起した「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という形で功利主義と義務論の対立を扱った倫理学上の問題を「〇〇〇〇問題」という。〇に入るカタカナは?
トロッコ
25
同調には情報的影響と規範的影響があり、情報的影響の実験として有名なのが「シェリフの実験」、規範的影響の実験として有名なのが「〇〇〇〇の実験」である。〇に入るカタカナは?
アッシュ
26
閉鎖的な状況における権威者の指示に従う人間の心理状況を検証した実験として有名なのが「〇〇〇〇〇実験」であり、その実験結果から、普通の平凡な市民が一定の条件下では冷酷で非人道的な行為を行うような現象を「〇〇〇〇〇効果」と呼ぶ。〇に入るカタカナは?
ミルグラム
27
1980年代、家族心理学のもととなった家族社会学では、家族を「夫婦・親子・きょうだいなど少数の近親者を主要な成員とし、成員相互の深い〇〇〇〇〇で結ばれた、第一次的な幸福追求の集団である」と定義づけた。○に入る言葉は?
感情的包絡
28
アメリカの家族療法家ポーリン・ボス(P auline Boss)は、どこまでが家族かという家族の境界について、“生活を共にしている”という「物理的境界」と、“家族だと感じる”という「〇〇〇〇〇」があるとした。Oに入る言葉は?
心理的境界
29
現在の法律(民法)では、再婚の際に、女性にのみ、離婚届提出から〇日が経過していることを求めている。○に入る数字は?
100
30
出生した子の父親が誰であるのかを明確にしようとしてのもので、現在の法律(民法)では「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する」としている。これを「〇〇の推定」という。〇に入る言葉は?
嫡出
31
家庭裁判所は、一定の要件があるときは、養親となる者の請求により、実方の血族との親族関係が終了する縁組を成立させることができる。これを「〇〇養子縁組」という。○に入る言葉は?
特別
32
特別養子縁組は、父母による養子となる者の監護が著しく困難又は不適であること、その他特別の事情がある場合において、〇〇〇〇のため特に必要があると認めるときに、これを成立させるものとする。〇に入る言葉は?
子の利益
33
菊田医師事件といわれる、いわゆる「〇〇〇からの養子」といわれる赤ちゃん斡旋が契機となっている。○に入る言葉は?
藁の上
34
家族発達段階論では、家族の変化通程を家族そのものの発達、成長であると捉え、その家族のたどる周期的変化の各期を家族周期(ファミリー・ライフサイクル)で表し、それぞれの時期に特有の家族の〇〇〇〇があると考える。○に入る言葉は?
発達課題
35
家族のライフサイクルとは、様々な背景(異なる世代、性別、発達段階)を持つ家族員からなる家族を、時間的流れの中で変化する発達過程をたどる1つの生命体として捉えようとする視点で、個人の発達段階と同じように、1単位としての家族自体も連続的な〇〇〇〇を経ていく。〇に入る言葉は?
発達段階
36
ミニューチン(Minuchin)の家族の境界の分類で、誰がどのような役割機能を持つか不明確で、お互いがお互いを巻き込み,混乱状態になるあいまいな境界の家族を〇〇〇〇家族(enmeshed family)とよぶ。○に入るひらがなは?
てんめん
37
家族システム理論は、家族間コミュニケーションの研究で家族を「システム」としてとらえた文化人類学者○〇〇〇〇が、「システムとは意味のある要素の集まりである、まとまりを持った全体」とした基本概念に起因する。
ベイトソン
38
カーター(Carter)とマクゴールドリック (McGoldrick)の発達段階論では 第1段階 未婚の若い成人期(結婚前期)を、親元を離れて〇〇して生活しているが、まだ結婚していない若い成人の時期の段階であるとして、心理的な移行過程として、親子の分離を受容することとしている。○に入る言葉は?
独立
39
第1段階 未婚の若い成人期(結婚前期) で、発達に必須の家族システムの第二次変化として、①自己を出生家族から独立させること②親密な〇〇関係の発達 ③職業面での自己の確立があげられる。○に入る言葉は?
仲間
40
「結婚適齢期の消滅」と「初婚年齢の上昇」により、①〇〇〇〇〇〇の多様化②先行世代の経験則がてはまらない ③祖父母・ 親・子の三世代間葛藤の要因④夫婦間葛藤の素地 ⑤カップル・夫婦の心理的課題が生じた。○に入る言葉は?
人生シナリオ
41
レーナー(Lerner)によれば親密性とは、「関係の中で自分を〇〇にしたり裏切ったりせず、相手を変えたり説得しようという要求を抱かずに、相手のその人らしさを承認し合えること」と定義されている。
犠牲
42
ストレスの原因となる刺激や要求などを「○〇〇〇〇〇」と呼ぶ。◎に入る言葉は?
ストレッサー
43
「〇〇〇〇〇〇」とは、何らかの刺激や要求に応じようとする生体の緊張(ストレイン)状態・反応のことで、心理面、行動面、身体面の反応として現れる。
ストレス反応
44
「〇〇〇評価」とは、あるストレッサーを脅威と認知(判断) する心の働きである。この認知的評価の基準は、自分の力で対処できるか否かによる。
認知的
45
ストレスの要因には時間軸に焦点を当てた水平的ストレッサーと、ある時点で自分の周囲から受ける〇〇的ストレッサーが存在し、水平的ストレッサーには、予測できる変化(発達的変化)と予測できない変化がある。○に入る言葉は?
垂直
46
ストレッサーの要因として、気候風土、騒音、振動、空気汚染などの環境要因、業務の多忙、不規則な勤務、重責、トラブルなどの仕事要因、病気、怪我、睡眠不足、不規則な生活などの肉体的要因、家族や身近な人の死、別離、挫折などの〇〇的要因、職場・家族・親戚・友人・近所などの人間関係要因がある。
精神
47
現実に遭遇していない出来事であっても、「するかもしれない」「したらどうしよう」と様々に考えるが、この考えたこと自体を「〇〇〇ストレッサー」という。
心理的
48
ストレス反応の心理面の反応では、不安、イライラ、恐怖、落ち込み、緊張、怒り、罪悪感、感情鈍麻、孤独感、疎外感、無気力などの感情が現れる〇〇〇反応とがあり、心理的機能の変化として、集中困難、思考力低下、短期記憶喪失、判断・決断力低下などの障害が現れる。〇に入る言葉は?
心理的
49
ストレス状態が続くと、適応的障害、精神的障害、心身症、〇〇〇〇症候群、外傷後ストレス障害がある。○に入る言葉は?
燃え尽き
50
カーターとマクゴールドリックの段階と課題によれば、第5段階 子どもの出立と移行時期は、親子関係を〇〇〇〇の関係に発達させ、家族システムの出入りが増大するのを受容する心理的移行過程にあるとされている。〇に入る言葉は?
成人同士
51
カーターとマクゴールドリックの段階と課題によれば、第6段階老年期の家族は、生理的な老化に直面し、自分の死の準備を始めると同時に、経験者としての知恵で若い世代を支援するといった、〇〇〇〇〇〇の変化を受容することとされている。〇に入る言葉は?
世代的な役割
52
65歳以上の高齢者の割合が〇〇%を超える社会を超高齢社会という。○に入る数字は?
21
53
2050年には、年金を受給して生活が可能な 65歳以上の高齢者1人を、年金の保険料を支払う20歳から64歳の年齢層1.2人に支える○○型社会になると予想されている。〇に入る言葉は?
肩車
54
認知症とは、物忘れや認知機能の低下が起こり、〇〇〇〇に支障をきたしている状態をいう。○に入る言葉は?
日常生活
55
脳の〇〇〇〇が変化することによって発症するアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症等を変性性認知症、脳血管性認知症、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍等、なんらかの外傷や病気を原因として発症する認知症を二次性認知症としている。〇に入る言葉は?
神経細胞
56
レビー小体型認知症の症状は、見えるはずのないものが見える〇〇、動作が緩慢、手の震え、小歩行、筋肉のこわばり、大きな寝言が特徴である。
幻視
57
日本においては、55~59歳、60~74歳、 75歳以上の全年齢層で、50%以上が自宅で最期を迎えたいと希望している一方、〇〇死亡率は80%近い。○に入る言葉は?
病院
58
家族療法とは、家族を1つのシステムとしてとらえ、〇〇〇〇に介入していく心理療法の総称である。○に入る言葉は?
家族全体
59
家族療法では、表面に現れた結果は、特定の 原因から生じる考え方はしない。原因と結果は、相互に影響を与え合うという○○○○○○で問題をとらえる。○に入る言葉は?
円環的因果律
60
家族療法では、不適応行動や症状を現す個人を〇〇と呼ぶ。〇〇とは「患者と見なされる人」という意味である。○に入るアルファベットは?
IP
61
家族療法では、〇〇の治療や人格変容に目標を置かない。家族の相互作用をみながら、家族のなかにある問題解決能力を探し出しだすことが目標となる。その結果、家族としての回復を目指し、IPの問題が消失するように働きかける。○に入る言葉は?
個人
62
家族療法の〇〇〇〇〇〇〇〇〇派は、家族の問題には、問題行動を持続させている好ましくない交互作用パターンが問題であると見る。問題行動は家族内の〇〇〇〇〇〇〇〇〇の相互作用の結果であると考える。同時に家族機能を維持させる助けになっていると考える。○に入る言葉は?
コミュニケーション
63
家族療法の多世代派は、個人や家族の問題を、何世代かに渡る〇〇〇〇〇〇〇〇のなかで理解しようとする。○に入る言葉は?
家族の発展の歴史
64
多世代家族療法のボーエン派の治療者がよく用いる〇〇〇〇〇〇は、3世代以上の家族メンバーを盛り込んだ家族図で、周囲の人間関係が視覚的に理解でき、結婚・離婚や死別といった人生上の大きな出来事なども同時に確認できる家族内のキーパーソンを探る意味でも重要な資料となる。○に入る言葉は?
ジェノグラム
65
アン・ハートマン(Ann Hartman)によって1975年に開発された〇〇〇〇〇は、複雑な問題を抱えた|Pの家族との関わりや、社会資源との関わりを線や記号を用いて表したもので、生態地図とも呼ばれ、個人の問題を、環境的、地域的、心理的相互作用から見ていくもので支援に活用できる社会資源を知り、協力体制を高めることなどに活用される。○に入る言葉は?
エコマップ
66
システミック家族療法は、ミラノ派とも呼ばれ、〇〇的(循環的) 質問によって家族成員間の関係の差異を浮き出させるような情報収集を行うが、家族の中で『問題を持つ特定の人(悪者・病者)』を探すのではなく、家族メンバーがそれぞれ他のメンバーに対してどのような役割を請け負っているか、どんな心理的影響を与えているのかを重視する。〇に入る言葉は?
円環
67
戦略的家族療法では、家族システム内の悪循環を断つための技法として〇〇処方(パラドックス技法)などのユニークな技法を有している。○に入る言葉は?
逆説
68
〇〇派の家族療法では、家族の関係性を〇〇的側面から理解しようとする立場で、面接では、ワンウェイミラーやインターフォンを用いて面接時に介入する方法をとることでも知られている。○に入る言葉は?
構造
69
家族画の中で「ある家族を描きなさい」と教示して行うものを、〇〇〇と呼ぶ。〇に入るアルファベットは?
DAF
70
家族画の中で「あなたの家族を描きなさい」と教示して行うものを、〇〇〇と呼ぶ。○に入るアルファベットは?
FDT
71
合同家族画は、家族全体に対して実施し、○○関係をみるために行動バターンに注目し、個別に実施する家族画に比較すると、より治療的である。◎に入る言葉は?
相互
72
家族画において、IP(identified patient)あるいは家族に家族画を描かせ説明させることを、〇〇〇の言語化と呼ぶ。○に入る言葉は?
家族観