問題一覧
1
Nile blue染色で青以外に染まるものはどれか。2つ選べ
中性脂肪, コレステリン
2
ホルマリンについて誤っているのはどれか
酸化によりクエン酸を生じる
3
内視鏡下で鉗子を用いて検体を得る方法を()生検という
内視鏡
4
Alcian blue染色では、酸性粘液多糖類、酸性粘液をアルシアン青で青色に、核を()でピンク色に染める
ケルンエヒトロート
5
凍結切片の切片屑には感染症の危険はない
✗
6
酸による脱灰で脱灰時間が長くなると、H-E染色での核のヘマトキシリン染色性が向上する
✗
7
膠原繊維の主成分はどちらか
コラーゲン(Ⅰ型コラーゲン)
8
病理解剖において、臨床検査技師は遺族への病変部位所見の説明を行える
✗
9
病理学的検査には()種類ある
3
10
Grimelius染色に用いる銀は何銀か
硝酸銀
11
アニリン青で膠原繊維を青く、 ポンソーキシリジン、酸フクシン、アゾフロキシン混合液で細胞質、筋線維などを赤く、 鉄ヘマトキシリンで核を黒く染める染色法はどれか
Masson trichrome染色
12
病理解剖において臨床検査技師が行える業務はどれか
遺体の縫合
13
遺伝子解析の際に推奨される脱灰液はどれか
エチレンジアミン四酢酸(EDTA)液
14
PAM染色液は過ヨウ素酸(酸化剤)と()液からなる
メセナミン銀
15
パラホルムアルデヒドは(1)抗原や(2)抗原の保持に優れる
蛋白, 糖鎖
16
病理解剖の目的として正しいのはどれか。2つ選べ
生前に行われた治療の効果を明らかにすること, 病気で亡くなった人の死因を明らかにすること
17
腎臓の検体採取には内視鏡生検が有用である
✗
18
スーサ液は重クロム酸カリウムを含む固定液である
✗
19
Mayerのhematoxylin液に含まれないのはどれか
グリセリン
20
鍍銀法は、金属製器具を使用して行う
✗
21
トルイジン青、メチレン青、メチル緑などはどれに当てはまるか
塩基性色素
22
酸性色素の特徴を埋めよ ・-OH、-COOH、-SO₂Hなどの官能基をもつ ・水溶液中で(1)に荷電 ・(2)より(3)に溶けやすい ・主に(4)、膠原繊維を染める
負, アルコール, 水, 細胞質
23
病理解剖について正しいのはどれか
医師以外の者でも実施できる
24
薄切時、包埋ブロックは()を防止するため、息や加湿器で湿度を与える。 また、硬度を増すために冷却しておく。
静電気
25
塩基性色素の特徴を埋めよ ・-NH₂、-N(CH₃)₂などの官能基をもつ ・水溶液中で(1)に荷電 ・(2)に溶けやすく(3)に溶けにくい ・主に(4)や細胞内顆粒を染める
正, アルコール, 水, 核
26
脱灰処理について正しいのはどれか
振盪器を用いると脱灰時間が短縮される
27
包埋ブロックを固定し、ミクロトーム刀を動かすのはどちらか
滑走式ミクロトーム
28
カルノア液の組成は、純エタノール、クロロホルム、酢酸である
○
29
Feulgen反応にはシッフ試薬を用いる
○
30
ユング型ミクロトームの刃の装着では、 引き角を(1)度、逃げ角を2~5度にする。 刃をしっかり固定することで(2)を防止する。
45, チャタリング
31
薄切の厚さ:H-E染色用は通常()μm前後に薄切する。 染色法や臓器の種類によって厚みを変える。
3
32
アゾカルミンGで細胞質、筋線維、核などを赤く、アニリン青で膠原繊維を青く染める染色法はどれか
azan-Mallory染色(azan染色)
33
重クロム酸カリウムを含む固定液を2つ選べ
ミュラー液, オルト液
34
包埋過程について正しいのはどれか
脱脂効果はメタノールよりエタノールの方が高い
35
渡辺の鍍銀法で、鍍銀に使うのは()銀である
アンモニア
36
脱灰とは、骨や歯などの硬組織や(1)化病変を含む硬い組織を(2)できるように、あらかじめ(1)を除去する処理である。
石灰, 薄切
37
脱灰操作では、脱脂が必要な組織を脱灰する場合、脱灰後に脱脂をする
✗
38
鍍銀法による染色で、正しいのはどちらか
組織片はやや厚めに薄切する
39
パラフィン包埋法に用いる中間剤はどれか。2つ選べ
キシレン, クロロホルム
40
臓器固定法で、肺は気管支断端から固定液を注入して固定する
○
41
Victoria blue染色、orcein染色、ゴモリのaldehyde fucsin染色は、弾性繊維のほかに、()抗原も染色する
HBs
42
PTAH(リンタングステン酸ヘマトキシリン)染色は何の確認に用いるか
フィブリン
43
ホルマリン色素の除去に用いる溶液はどれか
アンモニアアルコール
44
酸脱灰液を使用する際、容器を密閉する
✗
45
胃底腺主細胞、核、骨組織、石灰化物質などはどちらか
ヘマトキシリン好性
46
ヘマトキシリン、ヨウ素酸ナトリウム、カリウムミョウバン、抱水クロラール、(結晶性)クエン酸で組成されるものはどれか
マイヤー液
47
酢酸を含む固定駅はどれか
ブアン〈Bouin〉液
48
脂肪染色は凍結切片で行う
○
49
ホルマリン固定によりプリオン蛋白が不活化される
✗
50
酸性色素はどれか。2つ選べ
エオジン, ライト緑
51
エオジン酸、メチレン青はどれに当てはまるか
両性色素
52
長期の固定や酸化の進んだホルマリンでの固定により、組織に黒褐色調の(1)が沈着する。 (1)は赤血球中のHbと固定液成分中の(2)、(3)との反応でできる
ホルマリン色素, ホルムアルデヒド, ギ酸
53
toluidine blue染色では、酸性粘液多糖類、酸性粘液、肥満細胞顆粒を()色に染色する
赤紫
54
腎臓とリンパ節は()があり固定液の浸透が悪い。そのため割を入れて固定する
被膜
55
特殊染色を行う場合、一般染色標本は作成する必要がない
✗
56
上から見た時の、滑走路に対する刃の角度はどれか
引き角
57
パラフィンは親水性包埋剤である
✗
58
がんゲノム診療において、組織検体は(1)~(2)時間の固定を行うことを推奨されている
6, 48
59
ホルマリンは長期放置すると酸化してクエン酸を生じる
✗
60
迅速脱灰法の脱会液の組成は、塩酸、ギ酸、塩化アルミニウムである
○
61
ヘマトキシリンの特徴を埋めよ ・ヘマトキシリン自体には(1)性がない ・水に難溶で(2)や熱湯に溶けやすい ・酸化して(3)に変化し媒染剤と結合すると、初めて(1)能力をもつ ・塩基性色素(正荷電)
染色, アルコール, ヘマテイン
62
組成が〈純エタノール:クロロホルム:氷酢酸=6:3:1〉の固定液の名称を答えよ
カルノア液
63
・試薬ホルマリン(一級・特級)はホルムアルデヒド含有量(1)%以上 ・局方ホルマリンは酸化防止剤として(2)~(3)%の(4)が添加されている(ホルムアルデヒド含有量35~37%)
37, 10, 15, メタノール
64
中性脂肪はSudan black Bで(1)色に、Nile blueで(2)色に染まる
暗青〜黒, 赤
65
ズダンⅢ液は、使用前にろ過、染色中は蓋をして蒸発を防ぎ、()℃に加温する
37
66
ピクリン酸を含む固定液はどれか。2つ選べ
ブアン〈Bouin〉液, ザンボーニ〈Zamboni〉液
67
組成が〈飽和ピクリン酸:ホルマリン原液:氷酢酸=15:5:1〉の固定液の名称を答えよ
ブアン液
68
進行性のhematoxylin液はどれか
Mayer マイヤー
69
組織の固定について正しいのはどれか
固定する組織体積の10倍以上の固定液が必要である
70
PLP固定液は()濃度が低く、糖蛋白抗原の固定に優れる
ホルムアルデヒド
71
鍍銀法やPAM染色で染めるものはどれか
細網線維
72
病理解剖は()が書面で必要となる
遺族の承諾
73
エオジンは使用時に()を加え、酸性溶液にする
酢酸
74
マイヤーのヘマトキシリンは()を加えることで、染色強度は若干弱くなるが核への選択性が出る
酸
75
クロロホルムは包埋過程において中間剤として使用する
○
76
横から見た時の、薄切面と刃のなす角度はどれか
逃げ角
77
脱灰操作では、脱灰前に固定をする
○
78
Masson-Fontana染色で使用する銀は何銀か
アンモニア銀
79
エタノールは包埋過程において中間剤として使用する
✗
80
10%中性ホルマリンは、10%ホルマリンに(1)または(2)を加えて作成する
炭酸カルシウム, 炭酸マグネシウム
81
病理診断はがんなどの()となる
確定診断
82
パラフィン切片の薄切を行うために、滑走式のユング型ミクロトームを使用する
○
83
EDTA法は中性の脱灰液で、免疫組織化学染色に適している
○
84
親水性(水溶性)包埋剤はどれか。2つ選べ
ゼラチン, カーボワックス
85
ヘマトキシリン、ヨウ素酸ナトリウム、カリウムミョウバン、グリセリンで組成されるものはどれか
カラッチ液
86
局方ホルマリンはエタノールを10~15%含有している
✗
87
ツェンカー液は昇汞を含む固定液である
○
88
中性脂肪はSudan Ⅲで(1)色に、oil red Oで(2)色に染まる
橙赤, 濃赤
89
胃の検体採取には内視鏡生検が有用である
○
90
鍍銀法は、癌と肉腫の鑑別に用いられる
○
91
軟パラフィンは硬パラフィンより融点が高い
✗
92
・PAS反応陽性 ・消化試験によりPAS反応陰性 この多糖は何か
グリコーゲン
93
azan染色で、赤血球は何色に染まるか
オレンジ
94
迅速脱灰法で用いる 濃塩酸+ギ酸+塩化アルミニウム の液を何と言うか
プランクリクロ液
95
弾性繊維の主成分はどちらか
エラスチン
96
エタノールは脂肪染色の固定に適している
✗
97
カルノア液やアルコール系固定液は、何の固定に推奨されているか
核酸
98
胃底腺壁細胞、パネート細胞の分泌顆粒、赤血球などはどちらか
エオジン好性
99
アンモニア銀を用いる染色法はどれか。2つ選べ
渡辺の鍍銀法, Masson-Fontana染色
100
固定の目的の1つは「組織の(1)、(2)の停止」である
変性, 融解