問題一覧
1
関心と期待が寄せられる。沈黙は、患者に進んで話をしたいと言う気持ちを起こさせる。
沈黙
2
相手を受け入れている表示 「ええ」「ふーん、ふーん」「そうですねえ」「うなずく」など
受容
3
相手を認め、気づいたことを知らせる 「Sさん、おはようございます」「あら、髪をきれいになさったのね」
認知
4
看護師の存在を患者に利用させること 「しばらくそこに座っていましょうね」「あなたとここにいましょう」
献自
5
話題導入の主導性を患者に取らせること 「何かお話ししたい事はありませんか?」 「何を考えていらっしゃるんですか?」
開示
6
話を続けられるように励ますこと 「続けて」「それから?」
一般的リード
7
出来事の関係を、時間的、系列的に明瞭にすること 「どういうことがあって・・・になったのでしょうかね?」 「それは・・・の前でしたか、後でしたか?」
順序立て
8
観察したことを言葉にすること 「緊張しているようですね」 「あなたが・・・だと私も辛いわ」
観察
9
患者の気づいたことを話させること 「不安な時は言ってくださいね」 「どうなさいました」
表現の促し
10
類似点と相違点を気づかせること。 「それは・・・のようなものでしたか?」 「似たような経験はしたことがありますか?」
比較の促し
11
言い表されたことの主な点を繰り返すこと 患者:「眠れないんです。一晩中、目を覚ましていたんですよ。」 看護師:「眠れないんですね。」
反復
12
患者に質問や感情や考えの内容をそのまま返すこと 患者:「先生にお話しすべきでしょうか?」 看護師:「あなたはそうすべきだと思いますか?」
反射
13
話題を一点に集中させること 「それは大事なことのようね。それを理解するのにもっと時間をかけてもいいよね。」
焦点化
14
問題や考えを深く探ること 「それについてもっと話してください」
探索
15
患者が必要とする情報を提供すること 「面会時間は□時〜□時まです」
情報提供
16
意味がはっきりしない時や、曖昧なことを明瞭にしようとすること 「お話がよくわからないんですけど」
明確化
17
何が実際に起こっていることなのかを考えるように仕向けること 「お部屋には誰もいませんよ」 「お母さんはここにはいませんよ。私は看護師です。」
現実提示
18
患者の現実の受け取り方の不確実な点を口に出して指摘すること 「そんなおかしいことってあるかしら?」 「ほんとう?」「信じられないわ」
疑念の表明
19
言葉の意味の一致を求めて、相互理解を探し求めること 「あなたと同じように理解したかしら、どう?」
合意による確認
20
患者がにおわせたり、ほのめかしたりしたことを口に出して言うこと 患者:「誰にも他の誰にも言えません。時間の無駄ですよ。」 看護師:「誰もわかってくれないと思っているんですね」
言語化
21
患者に自分の経験を評価するように求めること 「・・・についてどのように感じていますか?」
評価の促し
22
間接的にしか表現されていない患者の感情を、言葉に出して探ること 患者:「大海に放り出されたようです」 看護師:「とても寂しいのでしょうね?」
感情理解の試み
23
共に分かち合い、一緒に協力してやっていこうと患者に申し出ること 「何が不安の種なのか、話し合って見つけられるかもしれませんね」
協同の提言
24
前に話したことを立ててまとめること 「・・・と言ったんですね」
要約化
25
どのような行動をとれば、将来の状況にふさわしいかを患者に考えさせる 「どうしたら他の人に迷惑かけずに、あなたの怒りを表現できるかしら?」
行動計画の促し